大阪市立大学 創造都市研究科 2005年4月30日 公共情報システム論 大阪のこれからのまちづくり ユビキタスシティの実現に向けて 大阪市計画調整局計画部 情報化施策担当課長 森 田 至 彦 1 目 次 大阪のこれからのまちづくり ~ユビキタスシティの実現に向けて~ 1. 2. 3. 4. 5. まちづくりとは 大阪市のまちづくり ~まちづくりと計画~ 情報化計画・地域情報化指針 ユビキタス社会 今後の取り組み 2 1. まちづくりとは “まち”とは、・・・ 町 ・・・ ○ ○ 街 ・・・ ○ (広辞苑より) 人家が多く、近くに商店など生活のための 施設も備わった地域 都会 地方公共団体のひとつ など 商店の立ち並んだ繁華な土地 市街 “まち”を構成しているものは、・・・ 人、 土地・施設、 人々が活動するための仕組み など 3 大都市のまちづくり まちづくりとは、・・・ (例えば、大阪市のような大きな都市では!) 人・もの・資金・情報が集まり、 文化や産業が育まれ、 活力があり、魅力あふれ、 人々が、豊かに、健康で、安心して暮らせる、 社会を形成していくこと 4 2. 大阪市のまちづくり “まちづくり”を進めるにあたって・・・ 例えば、 ・道路を作る場合 構想・計画 ⇒ 設計(基本設計・詳細設計) ⇒ 施工 ・イベントを実施する場合 構想・全体計画 ⇒ 実施(詳細)計画 ⇒ 実行 様々な事業は、何らかの構想・計画に位置付けられている 構想・計画から始まる! 5 大阪市の総合計画 ・大阪市のめざすべき姿とその実現に向けた 施策全般にわたる方向を示すもの ⇒ 市政の最も根幹となる計画 ・現行の計画は 平成2年に策定 21世紀中葉を視野に入れた「大阪市基本構想」 平成2~17年(15年間)を計画期間とする「大阪市総合計画21」 ・基本目標 人間主体のまち、世界に貢献するまちの実現 6 計画体系 大阪市基本構想 (平成2年3月議決) 大阪市総合計画21 (平成2年10月策定) ・構想編 21世紀中葉を目標 ・計画編 平成17年(2005年)を目標 総合計画 21推進の ための中期指針 (平成8年3月策定) 計画期間 平成8~12年度 総合計画21推進のための新指針 施策方針(ガイドライン)編 (平成13年3月策定) 計画期間 平成13~17年度 いきいき大阪再生プラン(平成13年11月策定) 計画期間 平成13~15年度 新生おおさか重点プラン(平成16年3月策定) 計画期間 平成16~17年度 7 新しい総合計画 ○ 平成17年度の策定を目指す ○「大阪市将来構想委員会」の設置(平成14年度) ・新しい総合計画の策定のために議論していただく ・総合計画審議会委員25名に加え、 学識経験者など約50名で構成 ・大阪のまちづくり全般にわたる方向について検討 ○ 大阪市基本構想を策定 ⇒ ○ めざすべき将来像 今後の10年間の基本計画を策定する予定(今秋) 8 新しい総合計画 めざすべき将来像 「大阪はええとこや」と、みんなが誇りをもって言えること 大阪に集い、暮らし、活動する人々が、互いに人権を尊重し、 将来にわたる安心を感じ、自らの夢に挑戦できるまち。 平和な社会の確立や、地球環境問題の解決などが課題となる グローバル社会の中で、世界の都市とともに持続的に発展するまち。 そんな大阪にするために、3つの都市像を掲げ、 日本社会の発展をリードしてきた歴史ある大阪の蓄積を生かし、 人々が互いに力をあわせ、未来を切り開いていきます。 ・アジア交流圏の拠点として都市の活気にあふれる大阪 ・人が集まり、育ち、新しいものを生み出す大阪 ・暮らしたい、訪れたい、魅力あふれる大阪 9 様々な分野の計画 総 合 計 画 例えば、 まちの整備・・・都市計画、港湾計画など法律に基づく計画、 都市再生プログラム、景観形成基本計画 など 情報化の推進・・大阪市情報化計画・地域情報化指針 その他・・・・・安全なまちづくり基本計画、環境基本計画、 国際化推進基本指針、男女共同参画プラン、 地域福祉計画、産業科学技術振興計画、 文化集客アクションプラン など ☆ ☆ ☆ 多分野にわたり多数の計画がある! ☆ ☆ ☆ 10 3-1. 