医療材料入力マニュアル 第1 版 20090302 版

医療材料入力マニュアル
第3版
20100913版
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目次
表紙
目次
目的・前提
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■外保連手術試案〔第7版〕から〔第8版〕への
医療材料・医療機器の定義の変更について・・・・・
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■原則 医療材料1 ・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・
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■原則 医療材料2 ・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・ ・・・・・・
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Memo ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・
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■目 的
外保連手術試案第7版に記載されている手術に用いられる医療
材料については学会によって記載方法や定義の違いがあり、厚生
労働省をはじめ、関係団体に提示する資料となっていない。外保連
手術試案の第8版では定義付けを行い、一定のルールに従い、記
述することを目的とする。
■前 提
①対象:DPC分類ではなく、手術試案第8版掲載術式について
調査する。
②価格:購入価格ではなく、定価(消費税なし)で収載する。
③メディエコード:特定保険医療材料として償還の有無を調べる
ため、メディエコードを記載する。なお、正確を期
すため、メディエに確認作業をしてもらう予定。
④注意点:・特定の企業に偏らない(企業バランス)。
・特定の病院形態に偏らない(病院形態バランス)。
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外保連手術試案〔第7版〕から〔第8版〕への
医療材料・医療機器の定義の変更について
外保連手術試案〔第7版〕
医療材料1
医療材料2
ディスポ製品
(薬剤は除く)
保険で償還される
特定保険医療材料
ディスポ製品、又は
繰り返し使用される
基本的医療材料
手術に適合して
開発された
医療材料
医療材料1
償還されるもの
一部償還されているが、
使用に際して不都合が
あるもの
医療材料 2-a
医療材料2-b
医療器具・医療機器
医療機器
薬事法に規
定あり
薬事法に
規定なし
償還されないもの
医療材料2-c
請求できない薬剤は外出し
外保連手術試案〔第8版〕予定
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■原 則
□医療材料1
1.
「医療材料1」は、単品で構成された医療材料キットを含み、以下の内容で
整理し、セット数は28に区分した。なお、1手術につき、原則、セットは1つとし、
体位交換や術野の変更がある場合のみセットを2つ以上とする。
セットを必要しない場合は、なしを選択すること。
なお、1手術で術野が2箇所ある場合は、最も近いと思われるセットを1つ
のみ選択すること。(詳細は、セット一覧及びセット構成内容一覧参照)
•
医療材料キット(以下キット)には非清潔の術着や靴カバーは含まない。
•
キットは、当該する手術で使用される消耗品から構成されたものである。
•
キットにはメーヨー台カバーなど清潔操作に係る一式を含む。
•
キットはその施設又は学会で定型化されて用意されたものである。
•
原則、患者の身につけるものは全てディスポーザブル製品とする。
従って対極板類はディスポーザブルに区分され、手術に電気メスを
使うのであれば、メス先は医療材料1に含まれる。
•
オイフ、ガウンはディスポーザブル製品とする。
•
ガウンや手袋は次の3セットから選択する。
A:特に清潔なガウンを必要とする手術
(脳外科、心臓血管外科、関節の手術など) @\1,500B:一般的な手術 @\1,000C:簡易なガウンでよい手術(気管支鏡手術など) @\800-
•
診療科をまたがり共通・汎用性がある製品は[医療材料1]とする。
例)電気メス先、対極板、吸引器など。
•
手術台上で執刀医が使用する製品ではなく、患者管理の為に麻酔科医が使
用するものについては、[手術材料1]には含めない。
例)膀胱留置バルーン、NGチューブ、気管内チューブ、心電図電極板、
点滴関連消耗品、スワンガンツカテーテ等。
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•
清潔の数は、執刀医1名、協力医師、直介看護師1名(協力看護師3名の
場合は2名)、清潔を必要とする技師の合計とする。前3者(AP列、AQ列)は
