『理学への招待』 第7回講演会 日時:7月7日(金)5限 場所:D501 講演タイトル: 「数学と物理学の絡み合い」 ゲストスピーカー: 中島啓先生 (京都大学大学院理学研究科教授) 数学と物理は密接に絡み合いながら進歩してきました. ニュー トンは, 微積分を用いて力学を作りましたし, アインシュタインの 一般相対性理論はリーマン幾何学を用いて記述されています. 1960〜70年代には数学は高度な抽象化の方向に進み, 一方 で物理は場の理論を進展させ, 両者の間の距離はひらいたの ですが, 80年代後半の「位相的場の理論」と「モジュライ空間の 幾何学」の結び付きを通じて再び接近してきました. ここでは最 先端の数学と物理学がどのように絡んでいるのかをお話しした いと思います. 本講義は学部1・2生向けの講義ですが、単位取得を目的としない1回限りの聴講についても可能 です。また、学部3・4年生、大学院生、教員の皆様等の聴講についても、差し支えありません。
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