第25回ニュートリノ・宇宙物理国際会議 京都(京都府民総合交流プラザ 京都テルサ) 平成24年6月3~9日 日本物理学会 • • • 第25回ニュートリノ・宇宙物理国際会議組織委員会 発表者 京都大学・理学研究科 教授 中家 剛 (委員長) 東京大学・宇宙線研究所 教授 中畑 雅行 (副委員長) 東京大学・理学系研究科 准教授 横山 将志 1. 学術の発展 -ニュートリノ- ニュートリノ国際会議開催の意義 世界及び我が国のニュートリノ物理と宇宙物理の研究及びその発 展に寄与し、素粒子、原子核、宇宙を初めとする基礎物理学から、 ニュートリノを使った応用研究、宇宙物理のフロンティア、科学教育 の発展を促進し、人類の叡智及び福利の増進を図る。 日本開催の意義 日本のニュートリノ研究は世界の最先端を走る。 カミオカンデ実験 超新星ニュートリノ検出(2002年ノーベル物理学賞) スーパーカミオカンデ実験 ニュートリノ質量発見 (2007年ベンジャミンフランクリンメダル[アメリ カ版ノーベル賞]) J-PARC加速器を使ったT2K実験 カムランド実験 日本がニュートリノ研究における世界の極となっている。国際協力 で、多くの外国人研究者が日本でニュートリノを研究している。 ➪ 日本からの情報発信が望まれている。 2. ニュートリノ国際会議について 要旨 ニュートリノ研究に関して、世界でもっとも権威のある国際会議である。2年 毎に開催され、最新のニュートリノ物理とそれに関連した宇宙物理の研究 結果が報告される。また、分野の将来計画も議論される。 参加予定人数 (2012年京都開催) 総数:400名[約26カ国から] (内日本人:約150名) 主に素粒子、原子核、宇宙関連の物理学者が参加する。 予算規模 3,500万円 実績:ニュートリノ98会議(高山): 339名参加(内日本人127名) 参加費: 50,000円(予定) 母体団体の一つ国際純粋・応用物理学連合(IUPAP) C11分化 (素粒子と場)から、次のことが開催の条件となっている。 開発途上国参加者への援助 (IUPAPが補助) 国際性の確立(参加者の半数以上は国外から) 女性科学者の参加の促進 若手研究者の参加の推進 3. 期待される学術的成果1 ニュートリノ振動の究明、ニュートリノ質量の研究、ニュートリノと 宇宙物理の新たな展開 予想される成果をアピール(中畑さんにお願い?) 太陽ニュートリノ 原子炉ニュートリノ 大気ニュートリノ 加速器ニュートリノ ニュートリノ質量 ニュートリノ無2重β崩壊 暗黒物質 地下実験 ニュートリノ天文学(超新星ν) 宇宙高エネルギーニュートリノ 3. 期待される学術的成果2 予想される成果+国際協力をアピール(横山君にお願い?) 太陽ニュートリノ 原子炉ニュートリノ 大気ニュートリノ 加速器ニュートリノ ニュートリノ質量 ニュートリノ無2重β崩壊 暗黒物質 地下実験 ニュートリノ天文学(超新星ν) 宇宙高エネルギーニュートリノ 3. 計画の準備状況1 計画・準備の進行状況 日本物理学会の下、第25回ニュートリノ・宇宙物理国際会議 組織員会を設置。 国際アドバイザリー委員会(30名)設置 母体団体 国際ニュートリノ会議委員会 国際純粋・応用物理学連合 C11分化(素粒子と場) 会議日程 PRのため、ホームページを準備中。ポスター作成。 午 前 6月3日(日) 午 後 参加受付、公開市民講座 夜 ウェルカムレセプション 6月4日(月) 開会式、プレナリーセッション 6月5日(火) プレナリーセッション、企業展示 プレナリーセッション、ポスター 6月6日(水) プレナリーセッション、企業展示 プレナリーセッション、ポスター ソーシャルイベント 6月7日(木) プレナリーセッション、企業展示 プレナリーセッション バンケット 6月8日(金) プレナリーセッション、企業展示 プレナリーセッション 特別招待講演 6月9日(土) プレナリーセッション プレナリーセッション、ポスター 記念レセプション 特別講演、閉会式 3. 計画の準備状況2 【収入】 3500万円 【支出】 3500万円 項目 金額 項目 金額 参加費 2000万円 会議準備費 500万円 寄付金 50万円 運営費(人件費) 100万円 運営費(旅費) 450万円 企業展示収入 50万円 補助金等 600万円 運営費(庁費) 2100万円 国費(希望) 800万円 会議事後処理費 250万円 募金経費 50万円 予備費 50万円 寄付金、企業展示予定 (株)浜松フォトニクス、(株)林栄精機、(株)セイ コー・イージーアンドジー、(株)松定プレシジョン、 等 3. 