スライド 1

助
動
詞
編
古
典
文
法
次へ
1
)
(
(
)
)
)
(
(
(
)
)
)
)
)
(
(
)
)
(
(
(
(
(
)
( )
( )
(
)
)
(
(
)
( )
( )
(
)
練 20 19 18 17 16 15 14 13 12 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 各 活 接 意 助 助
習
助用続味動動
問
動のに(
詞詞
「
「
文
「「「「「 「「「「「「「「
のと
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ご「
な「
な「
ま「
まじべめららけまむたつけきずする詞型よ
法
のにる的分は
り」」」」
とりりしじ」しりしむむし(り」
「
「
ん」ぬ」
「
ら解よ分 類
し」」」」 」」」((
」
け
さ
る類意
「
)
「
(
ら
説
る
」
」「
ん
た
」
り
た伝
す
分 味
「
ん
」
)
む」
り聞し
」
」
類 )
)
「
に
」
ず
」
」
・
し
(
よ
(
む
断推
ん
る
」
定定
ず
分
))
)
類
」
目
次
トップへ
2
目次へ
に
付用
く言
。、
体
言
、
助
動
詞
、
助
詞
る
意助
味動
を詞
添に
えは
る、
働付
きい
がた
あ語
るに
。あ
付
属
語
で
活
用
が
あ
る
単
語
助
動
詞
と
は
3
目次へ
の
三
つ
の
要
素
に
分
け
ら
れ
る
。
③
接
続
②
活
用
①
(
文
法
的
)
意
味
助
動
詞
は
助
動
詞
の
分
類
4
比
況
目次へ
断
定
伝
聞
・
推
定
希
望
(
願
望
)
打
消
推
量
推
量
ご な な ま じ ら む
と り り ほ ・
む (
ま
ん
し
し ・
(
じ ら )
た
・
・
た
り
ん む
し
ず
)
・
ら (
ん
し ず
・
め )
り ・
ま
・
べ し
し ・
け
む
(
け
ん
)
・
完
了
過
去
打
消
つ
・
ぬ
・
た
り
・
り
き
・
け
り
ず
使
役
・
尊
敬
す
・
さ
す
・
し
む
受自
身発
・
可
尊・
敬能
・
①
意
味
(
文
法
的
意
味
)
に
よ
る
分
類
る
・
ら
る
5
体
言
に
つ
く
も
の
な
り
〔
断
定
〕
・
た
り
〔
断
定
〕
・
ご
と
し
Ⅰ
Ⅱ
目次へ
Ⅲ
ご
と
し
助
詞
(
「
が
」
「
の
」
)
に
つ
く
も
の
②
接
続
に
よ
る
分
類
⑤
命
令
形
・
・
・
・
り
(
已
然
)
④
連
体
形
・
・
・
・
な
り
〔
断
定
〕
・
ご
と
し
〔
伝
聞
・
推
定
〕
③
終
止
形
・
・
・
・
ら
む
(
ら
ん
)
・
ら
し
・
め
り
・
べ
し
・
ま
じ
・
な
り
②
連
用
形
・
・
・
・
・
た き
し ・
け
り
・
つ
・
ぬ
・
た
り
〔
完
了
〕
・
け
む
(
け
ん
)
①
未
然
形
・
・
・
・
む る
(
ん ・
ら
)
る
・
む ・
ず す
・
(
ん さ
ず す
・
)
し
・
ま む
し ・
ず
・
じ ・
り
・
ま (
ほ サ
し 変
)
活
用
語
に
つ
く
も
の
6
目次へ
①
ナ
リ
活
用
型
・
・
な
り
〔
断
定
〕
形
容
詞
型
②
シ
ク
活
用
型
・
・
ま
じ
・
ま
ほ
し
①
ク
活
用
型
・
・
・
べ
し
・
た
し
・
ご
と
し
形
容
詞
型
Ⅰ
ず
・
き
・
ま
し
・
ら
し
・
じ
②
タ
リ
活
用
型
・
・
た
り
〔
断
定
〕
Ⅱ
Ⅲ
Ⅲ
特
殊
型
・
・
・
・
⑤
サ
変
型
・
・
・
・
む
ず
(
ん
ず
)
④
ラ
変
型
・
・
・
・
け
り
・
た
り
〔
完
了
〕
・
り
・
め
り
・
な
り
〔
伝
聞
・
推
定
〕
③
ナ
変
型
・
・
・
・
ぬ
②
下
二
段
型
・
・
る
・
ら
る
・
す
・
さ
す
・
し
む
・
つ
①
四
段
型
・
・
・
・
む
(
ん
)
・
け
む
(
け
ん
)
・
ら
む
(
ら
ん
)
③
活
用
の
型
に
よ
る
分
類
動
詞
型
7
④
尊
敬
(
オ
・
・
ニ
ナ
ル
。
・
・
ナ
サ
ル
)
目次へ
③
受
身
(
・
・
レ
ル
。
・
・
ラ
レ
ル
。
)
②
可
能
(
・
・
レ
ル
。
・
・
ラ
レ
ル
。
・
・
デ
キ
ル
)
①
自
発
(
・
・
レ
ル
。
・
・
ラ
レ
ル
。
自
然
ト
・
・
ニ
ナ
ル
)
意
味
「
ら
る
」
・
・
右
以
外
の
動
詞
の
未
然
形
に
接
続
。
「
る
」
・
・
四
段
・
ナ
変
・
ラ
変
の
未
然
形
に
接
続
。
接
続
ら
る
る
基
本
形
未
ら
れ れ 然
形
(
1
)
る
・
ら
る
連
ら れ 用
れ
形
終
ら
る る 止
形
らる 連
るる 体
形
る
已
ら
る る 然
れ れ 形
ら れ 命
れ よ 令
形
よ
8
各
助
動
詞
の
解
説
②
尊
敬
(
オ
・
・
ニ
ナ
ル
。
・
・
ナ
サ
ル
)
目次へ
①
使
役
(
・
・
セ
ル
。
・
・
サ
セ
ル
)
意
味
「
し
む
」
・
・
用
言
の
未
然
形
に
接
続
。
「
さ
す
」
・
・
右
以
外
の
動
詞
の
未
然
形
に
接
続
。
「
す
」
・
・
・
四
段
・
ナ
変
・
ラ
変
の
未
然
形
に
接
続
。
接
続
し さ す
む す
基
本
形
し さ せ 未
然
め せ
形
し さ せ 連
用
め せ
(
2
)
す
・
さ
す
・
し
む
形
し さ す 終
止
む す
形
連
し さ
す
む す
体
る
る る
形
し さ す 已
む す れ 然
形
れ れ
しさ せ 命
めせ よ 令
形
よよ
9
打
消
(
・
・
ナ
イ
。
・
・
ヌ
)
意
味
活
用
語
の
未
然
形
に
接
続
。
接
続
ず
基
本
形
ざ ○
ら
未
然
形
ざ ず
り
連
用
形
○ ず
終
止
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ざ
る ぬ
連
体
形
ざ ね
れ
已
然
形
ざ
れ ○
命
令
形
目次へ
(
3
)
ず
10
過
去
(
・
・
タ
)
意
味
(
カ
変
・
サ
変
動
詞
に
は
未
然
形
・
連
用
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目次へ
に
接
続
す
る
。
)
活
用
語
の
連
用
形
に
接
続
。
接
続
き
基
本
形
未
)
せ( 然
形
○
連
用
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き
終
止
形
し
連
体
形
し
か
已
然
形
○
命
令
形
(
4
)
き
11
②
詠
嘆
(
・
・
タ
ナ
ア
。
・
・
コ
ト
ヨ
。
・
・
モ
ノ
ダ
ナ
ア
)
①
過
去
(
・
・
タ
。
・
・
タ
ソ
ウ
ダ
)
意
味
活
用
語
の
連
用
形
に
接
続
。
接
続
け
り
基
本
形
○
未
然
形
○
連
用
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け
り
終
止
形
け
る
連
体
形
け
れ
已
然
形
○
命
令
形
目次へ
(
5
)
け
り
12
目次へ
(
キ
ッ
ト
・
・
〔
ダ
ロ
ウ
〕
。
必
ず
・
・
〔
ス
ル
〕
)
②
強
意
(
確
述
)
①
完
了
(
・
・
タ
。
・
・
テ
シ
マ
ッ
タ
。
・
・
テ
シ
マ
ウ
)
意
味
活
用
語
の
連
用
形
に
接
続
。
接
続
ぬ つ
基
本
形
な て
未
然
形
に て
連
用
形
ぬ つ
終
止
形
ぬ つ
る る
連
体
形
ぬ つ
れ れ
已
然
形
ね て
よ
命
令
形
(
6
)
つ
・
ぬ
13
②
存
続
(
・
・
テ
イ
ル
。
・
・
テ
ア
ル
)
目次へ
①
完
了
(
・
・
タ
。
・
・
テ
シ
マ
ッ
タ
。
)
意
味
(「
命り
令」
形・
・
・
サ
変
動
詞
)の
に
接未
続然
。形
と
四
段
動
詞
の
已
然
形
「
た
り
」
・
・
活
用
語
の
接
続
り た
り
基
本
形
た
ら ら
未
然
形
り た
り
連
用
形
連
用
形
り た
り
終
止
形
に
接
続
。
る た
る
連
体
形
れ た
れ
已
然
形
れ た
れ
命
令
形
(
7
)
た
り
・
り
14
⑤
婉
曲
(
・
・
ノ
ヨ
ウ
ナ
)
目次へ
④
仮
定
(
モ
シ
・
・
ト
シ
タ
ラ
)
③
適
当
・
勧
誘
(
・
・
ス
ル
ノ
ガ
ヨ
イ
。
・
・
シ
マ
セ
ン
カ
。
)
②
意
志
(
・
・
ウ
。
・
・
ヨ
ウ
)
①
推
量
(
・
・
ダ
ロ
ウ
。
・
・
ウ
。
)
意
味
活
用
語
の
未
然
形
に
接
続
。
接
続
(
ん む (
む
ず ず ん
)
)
○
○
○
未
然
形
○
連
用
形
(
んむ んむ
)ず
(ず
)
ん む
)ず
(ず
る る
ん む
)ず( ず
れ れ
○