大阪市情報化計画 ~行政事務の情報化~ ・大阪市情報化計画 平成6年策定 ~16年 業務システム及び庁内ネットワークの整備などを順次進め 現在、税、税・国保・財務会計を始め30のシステム稼動 大阪市情報化計画」概ね完了。 ・電子自治体の取り組み (←地域情報化指針H13) (1)ITを活用した市民サービスの展開 ホームページの充実、行政・市民の情報交流 申請書のダウンロード、地方税申告手続き電子化等 (2)庁内IT環境整備 パソコンや庁内イントラの利用拡大、業務の高度化、効率化 全庁的な情報の共有・活用の推進により政策形成能力の向上を図る。 11 急速なシンポと課題の変化 ○ITの急速な進歩 パソコン、携帯電話、インターネットの爆発的な普及 ADSL、CATV、光ファイバーによる ブロードバンド社会の到来 ⇒ 必要な情報が瞬時に入手可能 個人情報の保護、セキュリティの確保 デジタル・デバイド(情報格差)の解消 ○都市課題 保健・医療、福祉、教育の充実、 地域産業の発展、環境問題への対応 が重要 など 12 3-2. 大阪市地域情報化指針 豊かな市民生活や快適で活力ある地域社会を実現する手段として、 都市の魅力を高めるための手段として、 ↓ 情報通信技術を有効活用 『大阪市地域情報化指針』 (平成13年12月策定)~17年度 ★(http://www.osakacity.or.jp/shishin/) 活力ある個性豊かな地域社会を構築していくため、 情報通信ネットワークを活用したまちづくりを進めていく 大阪市の特性を踏まえた 地域情報化の基本的な考え方や施策の方向を明示 13 指針の施策の方向と進捗 <施策の方向> ○ 地域コミュニティと多様なパートナーシップの創出 ○ 快適で豊かな暮らしを支援する行政サービスの高度化 電子自治体の取り組み・HP充実・庁内イントラ構築 ○ 活力ある地域経済と文化の創造 ○ 大都市としての都市機能の充実 ○ 情報通信ネットワークの高度化 <進捗状況> ○ 指針で記載した73施策について、概ね着手、或いは検討中 ★ (http://www.city.osaka.jp/keikakuchousei/tiiki/torikumi.html) 14 ITを活用したまちづくりトライアル IT (最近はICT)・・・・情報通信技術 Information Technology Information and Communication Technology 例えば、パソコン、PDA、携帯電話、街頭端末、ICカード、 電子タグ(RFID)、情報家電、無線LAN、 インターネット(ADSL,CATV,FTTH)など 幅広くITが市民生活に普及 15 ユビキタスネットワーク関連産業振興のためのIT実証実験 ユビキタスネットワーク普及促進プロジェクト@おおさか 様々な人や企業が集積する都心部は、 ビジネスやアミューズメント等様々な生活 シーンに基づく実証実験を行うことが可能で ある。 大手IT企業やソフト系IT産業との連携に よる実証実験を展開することは、新たな サービスの事業化を呼び起こし、より強力な 産業群の形成を促す。 IT実証実験を通じた 御堂筋周辺地区の にぎわい創出 •スルッとKANSAI ICカードの実用化 •情報家電メーカ、ベンダの立地 •情報通信産業の立地 スルッとKANSAI 交通系ICカード JPIX JPNAP (コスモスクエア地区) 梅田 南森町 NSPIXP3 都心部 ユニバーサル・スタジオ・ ジャパン 臨海部 堂島 NTT 日立製作所 IBM 船場 OAP 富士通 KDDI 松下電器 OBP NEC アミューズメント 大阪インターネットデータセンタ (IPv6対応) ショッピング 日本橋・ なんば ビジネス •ソフト系IT産業の集積 •情報産業の集積 いつでもどこでも 情報が手に入る! 実証事業の 誘発 シャープ 新規サービスの 事業化16 おおさかユビキタスネットワーク普及促進協議 会(http://www.city.osaka.jp/keikakuchousei/tiiki/yubi.html) 協議会の目的・機能 実証実験誘発の意義 意欲ある民間企業による 事業化を目的とした IT関連の実証実験を 都心部をフィールドに 集中展開。 関連産業の振興と ユビキタスネットワークの 普及促進を図る。 1.