事務局により初期値として設定済ですので、変更しないで下さい。
清潔を必要とする技師数を記入すること。
試案の員数は手術委員会の検討と実態調査から中央値を割り出して反
映させた人数であり、これを遵守する。特に学会で体位変換、長時間使用に
よって希望をする場合は手袋、ガウンの交換回数を記入すること。
体位交換がある場合は、手術時間に関係なく1回の体位交換は合計で
ガウン2セット、2回の体位交換は合計でガウン3セットとする。
体位交換がない場合は、5時間未満の手術は原則交代不要で
ガウン1セットを基本として、5時間を超える手術は手洗い医師と看護師が
1回交代するので合計でガウン2セットとする。
なお、10時間を超える場合は、 5時間毎に交代するので、適宜計算する。
AW列は事務局により初期値として設定済ですので、変更しないで下さい。
体位変換が必要な手術について例えば、
皮弁植皮術(連番71:『全層植皮術1.25c㎡未満)』)は、
手術時間が5時間未満なので1回ガウン交換で合計ガウン2セット。
食道根治術(連番1404:『食道悪性腫瘍切断術(消化管再建術を併施する
もの)3.胸部腹部の操作による』)は、基本セットが腹部セットと胸部セット
の2つなら、ガウンは1回交換で合計ガウン2セット。
基本セットが腹部セットと胸部セットと頸部の3つなら、ガウンは2回交換
で合計ガウン3セット。
悪性腫瘍手術などの手袋交換のみは、低額であり、ガウン交換とは
みなさない。
2.特定医療保険材料の範疇に含まれるディスポ製品はキットに含まない。
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■原 則
□医療材料2 *検討中のため今後変更することもあります。
・価格調査は、中央値を使用し、基本手術で50症例程度を目安とする。
なお、元データは外保連に提供や公表する必要はないが、各学会で
保存すること。
・医療材料1および麻酔科領域とする製品の基準から漏れた製品を[医療材
料2]とする。
・医療材料のうち償還されるものと償還の対象外を区分する。
・医療材料2-aは、該当手技で請求可能な特定保険医療材料を対象とする。
なお、使用加算される項目は2-aとする。
・医療材料2-bは、特定保険医療材料ではあるが、該当手技では適用を認
められていない製品を対象とする。(承認された本来の使用目的とは異な
る方法・目的で使用されているものや使用に際し個数制限されているが、
実際それ以上使用するものや使用加算がついているもの)
2-a、2-bは償還価格を単価とするため、償還できる項目から選択すること。
(データシート2-a、2-b参照)
なお、一部償還(加算)される項目について、実情に即して、2-a、2-bに振
り分けて記載することとする。その場合、2-bの償還されない合計額は、
償還価格を足したものとする。
例:超音波凝固切開装置 償還できる手術の場合 2-aに記載
超音波凝固切開装置 他手術では償還されるが、当該手術では償還
できない手術の場合2-bに記載
償還個数以内の自動縫合器 2-aに記載
償還個数を超えた自動縫合器 2-bに記載
・医療材料2-cは、特定保険医療材料では無いが、総額1,000円以上でその
手技特有の専門性のある製品を対象とする。特殊縫合糸を含む。
無菌室で使用するような極めて特殊なガウンを含む。
なお、1手術単価で総額(単価×数量)1,000円以下は対象としない。
・メディエコードで定価を調べるため、「JANコード」、「商品コード」、「メディエ
コード」のうち、2個は必ず記載すること。
・医療材料2-cは、一つの手術で複数社でバラツキがあるデータではなく、
シェアーを考慮して、手術毎に会社単位でまとめること。
・医療材料用の論文がある場合、調査せず、その論文を用いることができる。
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・材料費合計額は、償還される合計額(2-a、薬剤)と償還されない合計額(1、2-b、
2-c)を足したものである。
償還されない合計額(1、2-b、2-c)は、請求する材料費合計のことであり、今回、
こちらの金額の方が重要である。
・薬剤は、その手術に不可欠な術野内で投与される薬剤のみを記載ください。
生食液、無水エタノールは1,000円以下のため、調査・記載の対象外になります。
薬剤か医療材料か不明なものは例を参考に判断して記載ください。
例:
【2-a】
アルスロマチック関節手術灌流液(3L)6L未満、アビテン、インテグラン、
ジェルパート、ネオベール
【2-b】
ジアグノグリーン注射用
【2-c】
アルスロマチック関節手術灌流液(3L)6L以上、クストディオール、ビアスパン
【薬剤】
ウロマチックS、サージセル、サ-ジセル・アブソ-バブル・ヘモスタット、
スポンゼル、ゼルフォーム、タココンブ、プロスタンディン、ベリプラスト、
ボルヒール
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memo
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