計画の準備状況3 参加予定な著名科学者 小柴 昌俊(2002年ノーベル物理学賞) S.L. Glashow(1979年ノーベル物理学賞) J.W.Cronin(1980年ノーベル物理学賞) A.McDonald(2007年ベンジャミンフランクリンメダル) 鈴木厚人(2005年紫綬褒章、2006年学士院賞) A. Smirnov(2005年Bruno Pontecorvo Prize) 小林誠(2008年ノーベル物理学賞) [一部参加] 益川敏英(2008年ノーベル物理学賞) [一部参加] 一般向け講演 (京都大学百周年時計台記念館) 鈴木厚人 先生 ニュートリノと宇宙 ~日本におけるニュートリノ研究の展開~ 補足資料 京都府民総合交流プラザ 京都テルサ HTTP://WWW.KYOTO-TERRSA.OR.JP/INDEX.HTML 10 会議の開催状況 第25回 第24回 2008年5月25‐31日、クライストチャーチ(ニュージーランド) http://www2.phys.canterbury.ac.nz/~jaa53/ 第22回 2010年6月14日‐19日、アテネ(ギリシャ) [予定] http://conferences.phys.uoa.gr/Neutrino2010/ 第23回 2012年6月3日‐9日、京都(日本) [予定] 2006年6月13‐19日、サンタフェ(アメリカ合衆国) 第21回 2004年6月14‐19日、パリ(フランス) : 第18回 1998年6月4‐9日、高山(日本) http://www-sk.icrr.u-tokyo.ac.jp/nu98/index.html : 第12回 1986年6月3‐8日、仙台(日本) 11 過去の会議録(参考例) 12 第25回ニュートリノ・宇宙物理国際会議組織委員会 氏名 所属 委員長 中家 剛 京都大学 理学研究科 副委員長 中畑 雅行 東京大学 宇宙線研究所 副委員長 小林 隆 高エネルギー加速器研究機構 素粒子原子核研究所 事務局長 市川 温子 京都大学 理学研究科 川合 光 京都大学 理学研究科 谷森 達 京都大学 理学研究科 鈴木 洋一郎 東京大学 宇宙線研究所 梶田 隆章 東京大学 宇宙線研究所 横山 将志 東京大学 理学研究科 村山 斉 数物連携宇宙研究機構 西川 公一郎 高エネルギー加速器研究機構 素粒子原子核研究所 丸山 和純 高エネルギー加速器研究機構 素粒子原子核研究所 井上 邦雄 東北大学 理学研究科 安田 修 首都大学東京 理工学研究科 中村 光廣 名古屋大学 理学研究科 岸本 忠史 大阪大学 理学研究科 笹尾 登 岡山大学 極限量子研究コア 13 役 国際アドバイザリー委員会 氏名 所属 国籍 メールアドレス 14 国際ニュートリノ会議委員会 氏名 所属 15 プログラム 以下のニュートリノ・宇宙物理学に関してプログラムを作成 する。 太陽ニュートリノ 原子炉ニュートリノ 大気ニュートリノ 加速器ニュートリノ ニュートリノ質量 ニュートリノ無2重β崩壊 暗黒物質 地下実験 ニュートリノ天文学 宇宙高エネルギーニュートリノ 16 連絡先 〒606-8502 京都市左京区北白川追分町 京都大学 理学研究科 物理学第二教室 担当者名: 中家 剛 TEL: 075-7533870 FAX: 075-753-3795 e-mail: [email protected] 17 18 6. EXPECTED NEW RESULTS FROM JAPAN IN 2012 New results from T2K Electron neutrino appearance search Muon neutrino disappearance and precision neutrino oscillation measurements 7Be measurements from KamLAND Dark Matter search from XMASS Relic SN neutrinos from Super-K Double beta decay search from CANDLES New experimental proposals on neutrino physics in Japan. T2K/J-PARC Upgrade Hyper-K Super-K Upgrade XMASS Upgrade KamLAND Upgrade More? 19
© Copyright 2024 ExpyDoc