(
んむ
)
(
8
)
基
本
形
む
(
ん
)
・
む
ず
(
ん
ず
)
終
止
形
連
体
形
め
已
然
形
○
命
令
形
15
③
意
志
(
・
・
シ
タ
モ
ノ
ダ
ロ
ウ
。
)
目次へ
②
希
望
(
・
・
タ
ラ
ヨ
イ
〔
ノ
ニ
〕
。
)
①
反
実
仮
想
(
モ
シ
・
・
ダ
ッ
タ
ラ
・
・
ダ
ロ
ウ
ニ
。
実
際
ハ
・
・
デ
ナ
イ
ノ
デ
・
・
ナ
イ
)
意
味
活
用
語
の
未
然
形
に
接
続
。
接
続
ま
し
基
本
形
ま ま
せ し
か
未
然
形
○
連
用
形
ま
し
終
止
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ま
し
連
体
形
ま
し
か
已
然
形
○
命
令
形
(
9
)
ま
し
16
目次へ
②
過
去
の
伝
聞
(
・
・
タ
ト
イ
ウ
。
・
・
タ
ソ
ウ
ダ
)
①
過
去
推
量
(
・
・
タ
ダ
ロ
ウ
)
意
味
活
用
語
の
連
用
形
に
接
続
。
接
続
(
け け
ん む
)
基
本
形
○
未
然
形
○
連
用
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けけ
)ん
(む
終
止
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け け
連
体
形
け
め
已
然
形
○
命
令
形
)ん
(む
(
10
)
け
む
(
け
ん
)
17
③
婉
曲
・
伝
聞
(
・
・
ト
イ
ウ
ヨ
ウ
ナ
ウ
。
)
目次へ
②
原
因
の
推
量
(
ド
ウ
シ
テ
・
・
ダ
ロ
ウ
。
)
①
現
在
推
量
(
今
・
・
テ
イ
ル
ダ
ロ
ウ
)
意
味
(
ラ
変
動
詞
・
形
容
詞
・
形
容
動
詞
に
は
連
体
形
に
接
続
。
)
ラ
変
型
以
外
の
動
詞
・
助
動
詞
の
終
止
形
に
接
続
。
接
続
(
ら ら
ん む
)
基
本
形
○
未
然
形
○
連
用
形
らら
)ん
(む
終
止
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ら ら
)ん
(む
連
体
形
ら
め
已
然
形
○
命
令
形
(
11
)
ら
む
(
ら
ん
)
18
推
定
(
・
・
ラ
シ
イ
)
目次へ
意
味
(
ラ
変
動
詞
・
形
容
詞
・
形
容
動
詞
に
は
連
体
形
に
接
続
。
)
ラ
変
型
以
外
の
動
詞
・
助
動
詞
の
終
止
形
に
接
続
。
接
続
ら
し
基
本
形
○
未
然
形
○
連
用
形
ら
し
終
止
形
(
ら ら
し し
き
)
ら
し
○
(
12
)
ら
し
連
体
形
已
然
形
命
令
形
19
②
婉
曲
(
・
・
ヨ
ウ
ダ
。
ヨ
ウ
ニ
思
ワ
レ
ル
)
目次へ
①
推
定
(
・
・
ヨ
ウ
ダ
。
ヨ
ウ
ニ
見
エ
ル
)
意
味
(
ラ
変
動
詞
・
形
容
詞
・
形
容
動
詞
に
は
連
体
形
に
接
続
。
)
ラ
変
型
以
外
の
動
詞
・
助
動
詞
の
終
止
形
に
接
続
。
接
続
め
り
基
本
形
○
未
然
形
め
り
連
用
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め
り
終
止
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め
る
連
体
形
め
れ
已
然
形
○
命
令
形
(
13
)
め
り
20
⑥
可
能
(
・
・
デ
キ
ル
)
目次へ
⑤
命
令
(
・
・
セ
ヨ
。
・
・
シ
ロ
)
④
適
当
・
勧
誘
(
・
・
ス
ル
ノ
ガ
ヨ
イ
)
③
意
志
(
・
・
シ
ヨ
ウ
)
②
当
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(
・
・
ス
ル
ハ
ズ
ダ
。
・
・
シ
ナ
ケ
レ
バ
ナ
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ナ
イ
)
①
推
量
(
・
・
ダ
ロ
ウ
)
意
味
(
ラ
変
動
詞
・
形
容
詞
・
形
容
動
詞
に
は
連
体
形
に
接
続
。
)
ラ
変
型
以
外
の
動
詞
・
助
動
詞
の
終
止
形
に
接
続
。
接
続
べ
し
(
14
)
基
本
形
べ
し
べ べ 未
か )く( 然
形
ら
べ べ 連
か く 用
形
り
終
○
べ 止
し 形
連
べ べ
か き 体
形
る
○
べ 已
け 然
れ 形
○
命
令
形
○
21
目次へ
②
打
消
意
志
(
・
・
ナ
イ
ツ
モ
リ
ダ
。
・
・
タ
ク
ナ
イ
)
①
打
消
推
量
(
・
・
ナ
イ
ダ
ロ
ウ
。
・
・
マ
イ
)
意
味
活
用
語
の
未
然
形
に
接
続
。
接
続
じ
基
本
形
○
未
然
形
○
連
用
形
じ
終
止
形
じ
連
体
形
じ
已
然
形
○
命
令
形
(
15
)
じ
22
⑤
不
可
能
(
・
・
デ
キ
ソ
ウ
モ
ナ
イ
)
目次へ
④
不
適
当
(
・
・
シ
テ
ハ
ナ
ラ
ナ
イ
。
・
・
ナ
イ
ホ
ウ
ガ
ヨ
イ
)
③
打
消
意
志
(
・
・
シ
ナ
イ
ツ
モ
リ
ダ
。
・
・
マ
イ
)
②
打
消
当
然
(
・
・
ス
ル
ハ
ズ
ガ
ナ
イ
)
①
打
消
推
量
(
・
・
ナ
イ
ダ
ロ
ウ
。
・
・
マ
イ
)
意
味
(
ラ
変
動
詞
・
形
容
詞
・
形
容
動
詞
に
は
連
体
形
に
接
続
。
)
ラ
変
型
以
外
の
動
詞
・
助
動
詞
の
終
止
形
に
接
続
。
接
続
(
16
)
ま
じ
基
本
形
ま
じ
ま ま 未
じ じ 然
か )く( 形
ら
連
用
形
ま
じ
か
り
ま
じ
く
○
ま 止
じ 形
ま
じ
か
る
ま
じ
き
○
ま
じ
け
れ
終
○
○
連
体
形
已
然
形
命
令
形
23
た
し
基
本
形
未
然
形
た た
か く
ら
ま
ほ
し
か
ら
た た
か く
り
ま
ほ
し
か
り
ま
ほ
し
く
た
し
○
ま
ほ
し
終
止
形
た
か
る
た
き
ま
ほ
し
か
る
ま
ほ
し
き
連
体
形
○
た
け
れ
○
ま
ほ
し
け
れ
已
然
形
○
命
令
形
○
○
○
ま
ほ
し
く
)
○
(
「
ま
ほ
し
」
・
・
動
詞
、
動
詞
型
活
用
の
助
動
詞
の
未
然
形
に
接
続
。
ま
ほ
し
)
目次へ
「
た
し
」
・
・
・
動
詞
、
動
詞
型
活
用
の
助
動
詞
の
連
用
形
に
接
続
。
接
続
(
希
望
(
願
望
)
(
・
・
タ
イ
。
・
・
テ
ホ
シ
イ
)
意
味
(
17
)
ま
し
・
た
し
連
用
形
24
②
推
定
(
・
・
ヨ
ウ
ダ
。
・
・
テ
イ
ル
ラ
シ
イ
)
目次へ
①
伝
聞
(
・
・
ト
イ
ウ
。
・
・
ソ
ウ
ダ
)
意
味
(
ラ
変
動
詞
・
形
容
詞
・
形
容
動
詞
に
は
連
体
形
に
接
続
。
)
ラ
変
型
以
外
の
動
詞
・
助
動
詞
の
終
止
形
に
接
続
。
接
続
な
り
基
本
形
○
未
然
形
な
り
連
用
形
な
り
終
止
形
な
る
連
体
形
な
れ
已
然
形
○
(
18
)
な
り
(
伝
聞
・
推
定
)
命
令
形
25
注意
「
な
り
」
に
は
、
「
存
在
」
と
い
う
意
味
も
あ
る
。
断
定
(
・
・
ダ
。
・
・
デ
ア
ル
)
意
味
「
た
り
」
・
・
体
言
(
多
く
は
漢
語
)
に
接
続
。
目次へ
に「
接な
続り
。」
・
・
活
用
語
の
連
体
形
及
び
体
言
、
一
部
の
副
詞
・
助
詞
接
続
た
り
た
ら
な
り
基
本
形
な
ら
未
然
形
と た にな
り
り
連
用
形
た
り
な
り
終
止
形
た
る
な
る
連
体
形
た
れ
な
れ
已
然
形
た
れ
な
れ
命
令
形
(
19
)
な
り
・
た
り
(
断
定
)
26
②
例
示
(
・
・
ノ
ヨ
ウ
ダ
。
・
・
ナ
ド
)
目次へ
①
比
況
(
・
・
ヨ
ウ
ダ
)
意
味
活
用
語
の
連
体
形
、
体
言
、
助
詞
「
の
」
「
が
」
に
接
続
。
接
続
ご 基
と 本
し 形
未
ご
)と
(然
く 形
(
20
)
ご
と
し
ご 連
と 用
く 形
ご 終
と 止
し 形
ご 連
と 体
き 形
○
已
然
形
○
命
令
形
27
用
例
28
注意
心見
中る
思・
惟聞
をく
・
表思
すふ
動・
恋
詞ふ
にな
続
くど
、
戻る
自
発
無
意
識
の
動
作
+
「
る
」
、
「
ら
る
」
(
住
み
慣
れ
た
故
郷
が
こ
の
上
な
く
、
懐
か
し
く
思
い
出
さ
れ
る
)
③
住
み
慣
れ
し
ふ
る
さ
と
限
り
な
く
思
ひ
出
で
ら
る
。
(
更
級
日
記
)
(
今
日
は