大阪市都心部におけるIT関連実証実験を円滑に実施する ための各種連絡調整・サービス提供者とのマッチング機能 – – 企業がフィールド実験等を行う際の公共団体等への支援要望・情報交 換 実験推進母体(企業連合等)が複数存在する場合の情報共有・調整 2.実験推進母体が外部へ広報や働きかけを行う際の共同歩調 – 国庫補助や国の研究開発事業等の誘致を図る際、地域の総意として 意見集約 3.サービスの実用化開発における技術標準の推進 学 参加者の役割イメージ ・実証実験の実施主体 ・サービス開発、実用化、 事業化 ・企業間連携推進 等 ・技術開発におけるアドバイス (技術標準等) ・研究機関の保有する技術 シーズの実サービスへのシフト 等 産 官公 ・実験実施フィールドの提供 ・制度面でのサポート ・実験主体や支援組織等の コーディネート ・大阪市まちづくりの推進 等 17 IT実証実験 ICカードを利用した都市情報基盤 ICカードと駅や街頭に設置されたアクセス端末 により、御堂筋を利用するビジネスパーソンに 様々な情報やサービスを提供 GPS機能搭載携帯電話を用いた 最適経路検索/外国人旅行者ナビ 携帯電話による、観光名所・施設・店舗などの 情報提供や目的地までのナビゲーション IC 予約 アクセス端末 外国人観光客向け携帯型音声自動翻訳システム 携帯情報端末(PDA)を用いて、音声で日本語と外 国語の間の自動翻訳を行い、外国人の観光をサ 外国人 ポート PDA 観光客 日本人 案内者 18 < 実証実験の内容 > 実証実験テーマ及び サービス名称 実施 時期 GPS機能搭載携帯電話を用いた『最適経 路検索システム』実証実験 “i-navi@おおさか” (民間企業の自主的実証実験) 2003年 10月14日 から 2004年 3月7日 集客観光及 び都市 生活 支援 松下電器産業㈱ 創業ワンストップポータルにおける起業支 援情報及び起業手続きの一元化実証実験 “創業ナビ@おおさか” (経産省委託 実証実験事業) 2003年 11月17日 から 2004年 3月16日 ベンチャー企業等の創業 支援 ㈱インターネット総合研究所 NPO法人ブロードバンドアジア ㈱中央メディアネット ★ ユビキタス環境とIPv6情報家電の普及に 必要な基盤技術に関する研究開発 “歩行者ネット天国@おおさか” (総務省委託 成果展開等研究開発事業) 2004年 2月9日 から 2月22日 IPv6環境の普及促進及 び地域の相互活性化 ㈱ケイ・オプティコム 富士通㈱ 無線LANを活用した御堂筋ユビキタスネッ トワークの実現 “ワイヤレス@おおさか” (民間企業の自主的実証実験) 2004年 7月30日 実験から 実用化へ 無線LANの利用者の利 便性向上 無線LANを利用したエキスパートのため のコミュニティ活性化支援システムの実証 実験 “com茶ット@おおさか” (民間企業の自主的実証実験) 2004年 8月31日 実験から ビジネス化へ ITベンチャー企業等の交 流・活性化支援 企業グループ ㈱NTTドコモ関西 ㈱キュービック ★ NPO法人ITカフェ 富士通㈱ 富士通関西中部ネットテック㈱ 目 的 19 < 実証実験の内容 > 実証実験テーマ及び サービス名称 企業グループ 実施時期 目 的 西日本電信電話㈱ 無線LANによる地下街活性化モデル “ユビキタス・ストリート@おおさか” (民間企業の自主的実証実験) 2004年 6月1日 実験開始 地下街の活性化とベンチ ャー企業等の新規事業支 援 ㈱日立製作所 ★ ICカードを利用したユビキタス都市情報基 盤の構築in御堂筋 “ユビキタスシティ@おおさか” (民間企業の自主的実証実験) 2004年 11月15日 実験開始 集客観光及 び都市 生活 支援 ㈱日立製作所 ★ インターネット環境のテレビ電話通訳サー ビス “マルチリンガル@おおさか” (全国都市再生モデル調査の一環) 2004年 12月3日 実験開始 「外国人が快適に観光で きるまち・大阪」の実現 外国人観光客への携帯型音声自動翻訳 システムサービス “どこでも通訳@おおさか” (全国都市再生モデル調査の一環) 2004年 12月3日 実験開始 「外国人が快適に観光で きるまち・大阪」の実現 KDDI㈱ GPS機能付携帯電話による外国人旅行者 ナビゲーションシステム “ケータイナビ@おおさか” (全国都市再生モデル調査の一環) 2004年 12月3日 実験開始 「外国人が快適に観光で きるまち・大阪」の実現 ITガイドシステム 推進協議会 第三世代携帯電話等がつくる新しい情報 環境をフルに活用する「ガイドシステム」 “あちこち@おおさか” 2004年 11月12日 実験開始 ITガイドシステムの構築と 地域の活性化 ㈱国際電気通信 基礎技術研究所 (ATR) ★ 20 市民のインターネット利用動向 インターネット利用者 ブロードバンド 2002 2004 全国平均 58.9% 62.0% 60.6% 41.2% 52.8% 29.6% 10.3% 5.3% 39.9% 12.9% 12.0% (光ファイバーを除く) DSL CATV 光ファイバー(FTTH) ※H16 大阪市インターネット利用動向調査より (財)大阪市都市工学情報センター (参考)「情報化社会に暮らす人々(H17.3)」 大阪市立大学文学部社会学研究室 21 インターネット社会の不安 <犯罪やトラブルなどの被害経験> 何らかの被害にあったインターネット利用者 71.6% 迷惑メール・デマメールが送られてきた 63.7% コンピュータウィルスの被害にあった 21.9% 利用した覚えのない料金の請求をされた 11.7% 個人情報がもれるなど、プライバシーを侵害された 5.1% 自分のHPや、よくアクセスするHPの掲示板を荒らされた 1.9% 掲示板に嫌がらせや中傷など書き込みをされ人権を侵害された。 1.5% 出会い系サイトとに関わる犯罪・トラブルにあった 1.1% 電子メールの盗み読みをされた。 0.9% お金をだまし取られる等の詐欺にあった。 0.5% その他 1.6% ※H16 大阪市インターネット利用動向調査より (財)大阪市都市工学情報センター (参考)「情報化社会に暮らす人々(H17.3)」 大阪市立大学文学部社会学研究室 22 ユビキタスへの期待 ユビキタスネットワークサービスへの期待 上位11を抜粋 所在安否確認情報を入手できる。 54.1% 誰でも簡単にインターネットを使える。 49.1% 行政関係の申請などがいつでもできる。 47.4% 自動翻訳で外国人と直接会話できる。 44.5% 遠隔地の専門医師の診療を受診できる。 43.5% いつでも道路交通情報を入手できる。 42.7% ICチップで紛失物の場所がわかる。 37.7% 1枚のICカードでサービスが受けられる。 34.7% 能力にあった教育や講義を受けられる。 34.1% 地域交流や社会参加が盛んになる。 34.0% ICチップで誘導し安全に移動できる 33.8% ※H16 大阪市インターネット利用動向調査より (財)大阪市都市工学情報センター (参考)「情報化社会に暮らす人々(H17.3)」 大阪市立大学文学部社会学研究室 23 ユビキタス社会 ・ユビキタス / ラテン語「Ubiquitous」 “いたるところに存在する”の意味 ・ユビキタス社会 (ユビキタスネットワーク社会) いつでも、どこでも、誰でも、 通信端末機器を用いて様々な情報を 便利に使うことができる社会 ・ユビキタスネットワーク関連分野 市場規模 2003年 28.7兆円 2007年 59.3兆円(推計) 2010年 87.6兆円(推計) ※総務省情報通信白書より 24 新しい情報化指針の策定 ~新しい総合計画に連動した今日的課題の解決向けて~ ●「地域情報化指針」の期間が17年度まで、行政事務の情報 化プランである「情報化計画」が16年度までであるので、平 成18年度からこれを1本化し、大阪市の情報化施策の総合的な 推進を図っていく。 ●このため、平成17年度市民のニーズ、都市の課題、ネット 社会の進展、現在までの進捗を見据えて、行政と地域の情報 化が一体となった新たな「情報化の指針」の策定を行う。 25 新指針のイメージ 【背景】 情報通信基盤の整備によるブロードバンド・携帯電話の普及とICカード・.