あなたは 2009年冬 覚えていますか? 1 日比谷で 年末年始を生き抜いた 彼らのことを 2 年越し派遣村に集まった人数 派 遣 約500人 切 り 3 派 2006年に「偽装請負」などが 遣 社会的に問題になり請負か 切 ら派遣へシフト り へ 労働者派遣法改正 ・ ・ 製造業への派遣が解禁 ・ 4 派遣労働者の数(平成20年度) 399万人 (対前年度比4.6%増) 5 雇用 不安定 派 遣 切 り 6 雇用の和 7 プレゼンテーションの流れ 1.派遣労働者の現状について 2.派遣労働者の能力開発 3.職業訓練連動型昇給制度とは 4.新しい派遣会社のカタチ の提案!! 8 労働者の就業形態(労働者割合) 出所:平成19年就業形態の多様化に関する総合実態調査 9 派遣労働者をとりまく問題 雇用が不安定 (失業リスク高い) 低賃金 職業訓練が 乏しい 10 派遣先企業と労働者側のメリット 企業側 労働者側 ・人件費削減 ・雇用の調整弁 労働の価値観の 変化に対応できる 11 必要なのは セーフティネット の構築 12 私達が焦点を当てたのは・・・ 雇用が不安定 (失業リスク高い) 低賃金 13 職業訓練が 乏しい プレゼンテーションの流れ 1.派遣労働者の現状について 2.派遣労働者の能力開発 3.職業訓練連動型昇給制度とは 4.新しい派遣会社のカタチ の提案!! 14 安定的な能力開発のためのキャリア形成 資金の 低賃金と職業訓練が乏しい かから =主体的に能力開発できな ない い OJTの 必要性 全国評 雇用の不安定=転職の 価基準 繰り返し(派遣切り) の必要 性 非正規のための教育訓練の必要性 15 雇用ポートフォリオ論 ①長期蓄積能力活用型 ②高度専門型能力活用人材 ③雇用柔軟型人材 正社員 契約社員 派遣社員 ジョブ・カードの推奨 キャリアコンサルタント 職業訓練の実施 職務経歴、訓練歴、所得資格などが書かれたジョブ・カードをもとにこれからのキャリア構 築プランを具体的に計画 17 職務遂行能力の証明書 キャリアコンサルタントの再 考 プレゼンテーションの流れ 1.派遣労働者の現状について 2.派遣労働者の能力開発 3.職業訓練連動型昇給制度とは 4.新しい派遣会社のカタチ の提案!! 18 職業訓練連動型昇給制度 社員の 格付け 年功型賃金制度 職務遂行能力 を基に!! が基本 19 職業訓練連動型昇給制度 職業訓練 資格取得 賃金UP!! 勉強 成果主義による加給・減給制度 資格が直接賃金の上昇につながる 20 この制度の前提 職務遂行能力はその業種ごとに決定 全国評 価基準 の必要 業種内で共通 性 失業した場合でも職業訓練は 無駄にならない!! 21 プレゼンテーションの流れ 1.派遣労働者の現状について 2.派遣労働者の能力開発 3.職業訓練連動型昇給制度とは 4.新しい派遣会社のカタチ の提案!! 22 従来の派遣会社 派遣労働者 派遣会社の仕事 人材の紹介と斡旋 料金支払い 労働者派遣契約 派遣先の会社 労働者派遣 派遣会社 23 新しい派遣会社 の提案! 24 従来の派遣会社の仕事 人材の紹介と斡旋 派遣先の会社 職業訓練 25 従来の派遣会社 職業訓練 計画的OJTやOJT の存在 を含まない 派遣労働者 料金支払い 労働者派遣契約 派遣先の会社 労働者派遣 派遣会社 26 OJT(On the Job Training)の必要 性 OJTとは 日常の仕事を通じての教育 教育 訓練 能力 向上 業績 向上 27 新しい派遣会社 OJT 試験・監督制度 派遣労働者 派遣先の会社 28 派遣労働者のメリット コストをかけ ずに職業訓 練を受けるこ とができる 派遣労働者 現場に直結 した技能を身 に付けること ができる 29 派遣先の会社のメリット 「中小企業雇用安定化奨励金」 「キャリア形成促進助成金」等 様々な支援 金の受け取り 派遣先の会社 有能な人材 の効率的な 確保 30 のメリット 従来以上の 収益性が望める 31 収益性の流れ • 再就職支援費と業務委託費増加 • 売上げ高と売上原価増加 • 純利益増加 32 職業訓練の必要性 現在の仕事に関する資格・免許の取得の必要性と取得状況(労働者割合) 