都
の
こ
と
ば
か
り
が
思
い
出
さ
れ
る
)
②
今
日
は
、
都
の
み
ぞ
思
ひ
遣
ら
る
る
。
(
土
佐
日
記
)
(
や
は
り
故
郷
の
方
は
自
然
と
見
や
ら
れ
る
よ
、
私
の
父
と
母
が
い
る
と
思
う
と
)
(
土
佐
日
記
)
①
な
ほ
こ
そ
国
の
方
は
見
や
ら
る
れ
、
我
が
父
母
あ
り
と
し
思
へ
ば
(
用
例
)
自
発
・
・
・
あ
る
動
作
が
自
然
と
出
て
く
る
。
29
注意
は打
消
可か
能反
語
を
伴
う
「
る
」
「
ら
る
」
戻る
(
変
わ
っ
て
い
く
形
や
様
子
に
は
、
見
る
に
耐
え
ら
れ
な
い
こ
と
が
多
い
)
(
方
丈
記
)
④
変
は
り
ゆ
く
形
・
あ
り
さ
ま
、
目
も
あ
て
ら
れ
ぬ
こ
と
多
か
り
。
(
雨
が
降
っ
た
り
す
る
の
で
、
恐
ろ
し
く
て
寝
る
こ
と
も
で
き
な
い
)
③
雨
降
り
な
ど
す
れ
ば
、
恐
ろ
し
く
て
寝い
も
寝ね
ら
れ
ず
。
(
更
級
日
記
)
(
涙
が
こ
ぼ
れ
る
の
で
、
目
も
見
え
ず
、
も
の
も
言
う
こ
と
が
で
き
な
い
)
②
涙
の
こ
ぼ
る
る
に
、
目
も
見
え
ず
、
も
の
も
言
は
れ
ず
。
(
伊
勢
物
語
)
(
湯
や
水
を
飲
む
こ
と
も
で
き
ず
、
同
じ
気
持
ち
で
悲
し
が
っ
て
い
た
)
①
湯
水
飲
ま
れ
ず
、
同
じ
心
に
嘆
か
し
が
り
け
り
。
(
用
例
)
可
能
・
・
・
「
で
き
る
」
意
を
表
す
。
(
竹
取
物
語
)
30
注意
は無
少生
な物
い主
語
が
受
身
に
な
る
こ
と
戻る
(
問
い
詰
め
ら
れ
て
、
答
え
る
こ
と
が
で
き
ま
せ
ん
で
し
た
)
④
問
ひ
詰
め
ら
れ
て
、
え
答
へ
ず
な
り
侍は
べ
り
つ
。
(
徒
然
草
)
(
舎
人
が
、
寝
て
い
る
足
を
狐
に
食
わ
れ
る
)
③
舎と
ね
人り
が
、
寝
た
る
足
を
狐
に
食
は
る
。
(
徒
然
草
)
(
あ
ま
り
に
水
の
流
れ
が
速
く
て
、
馬
は
押
し
流
さ
れ
ま
し
た
)
②
あ
ま
り
に
水
が
速
う
て
、
馬
は
押
し
流
さ
れ
候
ひ
ぬ
。
(
平
家
物
語
)
(
め
っ
た
に
な
い
も
の
、
舅
に
ほ
め
ら
れ
る
婿
)
①
あ
り
が
た
き
も
の
、
舅 しう
にと
ほ
め
ら
る
る
婿む
こ
。
(
枕
草
子
)
(
用
例
)
受
身
・
・
・
他
か
ら
の
動
作
を
受
け
る
。
31
注意
上
に
尊
敬
の
動
詞
が
あ
る
こ
と
が
多
い
戻る
(
ひ
ど
い
こ
と
を
仰
せ
に
な
る
も
の
だ
な
あ
)
④
無む
げ
下
の
こ
と
を
も
仰お
ほ
せ
ら
る
る
も
の
か
な
。
(
徒
然
草
)
(
馬
を
引
き
返
し
て
お
逃
げ
に
な
ら
れ
た
)
③
馬
引
き
返
し
て
逃
げ
ら
れ
に
け
り
。
(
徒
然
草
)
(
鎌
倉
殿
〔
源
頼
朝
〕
ま
で
も
ご
存
知
で
あ
ろ
う
ぞ
)
②
鎌
倉
殿
ま
で
も
知
ろ
し
め
さ
れ
た
る
ら
ん
ぞ
。
(
平
家
物
語
)
(
あ
の
大
納
言
は
、
ど
の
船
に
お
乗
り
に
な
る
の
だ
ろ
う
か
)
①
か
の
大
納
言
、
い
づ
れ
の
船
に
か
乗
ら
る
べ
き
。
(
用
例
)
尊
敬
・
・
・
動
作
す
る
人
を
敬
う
。
(
大
鏡
)
32
(
愚
か
な
人
の
目
を
楽
し
ま
せ
る
よ
う
な
楽
し
み
も
、
ま
た
つ
ま
ら
な
い
)
戻る
(
徒
然
草
)
④
愚
か
な
る
人
の
目
を
喜
ば
し
む
る
楽
し
み
、
ま
た
あ
ぢ
き
な
し
。
(
私
が
負
け
て
、
人
を
喜
ば
そ
う
)
③
我
負
け
て
人
を
喜
ば
し
め
む
。
(
徒
然
草
)
(
月
の
都
の
人
が
や
っ
て
来
る
な
ら
ば
、
捕
ま
え
さ
せ
よ
う
)
②
月
の
都
の
人
ま
う
で
来こ
ば
、
捕
ら
へ
さ
せ
む
。
(
竹
取
物
語
)
(
い
つ
も
の
声
を
出
さ
せ
て
、
随
身
に
う
た
わ
せ
な
さ
る
)
①
例
の
声
出
だ
さ
せ
て
、
随ず
い
身じ
ん
に
う
た
は
せ
給
ふ
。
(
堤
中
納
言
物
語
)
(
用
例
)
使
役
・
・
・
(
他
の
人
に
)
あ
る
動
作
を
さ
せ
る
。
33
注意
下
に
尊
敬
の
補
助
動
詞
を
置
く
こ
と
が
多
い
戻る
(
天
皇
も
お
出
ま
し
な
さ
る
)
⑥
お
公ほ
や
もけ
行ぎ
う
幸ゃ
せか
う
し
め
た
ま
ふ
。
(
大
鏡
)
(
そ
の
ま
ま
山
崎
で
出
家
な
さ
っ
て
)
⑤
や
が
て
山
崎
に
て
出す
家け
せ
し
め
給
ひ
て
。
(
大
鏡
)
(
お
体
も
ま
だ
お
つ
か
れ
に
な
っ
て
い
な
い
)
④
御
身
も
い
ま
だ
疲
れ
さ
せ
給
は
ず
。
(
平
家
物
語
)
(
ま
だ
夜
の
明
け
な
い
う
ち
に
、
出
て
行
か
れ
た
)
③
夜
深
く
出い
で
さ
せ
た
ま
ひ
ぬ
。
(
和
泉
式
部
日
記
)
(
重
ね
て
お
尋
ね
に
な
ら
れ
る
な
ら
ば
、
ど
の
よ
う
に
申
し
上
げ
よ
う
か
)
②
重
ね
て
問
は
せ
た
ま
は
ば
い
か
が
申
さ
む
。
(
帰
っ
て
離
宮
に
お
入
り
に
な
っ
た
)
①
帰
り
て
宮
に
入
ら
せ
給
ひ
ぬ
。
(
伊
勢
物
語
)
(
用
例
)
尊
敬
・
・
・
動
作
す
る
人
を
敬
う
。
(
徒
然
草
)
34
(
人
は
、
木
や
石
で
は
な
い
の
で
、
皆
感
情
を
持
っ
て
い
る
)
戻る
③
人
、
木
石
に
あ
ら
ざ
れ
ば
、
み
な
情
け
あ
り
。
(
源
氏
物
語
)
(
こ
の
川
は
飛
鳥
川
で
は
な
い
の
で
、
淵
や
瀬
は
全
く
変
わ
っ
て
い
な
か
っ
た
)
(
土
佐
日
記
)
②
こ
の
川
、
飛
鳥
川
に
あ
ら
ね
ば
、
淵
瀬
さ
ら
に
変
は
ら
ざ
り
け
り
。
(
京
で
は
見
か
け
な
い
鳥
な
の
で
、
誰
も
知
ら
な
い
)
①
京
に
は
見
え
ぬ
鳥
な
れ
ば
、
皆
人
見
知
ら
ず
。
(
伊
勢
物
語
)
(
用
例
)
打
消
・
・
・
動
作
や
状
態
を
打
ち
消
す
。
35
注意
反
実
仮
想
の
時
だ
け
に
使
う
。
戻る
過
去
「
き
」
の
未
然
形
の
「
せ
」
は
(
京
か
ら
〔
土
佐
に
〕
下
っ
た
時
に
は
、
み
ん
な
子
ど
も
が
な
か
っ
た
)
③
京
よ
り
下
り
し
時
に
、
み
な
人
、
子
ど
も
な
か
り
き
。
(
土
佐
日
記
)
(
〔
池
の
〕
ほ
と
り
に
は
松
も
あ
っ
た
)
②
ほ
と
り
に
松
も
あ
り
き
。
(
土
佐
日
記
)
(
死
ん
だ
子
は
、
容
貌
が
よ
か
っ
た
)
①
死
に
し
子
、
顔
よ
か
り
き
。
(
土
佐
日
記
)
(
用
例
)
過
去
・
・
・
直
接
経
験
し
た
こ
と
を
回
想
し
て
述
べ
る
。
36
(
昔
〔
あ
る
〕
男
が
い
た
)
②
昔
男
あ
り
け
り
。
(
伊
勢
物
語
)
戻る
(
今
と
な
っ
て
は
昔
の
こ
と
だ
が
、
竹
取
の
翁
と
い
う
者
が
い
た
そ
う
だ
)
①
今
は
昔
、
竹
取
の
翁
と
い
ふ
者
あ
り
け
り
。
(
竹
取
物
語
)
(
用
例
)
過
去
・
・
・
人
か
ら
伝
聞
し
た
こ
と
を
回
想
し
て
述
べ
る
。
37
注意
詠
嘆
が
圧
倒
的
に
多
い
。
戻る
和
歌
の
中
の
「
け
り
」
は
(
犬
に
も
、
こ
の
よ
う
な
〔
人
の
〕
心
が
あ
る
も
の
だ
な
あ
)
②
「
犬
な
ど
も
、
か
か
る
心
あ
る
も
の
な
り
け
り
。
」
(
枕
草
子
)
(
さ
て
は
〔
こ
の
犬
は
〕
翁
丸
で
あ
っ
た
の
だ
な
あ
)
①
さ
は
、
翁
丸
に
こ
そ
は
あ
り
け
り
。
(
枕
草
子
)
(
用
例
)
詠
嘆
・
・
・
今
ま
で
気
づ
か
な
か
っ
た
こ
と
に
、
は
っ
と
気
づ
い
て
驚
38く
。
注意
「
未
然
形
」
+
「
ぬ
」
「
連
用
形
」
+
「
ぬ
」
「
ぬ
」
は
打
消
「
ぬ
」
は
完
了
戻る
た(
と秋
が
〕
は来
った
とと
気目
づで
いは
たは
こっ
とき
だり
)と
は
み
え
な
い
け
れ
ど
