技術参照モデルとシステム要件定義 に関する学習システム 湯浦研究室 7091-0036 齋田芽久美 2015/9/30 1 目次 1.背景と目的 2.学習方法とシステム構成 3.本システムを用いた学習実験 4.学習結果まとめ 5.評価 6.結論 7.今後の展望と課題 2015/9/30 2 1.背景と目的(背景)1/4 × (システム調達のときの) 要件定義が難しい! 技術・業務知識 (TRMで補う) 要件定義を 行う経験 2015/9/30 3 1.背景と目的(背景)2/4 企業内 ネットワーク 被災地自治体 ネットワーク 外部公開用 Webサーバ 自治体 ネットワーク FW L2スイッチ プロキシサーバ ロードバランサ ・運用管理 ・ウイルス対策/管理 ・認証 ・バックアップ用 L2スイッチ サーバ ・データベース etc・・・ 2015/9/30 4 1.背景と目的(背景)3/4 TRM参考ページ (全体アーキテクチャ) ●物品調達パターン ●調達単位の考え方 ●物理構成モデル ●各技術の説明 2015/9/30 5 1.背景と目的(背景)4/4 × (システム調達のときの) 要件定義が難しい! 注目!! 技術・業務知識 (TRMで補う) 要件定義を 行う経験 2015/9/30 6 1.背景と目的(目的) 要件定義を行う経験を積む 要件定義学習システムの提案 情報系の学生、企業の新入社員 対象者 要件定義の入門的学習 2015/9/30 7 2.学習方法とシステム構成(学習方法)1/2 工夫 ●細かく区切りながら学習する ●ヒントを多用する ●TRM該当部分をすぐに見ることができる ●学習内容を軽くすることによって、短時間で学習できる ●難しい言い回しは使用しない ストレスを感じることなく学習することができる 2015/9/30 8 2.学習方法とシステム構成(学習方法)2/2 ログインする (新規登録する) 項目説明を読む 調達仕様書作成 画面を読む ヒントやTRMを 元に空欄に解答 作成ボタンを 押し次の項目へ 2015/9/30 9 2.学習方法とシステム構成(システム構成) 学習者はTRMを参照しながら要件定義を行い 調達仕様書を作成する 学習記録DB 学習者 iPad Mac ユーザ 認証 調達仕様書 作成支援 TRM参照 TRM 要件定義学習システム 2015/9/30 10 3.本システムを用いた学習実験 • 静岡大学情報学部3、4年生の計9名 学習後に理解度チェックとアンケートの実施 2015/9/30 11 4.学習結果まとめ1/2 • 各実験参加者の所要時間と理解度チェック テスト正答数のまとめ 実験参加者タイプ A 所要時間(単位:分) 理解度チェックテスト 正答数(全11問中) B C D 60 34 39 32 40 38 56 61 63 4 9 4 4 6 11 5 9 9 ※空欄箇所の穴埋めは全参加者が全問正解 2015/9/30 12 4.学習結果まとめ(アンケート)2/2 N=9 2015/9/30 13 5.評価(TRM/教育関係者) ●実務面での有用性 官庁、公共団体、民間企業では要件定義に苦労しており、 本システムはわかりやすく、すぐに生かせる教材になり得る ●様々な調達仕様書作成の必要性 ネットワークと業務システムの同時調達やパッケージベース の調達など、現実に即した調達仕様書の作成が必要である 2015/9/30 14 6.結論 要件定義の経験を積むための 学習システムの開発 学習は容易であるが知識定着率が低い 知識を取得してもらうために 学習者ごとに方法を変えることが必要 2015/9/30 15 7.今後の展望と課題 機能拡大 ●学習者ごとによるレベル分け ●繰り返し学習を行える工夫 課題 ●Webアプリへの発展 ●TRM対象外部分への対応 2015/9/30 16 ご清聴ありがとうございました 2015/9/30 17
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