「資格・免許を持っている」 その他 パートタイム労働者 臨時的雇用者 「資格・免許がぜひ必要だと思 う」+「資格・免許があれば、 なお良いと思う」 派遣労働者 出向社員 嘱託社員 契約社員 正社員以外の労働者 正社員 0 10 20 30 40 50 60 70 80 出所:平成19年就業形態の多様化に関する総合実態調査 90 33 雇用ポートフォリオ論 ①長期蓄積能力活用型 ②高度専門型能力活用人材 ③雇用柔軟型人材 正社員 契約社員 派遣社員 収益増やすには ①売上増加②顧客への請求単価上げる ③原価抑える④経費を抑える ②は競争が厳しいので厳しい ③は派遣スタッフが集まらなくなる ④は企業としての存続が厳しくなる つまり、①の売上高をひたすら上げるため、規 模のメリットを追求する必要がある。 35 キャリアアップの道のり 36 参考文献1 • • • • • • • • • • • 橘木俊詔 著 『失業克服の経済学』 (2002) 株式会社岩波書店 日本経済新聞社 著 『Q&A日本経済100の常識』 (2009) 日本経済新聞出版社 日経BP社 (2009年) 日経ビジネス第1543号 112‐115頁 安藤毅、上木貴博 グロービス経営大学院 編 『MBAマネジメントブック』 (2008) ダイヤモンド社 日経BP社 (2010年) 日経ビジネス第1544号 80頁 北尾早霧 日経BP社 (2010年) 日経ビジネス第1545号 22‐35頁 佐藤紀秦 上木貴博 毎日新聞社 (2010年) 週刊エコノミスト通巻4119号 26‐31、68‐71頁 毎日新聞社 (2009年) 週刊エコノミスト通巻4025号 104頁 鹿嶋敬 著『雇用破壊 : 非正社員という生き方』 岩波書店(2005) 厚生労働省『平成20年 派遣労働者実態調査』 明治大学 加藤久和研究会 労働雇用分科会「非正規雇用増加の現状と要因分析」(2007) •労働経済の推移と動向 PDF http://www.mhlw.go.jp/wp/hakusyo/roudou/06/dl/01-01.pdf(最終閲覧日2010年7月19日) •社会実情データ図録 HP http://www2.ttcn.ne.jp/(最終閲覧日2010年7月19日) •野村総合研究所 PDF http://www.gamenews.ne.jp/(最終閲覧日2010年9月13日) •現下の雇用労働情勢を踏まえた取り組みについて ・ http://www.mhlw.go.jp/houdou/2008/12/dl/h1209-1h.pdf(最終閲覧日2010年9月29日) •ハローワークホームページhttp://www.q-jin.ne.jp/) (最終閲覧日2010年7月13日) •日経ビジネスオンライン(http://business.nikkeibp.co.jp/) (最終閲覧日2010年7月13日) 37 参考文献2 • • • • • • • • • • 松淵厚樹「非正社員を中心とした能力開発の現状と課題」『ビジネス・レー バー・トレンド(労働政策研究・研修機構)』2007年6月号,38-44頁 今野浩一郎「欧州諸国の職業訓練政策の特徴と方向」『ビジネス・レーバー・ト レンド(労働政策研究・研修機構)』2009年7月号,16-25頁 大木隆広,上田唯人,島貫麻由子著「雇用流動性向上と再就職機会拡充に 向けた人材派遣会社の取るべき道」『知的資産創造(野村総合研究所)』2009 年5月号,28-39頁 笹島芳雄著『アメリカの賃金・評価システム』日経連出版部,2001年 大藤裕康・永田友宏著『これからの職能資格等級制度~能力中心の資格等 級へ~』ぎょうせい,1993年 岩井浩著『雇用・失業指標と不安定就業の研究』 関西大学出版部, 2010年 伊藤周平著『雇用崩壊と社会保障』平凡社, 2010年 林祐司著『正社員就職とマッチング・システム : 若者の雇用を考える』 法律文 化社, 2009年 松本雄一著『組織と技能‐技術伝承の組織論‐』白桃書房,2003年 38 ご清聴ありがとうございました 39
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