、
風
の
音
で
〔
秋
が
来
④
お秋
ど 来き
ろぬ
かと
れ目
ぬに
るは
さ
や
か
に
見
え
ね
ど
も
風
の
音
(
古 に
今 ぞ
集
)
(
海
が
ま
た
恐
ろ
し
い
の
で
、
頭
は
す
っ
か
り
白
髪
に
な
っ
て
し
ま
っ
た
)
③
海
の
ま
た
恐
ろ
し
け
れ
ば
、か
頭し
もら
み
な
白し
けら
ぬ
。
(
土
佐
日
記
)
(
死
ん
だ
の
で
、
陣
屋
の
外
に
引
き
出
し
て
捨
て
て
し
ま
っ
た
)
②
死
に
け
れ
ば
、
陣
の
外と
に
引
き
捨
て
つ
。
(
枕
草
子
)
(
秋
田
は
、
「
な
よ
竹
の
か
ぐ
や
姫
」
と
名
付
け
た
)
①
秋
田
、
な
よ
竹
の
か
ぐ
や
姫
と
つ
け
つ
。
(
竹
取
物
語
)
(
用
例
)
完
了
・
・
・
あ
る
動
作
・
状
態
が
完
全
に
終
了
す
る
こ
と
。
39
注意
「
な「
て
++
むむ
」
」
「
「
ぬつ
++
らら
むむ
」
」
「
「
ぬつ
++
べべ
しし
」」
強意
戻る
(
見
捨
て
申
し
て
参
る
空
か
ら
も
、
き
っ
と
落
ち
て
し
ま
い
そ
う
な
気
持
ち
が
す
る
)
(
竹
取
物
語
)
④
見
捨
て
奉
り
て
ま
か
る
空
よ
り
も
、
落
ち
ぬ
べ
き
心
地
す
る
。
(
黒
い
雲
が
急
に
出
て
来
た
。
き
っ
と
風
も
吹
く
だ
ろ
う
)
③
黒
き
雲
に
は
か
に
出い
で
来き
ぬ
。
風
吹
き
ぬ
べ
し
。
(
土
佐
日
記
)
(
き
っ
と
詠
め
る
の
か
。
き
っ
と
詠
め
る
の
な
ら
早
く
言
い
な
さ
い
よ
)
②
詠
み
て
む
や
は
。
詠
み
つ
べ
く
は
、
は
や
言
へ
か
し
(
。
土
佐
日
記
)
(
こ
の
こ
と
も
あ
の
こ
と
も
、
怠
ら
な
い
で
、
き
っ
と
成
し
遂
げ
よ
う
)
①
こ
の
こ
と
か
の
こ
と
怠
ら
ず
成
じ
て
む
。
(
徒
然
草
)
(
用
例
)
じ
ゃ
う
強
意
・
・
・
あ
る
動
作
・
状
態
が
確
実
に
起
こ
る
と
い
う
気
持
ち
を
表
す
40。
(
五
十
歳
の
春
を
迎
え
て
、
出
家
し
て
俗
世
間
を
捨
て
た
)
戻る
④
五
十
の
春
を
迎
え
て
、
家
を
出
で
世
を
背
け
り
。
(
方
丈
記
)
い
そ
ぢ
そ
む
(
〔
火
事
で
焼
け
た
の
は
〕
全
部
で
都
の
三
分
の
一
に
ま
で
な
っ
た
と
い
う
こ
と
だ
)
③
す
べ
て
、
都
の
う
ち
、
三
分
が
一
に
及
べ
り
と
ぞ
。
(
方
丈
記
)
(
飼
っ
て
い
た
犬
が
、
暗
い
け
れ
ど
、
主
人
に
気
が
つ
い
て
飛
び
つ
い
た
と
い
う
こ
と
だ
)
②
る飼
とひ
ぞけ
。る
犬
の
、
暗
け
れ
ど
、
主
を
知
り
て
飛
び
つ
き
た
(
徒 り
然
草 け
)
ぬ
し
(
ほ
と
ん
ど
み
ん
な
荒
れ
て
し
ま
っ
た
の
で
)
①
お
ほ
か
た
の
み
な
荒
れ
に
た
れ
ば
、
(
土
佐
日
記
)
(
用
例
)
完
了
・
・
・
あ
る
動
作
・
状
態
が
完
全
に
終
了
す
る
こ
と
。
41
(
道
を
知
っ
て
い
る
人
も
な
く
て
、
迷
い
な
が
ら
行
っ
た
)
戻る
④
道
知
れ
る
人
も
な
く
て
、
惑
ひ
行
き
け
り
。
(
伊
勢
物
語
)
(
五
月
の
下
旬
な
の
に
雪
が
と
て
も
白
く
降
り
積
も
っ
て
い
る
)
③
五
月
の
つ
ご
も
り
に
、
雪
い
と
白
う
降
れ
り
。
(
伊
勢
物
語
)
(
筒
の
中
が
光
っ
て
い
る
)
②
筒
の
中
光
り
た
り
。
(
竹
取
物
語
)
(
そ
の
沢
に
か
き
つ
ば
た
が
と
て
も
美
し
く
咲
い
て
い
る
)
①
そ
の
沢
に
か
き
つ
ば
た
い
と
お
も
し
ろ
く
咲
き
た
り
。
(
伊
勢
物
語
)
(
用
例
)
存
続
・
・
・
あ
る
動
作
・
状
態
が
存
在
・
継
続
し
て
い
る
こ
42と
注意
戻る
「
三
人
称
」
+
「
む
」
「
二
人
称
」
+
「
む
」
「
一
人
称
」
+
「
む
」
推
量
適
当
・
勧
誘
意
志
(
あ
の
も
と
の
国
か
ら
迎
え
に
人
々
が
参
上
す
る
だ
ろ
う
)
③
か
の
も
と
の
国
よ
り
、
迎
へ
に
人
々
ま
う
で
来
む
ず
。
(
竹
取
物
語
)
(
ご
病
気
は
治
っ
て
、
寿
命
は
長
く
続
く
だ
ろ
う
)
②
御ご
脳の
う
消
除
し
て
、
寿
命
長
か
ら
む
。
(
讃
岐
典
侍
日
記
)
来(
て私
鳴の
く家
のの
だ池
ろの
うほ
と
)り
の
藤
の
花
は
咲
い
て
し
ま
っ
た
よ
。
山
ほ
と
と
ぎ
す
は
、
い
つ
(
古
今
集
)
①
わ
が
宿
の
池
の
藤
波
咲
き
に
け
り
山
郭
公
い
つ
か
来
鳴
か
む
(
用
例
)
ほ
と
と
ぎ
す
推
量
・
・
・
不
確
か
な
こ
と
を
予
想
す
る
。
き
43
注意
「
三
人
称
」
+
「
む
」
「
二
人
称
」
+
「
む
」
「
一
人
称
」
+
「
む
」
推
量
適
当
・
勧
誘
意
志
戻る
(
も
し
船
を
出
し
申
し
上
げ
な
い
な
ら
、
一
人
一
人
射
殺
す
つ
も
り
だ
)
④
船
つ
か
ま
つ
ら
ず
は
、
い
ち
い
ち
に
射
殺
さ
む
ず
る
ぞ
。
(
平
家
物
語
)
(
わ
た
し
は
、
こ
れ
こ
れ
の
こ
と
が
あ
っ
た
か
ら
、
そ
こ
に
〔
お
寺
を
〕
建
て
る
つ
も
り
だ (
大
) 鏡
)
③
我
は
、
し
か
じ
か
の
こ
と
あ
り
し
か
ば
、
そ
こ
に
建
て
む
ず
る
ぞ
。
ば(
な世
らの
中
なに
い順
)応
し
て
行
こ
う
と
思
っ
て
い
る
人
は
、
先
ず
物
事
の
時
機
を
知
ら
な
け
れ
②
世
に
従
は
ん
人
は
、
ま
づ
機
嫌
を
知
る
べ
し
。
(
徒
然
草
)
(
こ
れ
ま
で
も
お
話
し
申
し
上
げ
よ
う
と
思
っ
て
い
た
け
れ
ど
も
)
①
さ
き
ざ
き
も
申
さ
む
と
思
ひ
し
か
ど
も
(
竹
取
物
語
)
(
用
例
)
意
志
・
・
・
あ
る
こ
と
を
し
よ
う
と
思
う
。
44
注意
「
三
人
称
」
+
「
む
」
推
量
戻る
「
二
人
称
」
+
「
む
」
適
当
・
勧
誘
「
一
人
称
」
+
「
む
」
意
志
(
親
の
死
後
の
お
弔
い
を
し
っ
か
り
な
さ
っ
た
ら
ど
う
で
し
ょ
う
か
)
④
後
の
御
孝け
う
養や
う
を
こ
そ
よ
く
せ
さ
せ
給
は
ん
ず
れ
。
(
保
元
物
語
)
(
敵
が
既
に
寄
せ
て
来
た
の
だ
か
ら
、
あ
ち
こ
ち
の
手
配
を
な
さ
る
の
が
よ
い
)
(
保
元
物
語
)
③
か
敵た
き
既
に
寄
せ
来き
た
る
に
、
方
々
の
手
分
け
を
こ
そ
せ
ら
れ
ん
ず
れ
。
(
僧
侶
は
、
人
に
疎
遠
な
の
が
よ
い
)
②
法
師
は
人
に
う
と
く
て
あ
り
な
ん
。
(
徒
然
草
)
(
早
く
お
試
し
に
な
る
の
が
よ
ろ
し
い
)
①
と
く
こ
そ
試
み
さ
せ
給
は
め
。
(
源
氏
物
語
)
(
用
例
)
適
当
・
勧
誘
・
・
・
意
見
を
出
し
た
り
勧
め
た
り
す
る
。
45
戻る
ろ(
うも
かし
)〔
敵
を
〕
都
へ
入
れ
て
取
り
囲
ん
で
撃
つ
と
し
た
ら
、
ど
れ
ほ
ど
手
間
が
か
か
る
だ
(
平
家
物
語
)
③
都
へ
入
れ
て
中
に
取
り
こ
め
て
撃
た
ん
ず
る
に
程
や
あ
る
べ
き
。
が(
よも
いし
の五
だ十
)歳
に
な
る
ま
で
一
流
の
芸
に
到
達
し
な
い
な
ら
ば
、
そ
の
芸
は
捨
て
た
ほ
う
②
り年
。五
十
に
な
る
ま
で
上
手
に
至
ら
ざ
ら
ん
芸
を
ば
捨
つ
べ
(
徒
然 き
草 な
)
(
必
ず
成
し
遂
げ
よ
う
と
思
う
な
ら
ば
、
時
機
を
ど
う
こ
う
言
う
べ
き
で
は
な
い
)
(
徒
然
草
)
①
必
ず
果
た
し
遂
げ
ん
と
思
は
ん
こ
と
は
、
機
嫌
を
言
ふ
べ
か
ら
ず
。
(
用
例
)
仮
定
・
・
・
ま
だ
実
現
し
て
い
な
い
こ
と
を
想
定
し
て
言
う
46。
注意
「
む
」
+
婉
曲
戻る
「
体
言
」
、
「
に
」
、
「
に
は
」
(
世
の
中
の
笑
い
ぐ
さ
に
な
