マレーシアにおけるスクーク・アル・イジャーラ

マレーシアにおけるスクーク・アル・イジャーラ
②スクークの裏付け資産の売却
オ
リ
ジ
ネ
ー
タ
ー
②代金の支払い
③リースバック
発
行
体
①スクークの発行
①発行手取金
信
託
宣
言
投
資
家
1. 発行体は、自らがスクークを発行して投資家より資金を集める。
2. 発行体は、投資家より集めた資金を使ってオリジネーターよりスクークの裏付け資産(例え
ば不動産)を購入
3. 発行体は、スクークの裏付け資産をオリジネーターにリース・バックする。
4. 発行体は、スクークの裏付け資産(例えば、不動産とリース契約)について、信託宣言
(declaration of trust)を行い、信託財産とする。
→従って、我が国の資産流動化法に基づく社債的受益権のように、オリジネーターが信託受益
権(=社債的受益権)を一旦取得したうえ、オリジネーターが投資家に対して、信託受益権
(スクーク)を発行するわけではない。