Go Matsumoto 松本剛博士【略歴】1972年、東京生まれ。南イリノイ大学考古学調査センター調査員および学校法人ムンド・デ・アレグリア学校非常勤講師。人類学博士。ハーバード大学ダンバートンオークス研究所ジュニアフェロー、南イリノイ大学非常勤講師などを経て、現職。専門地域は、南米ペルーの海岸地帯。平成28年1月7日(木)12:00-13:30 入場無料（市民・学生､どなた様も参加歓迎） … 今から約千年前に南米ペルーの北部海岸・ランバイェケ地方で、ある国家が栄えました。その名はシカン。宗教的な指導者を中心とした社会であり、その首都は現在のバチカン市国のようなところであったと考えられています。多民族で構成されていたにもかかわらず、これまで武力衝突の痕跡が一切見つかっていない、稀有な社会です。私はこの先史宗教国家を専門に研究をしている考古学者です。商科大学でお話させていただくわけですから、いつものように考古学の話をするばかりでは、きっと皆さんに退屈な思いをさせてしまうでしょう。そこで今回は「考古学（研究）とお金（ビジネス）」を切り口に、あれこれお話してみたいと思います。また、貴校はアントレプレナー養成や国際交流、言語教育などを重点に掲げていますので、「起業」や「イノベーション」、「キャリア形成」、「異文化理解」といったトピックについても触れてみたいと思います。場所: 小樽商科大学附属図書館（小樽市緑3-5-21 ）問合先: 小樽商科大学国際交流センター中津川雅宣考古学とお金のはなし 0134-27-5279 [email protected] 講演タイトル：『すべてを包括する視点を手に入れる～「異なるもの」への人類学的アプローチ』