る
と
い
う
よ
う
な
こ
と
は
や
す
ら
か
で
は
な
い
ぞ
) (
平
家
物
語
)
③
天
下
の
笑
は
れ
ぐ
さ
と
な
ら
ん
ず
る
こ
と
こ
そ
安
か
ら
ね
。
(
比
叡
山
を
二
十
ぐ
ら
い
積
み
上
げ
た
よ
う
な
高
さ
で
)
②
比ひ
叡え
の
山
を
二は
た
十ち
ば
か
り
重
ね
上
げ
た
ら
む
ほ
ど
し
て
。
(
伊
勢
物
語
)
(
恋
し
く
思
う
よ
う
な
時
々
に
は
、
取
り
出
し
て
ご
覧
く
だ
さ
い
)
①
恋
し
か
ら
む
折
々
、
取
り
い
で
て
見
給
へ
。
(
用
例
)
婉
曲
・
・
・
断
定
せ
ず
遠
回
し
に
言
う
。
(
竹
取
物
語
)
47
注意
未
然
形
+
ば
・
・
・
ま
し
ま
せ
ば
・
・
・
ま
し
ま
し
か
ば
・
・
・
ま
し
せ
ば
・
・
・
ま
し
過
去
「
き
」
へ
(
鏡
に
色
や
形
が
あ
っ
た
な
ら
、
何
も
映
ら
な
い
だ
ろ
う
)
反実仮想
戻る
(
徒
然
草
)
③
鏡
に
色
・
か
た
ち
あ
ら
ま
し
か
ば
、
う
つ
ら
ざ
ら
ま
し
。
に(
永育
遠て
た
の子
別
れが
を松
しの
よ
たう
だに
ろ千
う年
かも
)長
寿
で
あ
っ
た
な
ら
、
こ
の
よ
う
(
土
佐
日
記
)
②
見
し
人
の
松
の
千ち
と
年せ
に
見
ま
し
か
ば
遠
く
悲
し
き
別
れ
せ
ま
し
や
。
(
世
の
中
に
全
く
桜
が
な
か
っ
た
な
ら
ば
、
春
の
人
の
心
は
の
ん
び
り
し
た
も
の
だ
ろ
う
)
(
古
今
集
)
①
世
の
中
に
た
え
て
桜
の
な
か
り
せ
ば
春
の
心
は
の
ど
け
か
ら
ま
し
(
用
例
)
反
実
仮
想
・
・
・
現
実
と
反
対
の
こ
と
を
想
像
す
る
。
48
戻る
た(
の見
にに
)来
る
人
も
い
な
い
山
里
の
桜
花
よ
。
他
の
桜
が
散
っ
た
後
に
咲
い
た
ら
よ
か
っ
(
古
今
集
)
②
見
る
人
も
な
き
山
里
の
桜
花
他
の
散
り
な
む
の
ち
ぞ
咲
か
ま
し
に(
)そ
の
〔
ほ
と
と
ぎ
す
の
声
を
〕
聞
い
た
そ
の
場
所
で
、
す
ぐ
さ
ま
歌
を
詠
め
ば
よ
か
っ
た
の
(
枕
草
子
)
①
そ
の
聞
き
つ
ら
む
と
こ
ろ
に
て
、
き
と
こ
そ
は
詠
ま
ま
し
か
。
(
用
例
)
希
望
・
・
・
実
現
不
可
能
な
こ
と
を
あ
え
て
希
望
す
る
。
49
(
ど
の
よ
う
に
言
い
、
何
に
た
と
え
て
語
ろ
う
か
し
ら
)
②
い
か
に
言
ひ
何
に
た
と
へ
て
語
ら
ま
し
(
更
級
日
記
)
(
こ
れ
に
何
を
書
い
た
も
の
だ
ろ
う
)
①
こ
れ
に
何
を
書
か
ま
し
。
(
枕
草
子
)
(
用
例
)
意
志
・
・
・
た
め
ら
い
の
気
持
ち
を
含
む
意
志
。
戻る
50
さ(
ま医
は者
、の
さと
ぞこ
かろ
しに
異行
様っ
て
で〔
あ医
っ者
たと
だ〕
ろ向
うか
)い
合
っ
て
座
っ
て
い
る
あ
り
戻る
③
さ 医く
こ 師す
し
そ の
異こ
と
も
様や
うと
な に
り さ
け し
め 入
。 り
て
、
向
か
ひ
ゐ
た
り
け
(
徒
然 ん
草 あ
)
り
さ
ま
、
(
こ
の
国
に
住
み
着
く
は
ず
の
宿
命
が
あ
っ
た
の
だ
ろ
う
)
②
こ
の
国
に
跡
を
垂
る
べ
き
宿
世
こ
そ
あ
り
け
め
。
(
更
級
日
記
)
す
く
せ
(
ど
ん
な
所
に
こ
の
木
は
ご
ざ
い
ま
し
た
で
し
ょ
う
)
①
い
か
な
る
所
に
か
こ
の
木
は
さ
ぶ
ら
ひ
け
む
。
(
竹
取
物
語
)
(
用
例
)
過
去
推
量
・
・
・
過
去
の
事
柄
を
推
量
す
る
。
51
戻る
(
増
賀
上
人
が
言
っ
た
と
い
う
よ
う
に
、
世
間
の
評
判
が
高
い
の
は
苦
し
い
も
の
で
)
②
増そ
う
賀が
ひ
聖じ
り
の
言
ひ
け
ん
や
う
に
、み
名や
う
聞も
苦ん
し
く
。
(
徒
然
草
)
(
あ
の
池
に
い
た
と
か
い
う
と
び
は
、
本
当
の
と
び
で
は
あ
る
ま
い
)
①
か
の
池
に
あ
り
け
む
鵄と
び
は
、ま
実こ
と
の
鵄
に
は
あ
ら
じ
。
(
今
昔
物
語
)
(
用
例
)
過
去
の
伝
聞
・
・
・
過
去
の
事
柄
を
伝
聞
の
形
で
言
う
。
52
戻る
が(
一風
人が
越吹
えく
てと
い沖
るの
の白
だ波
ろが
う立
かつ
)、
そ
の
立
つ
と
い
う
名
の
立
田
山
を
夜
中
に
あ
な
た
(
伊
勢
物
語
)
②
風
吹
け
ば
沖
つ
白
波
た
つ
た
山
夜
半
に
や
君
が
一
人
越
ゆ
ら
む
。
よ
は
日(
の袖
風を
が濡
解ら
かし
して
て手
いで
るす
だく
ろい
う取
)っ
た
水
が
凍
っ
て
い
た
の
を
立
春
の
今
(
古
今
集
)
①
袖そ
で
ひ
ち
て
結
び
し
水
の
こ
ほ
れ
る
を
春
立
つ
今
日
の
風
や
と
く
ら
む
(
用
例
)
現
在
推
量
・
・
・
現
在
の
目
に
見
え
な
い
こ
と
を
推
量
す
る
。
53
戻る
(
こ
ん
な
危
な
い
枝
の
上
で
、
ど
う
し
て
の
ん
気
に
眠
っ
て
い
る
の
だ
ろ
う
)
(
徒
然
草
)
②
か
く
危
ふ
き
枝
の
上
に
て
、
安
き
心
あ
り
て
睡
る
ら
ん
よ
。
ね
ぶ
散(
っ光
ての
いど
るか
だな
ろ春
うの
)日
に
、
ど
う
し
て
静
か
な
心
も
な
く
桜
の
花
は
(
古
今
集
)
①
ひ
さ
か
た
の
光
の
ど
け
き
春
の
日
に
し
づ
心
な
く
花
の
散
る
ら
む
(
用
例
)
原
因
推
量
・
・
・
そ
の
原
因
に
疑
問
を
持
っ
て
推
量
す
る
。
54
戻る
(
鸚
鵡
は
と
て
も
お
も
し
ろ
い
。
人
の
言
う
よ
う
な
こ
と
を
ま
ね
す
る
そ
う
だ
よ
)
(
枕
草
子
)
②
鸚
鵡
い
と
あ
は
れ
な
り
。
人
の
言
ふ
ら
む
こ
と
を
ま
ね
ぶ
ら
む
よ
あ
う
む
(
取
り
柄
の
な
い
な
い
子
を
可
愛
い
と
思
う
と
い
う
の
も
親
だ
か
ら
こ
そ
だ
よ
)
①
こ
れ
を
か
な
し
と
思
ふ
ら
む
は
親
な
れ
ば
ぞ
か
し
。
(
用
例
)
婉
曲
・
・
・
間
接
的
に
ぼ
か
し
て
言
う
。
(
枕
草
子
)
55
戻る
(
天
の
香
具
山
に
は
、
こ
の
夕
方
霞
が
た
な
び
い
て
い
る
。
春
に
な
る
ら
し
い
よ
)
(
万
葉
集
)
②
ひ
さ
か
た
の
天
の
香
具
山
こ
の
夕
べ
霞
た
な
び
く
春
立
つ
ら
し
も
か
す
み
(
春
が
過
ぎ
て
夏
が
来
た
ら
し
い
。
天
の
香
具
山
に
真
っ
白
な
着
物
が
干
し
て
あ
る
〔
の
で
〕
。
)
(
万
葉
集
)
①
春
過
ぎ
て
夏
来き
た
る
ら
し
白
妙
の
衣
ほ
し
た
り
天あ
め
の
香
具
山
(
用
例
)
推
定
・
・
・
確
か
な
根
拠
に
基
づ
い
て
推
定
す
る
。
56
戻る
(
〔
仏
前
で
〕
す
だ
れ
を
少
し
上
げ
て
〔
仏
に
〕
花
を
お
供
え
し
て
い
る
よ
う
だ
)
②
す
だ
れ
少
し
上
げ
て
、
花
奉た
て
るま
つ
め
り
。
(
源
氏
物
語
)
(
し
み
じ
み
と
話
し
合
っ
て
泣
い
て
い
る
よ
う
だ
が
、
涙
が
流
れ
て
い
る
と
も
見
え
な
い
。
)
(
大
鏡
)
①
あ
は
れ
に
言
ひ
語
ら
ひ
て
泣
く
め
れ
ど
、
涙
落
つ
と
も
見
え
ず
。
(
用
例
)
推
定
・
・
・
眼
前
の
様
子
を
推
定
し
て
言
う
。
57
(
今
の
世
の
有
様
は
、
ひ
ど
く
下
品
に
な
っ
て
い
く
よ
う
だ
)
戻る
②
今
様
は
、
む
げ
に
い
や
し
く
こ
そ
成
り
ゆ
く
め
れ
。
(
徒
然
草
)
(
酔
っ
て
い
る
人
の
ほ
う
が
過
去
の
こ
と
を
思
い
出
し
て
泣
い
て
い
る
よ
う
だ
。
)
(
徒
然
草
)
①
酔
ひ
た
る
人
ぞ
過
ぎ
に
し
憂
さ
を
も
思
ひ
出
で
て
泣
く
め
る
。
(
用
例
)
婉
曲
・
・
・
断
定
を
せ
ず
、
遠
回
し
に
言
う
。
58
戻る
い(
だ長
ろく
う生
)き
た
と
し
て
も
四
十
歳
に
足
り
な
い
く
ら
い
で
死
ぬ
の
が
、
見
た
目
に
よ
③
め長
やく
