犯罪者の更生と犯罪対策

犯罪者の更生と支援対策
上沼ゼミ3年 岩崎亜未
前回の発表
・アメリカの犯罪対策=犯罪者を隔離し無害化させる
「治療より隔離を」
しかし、すべての犯罪者を更生の可能性ゼロとみな
すことはできない。
「更生させるのは無理」などの極論にふれるのでは
なく、何かいい政策・取り組みはないか??
Amityの取り組み
・アリゾナ州を拠点とする、犯罪者やあらゆる依存症者
の社会復帰を支援する非営利団体
・なぜ犯罪を犯すようになったのかを子供時代にまでさ
かのぼってみつめ、傷を受け止めるという治療
・スタッフの多くが虐待被害者や受刑者だった
・ケアを受けている人の平均逮捕歴は27回、90%が
少年時代から問題あり
・再犯率が一般刑務所の半分以下(26%)
映画「Lifers~終身刑を超えて~」
・Lifersとは:
終身刑もしくは無期刑受刑者
「変わりたい、と思えるようになったきかっけは?」
「Lifersのおかげだよ。」(元患者)
「社会復帰してゆく受刑者が、再犯しないように働きか
けること。これが、取り返しのつかない罪を犯した自分
にできることだと思う。」(Lifers)
出所後のサポート
・平成20年度、刑務所出所者に対する再犯防止費を
増額
・出所後の就労先の確保や更生保護施設の設置など
のプログラムの充実を図る
・「協力雇用主」の不足
・更生施設建設に対する周辺住民の反対
・刑務所内での職業訓練が必ずしも就職に結びつく内
容ではない
海外での取り組み
・エイズベリー少年院:トヨタが工場を建設し、受刑者に
職業訓練を実施。国家資格を取得させ、出所後に就
職させる。
・企業は社会貢献するとともに、不足人員が確保できる
・再犯率も減少
・社会コスト削減
今後
・民営刑務所
・被害者支援