第3回 スプライトと音楽

第3回
スプライトと音楽
05A1030
佐々木和也
スプライト
ゲームの画面を実現するために最低限必要なの
は、複数の画像を自由に位置を移動させながら表示
するという機能。
これを実現するために画面に奥行きを考え、画像を
おくから順に並べ、それぞれの画像を自由に移動で
きるようにした描画システムをスプライトと呼ぶ。
プレーンと画像の関係
画像を表示するプレーンは、プール内の画像と関連
付けられる。アニメーション用に複数の加増と関連付
けることも可能。
奥に表示するものから手前に表示するものへと考え
ながら配置する必要がある。
プログラムの一部
// 背景をプレーン0に乗せる
sprite.setPlaneGrp(0, 0, 0);
// 「くわっ」をプレーン1に乗せ、表示座標も設定
sprite.setPlaneGrp(1, 0, 1);
sprite.setPlanePos(1, x, y);
// 数字のアニメーションをプレーン2に乗せ、アニメ開始、表示座標も設定
For(i = 0; i < 4; i++)
sprite.setPlaneGrp(2, i, i + 2);
sprite.setPlaneAnime(2, true);
sprite.setPlanePos(2, nx, ny);
// 文字列をプレーン3に乗せ、白字で書くこと、表示位置も設定
sprite.setPlaneString(3, "文字も書けます");
sprite.setPlaneColor(3, 255, 255, 255);
sprite.setPlanePos(3, sx, sy);
プログラムで音楽をかける
Javaでは、バージョンによって鳴らせる音
の種類が変わる。現在の環境だとサンプリ
ングデータとしてAIFF,AU、WAVE形式、
曲を鳴らすデータとしてMIDI形式が利用で
きる。
SoundPaletteクラス
ゲームでは多くの画像を扱うため、これを管理する
ためにSpriteクラスを使用しました。
BGMやSEも画像と同様管理して鳴らす仕組みが
必要になります。さまざまな音をBGMとSEに分けて
登録しておき、登録した番号で再生を指示できるよう
にしたのがSoundPaletteクラスです。
SoundPaletteクラスの仕組み
BGM
BGM1
BGM2
BGM3
SE
SE1
SE2
SE3
BGMはど
れかひとつ
だけ再生。
SEはBG
M再生中
いくつでも
再生可能。
Dominoについて
Windows(厳密にはDirectX)にもとから
備わっているMicrosoft GSを使い、音楽を
作ることができるソフト。MIDIファイル形式
であるSMF(拡張子.mid)で保存できる。
今後の予定
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画像や音楽等作ったり探したりして一通り揃える。
それらを使用し実行するプログラムを動作させる。
参考文献
Javaゲームプログラミング / 長久 勝
パソコンで作曲 / 工学社
他