すと
かも
る、
べ 四よ
け 十そ
じ
れに
。足
ら
ぬ
ほ
ど
に
て
死
な
む
こ
そ
(
徒
然 、
草
)
(
や
は
り
住
ん
で
い
る
人
が
い
る
か
ら
で
あ
ろ
う
)
②
さ
す
が
に
住
む
人
の
あ
れ
ば
な
る
べ
し
。
(
徒
然
草
)
(
こ
の
人
々
の
深
い
厚
意
は
、
こ
の
海
の
深
さ
に
も
劣
ら
な
い
だ
ろ
う
)
(
土
佐
日
記
)
①
こ
の
人
々
の
深
き
心
ざ
し
は
、
こ
の
海
に
も
劣
ら
ざ
る
べ
し
。
(
用
例
)
推
量
・
・
・
確
信
を
持
っ
て
推
量
す
る
。
59
(
人
は
死
を
憎
む
な
ら
ば
、
生
を
愛
さ
な
け
れ
ば
な
ら
な
い
)
戻る
②
人
、
死
を
憎
ま
ば
、
生
を
愛
す
べ
し
。
(
徒
然
草
)
し
や
う
気(
人
がか
から
り
での
あ歌
るの
返
)事
は
早
く
し
な
け
れ
ば
な
ら
な
い
の
に
、
上
手
く
詠
め
な
い
時
は
、
②
も人
との
な歌
しの
。返
し
、
疾
く
す
べ
き
を
、
え
詠
み
え
ぬ
ほ
ど
(
枕
草 も
子 、
)
心
(
今
は
帰
ら
な
け
れ
ば
な
ら
な
い
時
に
な
り
ま
し
た
の
で
)
①
今
は
帰
る
べ
き
に
な
り
に
け
れ
ば
、
(
竹
取
物
語
)
(
用
例
)
当
然
・
・
・
確
信
の
度
合
い
が
強
く
義
務
の
気
持
ち
も
入
る
60。
注意
戻る
「
二
人
称
」
+
「
べ
し
」
「
一
人
称
」
+
「
べ
し
」
命
令
(
勧
誘
)
意
志
(
私
は
こ
う
し
て
閉
じ
籠
も
っ
て
し
ま
う
つ
も
り
だ
)
②
我
は
か
く
て
閉
ぢ
籠
も
り
ぬ
べ
き
ぞ
。
(
更
級
日
記
)
矢(
で矢
きを
め射
てる
し度
ま毎
おに
う、
当
、た
と
思り
いは
なず
され
いを
)考
え
な
い
で
、
こ
の
一
本
の
(
徒
然
草
)
①
毎
度
た
だ
得
失
な
く
、
こ
の
一
矢
に
定
む
べ
し
と
思
へ
。
(
用
例
)
意
志
・
・
・
自
分
の
動
作
に
自
信
を
持
っ
て
主
張
す
る
。
61
注意
戻る
「
二
人
称
」
+
「
べ
し
」
「
一
人
称
」
+
「
べ
し
」
命
令
(
勧
誘
)
意
志
(
ほ
ん
の
少
し
話
を
す
る
友
人
で
も
、
よ
く
そ
の
人
を
選
ぶ
の
が
よ
い
)
③
べは
しか
。な
く
う
ち
語
ら
は
ん
友
な
り
と
も
、
よ
く
そ
の
(
十 人
訓 を
抄
) 選
ぶ
(
家
の
作
り
方
は
夏
を
中
心
に
す
る
の
が
よ
い
)
②
家
の
作
り
や
う
は
、
夏
を
む
ね
と
す
べ
し
。
(
徒
然
草
)
よ(
い今
もは
の夜
かが
)明
け
て
し
ま
っ
た
の
に
、
こ
の
よ
う
に
お
眠
り
に
な
る
の
が
①
今
は
明
け
ぬ
る
に
、
か
う
大
殿
ご
も
る
べ
き
か
は
。
(
枕
草
子
)
(
用
例
)
適
当
・
勧
誘
・
・
・
望
ま
し
い
こ
と
を
人
に
勧
め
る
。
62
注意
戻る
「
二
人
称
」
+
「
べ
し
」
「
一
人
称
」
+
「
べ
し
」
命
令
(
勧
誘
)
意
志
(
決
し
て
お
ろ
そ
か
に
扱
わ
な
い
つ
も
り
だ
。
お
疑
い
に
な
ら
な
い
よ
う
に
な
さ
い
)
(
平
家
物
語
)
②
ゆ
め
ゆ
め
疎
略
を
存
ず
ま
じ
う
候
ふ
。
御
疑
ひ
あ
る
べ
か
ら
ず
。
(
頼
朝
の
首
を
は
ね
て
、
私
の
墓
の
前
に
か
け
な
さ
い
)
①
頼
朝
が
首
を
は
ね
て
、
我
が
墓
の
前
に
懸
く
べ
し
。
(
用
例
)
命
令
・
・
・
勧
誘
の
意
を
強
調
す
る
。
(
平
家
物
語
)
63
(
羽
が
な
け
れ
ば
、
空
を
飛
ぶ
こ
と
が
で
き
な
い
)
②
羽
な
け
れ
ば
、
空
を
も
飛
ぶ
べ
か
ら
ず
。
(
方
丈
記
)
(
竜
に
乗
ら
な
け
れ
ば
、
渡
る
こ
と
が
で
き
な
い
)
①
竜
に
乗
ら
ず
は
、
渡
る
べ
か
ら
ず
。
(
今
昔
物
語
)
(
用
例
)
可
能
・
・
・
「
で
き
る
」
意
を
表
す
。
戻る
64
(
こ
の
よ
う
な
所
に
住
む
人
は
、
思
い
残
す
こ
と
は
な
い
だ
ろ
う
)
戻る
(
源
氏
物
語
)
②
か
か
る
所
に
住
む
人
、
心
に
思
ひ
残
す
こ
と
は
あ
ら
じ
か
し
。
(
人
に
大
切
に
思
わ
れ
る
こ
と
ぐ
ら
い
す
ば
ら
し
い
こ
と
は
な
い
だ
ろ
う
)
①
人
に
思
は
れ
む
ば
か
り
め
で
た
き
こ
と
は
あ
ら
じ
。
(
用
例
)
打
消
推
量
・
・
・
「
な
い
」
と
い
う
推
測
(
枕
草
子
)
65
戻る
(
〔
双
六
は
〕
勝
と
う
と
し
て
打
っ
て
は
い
け
な
い
、
負
け
ま
い
と
打
つ
べ
き
で
あ
る
)
(
徒
然
草
)
②
勝
た
む
と
う
つ
べ
か
ら
ず
、
負
け
じ
と
う
つ
べ
き
な
り
。
言(
っ都
てに
出は
か住
けま
たな
)い
つ
も
り
だ
。
東
国
の
方
に
住
む
の
に
よ
い
国
を
探
し
に
と
①
り京
。に
は
あ
ら
じ
、
東
の
方
に
住
む
べ
き
国
求
め
に
と
(
伊 て
勢 行
物 き
語
) け
(
用
例
)
打
消
意
志
・
・
・
「
し
な
い
」
と
い
う
意
志
や
決
意
66
(
さ
て
、
冬
枯
れ
の
景
色
は
、
秋
の
景
色
に
ほ
と
ん
ど
劣
ら
な
い
だ
ろ
う
)
戻る
(
徒
然
草
)
②
さ
て
冬
枯
れ
の
け
し
き
こ
そ
、
秋
に
は
を
さ
を
さ
劣
る
ま
じ
け
れ
。
い(
だ雀
ろな
うど
)の
よ
う
に
い
つ
も
い
る
鳥
な
ら
ば
、
そ
ん
な
に
〔
く
や
し
く
〕
思
わ
な
(
枕
草
子
)
①
雀
な
ど
の
や
う
に
常
に
あ
る
鳥
な
ら
ば
、
さ
も
お
ぼ
ゆ
ま
じ
。
(
用
例
)
打
消
推
量
・
・
・
「
な
い
」
と
い
う
推
測
67
戻る
し(
な死
けが
れ自
ば身
なに
ら迫
なっ
て
いい
のて
だい
)る
こ
と
を
肝
に
銘
じ
て
、
少
し
の
間
も
忘
れ
な
い
よ
う
に
②
も無
忘常
るの
ま身
じに
き迫
なり
りぬ
。る
こ
と
を
心
に
ひ
し
と
か
け
て
、
つ
(
徒 か
然 の
草
) 間
(
何
の
分
別
を
わ
き
ま
え
て
い
る
は
ず
の
な
い
山
伏
ま
で
も
惜
し
み
申
し
上
げ
る
)
①
何
と
わ
く
ま
じ
き
山
伏
ま
で
惜
し
み
聞
こ
ゆ
。
(
源
氏
物
語
)
(
用
例
)
て打
表
す消
。当
然
・
・
・
そ
う
な
る
可
能
性
が
な
い
こ
と
を
確
信
を
持
68っ
(
優
し
か
っ
た
あ
な
た
の
気
遣
い
は
、
い
つ
ま
で
も
忘
れ
な
い
つ
も
り
だ
)
戻る
(
更
級
日
記
)
②
あ
は
れ
な
り
つ
る
心
の
ほ
ど
な
む
、
忘
れ
む
世
あ
る
ま
じ
き
。
(
今
す
ぐ
に
は
そ
の
手
紙
を
見
な
い
つ
も
り
だ
と
言
っ
て
、
お
入
り
に
な
ら
れ
た
)
①
た
だ
い
ま
は
見
る
ま
じ
と
て
、
入
り
た
ま
ひ
ぬ
。
(
枕
草
子
)
(
用
例
)
打
消
意
志
・
・
・
「
し
な
い
」
と
い
う
意
志
や
決
意
69
(
妻
と
い
う
も
の
を
男
は
持
た
な
い
ほ
う
が
よ
い
の
だ
)
戻る
(
徒
然
草
)
②
妻
と
い
ふ
も
の
こ
そ
、
男
の
持
つ
ま
じ
き
も
の
な
れ
。
(
あ
れ
こ
れ
ま
よ
う
こ
と
な
く
、
足
踏
み
を
し
な
い
ほ
う
が
よ
い
の
だ
)
(
徒
然
草
)
①
と
か
く
の
も
よ
ひ
な
く
、
足
を
踏
み
と
ど
む
ま
じ
き
な
り
。
(
用
例
)
不
適
当
・
・
・
「
・
・
は
よ
く
な
い
」
と
い
う
気
持
70
ち
。
(
家
に
い
る
人
さ
え
、
た
や
す
く
見
る
こ
と
は
で
き
な
い
だ
ろ
う
に
)
戻る
②
居
る
人
だ
に
、
た
は
や
す
く
見
る
ま
じ
き
も
の
を
。
(
竹
取
物
語
)
で(
きか
なぐ
や
い姫
)
は
重
い
病
気
を
患
っ
て
い
ら
っ
し
ゃ
る
の
で
、
出
て
い
ら
っ
し
ゃ
る
こ
と
が
①
か
ぐ
や
姫
は
重
き
病
を
し
た
ま
え
ば
、
え
出
で
お
は
し
ま
す
(
竹ま
取じ
物
語。
)
(
用
例
)
不
可
