助 動 詞 編 古 典 文 法 次へ 1 ) ( ( ) ) ) ( ( ( ) ) ) ) ) ( ( ) ) ( ( ( ( ( ) ( ) ( ) ( ) ) ( ( ) ( ) ( ) ( ) 練 20 19 18 17 16 15 14 13 12 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 各 活 接 意 助 助 習 助用続味動動 問 動のに( 詞詞 「 「 文 「「「「「 「「「「「「「「 のと 題「 ご「 な「 な「 ま「 まじべめららけまむたつけきずする詞型よ 法 のにる的分は り」」」」 とりりしじ」しりしむむし(り」 「 「 ん」ぬ」 「 ら解よ分 類 し」」」」 」」」(( 」 け さ る類意 「 ) 「 ( ら 説 る 」 」「 ん た 」 り た伝 す 分 味 「 ん 」 ) む」 り聞し 」 」 類 ) ) 「 に 」 ず 」 」 ・ し ( よ ( む 断推 ん る 」 定定 ず 分 )) ) 類 」 目 次 トップへ 2 目次へ に 付用 く言 。、 体 言 、 助 動 詞 、 助 詞 る 意助 味動 を詞 添に えは る、 働付 きい がた あ語 るに 。あ 付 属 語 で 活 用 が あ る 単 語 助 動 詞 と は 3 目次へ の 三 つ の 要 素 に 分 け ら れ る 。 ③ 接 続 ② 活 用 ① ( 文 法 的 ) 意 味 助 動 詞 は 助 動 詞 の 分 類 4 比 況 目次へ 断 定 伝 聞 ・ 推 定 希 望 ( 願 望 ) 打 消 推 量 推 量 ご な な ま じ ら む と り り ほ ・ む ( ま ん し し ・ ( じ ら ) た ・ ・ た り ん む し ず ) ・ ら ( ん し ず ・ め ) り ・ ま ・ べ し し ・ け む ( け ん ) ・ 完 了 過 去 打 消 つ ・ ぬ ・ た り ・ り き ・ け り ず 使 役 ・ 尊 敬 す ・ さ す ・ し む 受自 身発 ・ 可 尊・ 敬能 ・ ① 意 味 ( 文 法 的 意 味 ) に よ る 分 類 る ・ ら る 5 体 言 に つ く も の な り 〔 断 定 〕 ・ た り 〔 断 定 〕 ・ ご と し Ⅰ Ⅱ 目次へ Ⅲ ご と し 助 詞 ( 「 が 」 「 の 」 ) に つ く も の ② 接 続 に よ る 分 類 ⑤ 命 令 形 ・ ・ ・ ・ り ( 已 然 ) ④ 連 体 形 ・ ・ ・ ・ な り 〔 断 定 〕 ・ ご と し 〔 伝 聞 ・ 推 定 〕 ③ 終 止 形 ・ ・ ・ ・ ら む ( ら ん ) ・ ら し ・ め り ・ べ し ・ ま じ ・ な り ② 連 用 形 ・ ・ ・ ・ ・ た き し ・ け り ・ つ ・ ぬ ・ た り 〔 完 了 〕 ・ け む ( け ん ) ① 未 然 形 ・ ・ ・ ・ む る ( ん ・ ら ) る ・ む ・ ず す ・ ( ん さ ず す ・ ) し ・ ま む し ・ ず ・ じ ・ り ・ ま ( ほ サ し 変 ) 活 用 語 に つ く も の 6 目次へ ① ナ リ 活 用 型 ・ ・ な り 〔 断 定 〕 形 容 詞 型 ② シ ク 活 用 型 ・ ・ ま じ ・ ま ほ し ① ク 活 用 型 ・ ・ ・ べ し ・ た し ・ ご と し 形 容 詞 型 Ⅰ ず ・ き ・ ま し ・ ら し ・ じ ② タ リ 活 用 型 ・ ・ た り 〔 断 定 〕 Ⅱ Ⅲ Ⅲ 特 殊 型 ・ ・ ・ ・ ⑤ サ 変 型 ・ ・ ・ ・ む ず ( ん ず ) ④ ラ 変 型 ・ ・ ・ ・ け り ・ た り 〔 完 了 〕 ・ り ・ め り ・ な り 〔 伝 聞 ・ 推 定 〕 ③ ナ 変 型 ・ ・ ・ ・ ぬ ② 下 二 段 型 ・ ・ る ・ ら る ・ す ・ さ す ・ し む ・ つ ① 四 段 型 ・ ・ ・ ・ む ( ん ) ・ け む ( け ん ) ・ ら む ( ら ん ) ③ 活 用 の 型 に よ る 分 類 動 詞 型 7 ④ 尊 敬 ( オ ・ ・ ニ ナ ル 。 ・ ・ ナ サ ル ) 目次へ ③ 受 身 ( ・ ・ レ ル 。 ・ ・ ラ レ ル 。 ) ② 可 能 ( ・ ・ レ ル 。 ・ ・ ラ レ ル 。 ・ ・ デ キ ル ) ① 自 発 ( ・ ・ レ ル 。 ・ ・ ラ レ ル 。 自 然 ト ・ ・ ニ ナ ル ) 意 味 「 ら る 」 ・ ・ 右 以 外 の 動 詞 の 未 然 形 に 接 続 。 「 る 」 ・ ・ 四 段 ・ ナ 変 ・ ラ 変 の 未 然 形 に 接 続 。 接 続 ら る る 基 本 形 未 ら れ れ 然 形 ( 1 ) る ・ ら る 連 ら れ 用 れ 形 終 ら る る 止 形 らる 連 るる 体 形 る 已 ら る る 然 れ れ 形 ら れ 命 れ よ 令 形 よ 8 各 助 動 詞 の 解 説 ② 尊 敬 ( オ ・ ・ ニ ナ ル 。 ・ ・ ナ サ ル ) 目次へ ① 使 役 ( ・ ・ セ ル 。 ・ ・ サ セ ル ) 意 味 「 し む 」 ・ ・ 用 言 の 未 然 形 に 接 続 。 「 さ す 」 ・ ・ 右 以 外 の 動 詞 の 未 然 形 に 接 続 。 「 す 」 ・ ・ ・ 四 段 ・ ナ 変 ・ ラ 変 の 未 然 形 に 接 続 。 接 続 し さ す む す 基 本 形 し さ せ 未 然 め せ 形 し さ せ 連 用 め せ ( 2 ) す ・ さ す ・ し む 形 し さ す 終 止 む す 形 連 し さ す む す 体 る る る 形 し さ す 已 む す れ 然 形 れ れ しさ せ 命 めせ よ 令 形 よよ 9 打 消 ( ・ ・ ナ イ 。 ・ ・ ヌ ) 意 味 活 用 語 の 未 然 形 に 接 続 。 接 続 ず 基 本 形 ざ ○ ら 未 然 形 ざ ず り 連 用 形 ○ ず 終 止 形 ざ る ぬ 連 体 形 ざ ね れ 已 然 形 ざ れ ○ 命 令 形 目次へ ( 3 ) ず 10 過 去 ( ・ ・ タ ) 意 味 ( カ 変 ・ サ 変 動 詞 に は 未 然 形 ・ 連 用 形 目次へ に 接 続 す る 。 ) 活 用 語 の 連 用 形 に 接 続 。 接 続 き 基 本 形 未 ) せ( 然 形 ○ 連 用 形 き 終 止 形 し 連 体 形 し か 已 然 形 ○ 命 令 形 ( 4 ) き 11 ② 詠 嘆 ( ・ ・ タ ナ ア 。 ・ ・ コ ト ヨ 。 ・ ・ モ ノ ダ ナ ア ) ① 過 去 ( ・ ・ タ 。 ・ ・ タ ソ ウ ダ ) 意 味 活 用 語 の 連 用 形 に 接 続 。 接 続 け り 基 本 形 ○ 未 然 形 ○ 連 用 形 け り 終 止 形 け る 連 体 形 け れ 已 然 形 ○ 命 令 形 目次へ ( 5 ) け り 12 目次へ ( キ ッ ト ・ ・ 〔 ダ ロ ウ 〕 。 必 ず ・ ・ 〔 ス ル 〕 ) ② 強 意 ( 確 述 ) ① 完 了 ( ・ ・ タ 。 ・ ・ テ シ マ ッ タ 。 ・ ・ テ シ マ ウ ) 意 味 活 用 語 の 連 用 形 に 接 続 。 接 続 ぬ つ 基 本 形 な て 未 然 形 に て 連 用 形 ぬ つ 終 止 形 ぬ つ る る 連 体 形 ぬ つ れ れ 已 然 形 ね て よ 命 令 形 ( 6 ) つ ・ ぬ 13 ② 存 続 ( ・ ・ テ イ ル 。 ・ ・ テ ア ル ) 目次へ ① 完 了 ( ・ ・ タ 。 ・ ・ テ シ マ ッ タ 。 ) 意 味 (「 命り 令」 形・ ・ ・ サ 変 動 詞 )の に 接未 続然 。形 と 四 段 動 詞 の 已 然 形 「 た り 」 ・ ・ 活 用 語 の 接 続 り た り 基 本 形 た ら ら 未 然 形 り た り 連 用 形 連 用 形 り た り 終 止 形 に 接 続 。 る た る 連 体 形 れ た れ 已 然 形 れ た れ 命 令 形 ( 7 ) た り ・ り 14 ⑤ 婉 曲 ( ・ ・ ノ ヨ ウ ナ ) 目次へ ④ 仮 定 ( モ シ ・ ・ ト シ タ ラ ) ③ 適 当 ・ 勧 誘 ( ・ ・ ス ル ノ ガ ヨ イ 。 ・ ・ シ マ セ ン カ 。 ) ② 意 志 ( ・ ・ ウ 。 ・ ・ ヨ ウ ) ① 推 量 ( ・ ・ ダ ロ ウ 。 ・ ・ ウ 。 ) 意 味 活 用 語 の 未 然 形 に 接 続 。 接 続 ( ん む ( む ず ず ん ) ) ○ ○ ○ 未 然 形 ○ 連 用 形 ( んむ んむ )ず (ず ) ん む )ず (ず る る ん む )ず( ず れ れ ○ ( んむ ) ( 8 ) 基 本 形 む ( ん ) ・ む ず ( ん ず ) 終 止 形 連 体 形 め 已 然 形 ○ 命 令 形 15 ③ 意 志 ( ・ ・ シ タ モ ノ ダ ロ ウ 。 ) 目次へ ② 希 望 ( ・ ・ タ ラ ヨ イ 〔 ノ ニ 〕 。 ) ① 反 実 仮 想 ( モ シ ・ ・ ダ ッ タ ラ ・ ・ ダ ロ ウ ニ 。 