地上デジタル放送・ICタグなどの技術の活用による新たな展開 「いつでも・どこでも・何でも・誰でも」という次世代のユビキタスネット社会の実現に向けて繰り広げられる各種取組み 【目的】 大阪市域で取り組むべき、ICT活用の施策の方向を 明らかにする 【位置付け】 新しい大阪市総合計画のまちづくりの方向に基づき、地域情報化と 行政情報化を一体として総合的な情報化施策の推進を図る 【施策イメージ】 【推進期間】 平成18年~ 平成22年度 市民生活におけるICT利活用 ・地域コミュニティ活性化ツールとしてのICTの活 用 ・ICT技術の市民生活分野での活用 ・行政サービスの高度化 ・行政運営の高度化・効率化 ・情報発信ツールとして活用 ・ICT関連産業振興 電子自治体の推進 大阪の都市活性化に向けたICT活用 環 境 整 備 情報セキュリティ対策 【目標】 ユビキタスネットワーク基盤の整備 情報リテラシーの向上 26 ICTの活用により、さまざまな都市課題を解決に導き、豊かな市民生活や快適で活力ある地域社会の実現をめざす 様々な都市課題の解決に向けた 産 学 官 連 携 の I T 活 用 ト ラ イ ア ル の 継 続 実 施 生活・社会 ・高齢者/女性の就労機(SOHO) ・食の安全とレーサビリティ確保 大阪駅北地区 堂島 NTT 行政サービス 梅田 OAP 南森町 船場 医療・福祉 ・医療過誤の防止 ・遠隔医療など患者中心の医療 ・障害者の社会参加 産学官 連携 教育・人材 ・青少年犯罪防止 ・ネットの正しい利活用 ・行財政改革 交通・物流 ・違法駐車/駐輪対策 ・交通事故/渋滞緩和 ・移動困難者支援(交通バリアフリ-) ・大阪の歴史/生活文化の継承/発信 ・児童の安全/路上犯罪防止 ・ネットの正しい利活用知識 OBP 集客・観光・文化 安心・安全 ・災害時対策/地域防災力の強化 ・IT化による効率化 大手IT企業 ・地域コミュニティの強化 ・ワンストップ・ノンストップ化 ユビキタスネットワーク基 盤技術の研究開発 の促進 実証実験・モデル事 業から様々なIT活用 サービスが事業化 ・言語の壁を解消 ・ビジターも使いやすいまちづくり 産業・経済 ・RT/IT/コンテンツ等の知的産業創出 ・中小企業IT化による経営効率化 ・ものづくり産業高度化 ・学力低下への対応 都市課題の解決 まちの魅力の創出 27 ユビキタス・シティの構造と役割 行政情報 行政手続き 商業サービス 電子決済 娯楽 ニュース 文化 ITS 生活情報 防災・安全 行政情報 電子自治体 行政システム 行政 Eーコマース バンキング 電子決済 商業 金融業 認証基盤 国・民間 娯楽 ニュース 文化 ITS 生活情報提供 防災・安全 公民連携 ソフトベンダ・ASP・コンテンツ ソフト系IT産業 パソコン・PDA・携帯電話・デジタルテレビ等の電子機器 機器製作メーカー コンシェルジュ・サービスプラットホーム 光ファイバーや携帯電話等無線ネットワーク 電気通信事業者 ユビキタスネットワーク環境 道路・駅・民間ビル・アーケード フィールド・道路・駅・民間ビル・アーケード等 大阪市他ロケーションオーナー 28 トライアル成果の展開⇒都市の持続的進化 実験成果の展開 既存市街地での 都市課題解決 トライアル 都市の 持続的進化 大阪駅北地区など 開発エリアで 新しい社会システムを構築 既存市街地の再生 へフィードバック 29 最近の取り組み ITを活用したまちづくり いつでも、どこでも、誰でも、何とでも ネットワークに接続できるような環境が整備され、 人・まち・ビジネスが豊かにつながり、 安心で快適な市民生活を確保し、 新しい文化や、新しいビジネスが創造される都市 『ユビキタスシティ』を目指して ・北梅田ナレッジキャピタルフォーラム 5月25日 ★(http://www.kitaumeda-osaka.jp/kcp.htm) ・市長トッププロモーション 6月 30 ユビキタスシティの実現 住む人働く人が安心快適なまち 人が集まり楽しめるまち 大阪市役所、市民、町会組織、NPO、企業、大学・研究機関、 企業が集まり投資を呼び込むまち その他の地域の団体や行政機関のアクティビティに 「いつでも、どこでも、だれでも=ユビキタスネットワーク」を 魅力あふれるおおさか 活用して ユビキタスシティおおさかを実現 31
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