能
・
・
・
で
き
そ
う
に
な
い
気
持
ち
。
71
(
家
に
あ
っ
て
ほ
し
い
木
は
、
松
と
桜
)
④
家
に
あ
り
た
き
木
は
、
松
・
桜
。
(
徒
然
草
)
(
た
だ
思
う
こ
と
は
、
出
家
が
し
た
い
こ
と
だ
)
③
た
だ
思
ふ
事
と
て
は
、
出
家
ぞ
し
た
き
。
(
平
家
物
語
)
戻る
だ(
)世
の
中
の
人
が
飢
え
る
こ
と
な
く
、
寒
く
な
い
よ
う
に
、
政
治
を
行
っ
て
ほ
し
い
も
の
②
な世
りの
。人
の
飢
ゑ
ず
、
寒
か
ら
ぬ
や
う
に
、
世
を
ば
行
は
ま
(
徒 ほ
然 し
草
) き
(
〔
源
氏
物
語
の
〕
若
紫
の
巻
を
見
て
、
続
き
が
見
た
い
と
思
わ
れ
る
け
れ
ど
)
①
紫
の
ゆ
か
り
を
見
て
、
つ
づ
き
の
見
ま
ほ
し
く
お
ぼ
ゆ
れ
ど
(
更。
級
日
記
)
(
用
例
)
希
望
・
・
・
願
い
望
む
気
持
ち
を
表
す
。
72
(
こ
の
十
五
日
に
月
の
都
か
ら
か
ぐ
や
姫
を
迎
え
に
人
々
が
来
る
そ
う
だ
)
戻る
で
来
な
る
。
く
(
竹
取
物
語
)
③
こ
の
十
五
日
に
な
む
月
の
都
よ
り
か
ぐ
や
姫
を
迎
へ
に
人
々
ま
う
も
ち
あ(
る男
)も
す
る
と
か
い
う
日
記
と
い
う
も
の
を
、
女
の
私
も
し
て
み
よ
う
と
思
っ
て
す
る
の
で
②
り男
。も
す
な
る
日
記
と
い
ふ
も
の
を
、
女
も
し
て
み
む
と
て
(
土 す
佐 る
日
記 な
)
(
物
語
が
多
く
ご
ざ
い
ま
す
と
か
い
う
の
を
、
あ
る
限
り
見
せ
て
下
さ
い
)
①
物
語
の
多
く
候
ふ
な
る
、
あ
る
か
ぎ
り
見
せ
給
へ
。
(
用
例
)
伝
聞
・
・
・
人
か
ら
伝
え
聞
く
。
(
更
級
日
記
)
73
(
開
き
戸
を
、
そ
っ
と
、
開
け
放
す
音
が
す
る
よ
う
だ
)
戻る
②
妻
戸
を
、
や
は
ら
、
か
い
放
つ
音
す
な
り
。
(
堤
中
納
言
物
語
)
(
呼
び
あ
ぐ
ん
で
、
笛
を
と
て
も
風
流
に
吹
い
て
通
り
過
ぎ
て
し
ま
っ
た
よ
う
だ
)
①
な呼
りび
。わ
づ
ら
ひ
て
、
笛
を
い
と
を
か
し
く
吹
き
す
ま
し
て
(
更
級 過
日 ぎ
記
) ぬ
(
用
例
)
推
定
・
・
・
確
か
な
根
拠
を
基
に
し
た
推
量
。
74
戻る
う(
か地
、位
あが
る下
はの
ず者
がで
なあ
いっ
)て
、
上
の
者
に
逆
ら
う
者
は
、
ど
う
し
て
人
臣
の
礼
で
あ
ろ
(
平
家
物
語
)
④
下
と
し
て
上
に
逆
ら
ふ
る
事
、
あ
に
人
臣
の
礼
た
ら
む
や
。
(
昨
日
は
雲
の
上
で
雨
を
降
ら
す
神
竜
の
よ
う
で
あ
っ
た
)
③
昨
日
は
雲
の
上
に
雨
を
く
だ
す
神
竜
た
り
き
。
(
平
家
物
語
)
し
ん
り
ょ
う
(
父
は
普
通
の
人
で
、
母
が
藤
原
氏
で
あ
っ
た
)
②
父
は
直
人
に
て
、
母
な
む
藤
原
な
り
け
り
。
(
伊
勢
物
語
)
あ(
る男
)も
す
る
と
か
い
う
日
記
と
い
う
も
の
を
、
女
の
私
も
し
て
み
よ
う
と
思
っ
て
す
る
の
で
①
り男
。も
す
な
る
日
記
と
い
ふ
も
の
を
、
女
も
し
て
み
む
と
て
(
土 す
佐 る
日
記 な
)
(
用
例
)
断
定
・
・
・
強
く
言
い
切
る
。
75
(
た
だ
春
の
夜
の
夢
の
よ
う
だ
)
②
た
だ
春
の
夜
の
夢
の
ご
と
し
。
(
平
家
物
語
)
(
と
う
と
う
本
来
の
望
み
の
よ
う
に
結
婚
し
た
)
①
つ
ひ
に
本
意
の
ご
と
く
あ
ひ
に
け
り
。
(
伊
勢
物
語
)
(
用
例
)
比
況
・
・
・
似
て
い
る
も
の
に
た
と
え
る
。
戻る
76
(
和
歌
・
管
弦
・
往
生
要
集
の
よ
う
な
書
物
の
抜
き
書
き
を
入
れ
て
い
る
)
戻る
(
方
丈
記
)
①
和
歌
・
管
弦
・
往
生
要
集
ご
と
き
の
抄
物
を
入
れ
た
り
。
(
用
例
)
例
示
・
・
・
例
を
示
す
。
77
(
駿
河
に
あ
る
宇
津
の
山
の
・
・
・
)
②
駿
河
な
る
宇
津
の
山
べ
の
・
・
・
(
伊
勢
物
語
)
春(
日遠
にく
あ遙
るか
三に
見
笠渡
野せ
山ば
に,
出〔
た月
月が
と出
同て
じい
る
なが
の、
だそ
なの
あ月
)は
故
郷
の
〕
戻る
(
古
今
集
)
①
天
の
原
ふ
り
さ
け
見
れ
ば
春
日
な
る
三
笠
の
山
に
出
で
し
月
か
も
(
用
例
)
存
在
・
・
・
存
在
す
る
場
所
・
方
角
を
示
す
78
。
練
習
問
題
79
④
⑤
(
道
を
知
っ
て
い
る
人
も
な
く
て
、
迷
い
な
が
ら
行
っ
た
。
)
目次へ
次へ
道
知
れ
る
人
も
な
く
て
、
惑
ひ
行
き
け
り
。
(
伊
勢
物
語
)
存
続
・
連
体
形
(
泣
く
泣
く
告
げ
た
の
で
)
泣
く
泣
く
告
げ
た
り
け
れ
ば
、
(
伊
勢
物
語
)
③
完
了
・
連
用
形
(
こ
の
よ
う
に
燃
え
る
の
だ
な
あ
と
納
得
し
た
の
で
あ
る
。
)
か
う
こ
そ
燃
え
け
れ
と
、
心
得
つ
る
な
り
。
(
宇
治
拾
遺
物
語
)
②
詠
嘆
・
已
然
形
完
了
・
連
体
形
(
今
と
な
っ
て
は
昔
の
こ
と
だ
が
、
竹
取
の
翁
と
い
う
者
が
い
た
。
)
今
は
昔
、
竹
取
の
翁
と
い
ふ
者
あ
り
け
り
。
(
竹
取
物
語
)
一
①
(
死
ん
だ
子
は
、
顔
が
よ
か
っ
た
。
)
過
去
・
終
止
形
死
に
し
子
顔
よ
か
り
き
。
(
土
佐
日
記
)
過
去
・
連
体
形
(
傍次
線の
部傍
横線
の部
空の
欄助
を動
ク詞
リの
ッ文
ク法
し的
て意
く味
だと
さ活
い用
。形
)を
答
え
な
さ
い
。
80
練
習
問
題
⑨
⑩
(
人
に
食
わ
せ
る
こ
と
は
な
い
。
)
人
に
食
は
す
る
こ
と
な
し
。
(
徒
然
草
)
目次へ
次へ
使
役
・
連
体
形
(
め
ず
ら
し
い
も
の
。
舅
に
ほ
め
ら
れ
る
婿
。
)
あ
り
が
た
き
も
の
。
舅
に
ほ
め
ら
る
る
婿
。
(
枕
草
子
)
⑧
受
身
・
連
体
形
(
〔
足
鼎
を
〕
抜
こ
う
と
す
る
が
、
全
く
抜
け
な
い
。
)
(
足
鼎
を
)
抜
か
む
と
す
る
に
、
お
ほ
か
た
抜
か
れ
ず
。
(
徒
然
草
)
意
志
・
終
止
形
可
能
・
未
然
形
は(
っ秋
とが
き来
づた
いと
た目
こで
とは
だは
。っ
)き
り
と
は
見
え
な
い
け
れ
ど
、
風
の
音
で
〔
秋
が
来
た
と
〕
自
発
れ ・
ぬ 連
る 用
形
(
古
今
集
)
⑦
秋
来
ぬ
と
目
に
は
さ
や
か
に
見
え
ね
ど
も
風
の
音
に
ぞ
お
ど
ろ
か
⑥
完
了
・
終
止
形
打
消
・
已
然
形
(
大
将
は
い
と
ま
を
申
し
上
げ
て
、
福
原
へ
お
帰
り
に
な
っ
た
。
)
大
将
い
と
ま
申
し
て
、
福
原
へ
こ
そ
帰
ら
れ
け
れ
。
(
平
家
物
語
)
81
尊
敬
・
連
用
形
⑭
⑮
(
「
荻
の
葉
」
と
呼
ば
せ
る
け
れ
ど
、
答
え
な
い
よ
う
だ
。
)
目次へ
次へ
「
荻
の
葉
」
と
呼
ば
す
れ
ど
、
答
へ
ざ
な
り
。
(
更
級
日
記
)
使
役
・
已
然
形
(
飛
鳥
川
で
な
い
の
で
、
淵
瀬
は
ま
っ
た
く
変
わ
っ
て
い
な
い
。
)
飛
鳥
川
に
あ
ら
ね
ば
、
淵
瀬
さ
ら
に
変
は
ら
ず
。
(
土
佐
日
記
)
⑫
⑬
打
消
・
已
然
形
(
捨
て
が
た
い
と
思
っ
て
捨
て
な
い
の
だ
ろ
う
か
。
)
捨
て
が
た
し
と
て
捨
て
ざ
ら
む
や
。
(
徒
然
草
)
推
量
・
終
止
形
(
仏
も
〔
私
を
〕
可
哀
想
だ
と
、
聞
き
入
れ
て
下
さ
っ
た
の
だ
ろ
う
よ
。
)
仏
も
あ
は
れ
と
、
聞
き
入
れ
さ
せ
た
ま
ひ
け
む
か
し
(
更
級
日
記
)
⑪
尊
敬
・
連
用
形
過
去
推
量
・
終
止
形
(
二
、
三
日
し
て
、
忍
ん
で
お
渡
り
に
な
っ
た
。
)
二
、
三
