1960年代 ~

~ 1960年代 ~
06/06/2006 専門演習Ⅱ
13203126 財津信
1960年代の韓国とは
 民主主義が挫折
 独裁政権によって近代化が始まる
主な出来事 - 壱

1960年
4月革命

1961年
5.16クーデター
主な出来事 - 弐

1962年
日韓会談
大平・金鍾泌メモ合意
第1次経済開発
5ヵ年計画

1963年
大統領選挙
朴正煕当選

1964年
トンキン湾事件
ベトナム派兵協定
主な出来事 - 参

1965年
米ベトナム北爆開始
ベトナム派兵第一陣
日韓協定調印
主な出来事 - 肆

1968年
北の武装ゲリラ、
ソウルに侵入
4月革命
 1960年4月に起きた、李承晩政権打倒の
大衆蜂起
 同年3月15日の大統領選挙の不正が
直接の原因
 これにより、李承晩政権は崩壊
5.16クーデター
 1961年5月16日に起きた、陸軍少将・
朴正煕らによる軍事クーデター
 学生らの統一運動の高まりなどが原因
 これにより、今後18年に及ぶ朴正煕の
独裁が始まる
日韓会談大平・金鍾泌メモ合意
 対日請求権問題に関する秘密覚書
 日本が経済協力の名目で韓国に
資金援助を行うことで、対日請求権
問題について合意したもの
経済開発5ヵ年計画
 5年単位で組まれ推進された、政府
主導の経済計画
 これにより、韓国は「漢江の奇跡」と
呼ばれる高度経済成長を成し遂げるが、
同時に貧富の格差も深化する
ベトナム戦争
 南北ベトナムの戦争に、アメリカが介入し、
展開された戦争
 アメリカの要請により、韓国も派兵
 ベトナム特需により、韓国経済も急成長
日韓協定調印
 日韓の国交正常化を規定したもの
 経済援助が欲しい韓国と、韓国を新たな
投資先としたい日本の利害が一致して
結ばれた
 さまざまな問題を現在まで残す
北の武装ゲリラ、ソウルに侵入
 1968年1月、31人の北朝鮮工作員が
ソウルの青瓦台を奇襲攻撃したもの
 目的だったとされる、朴正煕大統領の
暗殺は失敗
 これにより、「シルミ島部隊」創設
1960年代の文学 - 壱
 4月革命をテーマにしたもの
 1960年代から出てきた若者を
テーマにしたもの
など
1960年代の文学 - 弐

金洙暎(キム・スヨン)


崔仁勲(チェ・イヌン)


申東曄(シン・ドンヨプ)
金承nq(キム・スンオク)
南廷賢(ナム・ジョンヒョン)
金洙暎(キム・スヨン) - 壱

主な作品(1960年代)
「青い空を」
「草」
「沈没船」
金洙暎(キム・スヨン) - 弐
 4月革命の挫折に対する思いを
読み取ることのできる、「青い空を」
 民衆の弱くてたくましい精神を
歌っている、「草」
申東曄(シン・ドンヨプ) - 壱

主な作品(1960年代)
「殻は去れ」
「鍾路五街」
申東曄(シン・ドンヨプ) - 弐
 4月革命後について書かれた、
「殻は去れ」
 ソウルで一番底辺の労働者に
なった人々について書かれた、
「鐘路五街」
崔仁勲(チェ・イヌン) - 壱

主な作品(1960年代)
「広場」
『総督の声』
崔仁勲(チェ・イヌン) - 弐
 南北どちらも選べない、当時の
若者たちの考えを表わしていると
見られている、「広場」
金承nq(キム・スンオク) - 壱

主な作品(1960年代)
「幻想手帖」
「生命演習」
「霧津紀行」
「ソウル1964年冬」
金承nq(キム・スンオク) - 弐
 それまでの時代にはなかった、
道徳的なものを意識しない、
新しいタイプの若者を描いた、
「霧津紀行」。
南廷賢(ナム・ジョンヒョン) - 壱

主な作品(1960年代)
『お前は何だ?』
『煙突の下の遺産』
(「糞地」)
南廷賢(ナム・ジョンヒョン) - 弐
 最初発禁処分になってしまった、
米軍が出てくる、「糞地」。
参考文献

『一気にわかる朝鮮半島』
鄭銀淑、池田書店

『朝鮮韓国近現代史事典』
韓国史事典編纂会・金容権、日本評論社

『朝鮮を知る事典』
伊藤亜人・他、平凡社
インターネット

http://www.han-lab.gr.jp/~cham/
完