実 際 ハ ・ ・ デ ナ イ ノ デ ・ ・ ナ イ ) 意 味 活 用 語 の 未 然 形 に 接 続 。 接 続 ま し 基 本 形 ま ま せ し か 未 然 形 ○ 連 用 形 ま し 終 止 形 ま し 連 体 形 ま し か 已 然 形 ○ 命 令 形 ( 9 ) ま し 16 目次へ ② 過 去 の 伝 聞 ( ・ ・ タ ト イ ウ 。 ・ ・ タ ソ ウ ダ ) ① 過 去 推 量 ( ・ ・ タ ダ ロ ウ ) 意 味 活 用 語 の 連 用 形 に 接 続 。 接 続 ( け け ん む ) 基 本 形 ○ 未 然 形 ○ 連 用 形 けけ )ん (む 終 止 形 け け 連 体 形 け め 已 然 形 ○ 命 令 形 )ん (む ( 10 ) け む ( け ん ) 17 ③ 婉 曲 ・ 伝 聞 ( ・ ・ ト イ ウ ヨ ウ ナ ウ 。 ) 目次へ ② 原 因 の 推 量 ( ド ウ シ テ ・ ・ ダ ロ ウ 。 ) ① 現 在 推 量 ( 今 ・ ・ テ イ ル ダ ロ ウ ) 意 味 ( ラ 変 動 詞 ・ 形 容 詞 ・ 形 容 動 詞 に は 連 体 形 に 接 続 。 ) ラ 変 型 以 外 の 動 詞 ・ 助 動 詞 の 終 止 形 に 接 続 。 接 続 ( ら ら ん む ) 基 本 形 ○ 未 然 形 ○ 連 用 形 らら )ん (む 終 止 形 ら ら )ん (む 連 体 形 ら め 已 然 形 ○ 命 令 形 ( 11 ) ら む ( ら ん ) 18 推 定 ( ・ ・ ラ シ イ ) 目次へ 意 味 ( ラ 変 動 詞 ・ 形 容 詞 ・ 形 容 動 詞 に は 連 体 形 に 接 続 。 ) ラ 変 型 以 外 の 動 詞 ・ 助 動 詞 の 終 止 形 に 接 続 。 接 続 ら し 基 本 形 ○ 未 然 形 ○ 連 用 形 ら し 終 止 形 ( ら ら し し き ) ら し ○ ( 12 ) ら し 連 体 形 已 然 形 命 令 形 19 ② 婉 曲 ( ・ ・ ヨ ウ ダ 。 ヨ ウ ニ 思 ワ レ ル ) 目次へ ① 推 定 ( ・ ・ ヨ ウ ダ 。 ヨ ウ ニ 見 エ ル ) 意 味 ( ラ 変 動 詞 ・ 形 容 詞 ・ 形 容 動 詞 に は 連 体 形 に 接 続 。 ) ラ 変 型 以 外 の 動 詞 ・ 助 動 詞 の 終 止 形 に 接 続 。 接 続 め り 基 本 形 ○ 未 然 形 め り 連 用 形 め り 終 止 形 め る 連 体 形 め れ 已 然 形 ○ 命 令 形 ( 13 ) め り 20 ⑥ 可 能 ( ・ ・ デ キ ル ) 目次へ ⑤ 命 令 ( ・ ・ セ ヨ 。 ・ ・ シ ロ ) ④ 適 当 ・ 勧 誘 ( ・ ・ ス ル ノ ガ ヨ イ ) ③ 意 志 ( ・ ・ シ ヨ ウ ) ② 当 然 ( ・ ・ ス ル ハ ズ ダ 。 ・ ・ シ ナ ケ レ バ ナ ラ ナ イ ) ① 推 量 ( ・ ・ ダ ロ ウ ) 意 味 ( ラ 変 動 詞 ・ 形 容 詞 ・ 形 容 動 詞 に は 連 体 形 に 接 続 。 ) ラ 変 型 以 外 の 動 詞 ・ 助 動 詞 の 終 止 形 に 接 続 。 接 続 べ し ( 14 ) 基 本 形 べ し べ べ 未 か )く( 然 形 ら べ べ 連 か く 用 形 り 終 ○ べ 止 し 形 連 べ べ か き 体 形 る ○ べ 已 け 然 れ 形 ○ 命 令 形 ○ 21 目次へ ② 打 消 意 志 ( ・ ・ ナ イ ツ モ リ ダ 。 ・ ・ タ ク ナ イ ) ① 打 消 推 量 ( ・ ・ ナ イ ダ ロ ウ 。 ・ ・ マ イ ) 意 味 活 用 語 の 未 然 形 に 接 続 。 接 続 じ 基 本 形 ○ 未 然 形 ○ 連 用 形 じ 終 止 形 じ 連 体 形 じ 已 然 形 ○ 命 令 形 ( 15 ) じ 22 ⑤ 不 可 能 ( ・ ・ デ キ ソ ウ モ ナ イ ) 目次へ ④ 不 適 当 ( ・ ・ シ テ ハ ナ ラ ナ イ 。 ・ ・ ナ イ ホ ウ ガ ヨ イ ) ③ 打 消 意 志 ( ・ ・ シ ナ イ ツ モ リ ダ 。 ・ ・ マ イ ) ② 打 消 当 然 ( ・ ・ ス ル ハ ズ ガ ナ イ ) ① 打 消 推 量 ( ・ ・ ナ イ ダ ロ ウ 。 ・ ・ マ イ ) 意 味 ( ラ 変 動 詞 ・ 形 容 詞 ・ 形 容 動 詞 に は 連 体 形 に 接 続 。 ) ラ 変 型 以 外 の 動 詞 ・ 助 動 詞 の 終 止 形 に 接 続 。 接 続 ( 16 ) ま じ 基 本 形 ま じ ま ま 未 じ じ 然 か )く( 形 ら 連 用 形 ま じ か り ま じ く ○ ま 止 じ 形 ま じ か る ま じ き ○ ま じ け れ 終 ○ ○ 連 体 形 已 然 形 命 令 形 23 た し 基 本 形 未 然 形 た た か く ら ま ほ し か ら た た か く り ま ほ し か り ま ほ し く た し ○ ま ほ し 終 止 形 た か る た き ま ほ し か る ま ほ し き 連 体 形 ○ た け れ ○ ま ほ し け れ 已 然 形 ○ 命 令 形 ○ ○ ○ ま ほ し く ) ○ ( 「 ま ほ し 」 ・ ・ 動 詞 、 動 詞 型 活 用 の 助 動 詞 の 未 然 形 に 接 続 。 ま ほ し ) 目次へ 「 た し 」 ・ ・ ・ 動 詞 、 動 詞 型 活 用 の 助 動 詞 の 連 用 形 に 接 続 。 接 続 ( 希 望 ( 願 望 ) ( ・ ・ タ イ 。 ・ ・ テ ホ シ イ ) 意 味 ( 17 ) ま し ・ た し 連 用 形 24 ② 推 定 ( ・ ・ ヨ ウ ダ 。 ・ ・ テ イ ル ラ シ イ ) 目次へ ① 伝 聞 ( ・ ・ ト イ ウ 。 ・ ・ ソ ウ ダ ) 意 味 ( ラ 変 動 詞 ・ 形 容 詞 ・ 形 容 動 詞 に は 連 体 形 に 接 続 。 ) ラ 変 型 以 外 の 動 詞 ・ 助 動 詞 の 終 止 形 に 接 続 。 接 続 な り 基 本 形 ○ 未 然 形 な り 連 用 形 な り 終 止 形 な る 連 体 形 な れ 已 然 形 ○ ( 18 ) な り ( 伝 聞 ・ 推 定 ) 命 令 形 25 注意 「 な り 」 に は 、 「 存 在 」 と い う 意 味 も あ る 。 断 定 ( ・ ・ ダ 。 ・ ・ デ ア ル ) 意 味 「 た り 」 ・ ・ 体 言 ( 多 く は 漢 語 ) に 接 続 。 目次へ に「 接な 続り 。」 ・ ・ 活 用 語 の 連 体 形 及 び 体 言 、 一 部 の 副 詞 ・ 助 詞 接 続 た り た ら な り 基 本 形 な ら 未 然 形 と た にな り り 連 用 形 た り な り 終 止 形 た る な る 連 体 形 た れ な れ 已 然 形 た れ な れ 命 令 形 ( 19 ) な り ・ た り ( 断 定 ) 26 ② 例 示 ( ・ ・ ノ ヨ ウ ダ 。 ・ ・ ナ ド ) 目次へ ① 比 況 ( ・ ・ ヨ ウ ダ ) 意 味 活 用 語 の 連 体 形 、 体 言 、 助 詞 「 の 」 「 が 」 に 接 続 。 接 続 ご 基 と 本 し 形 未 ご )と (然 く 形 ( 20 ) ご と し ご 連 と 用 く 形 ご 終 と 止 し 形 ご 連 と 体 き 形 ○ 已 然 形 ○ 命 令 形 27 用 例 28 注意 心見 中る 思・ 惟聞 をく ・ 表思 すふ 動・ 恋 詞ふ にな 続 くど 、 戻る 自 発 無 意 識 の 動 作 + 「 る 」 、 「 ら る 」 ( 住 み 慣 れ た 故 郷 が こ の 上 な く 、 懐 か し く 思 い 出 さ れ る ) ③ 住 み 慣 れ し ふ る さ と 限 り な く 思 ひ 出 で ら る 。 ( 更 級 日 記 ) ( 今 日 は 都 の こ と ば か り が 思 い 出 さ れ る ) ② 今 日 は 、 都 の み ぞ 思 ひ 遣 ら る る 。 ( 土 佐 日 記 ) ( や は り 故 郷 の 方 は 自 然 と 見 や ら れ る よ 、 私 の 父 と 母 が い る と 思 う と ) ( 土 佐 日 記 ) ① な ほ こ そ 国 の 方 は 見 や ら る れ 、 我 が 父 母 あ り と し 思 へ ば ( 用 例 ) 自 発 ・ ・ ・ あ る 動 作 が 自 然 と 出 て く る 。 29 注意 は打 消 可か 能反 語 を 伴 う 「 る 」 「 ら る 」 戻る ( 変 わ っ て い く 形 や 様 子 に は 、 見 る に 耐 え ら れ な い こ と が 多 い ) ( 方 丈 記 ) ④ 変 は り ゆ く 形 ・ あ り さ ま 、 目 も あ て ら れ ぬ こ と 多 か り 。 ( 雨 が 降 っ た り す る の で 、 恐 ろ し く て 寝 る こ と も で き な い ) ③ 雨 降 り な ど す れ ば 、 恐 ろ し く て 寝い も 寝ね ら れ ず 。 ( 更 級 日 記 ) ( 涙 が こ ぼ れ る の で 、 目 も 見 え ず 、 も の も 言 う こ と が で き な い ) ② 涙 の こ ぼ る る に 、 目 も 見 え ず 、 も の も 言 は れ ず 。 ( 伊 勢 物 語 ) ( 湯 や 水 を 飲 む こ と も で き ず 、 同 じ 気 持 ち で 悲 し が っ て い た ) ① 湯 水 飲 ま れ ず 、 同 じ 心 に 嘆 か し が り け り 。 ( 用 例 ) 可 能 ・ ・ ・ 「 で き る 」 意 を 表 す 。 ( 竹 取 物 語 ) 30 注意 は無 少生 な物 い主 語 が 受 身 に な る こ と 戻る ( 問 い 詰 め ら れ て 、 答 え る こ と が で き ま せ ん で し た ) ④ 問 ひ 詰 め ら れ て 、 え 答 へ ず な り 侍は べ り つ 。 ( 徒 然 草 ) ( 舎 人 が 、 寝 て い る 足 を 狐 に 食 わ れ る ) ③ 舎と ね 人り が 、 寝 た る 足 を 狐 に 食 は る 。 ( 徒 然 草 ) ( あ ま り に 水 の 流 れ が 速 く て 、 馬 は 押 し 流 さ れ ま し た ) ② あ ま り に 水 が 速 う て 、 馬 は 押 し 流 さ れ 候 ひ ぬ 。 ( 平 家 物 語 ) ( め っ た に な い も の 、 舅 に ほ め ら れ る 婿 ) ① あ り が た き も の 、 舅 しう にと ほ め ら る る 婿む こ 。 ( 枕 草 子 ) ( 用 例 ) 受 身 ・ ・ ・ 他 か ら の 動 作 を 受 け る 。 31 注意 上 に 尊 敬 の 動 詞 が あ る こ と が 多 い 戻る ( ひ ど い こ と を 仰 せ に な る も の だ な あ ) ④ 無む げ 下 の こ と を も 仰お ほ せ ら る る も の か な 。 ( 徒 然 草 ) ( 馬 を 引 き 返 し て お 逃 げ に な ら れ た ) ③ 馬 引 き 返 し て 逃 げ ら れ に け り 。 ( 徒 然 草 ) ( 鎌 倉 殿 〔 源 頼 朝 〕 ま で も ご 存 知 で あ ろ う ぞ ) ② 鎌 倉 殿 ま で も 知 ろ し め さ れ た る ら ん ぞ 。 ( 平 家 物 語 ) ( あ の 大 納 言 は 、 ど の 船 に お 乗 り に な る の だ ろ う か ) ① か の 大 納 言 、 い づ れ の 船 に か 乗 ら る べ き 。 ( 用 例 ) 尊 敬 ・ ・ ・ 動 作 す る 人 を 敬 う 。 ( 大 鏡 ) 32 ( 愚 か な 人 の 目 を 楽 し ま せ る よ う な 楽 し み も 、 ま た つ ま ら な い ) 戻る ( 徒 然 草 ) ④ 愚 か な る 人 の 目 を 喜 ば し む る 楽 し み 、 ま た あ ぢ き な し 。 ( 私 が 負 け て 、 人 を 喜 ば そ う ) ③ 我 負 け て 人 を 喜 ば し め む 。 ( 徒 然 草 ) ( 月 の 都 の 人 が や っ て 来 る な ら ば 、 捕 ま え さ せ よ う ) ② 月 の 都 の 人 ま う で 来こ ば 、 捕 ら へ さ せ む 。 ( 竹 取 物 語 ) ( い つ も の 声 を 出 さ せ て 、 随 身 に う た わ せ な さ る ) ① 例 の 声 出 だ さ せ て 、 随ず い 身じ ん に う た は せ 給 ふ 。 ( 堤 中 納 言 物 語 ) ( 用 例 ) 使 役 ・ ・ ・ ( 他 の 人 に ) あ る 動 作 を さ せ る 。 33 注意 下 に 尊 敬 の 補 助 動 詞 を 置 く こ と が 多 い 戻る ( 天 皇 も お 出 ま し な さ る ) ⑥ お 公ほ や もけ 行ぎ う 幸ゃ せか う し め た ま ふ 。 ( 大 鏡 ) ( そ の ま ま 山 崎 で 出 家 な さ っ て ) ⑤ や が て 山 崎 に て 出す 家け せ し め 給 ひ て 。 ( 大 鏡 ) ( お 体 も ま だ お つ か れ に な っ て い な い ) ④ 御 身 も い ま だ 疲 れ さ せ 給 は ず 。 ( 平 家 物 語 ) ( ま だ 夜 の 明 け な い う ち に 、 出 て 行 か れ た ) ③ 夜 深 く 出い で さ せ た ま ひ ぬ 。 ( 和 泉 式 部 日 記 ) ( 重 ね て お 尋 ね に な ら れ る な ら ば 、 ど の よ う に 申 し 上 げ よ う か ) ② 重 ね て 問 は せ た ま は ば い か が 申 さ む 。 ( 帰 っ て 離 宮 に お 入 り に な っ た ) ① 帰 り て 宮 に 入 ら せ 給 ひ ぬ 。 ( 伊 勢 物 語 ) ( 用 例 ) 尊 敬 ・ ・ ・ 動 作 す る 人 を 敬 う 。 ( 徒 然 草 ) 34 ( 人 は 、 木 や 石 で は な い の で 、 皆 感 情 を 持 っ て い る ) 戻る ③ 人 、 木 石 に あ ら ざ れ ば 、 み な 情 け あ り 。 ( 源 氏 物 語 ) ( こ の 川 は 飛 鳥 川 で は な い の で 、 淵 や 瀬 は 全 く 変 わ っ て い な か っ た ) ( 土 佐 日 記 ) ② こ の 川 、 飛 鳥 川 に あ ら ね ば 、 淵 瀬 さ ら に 変 は ら ざ り け り 。 ( 京 で は 見 か け な い 鳥 な の で 、 誰 も 知 ら な い ) ① 京 に は 見 え ぬ 鳥 な れ ば 、 皆 人 見 知 ら ず 。 ( 伊 勢 物 語 ) ( 用 例 ) 打 消 ・ ・ ・ 動 作 や 状 態 を 打 ち 消 す 。 35 注意 反 実 仮 想 の 時 だ け に 使 う 。 戻る 過 去 「 き 」 の 未 然 形 の 「 せ 」 は ( 京 か ら 〔 土 佐 に 〕 下 っ た 時 に は 、 み ん な 子 ど も が な か っ た ) ③ 京 よ り 下 り し 時 に 、 み な 人 、 子 ど も な か り き 。 ( 土 佐 日 記 ) ( 〔 池 の 〕 ほ と り に は 松 も あ っ た ) ② ほ と り に 松 も あ り き 。 ( 土 佐 日 記 ) ( 死 ん だ 子 は 、 容 貌 が よ か っ た ) ① 死 に し 子 、 顔 よ か り き 。 ( 土 佐 日 記 ) ( 用 例 ) 過 去 ・ ・ ・ 直 接 経 験 し た こ と を 回 想 し て 述 べ る 。 36 ( 昔 〔 あ る 〕 男 が い た ) ② 昔 男 あ り け り 。 ( 伊 勢 物 語 ) 戻る ( 今 と な っ て は 昔 の こ と だ が 、 竹 取 の 翁 と い う 者 が い た そ う だ ) ① 今 は 昔 、 竹 取 の 翁 と い ふ 者 あ り け り 。 ( 竹 取 物 語 ) ( 用 例 ) 過 去 ・ ・ ・ 人 か ら 伝 聞 し た こ と を 回 想 し て 述 べ る 。 37 注意 詠 嘆 が 圧 倒 的 に 多 い 。 戻る 和 歌 の 中 の 「 け り 」 は ( 犬 に も 、 こ の よ う な 〔 人 の 〕 心 が あ る も の だ な あ ) ② 「 犬 な ど も 、 か か る 心 あ る も の な り け り 。 」 ( 枕 草 子 ) ( さ て は 〔 こ の 犬 は 〕 翁 丸 で あ っ た の だ な あ ) ① さ は 、 翁 丸 に こ そ は あ り け り 。 ( 枕 草 子 ) ( 用 例 ) 詠 嘆 ・ ・ ・ 今 ま で 気 づ か な か っ た こ と に 、 は っ と 気 づ い て 驚 38く 。 注意 「 未 然 形 」 + 「 ぬ 」 「 連 用 形 」 + 「 ぬ 」 「 ぬ 」 は 打 消 「 ぬ 」 は 完 了 戻る た( と秋 が 〕 は来 った とと 気目 づで いは たは こっ とき だり )と は み え な い け れ ど 、 風 の 音 で 〔 秋 が 来 ④ お秋 ど 来き ろぬ かと れ目 ぬに るは さ や か に 見 え ね ど も 風 の 音 ( 古 に 今 ぞ 集 ) ( 海 が ま た 恐 ろ し い の で 、 頭 は す っ か り 白 髪 に な っ て し ま っ た ) ③ 海 の ま た 恐 ろ し け れ ば 、か 頭し もら み な 白し けら ぬ 。 ( 土 佐 日 記 ) ( 死 ん だ の で 、 陣 屋 の 外 に 引 き 出 し て 捨 て て し ま っ た ) ② 死 に け れ ば 、 陣 の 外と に 引 き 捨 て つ 。 ( 枕 草 子 ) ( 秋 田 は 、 「 な よ 竹 の か ぐ や 姫 」 と 名 付 け た ) ① 秋 田 、 な よ 竹 の か ぐ や 姫 と つ け つ 。 ( 竹 取 物 語 ) ( 用 例 ) 完 了 ・ ・ ・ あ る 動 作 ・ 状 態 が 完 全 に 終 了 す る こ と 。 39 注意 「 な「 て ++ むむ 」 」 「 「 ぬつ ++ らら むむ 」 」 「 「 ぬつ ++ べべ しし 」」 強意 戻る ( 見 捨 て 申 し て 参 る 空 か ら も 、 き っ と 落 ち て し ま い そ う な 気 持 ち が す る ) ( 竹 取 物 語 ) ④ 見 捨 て 奉 り て ま か る 空 よ り も 、 落 ち ぬ べ き 心 地 す る 。 ( 黒 い 雲 が 急 に 出 て 来 た 。 き っ と 風 も 吹 く だ ろ う ) ③ 黒 き 雲 に は か に 出い で 来き ぬ 。 風 吹 き ぬ べ し 。 ( 土 佐 日 記 ) ( き っ と 詠 め る の か 。 き っ と 詠 め る の な ら 早 く 言 い な さ い よ ) ② 詠 み て む や は 。 詠 み つ べ く は 、 は や 言 へ か し ( 。 土 佐 日 記 ) ( こ の こ と も あ の こ と も 、 怠 ら な い で 、 き っ と 成 し 遂 げ よ う ) ① こ の こ と か の こ と 怠 ら ず 成 じ て む 。 ( 徒 然 草 ) ( 用 例 ) じ ゃ う 強 意 ・ ・ ・ あ る 動 作 ・ 状 態 が 確 実 に 起 こ る と い う 気 持 ち を 表 す 40。 ( 五 十 歳 の 春 を 迎 え て 、 出 家 し て 俗 世 間 を 捨 て た ) 戻る ④ 五 十 の 春 を 迎 え て 、 家 を 出 で 世 を 背 け り 。 ( 方 丈 記 ) い そ ぢ そ む ( 〔 火 事 で 焼 け た の は 〕 全 部 で 都 の 三 分 の 一 に ま で な っ た と い う こ と だ ) ③ す べ て 、 都 の う ち 、 三 分 が 一 に 及 べ り と ぞ 。 ( 方 丈 記 ) ( 飼 っ て い た 犬 が 、 暗 い け れ ど 、 主 人 に 気 が つ い て 飛 び つ い た と い う こ と だ ) ② る飼 とひ ぞけ 。る 犬 の 、 暗 け れ ど 、 主 を 知 り て 飛 び つ き た ( 徒 り 然 草 け ) ぬ し ( ほ と ん ど み ん な 荒 れ て し ま っ た の で ) ① お ほ か た の み な 荒 れ に た れ ば 、 ( 土 佐 日 記 ) ( 用 例 ) 完 了 ・ ・ ・ あ る 動 作 ・ 状 態 が 完 全 に 終 了 す る こ と 。 41 ( 道 を 知 っ て い る 人 も な く て 、 迷 い な が ら 行 っ た ) 戻る ④ 道 知 れ る 人 も な く て 、 惑 ひ 行 き け り 。 ( 伊 勢 物 語 ) ( 五 月 の 下 旬 な の に 雪 が と て も 白 く 降 り 積 も っ て い る ) ③ 五 月 の つ ご も り に 、 雪 い と 白 う 降 れ り 。 ( 伊 勢 物 語 ) ( 筒 の 中 が 光 っ て い る ) ② 筒 の 中 光 り た り 。 ( 竹 取 物 語 ) ( そ の 沢 に か き つ ば た が と て も 美 し く 咲 い て い る ) ① そ の 沢 に か き つ ば た い と お も し ろ く 咲 き た り 。 ( 伊 勢 物 語 ) ( 用 例 ) 存 続 ・ ・ ・ あ る 動 作 ・ 状 態 が 存 在 ・ 継 続 し て い る こ 42と 注意 戻る 「 三 人 称 」 + 「 む 」 「 二 人 称 」 + 「 む 」 「 一 人 称 」 + 「 む 」 推 量 適 当 ・ 勧 誘 意 志 ( あ の も と の 国 か ら 迎 え に 人 々 が 参 上 す る だ ろ う ) ③ か の も と の 国 よ り 、 迎 へ に 人 々 ま う で 来 む ず 。 ( 竹 取 物 語 ) ( ご 病 気 は 治 っ て 、 寿 命 は 長 く 続 く だ ろ う ) ② 御ご 脳の う 消 除 し て 、 寿 命 長 か ら む 。 ( 讃 岐 典 侍 日 記 ) 来( て私 鳴の く家 のの だ池 ろの うほ と )り の 藤 の 花 は 咲 い て し ま っ た よ 。 山 ほ と と ぎ す は 、 い つ ( 古 今 集 ) ① わ が 宿 の 池 の 藤 波 咲 き に け り 山 郭 公 い つ か 来 鳴 か む ( 用 例 ) ほ と と ぎ す 推 量 ・ ・ ・ 不 確 か な こ と を 予 想 す る 。 き 43 注意 「 三 人 称 」 + 「 む 」 「 二 人 称 」 + 「 む 」 「 一 人 称 」 + 「 む 」 推 量 適 当 ・ 勧 誘 意 志 戻る ( も し 船 を 出 し 申 し 上 げ な い な ら 、 一 人 一 人 射 殺 す つ も り だ ) ④ 船 つ か ま つ ら ず は 、 い ち い ち に 射 殺 さ む ず る ぞ 。 ( 平 家 物 語 ) ( わ た し は 、 こ れ こ れ の こ と が あ っ た か ら 、 そ こ に 〔 お 寺 を 〕 建 て る つ も り だ ( 大 ) 鏡 ) ③ 我 は 、 し か じ か の こ と あ り し か ば 、 そ こ に 建 て む ず る ぞ 。 ば( な世 らの 中 なに い順 )応 し て 行 こ う と 思 っ て い る 人 は 、 先 ず 物 事 の 時 機 を 知 ら な け れ ② 世 に 従 は ん 人 は 、 ま づ 機 嫌 を 知 る べ し 。 ( 徒 然 草 ) ( こ れ ま で も お 話 し 申 し 上 げ よ う と 思 っ て い た け れ ど も ) ① さ き ざ き も 申 さ む と 思 ひ し か ど も ( 竹 取 物 語 ) ( 用 例 ) 意 志 ・ ・ ・ あ る こ と を し よ う と 思 う 。 44 注意 「 三 人 称 」 + 「 む 」 推 量 戻る 「 二 人 称 」 + 「 む 」 適 当 ・ 勧 誘 「 一 人 称 」 + 「 む 」 意 志 ( 親 の 死 後 の お 弔 い を し っ か り な さ っ た ら ど う で し ょ う か ) ④ 後 の 御 孝け う 養や う を こ そ よ く せ さ せ 給 は ん ず れ 。 ( 保 元 物 語 ) ( 敵 が 既 に 寄 せ て 来 た の だ か ら 、 あ ち こ ち の 手 配 を な さ る の が よ い ) ( 保 元 物 語 ) ③ か 敵た き 既 に 寄 せ 来き た る に 、 方 々 の 手 分 け を こ そ せ ら れ ん ず れ 。 ( 僧 侶 は 、 人 に 疎 遠 な の が よ い ) ② 法 師 は 人 に う と く て あ り な ん 。 ( 徒 然 草 ) ( 早 く お 試 し に な る の が よ ろ し い ) ① と く こ そ 試 み さ せ 給 は め 。 ( 源 氏 物 語 ) ( 用 例 ) 適 当 ・ 勧 誘 ・ ・ ・ 意 見 を 出 し た り 勧 め た り す る 。 45 戻る ろ( うも かし )〔 敵 を 〕 都 へ 入 れ て 取 り 囲 ん で 撃 つ と し た ら 、 ど れ ほ ど 手 間 が か か る だ ( 平 家 物 語 ) ③ 都 へ 入 れ て 中 に 取 り こ め て 撃 た ん ず る に 程 や あ る べ き 。 が( よも いし の五 だ十 )歳 に な る ま で 一 流 の 芸 に 到 達 し な い な ら ば 、 そ の 芸 は 捨 て た ほ う ② り年 。五 十 に な る ま で 上 手 に 至 ら ざ ら ん 芸 を ば 捨 つ べ ( 徒 然 き 草 な ) ( 必 ず 成 し 遂 げ よ う と 思 う な ら ば 、 時 機 を ど う こ う 言 う べ き で は な い ) ( 徒 然 草 ) ① 必 ず 果 た し 遂 げ ん と 思 は ん こ と は 、 機 嫌 を 言 ふ べ か ら ず 。 ( 用 例 ) 仮 定 ・ ・ ・ ま だ 実 現 し て い な い こ と を 想 定 し て 言 う 46。 注意 「 む 」 + 婉 曲 戻る 「 体 言 」 、 「 に 」 、 「 に は 」 ( 世 の 中 の 笑 い ぐ さ に な る と い う よ う な こ と は や す ら か で は な い ぞ ) ( 平 家 物 語 ) ③ 天 下 の 笑 は れ ぐ さ と な ら ん ず る こ と こ そ 安 か ら ね 。 ( 比 叡 山 を 二 十 ぐ ら い 積 み 上 げ た よ う な 高 さ で ) ② 比ひ 叡え の 山 を 二は た 十ち ば か り 重 ね 上 げ た ら む ほ ど し て 。 ( 伊 勢 物 語 ) ( 恋 し く 思 う よ う な 時 々 に は 、 取 り 出 し て ご 覧 く だ さ い ) ① 恋 し か ら む 折 々 、 取 り い で て 見 給 へ 。 ( 用 例 ) 婉 曲 ・ ・ ・ 断 定 せ ず 遠 回 し に 言 う 。 ( 竹 取 物 語 ) 47 注意 未 然 形 + ば ・ ・ ・ ま し ま せ ば ・ ・ ・ ま し ま し か ば ・ ・ ・ ま し せ ば ・ ・ ・ ま し 過 去 「 き 」 へ ( 鏡 に 色 や 形 が あ っ た な ら 、 何 も 映 ら な い だ ろ う ) 反実仮想 戻る ( 徒 然 草 ) ③ 鏡 に 色 ・ か た ち あ ら ま し か ば 、 う つ ら ざ ら ま し 。 に( 永育 遠て た の子 別 れが を松 しの よ たう だに ろ千 う年 かも )長 寿 で あ っ た な ら 、 こ の よ う ( 土 佐 日 記 ) ② 見 し 人 の 松 の 千ち と 年せ に 見 ま し か ば 遠 く 悲 し き 別 れ せ ま し や 。 ( 世 の 中 に 全 く 桜 が な か っ た な ら ば 、 春 の 人 の 心 は の ん び り し た も の だ ろ う ) ( 古 今 集 ) ① 世 の 中 に た え て 桜 の な か り せ ば 春 の 心 は の ど け か ら ま し ( 用 例 ) 反 実 仮 想 ・ ・ ・ 現 実 と 反 対 の こ と を 想 像 す る 。 48 戻る た( の見 にに )来 る 人 も い な い 山 里 の 桜 花 よ 。 他 の 桜 が 散 っ た 後 に 咲 い た ら よ か っ ( 古 今 集 ) ② 見 る 人 も な き 山 里 の 桜 花 他 の 散 り な む の ち ぞ 咲 か ま し に( )そ の 〔 ほ と と ぎ す の 声 を 〕 聞 い た そ の 場 所 で 、 す ぐ さ ま 歌 を 詠 め ば よ か っ た の ( 枕 草 子 ) ① そ の 聞 き つ ら む と こ ろ に て 、 き と こ そ は 詠 ま ま し か 。 ( 用 例 ) 希 望 ・ ・ ・ 実 現 不 可 能 な こ と を あ え て 希 望 す る 。 49 ( ど の よ う に 言 い 、 何 に た と え て 語 ろ う か し ら ) ② い か に 言 ひ 何 に た と へ て 語 ら ま し ( 更 級 日 記 ) ( こ れ に 何 を 書 い た も の だ ろ う ) ① こ れ に 何 を 書 か ま し 。 ( 枕 草 子 ) ( 用 例 ) 意 志 ・ ・ ・ た め ら い の 気 持 ち を 含 む 意 志 。 戻る 50 さ( ま医 は者 、の さと ぞこ かろ しに 異行 様っ て で〔 あ医 っ者 たと だ〕 ろ向 うか )い 合 っ て 座 っ て い る あ り 戻る ③ さ 医く こ 師す し そ の 異こ と も 様や うと な に り さ け し め 入 。 り て 、 向 か ひ ゐ た り け ( 徒 然 ん 草 あ ) り さ ま 、 ( こ の 国 に 住 み 着 く は ず の 宿 命 が あ っ た の だ ろ う ) ② こ の 国 に 跡 を 垂 る べ き 宿 世 こ そ あ り け め 。 ( 更 級 日 記 ) す く せ ( ど ん な 所 に こ の 木 は ご ざ い ま し た で し ょ う ) ① い か な る 所 に か こ の 木 は さ ぶ ら ひ け む 。 ( 竹 取 物 語 ) ( 用 例 ) 過 去 推 量 ・ ・ ・ 過 去 の 事 柄 を 推 量 す る 。 51 戻る ( 増 賀 上 人 が 言 っ た と い う よ う に 、 世 間 の 評 判 が 高 い の は 苦 し い も の で ) ② 増そ う 賀が ひ 聖じ り の 言 ひ け ん や う に 、み 名や う 聞も 苦ん し く 。 ( 徒 然 草 ) ( あ の 池 に い た と か い う と び は 、 本 当 の と び で は あ る ま い ) ① か の 池 に あ り け む 鵄と び は 、ま 実こ と の 鵄 に は あ ら じ 。 ( 今 昔 物 語 ) ( 用 例 ) 過 去 の 伝 聞 ・ ・ ・ 過 去 の 事 柄 を 伝 聞 の 形 で 言 う 。 52 戻る が( 一風 人が 越吹 えく てと い沖 るの の白 だ波 ろが う立 かつ )、 そ の 立 つ と い う 名 の 立 田 山 を 夜 中 に あ な た ( 伊 勢 物 語 ) ② 風 吹 け ば 沖 つ 白 波 た つ た 山 夜 半 に や 君 が 一 人 越 ゆ ら む 。 よ は 日( の袖 風を が濡 解ら かし して て手 いで るす だく ろい う取 )っ た 水 が 凍 っ て い た の を 立 春 の 今 ( 古 今 集 ) ① 袖そ で ひ ち て 結 び し 水 の こ ほ れ る を 春 立 つ 今 日 の 風 や と く ら む ( 用 例 ) 現 在 推 量 ・ ・ ・ 現 在 の 目 に 見 え な い こ と を 推 量 す る 。 53 戻る ( こ ん な 危 な い 枝 の 上 で 、 ど う し て の ん 気 に 眠 っ て い る の だ ろ う ) ( 徒 然 草 ) ② か く 危 ふ き 枝 の 上 に て 、 安 き 心 あ り て 睡 る ら ん よ 。 ね ぶ 散( っ光 ての いど るか だな ろ春 うの )日 に 、 ど う し て 静 か な 心 も な く 桜 の 花 は ( 古 今 集 ) ① ひ さ か た の 光 の ど け き 春 の 日 に し づ 心 な く 花 の 散 る ら む ( 用 例 ) 原 因 推 量 ・ ・ ・ そ の 原 因 に 疑 問 を 持 っ て 推 量 す る 。 54 戻る ( 鸚 鵡 は と て も お も し ろ い 。 人 の 言 う よ う な こ と を ま ね す る そ う だ よ ) ( 枕 草 子 ) ② 鸚 鵡 い と あ は れ な り 。 人 の 言 ふ ら む こ と を ま ね ぶ ら む よ あ う む ( 取 り 柄 の な い な い 子 を 可 愛 い と 思 う と い う の も 親 だ か ら こ そ だ よ ) ① こ れ を か な し と 思 ふ ら む は 親 な れ ば ぞ か し 。 ( 用 例 ) 婉 曲 ・ ・ ・ 間 接 的 に ぼ か し て 言 う 。 ( 枕 草 子 ) 55 戻る ( 天 の 香 具 山 に は 、 こ の 夕 方 霞 が た な び い て い る 。 春 に な る ら し い よ ) ( 万 葉 集 ) ② ひ さ か た の 天 の 香 具 山 こ の 夕 べ 霞 た な び く 春 立 つ ら し も か す み ( 春 が 過 ぎ て 夏 が 来 た ら し い 。 天 の 香 具 山 に 真 っ 白 な 着 物 が 干 し て あ る 〔 の で 〕 。 ) ( 万 葉 集 ) ① 春 過 ぎ て 夏 来き た る ら し 白 妙 の 衣 ほ し た り 天あ め の 香 具 山 ( 用 例 ) 推 定 ・ ・ ・ 確 か な 根 拠 に 基 づ い て 推 定 す る 。 56 戻る ( 〔 仏 前 で 〕 す だ れ を 少 し 上 げ て 〔 仏 に 〕 花 を お 供 え し て い る よ う だ ) ② す だ れ 少 し 上 げ て 、 花 奉た て るま つ め り 。 ( 源 氏 物 語 ) ( し み じ み と 話 し 合 っ て 泣 い て い る よ う だ が 、 涙 が 流 れ て い る と も 見 え な い 。 ) ( 大 鏡 ) ① あ は れ に 言 ひ 語 ら ひ て 泣 く め れ ど 、 涙 落 つ と も 見 え ず 。 ( 用 例 ) 推 定 ・ ・ ・ 眼 前 の 様 子 を 推 定 し て 言 う 。 57 ( 今 の 世 の 有 様 は 、 ひ ど く 下 品 に な っ て い く よ う だ ) 戻る ② 今 様 は 、 む げ に い や し く こ そ 成 り ゆ く め れ 。 ( 徒 然 草 ) ( 酔 っ て い る 人 の ほ う が 過 去 の こ と を 思 い 出 し て 泣 い て い る よ う だ 。 ) ( 徒 然 草 ) ① 酔 ひ た る 人 ぞ 過 ぎ に し 憂 さ を も 思 ひ 出 で て 泣 く め る 。 ( 用 例 ) 婉 曲 ・ ・ ・ 断 定 を せ ず 、 遠 回 し に 言 う 。 58 戻る い( だ長 ろく う生 )き た と し て も 四 十 歳 に 足 り な い く ら い で 死 ぬ の が 、 見 た 目 に よ ③ め長 やく すと かも る、 べ 四よ け 十そ じ れに 。足 ら ぬ ほ ど に て 死 な む こ そ ( 徒 然 、 草 ) ( や は り 住 ん で い る 人 が い る か ら で あ ろ う ) ② さ す が に 住 む 人 の あ れ ば な る べ し 。 ( 徒 然 草 ) ( こ の 人 々 の 深 い 厚 意 は 、 こ の 海 の 深 さ に も 劣 ら な い だ ろ う ) ( 土 佐 日 記 ) ① こ の 人 々 の 深 き 心 ざ し は 、 こ の 海 に も 劣 ら ざ る べ し 。 ( 用 例 ) 推 量 ・ ・ ・ 確 信 を 持 っ て 推 量 す る 。 59 ( 人 は 死 を 憎 む な ら ば 、 生 を 愛 さ な け れ ば な ら な い ) 戻る ② 人 、 死 を 憎 ま ば 、 生 を 愛 す べ し 。 ( 徒 然 草 ) し や う 気( 人 がか から り での あ歌 るの 返 )事 は 早 く し な け れ ば な ら な い の に 、 上 手 く 詠 め な い 時 は 、 ② も人 との な歌 しの 。返 し 、 疾 く す べ き を 、 え 詠 み え ぬ ほ ど ( 枕 草 も 子 、 ) 心 ( 今 は 帰 ら な け れ ば な ら な い 時 に な り ま し た の で ) ① 今 は 帰 る べ き に な り に け れ ば 、 ( 竹 取 物 語 ) ( 用 例 ) 当 然 ・ ・ ・ 確 信 の 度 合 い が 強 く 義 務 の 気 持 ち も 入 る 60。 注意 戻る 「 二 人 称 」 + 「 べ し 」 「 一 人 称 」 + 「 べ し 」 命 令 ( 勧 誘 ) 意 志 ( 私 は こ う し て 閉 じ 籠 も っ て し ま う つ も り だ ) ② 我 は か く て 閉 ぢ 籠 も り ぬ べ き ぞ 。 ( 更 級 日 記 ) 矢( で矢 きを め射 てる し度 ま毎 おに う、 当 、た と 思り いは なず され いを )考 え な い で 、 こ の 一 本 の ( 徒 然 草 ) ① 毎 度 た だ 得 失 な く 、 こ の 一 矢 に 定 む べ し と 思 へ 。 ( 用 例 ) 意 志 ・ ・ ・ 自 分 の 動 作 に 自 信 を 持 っ て 主 張 す る 。 61 注意 戻る 「 二 人 称 」 + 「 べ し 」 「 一 人 称 」 + 「 べ し 」 命 令 ( 勧 誘 ) 意 志 ( ほ ん の 少 し 話 を す る 友 人 で も 、 よ く そ の 人 を 選 ぶ の が よ い ) ③ べは しか 。な く う ち 語 ら は ん 友 な り と も 、 よ く そ の ( 十 人 訓 を 抄 ) 選 ぶ ( 家 の 作 り 方 は 夏 を 中 心 に す る の が よ い ) ② 家 の 作 り や う は 、 夏 を む ね と す べ し 。 ( 徒 然 草 ) よ( い今 もは の夜 かが )明 け て し ま っ た の に 、 こ の よ う に お 眠 り に な る の が ① 今 は 明 け ぬ る に 、 か う 大 殿 ご も る べ き か は 。 ( 枕 草 子 ) ( 用 例 ) 適 当 ・ 勧 誘 ・ ・ ・ 望 ま し い こ と を 人 に 勧 め る 。 62 注意 戻る 「 二 人 称 」 + 「 べ し 」 「 一 人 称 」 + 「 べ し 」 命 令 ( 勧 誘 ) 意 志 ( 決 し て お ろ そ か に 扱 わ な い つ も り だ 。 お 疑 い に な ら な い よ う に な さ い ) ( 平 家 物 語 ) ② ゆ め ゆ め 疎 略 を 存 ず ま じ う 候 ふ 。 御 疑 ひ あ る べ か ら ず 。 ( 頼 朝 の 首 を は ね て 、 私 の 墓 の 前 に か け な さ い ) ① 頼 朝 が 首 を は ね て 、 我 が 墓 の 前 に 懸 く べ し 。 ( 用 例 ) 命 令 ・ ・ ・ 勧 誘 の 意 を 強 調 す る 。 ( 平 家 物 語 ) 63 ( 羽 が な け れ ば 、 空 を 飛 ぶ こ と が で き な い ) ② 羽 な け れ ば 、 空 を も 飛 ぶ べ か ら ず 。 ( 方 丈 記 ) ( 竜 に 乗 ら な け れ ば 、 渡 る こ と が で き な い ) ① 竜 に 乗 ら ず は 、 渡 る べ か ら ず 。 ( 今 昔 物 語 ) ( 用 例 ) 可 能 ・ ・ ・ 「 で き る 」 意 を 表 す 。 戻る 64 ( こ の よ う な 所 に 住 む 人 は 、 思 い 残 す こ と は な い だ ろ う ) 戻る ( 源 氏 物 語 ) ② か か る 所 に 住 む 人 、 心 に 思 ひ 残 す こ と は あ ら じ か し 。 ( 人 に 大 切 に 思 わ れ る こ と ぐ ら い す ば ら し い こ と は な い だ ろ う ) ① 人 に 思 は れ む ば か り め で た き こ と は あ ら じ 。 ( 用 例 ) 打 消 推 量 ・ ・ ・ 「 な い 」 と い う 推 測 ( 枕 草 子 ) 65 戻る ( 〔 双 六 は 〕 勝 と う と し て 打 っ て は い け な い 、 負 け ま い と 打 つ べ き で あ る ) ( 徒 然 草 ) ② 勝 た む と う つ べ か ら ず 、 負 け じ と う つ べ き な り 。 言( っ都 てに 出は か住 けま たな )い つ も り だ 。 東 国 の 方 に 住 む の に よ い 国 を 探 し に と ① り京 。に は あ ら じ 、 東 の 方 に 住 む べ き 国 求 め に と ( 伊 て 勢 行 物 き 語 ) け ( 用 例 ) 打 消 意 志 ・ ・ ・ 「 し な い 」 と い う 意 志 や 決 意 66 ( さ て 、 冬 枯 れ の 景 色 は 、 秋 の 景 色 に ほ と ん ど 劣 ら な い だ ろ う ) 戻る ( 徒 然 草 ) ② さ て 冬 枯 れ の け し き こ そ 、 秋 に は を さ を さ 劣 る ま じ け れ 。 い( だ雀 ろな うど )の よ う に い つ も い る 鳥 な ら ば 、 そ ん な に 〔 く や し く 〕 思 わ な ( 枕 草 子 ) ① 雀 な ど の や う に 常 に あ る 鳥 な ら ば 、 さ も お ぼ ゆ ま じ 。 ( 用 例 ) 打 消 推 量 ・ ・ ・ 「 な い 」 と い う 推 測 67 戻る し( な死 けが れ自 ば身 なに ら迫 なっ て いい のて だい )る こ と を 肝 に 銘 じ て 、 少 し の 間 も 忘 れ な い よ う に ② も無 忘常 るの ま身 じに き迫 なり りぬ 。る こ と を 心 に ひ し と か け て 、 つ ( 徒 か 然 の 草 ) 間 ( 何 の 分 別 を わ き ま え て い る は ず の な い 山 伏 ま で も 惜 し み 申 し 上 げ る ) ① 何 と わ く ま じ き 山 伏 ま で 惜 し み 聞 こ ゆ 。 ( 源 氏 物 語 ) ( 用 例 ) て打 表 す消 。当 然 ・ ・ ・ そ う な る 可 能 性 が な い こ と を 確 信 を 持 68っ ( 優 し か っ た あ な た の 気 遣 い は 、 い つ ま で も 忘 れ な い つ も り だ ) 戻る ( 更 級 日 記 ) ② あ は れ な り つ る 心 の ほ ど な む 、 忘 れ む 世 あ る ま じ き 。 ( 今 す ぐ に は そ の 手 紙 を 見 な い つ も り だ と 言 っ て 、 お 入 り に な ら れ た ) ① た だ い ま は 見 る ま じ と て 、 入 り た ま ひ ぬ 。 ( 枕 草 子 ) ( 用 例 ) 打 消 意 志 ・ ・ ・ 「 し な い 」 と い う 意 志 や 決 意 69 ( 妻 と い う も の を 男 は 持 た な い ほ う が よ い の だ ) 戻る ( 徒 然 草 ) ② 妻 と い ふ も の こ そ 、 男 の 持 つ ま じ き も の な れ 。 ( あ れ こ れ ま よ う こ と な く 、 足 踏 み を し な い ほ う が よ い の だ ) ( 徒 然 草 ) ① と か く の も よ ひ な く 、 足 を 踏 み と ど む ま じ き な り 。 ( 用 例 ) 不 適 当 ・ ・ ・ 「 ・ ・ は よ く な い 」 と い う 気 持 70 ち 。 ( 家 に い る 人 さ え 、 た や す く 見 る こ と は で き な い だ ろ う に ) 戻る ② 居 る 人 だ に 、 た は や す く 見 る ま じ き も の を 。 ( 竹 取 物 語 ) で( きか なぐ や い姫 ) は 重 い 病 気 を 患 っ て い ら っ し ゃ る の で 、 出 て い ら っ し ゃ る こ と が ① か ぐ や 姫 は 重 き 病 を し た ま え ば 、 え 出 で お は し ま す ( 竹ま 取じ 物 語。 ) ( 用 例 ) 不 可 能 ・ ・ ・ で き そ う に な い 気 持 ち 。 71 ( 家 に あ っ て ほ し い 木 は 、 松 と 桜 ) ④ 家 に あ り た き 木 は 、 松 ・ 桜 。 ( 徒 然 草 ) ( た だ 思 う こ と は 、 出 家 が し た い こ と だ ) ③ た だ 思 ふ 事 と て は 、 出 家 ぞ し た き 。 ( 平 家 物 語 ) 戻る だ( )世 の 中 の 人 が 飢 え る こ と な く 、 寒 く な い よ う に 、 政 治 を 行 っ て ほ し い も の ② な世 りの 。人 の 飢 ゑ ず 、 寒 か ら ぬ や う に 、 世 を ば 行 は ま ( 徒 ほ 然 し 草 ) き ( 〔 源 氏 物 語 の 〕 若 紫 の 巻 を 見 て 、 続 き が 見 た い と 思 わ れ る け れ ど ) ① 紫 の ゆ か り を 見 て 、 つ づ き の 見 ま ほ し く お ぼ ゆ れ ど ( 更。 級 日 記 ) ( 用 例 ) 希 望 ・ ・ ・ 願 い 望 む 気 持 ち を 表 す 。 72 ( こ の 十 五 日 に 月 の 都 か ら か ぐ や 姫 を 迎 え に 人 々 が 来 る そ う だ ) 戻る で 来 な る 。 く ( 竹 取 物 語 ) ③ こ の 十 五 日 に な む 月 の 都 よ り か ぐ や 姫 を 迎 へ に 人 々 ま う も ち あ( る男 )も す る と か い う 日 記 と い う も の を 、 女 の 私 も し て み よ う と 思 っ て す る の で ② り男 。も す な る 日 記 と い ふ も の を 、 女 も し て み む と て ( 土 す 佐 る 日 記 な ) ( 物 語 が 多 く ご ざ い ま す と か い う の を 、 あ る 限 り 見 せ て 下 さ い ) ① 物 語 の 多 く 候 ふ な る 、 あ る か ぎ り 見 せ 給 へ 。 ( 用 例 ) 伝 聞 ・ ・ ・ 人 か ら 伝 え 聞 く 。 ( 更 級 日 記 ) 73 ( 開 き 戸 を 、 そ っ と 、 開 け 放 す 音 が す る よ う だ ) 戻る ② 妻 戸 を 、 や は ら 、 か い 放 つ 音 す な り 。 ( 堤 中 納 言 物 語 ) ( 呼 び あ ぐ ん で 、 笛 を と て も 風 流 に 吹 い て 通 り 過 ぎ て し ま っ た よ う だ ) ① な呼 りび 。わ づ ら ひ て 、 笛 を い と を か し く 吹 き す ま し て ( 更 級 過 日 ぎ 記 ) ぬ ( 用 例 ) 推 定 ・ ・ ・ 確 か な 根 拠 を 基 に し た 推 量 。 74 戻る う( か地 、位 あが る下 はの ず者 がで なあ いっ )て 、 上 の 者 に 逆 ら う 者 は 、 ど う し て 人 臣 の 礼 で あ ろ ( 平 家 物 語 ) ④ 下 と し て 上 に 逆 ら ふ る 事 、 あ に 人 臣 の 礼 た ら む や 。 ( 昨 日 は 雲 の 上 で 雨 を 降 ら す 神 竜 の よ う で あ っ た ) ③ 昨 日 は 雲 の 上 に 雨 を く だ す 神 竜 た り き 。 ( 平 家 物 語 ) し ん り ょ う ( 父 は 普 通 の 人 で 、 母 が 藤 原 氏 で あ っ た ) ② 父 は 直 人 に て 、 母 な む 藤 原 な り け り 。 ( 伊 勢 物 語 ) あ( る男 )も す る と か い う 日 記 と い う も の を 、 女 の 私 も し て み よ う と 思 っ て す る の で ① り男 。も す な る 日 記 と い ふ も の を 、 女 も し て み む と て ( 土 す 佐 る 日 記 な ) ( 用 例 ) 断 定 ・ ・ ・ 強 く 言 い 切 る 。 75 ( た だ 春 の 夜 の 夢 の よ う だ ) ② た だ 春 の 夜 の 夢 の ご と し 。 ( 平 家 物 語 ) ( と う と う 本 来 の 望 み の よ う に 結 婚 し た ) ① つ ひ に 本 意 の ご と く あ ひ に け り 。 ( 伊 勢 物 語 ) ( 用 例 ) 比 況 ・ ・ ・ 似 て い る も の に た と え る 。 戻る 76 ( 和 歌 ・ 管 弦 ・ 往 生 要 集 の よ う な 書 物 の 抜 き 書 き を 入 れ て い る ) 戻る ( 方 丈 記 ) ① 和 歌 ・ 管 弦 ・ 往 生 要 集 ご と き の 抄 物 を 入 れ た り 。 ( 用 例 ) 例 示 ・ ・ ・ 例 を 示 す 。 77 ( 駿 河 に あ る 宇 津 の 山 の ・ ・ ・ ) ② 駿 河 な る 宇 津 の 山 べ の ・ ・ ・ ( 伊 勢 物 語 ) 春( 日遠 にく あ遙 るか 三に 見 笠渡 野せ 山ば に, 出〔 た月 月が と出 同て じい る なが の、 だそ なの あ月 )は 故 郷 の 〕 戻る ( 古 今 集 ) ① 天 の 原 ふ り さ け 見 れ ば 春 日 な る 三 笠 の 山 に 出 で し 月 か も ( 用 例 ) 存 在 ・ ・ ・ 存 在 す る 場 所 ・ 方 角 を 示 す 78 。 練 習 問 題 79 ④ ⑤ ( 道 を 知 っ て い る 人 も な く て 、 迷 い な が ら 行 っ た 。 ) 目次へ 次へ 道 知 れ る 人 も な く て 、 惑 ひ 行 き け り 。 ( 伊 勢 物 語 ) 存 続 ・ 連 体 形 ( 泣 く 泣 く 告 げ た の で ) 泣 く 泣 く 告 げ た り け れ ば 、 ( 伊 勢 物 語 ) ③ 完 了 ・ 連 用 形 ( こ の よ う に 燃 え る の だ な あ と 納 得 し た の で あ る 。 ) か う こ そ 燃 え け れ と 、 心 得 つ る な り 。 ( 宇 治 拾 遺 物 語 ) ② 詠 嘆 ・ 已 然 形 完 了 ・ 連 体 形 ( 今 と な っ て は 昔 の こ と だ が 、 竹 取 の 翁 と い う 者 が い た 。 ) 今 は 昔 、 竹 取 の 翁 と い ふ 者 あ り け り 。 ( 竹 取 物 語 ) 一 ① ( 死 ん だ 子 は 、 顔 が よ か っ た 。 ) 過 去 ・ 終 止 形 死 に し 子 顔 よ か り き 。 ( 土 佐 日 記 ) 過 去 ・ 連 体 形 ( 傍次 線の 部傍 横線 の部 空の 欄助 を動 ク詞 リの ッ文 ク法 し的 て意 く味 だと さ活 い用 。形 )を 答 え な さ い 。 80 練 習 問 題 ⑨ ⑩ ( 人 に 食 わ せ る こ と は な い 。 ) 人 に 食 は す る こ と な し 。 ( 徒 然 草 ) 目次へ 次へ 使 役 ・ 連 体 形 ( め ず ら し い も の 。 舅 に ほ め ら れ る 婿 。 ) あ り が た き も の 。 舅 に ほ め ら る る 婿 。 ( 枕 草 子 ) ⑧ 受 身 ・ 連 体 形 ( 〔 足 鼎 を 〕 抜 こ う と す る が 、 全 く 抜 け な い 。 ) ( 足 鼎 を ) 抜 か む と す る に 、 お ほ か た 抜 か れ ず 。 ( 徒 然 草 ) 意 志 ・ 終 止 形 可 能 ・ 未 然 形 は( っ秋 とが き来 づた いと た目 こで とは だは 。っ )き り と は 見 え な い け れ ど 、 風 の 音 で 〔 秋 が 来 た と 〕 自 発 れ ・ ぬ 連 る 用 形 ( 古 今 集 ) ⑦ 秋 来 ぬ と 目 に は さ や か に 見 え ね ど も 風 の 音 に ぞ お ど ろ か ⑥ 完 了 ・ 終 止 形 打 消 ・ 已 然 形 ( 大 将 は い と ま を 申 し 上 げ て 、 福 原 へ お 帰 り に な っ た 。 ) 大 将 い と ま 申 し て 、 福 原 へ こ そ 帰 ら れ け れ 。 ( 平 家 物 語 ) 81 尊 敬 ・ 連 用 形 ⑭ ⑮ ( 「 荻 の 葉 」 と 呼 ば せ る け れ ど 、 答 え な い よ う だ 。 ) 目次へ 次へ 「 荻 の 葉 」 と 呼 ば す れ ど 、 答 へ ざ な り 。 ( 更 級 日 記 ) 使 役 ・ 已 然 形 ( 飛 鳥 川 で な い の で 、 淵 瀬 は ま っ た く 変 わ っ て い な い 。 ) 飛 鳥 川 に あ ら ね ば 、 淵 瀬 さ ら に 変 は ら ず 。 ( 土 佐 日 記 ) ⑫ ⑬ 打 消 ・ 已 然 形 ( 捨 て が た い と 思 っ て 捨 て な い の だ ろ う か 。 ) 捨 て が た し と て 捨 て ざ ら む や 。 ( 徒 然 草 ) 推 量 ・ 終 止 形 ( 仏 も 〔 私 を 〕 可 哀 想 だ と 、 聞 き 入 れ て 下 さ っ た の だ ろ う よ 。 ) 仏 も あ は れ と 、 聞 き 入 れ さ せ た ま ひ け む か し ( 更 級 日 記 ) ⑪ 尊 敬 ・ 連 用 形 過 去 推 量 ・ 終 止 形 ( 二 、 三 日 し て 、 忍 ん で お 渡 り に な っ た 。 ) 二 、 三 日 あ り て 、 忍 び て 渡 ら せ た ま へ り 。 ( 和 泉 式 部 日 記 ) 82 尊 敬 ・ 連 用 形 完 了 ・ 終 止 形 ( 人 を 噛 む 犬 を 飼 っ て は い け な い 。 ) 目次へ 次へ 人 食 ふ 犬 を ば 養 ひ 飼 ふ べ か ら ず 。 ( 徒 然 草 ) 命 令 ・ 未 然 形 ( ど ん な 返 事 が よ い で し ょ う 。 ) 返 り ご と い か が す べ か ら む 。 ( 枕 草 子 ) ⑰ ⑱ ⑲ ⑳ 適 当 ・ 未 然 形 ( そ の 山 を 見 る と 、 全 く 登 る こ と が で き そ う も な い 。 ) そ の 山 、 見 る に 、 さ ら に 登 る べ き や う な し 。 ( 竹 取 物 語 ) 可 能 ・ 連 体 形 ( 三 位 殿 に 申 し 上 げ る べ き こ と が あ っ て 、 忠 度 が 帰 っ て き ま し た 。 )( 平 家 物 語 ) 三 位 殿 に 申 す べ き こ と あ つ て 、 忠 度 が 帰 り 参 つ て 候 ふ 。 ⑯ 当 然 ・ 連 体 形 ( 潮 も 満 ち た 。 風 も き っ と 吹 く だ ろ う ) 潮 満 ち ぬ 。 風 も 吹 き ぬ べ し 。 ( 土 佐 日 記 ) 83 完 了 ・ 終 止 形 強 意 ・ 終 止 形 ( こ れ を 聞 い た 人 は 、 ど ん な に 憎 み わ ら っ た で あ ろ う 。 ) 目次へ 次へ こ れ を 聞 き け む 人 、 い か に 憎 み 笑 ひ け む 。 ( 竹 取 物 語 ) 22 23 24 婉 曲 ・ 連 体 形 過 去 推 量 ・ 終 止 形 ( お 思 い に な っ て い ら っ し ゃ る こ と は 、 ど の よ う な こ と か 。 ) 思 す ら む 事 、 何 事 ぞ 。 ( 竹 取 物 語 ) 婉 曲 ・ 連 体 形 ( こ の 獅 子 の 立 ち 方 は 、 と て も 珍 し い 。 深 い 訳 が あ る の だ ろ う ) ( 徒 然 草 ) こ の 獅 子 の 立 ち や う 、 い と 珍 し 。 深 き ゆ ゑ あ ら む 。 推 量 ・ 終 止 形 む 21 。 し( 散 散 よ うっ て り )も ぬ 香 と り も は 残 香 せ を よ だ 、 梅 に の 残 花 せ よ 。 梅 恋 の し 花 い 時 恋 の し 思 い き 出 と に き の 思 ( 古 ひ 今 出 集 ) に せ 84 完 了 ・ 終 止 形 意 志 ・ 終 止 形 29 だ( )わ が 身 は 女 で あ っ て も 、 敵 の 手 に は か か ら な い つ も り 目次へ 次へ わ が 身 は 女 な り と も 、 敵 の 手 に は か か る ま じ 。 ( 平 家 物 語 ) 打 消 意 志 ・ 終 止 形 り 28 。 探( 都 「 しに 京 には に と は 言住 っま あ てな ら 出い かつ じ けも 、 たり 東 )だ の 。 東 方 国 に の 住 方 に む 住 べ む き の 国 に よ 求 い め 国 を に 」 と て ( 伊 行 勢 き 物 語 け ) 打 消 意 志 ・ 終 止 形 し( なし よ いう ほ うか がし よら い、 のし でな あい で るお )こ う か し ら 、 と 思 う こ と は 大 抵 は せ 27 ぬ はし よや きせ なま りし 。、 せ ず や あ ら ま し と 思 ふ こ と は 、 ( 徒 お 然 ほ 草 や ) う は 、 26 意 志 ・ 終 止 形 意 志 ・ 終 止 形 ( か ぐ や 姫 が 、 皮 衣 を 見 て お っ し ゃ る に は 、 「 立 派 な 皮 の よ う で す ね ( 」 )竹 取 物 語 ) か ぐ や 姫 の 、 皮 衣 を 見 て い は く 、 「 う る は し き 皮 な め り 」 。 25 推 定 ・ 終 止 形 い( る夕 ら方 しに いな )る と 袖 の あ た り が 寒 い 。 吉 野 の 山 に 雪 が ふ っ て 夕 さ れ ば 衣 手 寒 し み 吉 野 の 山 に み 雪 降 る ら し ( 古 今 集 ) 85 推 定 ・ 終 止 形 33 も( 五 昨日 日、 と風 同や じ波 だが )止 ま な い の で や は り 同 じ 所 に い る 。 六 日 目次へ 次へ ( 土 佐 日 記 ) 五 日 、 風 波 や ま ね ば な ほ 同 じ 所 に あ り 。 六 日 昨 日 の ご と し 。 32 32 打 消 ・ 已 然 形 比 況 ・ 終 止 形 く( 向愛 か敬 いが 合あ っっ てて い、 た言 い葉 も数 のが だ多 )く な い 人 と は 、 飽 き る こ と な ( 徒 然 草 ) 愛 敬 あ り て 、 言 葉 多 か ら ぬ こ そ 、 飽 か ず 向 か ま ほ し け れ 。 あ い ぎ や う 打 消 ・ 連 体 形 希 望 ・ 已 然 形 ( 帰 り た く な る と 、 一 人 ひ ょ い と 立 ち 上 が っ て 出 て 行 っ た ) 帰 り た け れ ば 、 ひ と り つ い 立 ち て 行 き け り 。 ( 徒 然 草 ) 31 希 望 ・ 已 然 形 ( 清 盛 は 、 嫡 男 で あ る こ と に よ っ て 、 そ の 跡 を 継 ぐ ) 清 盛 、 嫡 男 た る に よ つ て 、 そ の 跡 を つ ぐ 。 ( 平 家 物 語 ) 30 断 定 ・ 連 体 形 ( 三 寸 ぐ ら い で あ る 人 が 、 と て も 可 愛 く 座 っ て い た ) 三 寸 ば か り な る 人 、 い と う つ く し う て ゐ た り 。 ( 竹 取 物 語 ) 86 断 定 ・ 連 体 形 ( む ( た ん け き む ん り ぬ つ ず ず ) り り ) ○ ○ た ら な て ○ ら ○ た り り ( ん む )ず( ず ん む ) ず し さ す ら る む す る 未 ざ さ ら し せ 然 ○)( ら ○ め せ せ れ れ 形 連 用 形 た け さ ら り ぬ つ き ○ ず し す る む す り り る 終 止 形 ○ ○ ざ ず り し さ め せ ん む ( ず ん む )ず ( る る た ぬ つ る る る る け る し ざ ぬ る し む る さ す る す る ら る る る る 連 体 形 ん む )ず (ず れ れ れ た ぬ つ け れ れ れ れ し ざ ね か れ し む れ さ す れ す れ ら る れ る れ 已 然 形 た ね て よ れ ざ れ し め よ さ せ よ せ よ ら れ よ れ よ 命 令 形 ) 目次へ 次へ 基 本 形 せ ら れ れ に て ○ め ○ れ 二 ○ ○ ○ 87 次 の 活 用 表 を 完 成 さ せ な さ い 。 ( 空 欄 の 所 を ク リ ッ ク し て く だ さ い ) ま ほ し た し た た か )く( ら ま ほ し か ら た か り ま ほ し か り た く ま じ じ べ し ら ら め ら ( り し ん む ) ま ほ し く ま じ か ら ま )じ( ○ く べ べ か)く(○ ら ま ま じ か り ま じ ○ く べ か べ め り く り ) ( ほ し く ○ ○ ( け け ん む ) ○ 目次へ 次へ た き ○ た け れ ま ほ し か る ま ほ し き ○ ま ほ し け れ 未 まま 然 せし 形 か ○ ○ ○ ( ( ま ら ら め ら た ま け け べ ○ ○ ほ ○ ○ じ し り し ん む ん む し じ し ) ) た か る ま し 三 基 本 形 ら ○ 連 用 形 ま し 終 止 形 ま じ か る ま じ き べ べ め ら ら ら け け ( む )ん (む じ か き る しし )ん き る ま し 連 体 形 ○ ま じ け れ べ ら じ ○ け め し れ れ ま し か 已 然 形 ○ 命 令 形 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ら め ○ け め ○ 88 次 の 活 用 表 を 完 成 さ せ な さ い 。 ( 空 欄 の 所 を ク リ ッ ク し て く だ さ い ) た ご り と し (断定) ○ た ら ご た と と り く ご た と り し 目次へ な り な り (断定) (伝聞) 基 本 形 な ら ○ 未 然 形 に な り な り 連 用 形 な り な り 終 止 形 ご と き た る な る な る 連 体 形 ○ た れ な れ な れ 已 然 形 ○ た れ な れ ○ 命 令 形 四 次 の 活 用 表 を 完 成 さ せ な さ い 。 ( 空 欄 の 所 を ク リ ッ ク し て く だ さ 89 い )
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