情報モラルの有効活用

テーマ別解説
情報モラル教育の必要性
目白大学 社会学部メディア表現学科 教
授
原 克彦
テーマ別解説
1 子どもと情報社会
◆情報社会における技術の急激な進歩、情報機
器の急速な普及
◆社会全体がその利便性を受け入れ、日常的に
利用
◆子どもも大人も同じ環境で、同じ機器を利用し
て生活している
子どもたちが、大人社会の犯罪や事件に
巻き込まれている!
テーマ別解説
2 子どもの情報環境の変化
◆子どものコミュニケーション環境に、情報機器
が急速に普及
◆子ども同士だけでなく、子どもと大人、子どもと
「知らない大人」というコミュニケーションが発生
◆子ども同士によるネットいじめ、電子メールや掲
示板を利用した誹謗中傷
◆出会い系サイトなどへのアクセス⇒誘い出しや
身体的な被害
テーマ別解説
3 子どもへの日常モラルの指導
大人の
これまで
の経験
ある程度の見通しを
立てながら、適切な
指導ができていた
子どもの
文化
子ども同士
のコミュニ
ケーション
テーマ別解説
4 子どもへの情報モラルの指導
大人の知らない所で子ども
がコミュニケーション・・
新しいメディア
の特性を理解
していない・・
メディア
の登場
子どもの環境・行動
を把握できない・・
後追いの指導では
なく、適切な指導方
法への転換が必要
情報モラル教育が必要!
テーマ別解説
5 従来のコミュニケーション
直接会話
相手の状況を見て話す、聞く
テーマ別解説
6 コミュニケーションの変化
メディア
情報
◆情報をうまく作り出す力が必要
◆読む・聞く・書く・話す力が必要
テーマ別解説
7 まとめ
◆情報機器やネットワーク環境を、日常的なインフ
ラとして利用し始めている
◆インフラを正しく使わなければ、情報社会を生き
抜くために必要な知恵や態度を身につけられない
◆これらの力を、すべての国民が身につける必要が
ある
小学校の段階から、学校教育全体で、
さまざまな教科を通して、情報モラル教育を
日常的にすすめていくことが必要である