Basic手順について

Basic手順について
4402011
市橋 拓也
Basic手順とは
IBMで開発されたBSC 手順がベースのプロト
コル
パリティやCRC(巡回冗長符号)による
ARQ(自動再送要求)方式の誤り制御ならび
に交互監視方式を用いている。
BASIC手順の伝送制御キャラクタ
ISO/CCITT標準の7ビット符号の使用を前提に、
 1.SOH(ヘッディングの始まり)
 2.STX(テキストの始め)
 3.ETB(伝送ブロックの終わり)
 4.ETX(テキストの終わり)
 5.EOT(伝送の終わり)
 6.ENQ(応答要求)
 7.ACK(肯定応答)
 8.NAK(否定応答)、
 9.DLE(伝送制御能の追加)
 10.SYN(キャラクタ同期)
動作手順
フェーズ1:データ伝送回線の接続
フェーズ2:データリンクの確立
フェーズ3:情報の伝送
フェーズ4:データリンクの終結
フェーズ5:データ伝送回線の開放
の5つのフェーズからなる
データリンクの確立方式
コンテンション方式
→ 送信局が要求を送り、確認が得られれ
ばメッセージを送信する 。送信権は各局対
等。
ポーリング・セレクティング方式
→ システム内に制御局を設定し、制御局
が他の局を制御する。
Basic VS HDLC
 Basic
→ 無手順よりは信頼性があり、わかりやすい方式
であるが、交互監視方式の制御の点で伝送効率が
悪く、各機能の分類が十分でないため、変更や拡張
が困難。
 HDLC(ハイレベル・データリンク制御手順)
→ビット・スタッフィング方式を採用しているため、
高速性、透過性、信頼性などに優れている。そのた
め、データリンク層の多くの伝送制御手順のベース
に使用されている。