日
あ
り
て
、
忍
び
て
渡
ら
せ
た
ま
へ
り
。
(
和
泉
式
部
日
記
)
82
尊
敬
・
連
用
形
完
了
・
終
止
形
(
人
を
噛
む
犬
を
飼
っ
て
は
い
け
な
い
。
)
目次へ
次へ
人
食
ふ
犬
を
ば
養
ひ
飼
ふ
べ
か
ら
ず
。
(
徒
然
草
)
命
令
・
未
然
形
(
ど
ん
な
返
事
が
よ
い
で
し
ょ
う
。
)
返
り
ご
と
い
か
が
す
べ
か
ら
む
。
(
枕
草
子
)
⑰
⑱
⑲
⑳
適
当
・
未
然
形
(
そ
の
山
を
見
る
と
、
全
く
登
る
こ
と
が
で
き
そ
う
も
な
い
。
)
そ
の
山
、
見
る
に
、
さ
ら
に
登
る
べ
き
や
う
な
し
。
(
竹
取
物
語
)
可
能
・
連
体
形
(
三
位
殿
に
申
し
上
げ
る
べ
き
こ
と
が
あ
っ
て
、
忠
度
が
帰
っ
て
き
ま
し
た
。
)(
平
家
物
語
)
三
位
殿
に
申
す
べ
き
こ
と
あ
つ
て
、
忠
度
が
帰
り
参
つ
て
候
ふ
。
⑯
当
然
・
連
体
形
(
潮
も
満
ち
た
。
風
も
き
っ
と
吹
く
だ
ろ
う
)
潮
満
ち
ぬ
。
風
も
吹
き
ぬ
べ
し
。
(
土
佐
日
記
)
83
完
了
・
終
止
形
強
意
・
終
止
形
(
こ
れ
を
聞
い
た
人
は
、
ど
ん
な
に
憎
み
わ
ら
っ
た
で
あ
ろ
う
。
)
目次へ
次へ
こ
れ
を
聞
き
け
む
人
、
い
か
に
憎
み
笑
ひ
け
む
。
(
竹
取
物
語
)
22
23
24
婉
曲
・
連
体
形
過
去
推
量
・
終
止
形
(
お
思
い
に
な
っ
て
い
ら
っ
し
ゃ
る
こ
と
は
、
ど
の
よ
う
な
こ
と
か
。
)
思
す
ら
む
事
、
何
事
ぞ
。
(
竹
取
物
語
)
婉
曲
・
連
体
形
(
こ
の
獅
子
の
立
ち
方
は
、
と
て
も
珍
し
い
。
深
い
訳
が
あ
る
の
だ
ろ
う
)
(
徒
然
草
)
こ
の
獅
子
の
立
ち
や
う
、
い
と
珍
し
。
深
き
ゆ
ゑ
あ
ら
む
。
推
量
・
終
止
形
む 21
。
し(
散
散
よ
うっ
て り
)も ぬ
香 と
り も
は
残 香
せ を
よ だ
、
梅 に
の 残
花 せ
よ
。 梅
恋 の
し 花
い
時 恋
の し
思
い き
出 と
に き
の
思
(
古 ひ
今 出
集
) に
せ
84
完
了
・
終
止
形
意
志
・
終
止
形
29
だ(
)わ
が
身
は
女
で
あ
っ
て
も
、
敵
の
手
に
は
か
か
ら
な
い
つ
も
り
目次へ
次へ
わ
が
身
は
女
な
り
と
も
、
敵
の
手
に
は
か
か
る
ま
じ
。
(
平
家
物
語
)
打
消
意
志
・
終
止
形
り 28
。
探(
都 「
しに 京
には に
と
は
言住
っま あ
てな ら
出い
かつ じ
けも 、
たり 東
)だ の
。
東 方
国 に
の 住
方
に む
住 べ
む き
の 国
に
よ 求
い め
国
を に
」
と
て
(
伊 行
勢 き
物
語 け
)
打
消
意
志
・
終
止
形
し(
なし
よ
いう
ほ
うか
がし
よら
い、
のし
でな
あい
で
るお
)こ
う
か
し
ら
、
と
思
う
こ
と
は
大
抵
は
せ 27
ぬ
はし
よや
きせ
なま
りし
。、
せ
ず
や
あ
ら
ま
し
と
思
ふ
こ
と
は
、
(
徒 お
然 ほ
草 や
) う
は
、
26
意
志
・
終
止
形
意
志
・
終
止
形
(
か
ぐ
や
姫
が
、
皮
衣
を
見
て
お
っ
し
ゃ
る
に
は
、
「
立
派
な
皮
の
よ
う
で
す
ね
(
」
)竹
取
物
語
)
か
ぐ
や
姫
の
、
皮
衣
を
見
て
い
は
く
、
「
う
る
は
し
き
皮
な
め
り
」
。
25
推
定
・
終
止
形
い(
る夕
ら方
しに
いな
)る
と
袖
の
あ
た
り
が
寒
い
。
吉
野
の
山
に
雪
が
ふ
っ
て
夕
さ
れ
ば
衣
手
寒
し
み
吉
野
の
山
に
み
雪
降
る
ら
し
(
古
今
集
)
85
推
定
・
終
止
形
33
も(
五
昨日
日、
と風
同や
じ波
だが
)止
ま
な
い
の
で
や
は
り
同
じ
所
に
い
る
。
六
日
目次へ
次へ
(
土
佐
日
記
)
五
日
、
風
波
や
ま
ね
ば
な
ほ
同
じ
所
に
あ
り
。
六
日
昨
日
の
ご
と
し
。
32
32
打
消
・
已
然
形
比
況
・
終
止
形
く(
向愛
か敬
いが
合あ
っっ
てて
い、
た言
い葉
も数
のが
だ多
)く
な
い
人
と
は
、
飽
き
る
こ
と
な
(
徒
然
草
)
愛
敬
あ
り
て
、
言
葉
多
か
ら
ぬ
こ
そ
、
飽
か
ず
向
か
ま
ほ
し
け
れ
。
あ
い
ぎ
や
う
打
消
・
連
体
形
希
望
・
已
然
形
(
帰
り
た
く
な
る
と
、
一
人
ひ
ょ
い
と
立
ち
上
が
っ
て
出
て
行
っ
た
)
帰
り
た
け
れ
ば
、
ひ
と
り
つ
い
立
ち
て
行
き
け
り
。
(
徒
然
草
)
31
希
望
・
已
然
形
(
清
盛
は
、
嫡
男
で
あ
る
こ
と
に
よ
っ
て
、
そ
の
跡
を
継
ぐ
)
清
盛
、
嫡
男
た
る
に
よ
つ
て
、
そ
の
跡
を
つ
ぐ
。
(
平
家
物
語
)
30
断
定
・
連
体
形
(
三
寸
ぐ
ら
い
で
あ
る
人
が
、
と
て
も
可
愛
く
座
っ
て
い
た
)
三
寸
ば
か
り
な
る
人
、
い
と
う
つ
く
し
う
て
ゐ
た
り
。
(
竹
取
物
語
)
86
断
定
・
連
体
形
( む (
た
ん
け き
む
ん
り
ぬ
つ
ず ず )
り
り
)
○
○
た
ら な て
○
ら
○
た
り り
(
ん む
)ず( ず ん む
)
ず
し さ す ら る
む す
る
未
ざ
さ
ら
し
せ
然
○)( ら ○
め せ せ れ れ 形
連
用
形
た
け
さ
ら
り
ぬ つ
き ○ ず し
す
る
む す
り
り
る
終
止
形
○ ○
ざ ず
り
し さ
め せ
ん む (
ず ん む
)ず
(
る る
た ぬ つ
る る る る け
る
し
ざ ぬ
る
し
む
る
さ
す
る
す
る
ら
る
る
る
る
連
体
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ん む
)ず
(ず
れ
れ
れ た ぬ つ け
れ れ れ れ
し ざ ね
か れ
し
む
れ
さ
す
れ
す
れ
ら
る
れ
る
れ
已
然
形
た ね て
よ
れ
ざ
れ
し
め
よ
さ
せ
よ
せ
よ
ら
れ
よ
れ
よ
命
令
形
)
目次へ
次へ
基
本
形
せ ら れ
れ
に て
○
め
○
れ
二
○ ○
○
87
次
の
活
用
表
を
完
成
さ
せ
な
さ
い
。
(
空
欄
の
所
を
ク
リ
ッ
ク
し
て
く
だ
さ
い
)
ま
ほ
し
た
し
た た
か )く(
ら
ま
ほ
し
か
ら
た
か
り
ま
ほ
し
か
り
た
く
ま
じ
じ
べ
し
ら ら
め ら (
り し ん む
)
ま
ほ
し
く
ま
じ
か
ら
ま
)じ( ○
く
べ べ
か)く(○
ら
ま
ま
じ
か
り
ま
じ ○
く
べ
か べ め
り く り
)
(
ほ
し
く
○
○
(
け け
ん む
)
○
目次へ
次へ
た
き
○
た
け
れ
ま
ほ
し
か
る
ま
ほ
し
き
○
ま
ほ
し
け
れ
未
まま 然
せし 形
か
○
○
○
(
(
ま
ら
ら
め
ら
た
ま
け け
べ
○
○ ほ ○
○
じ
し り し ん む ん む
し
じ
し
)
)
た
か
る
ま
し
三
基
本
形
ら
○
連
用
形
ま
し
終
止
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ま
じ
か
る
ま
じ
き
べ べ め ら ら ら け け
( む )ん
(む
じ か き る しし )ん
き
る
ま
し
連
体
形
○
ま
じ
け
れ
べ
ら
じ ○ け め
し
れ れ
ま
し
か
已
然
形
○
命
令
形
○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○
ら
め
○
け
め
○
88
次
の
活
用
表
を
完
成
さ
せ
な
さ
い
。
(
空
欄
の
所
を
ク
リ
ッ
ク
し
て
く
だ
さ
い
)
た
ご
り
と
し (断定)
○
た
ら
ご
た
と と り
く
ご
た
と
り
し
目次へ
な
り
な
り
(断定)
(伝聞)
基
本
形
な
ら
○
未
然
形
に な
り
な
り
連
用
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な
り
な
り
終
止
形
ご
と
き
た
る
な
る
な
る
連
体
形
○
た
れ
な
れ
な
れ
已
然
形
○
た
れ
な
れ
○
命
令
形
四
次
の
活
用
表
を
完
成
さ
せ
な
さ
い
。
(
空
欄
の
所
を
ク
リ
ッ
ク
し
て
く
だ
さ
89 い
)