日仏共同博士課程 コレージュ・ドクトラル・フランコ・ジャポネ CDFJ フランス大使館 文化部・科学技術部 2002年4月15日 1 コレージュ・ドクトラルの位置 年次 論文 論文 日本で1年 フランスで1年 3 2 1 準備 フランス フランス大使館 文化部・科学技術部 日本 2002年4月15日 2 フランスの博士課程 • • 一つあるいは複数の大学に属する複数の研究所の専門分 野別集まり 最初の3年間の講義の割合 DEA 1年次 50 % 30 % 120/150h 50h 2年次 3年次 20 % 30h 学際的な講義 専攻分野の講義 職業訓練 シャルト・ドゥ・テーズ フランス大使館 文化部・科学技術部 2002年4月15日 3 意義 • 学生にとって : 受入国の研究入門 語学研修 受入れ国の文化への手引き 教育: 所属・受け入れ両大学が単位を認定 複数言語による指導 日仏両国の専門家による指導 フランス大使館 文化部・科学技術部 2002年4月15日 4 意義 • 大学にとって : 学生は博士課程の期間中、所属大学に在籍 講義に関する権限を全面的に持つ 専門性の高い分野でもグループを構成するために 十 分な数の学生を確保 博士課程登録資格の相互認定 フランス大使館 文化部・科学技術部 2002年4月15日 5 意義 •教授にとって : 論文の共同指導、 将来的に は論文の共同口頭審査、共同授与 新しい研究機関との協力 既存関係の強化 フランス大使館 文化部・科学技術部 2002年4月15日 6 一年次 • 学際的講義 • 日本又はフランスの研究方法論、日本又はフランスの文明、学術 文化等 受入国の語学研修 専攻分野の講義 文系 : 法学 (比較法、ヨーロッパ法、 商法) 政治学 経済学…. 理系 : 生命科学 (ゲノム、脳科学…) 情報技術 (ロボット工学、マイクロ・エレクトロニクス、バーチャ ルリアリティ…) 工学 (材料とナノテクノロジー、環境、数学...) フランス大使館 文化部・科学技術部 2002年4月15日 7 参加する大学は ? 2002年3月29日時点 • 日本 - 27大学 : 国立大学 • • • • 北海道 東北 筑波 東京工業 • • • • 東京農工 お茶の水 一ツ橋 横浜 • • • • 名古屋 京都 大阪 神戸 • • • 中央 日本 法政 • • • 明治 立教 立命館 • • • • 九州 熊本 琉球 情報学研究所 私立大学 • • • 慶応 上智 西南学院 • 早稲田 公立大学 • 東京都立 フランス大使館 文化部・科学技術部 2002年4月15日 8 参加する大学は ? 2002年4月12日時点 •フランス - 35大学 • • • • • • • • • • • Aix-Marseille 2 Aix-Marseille 3 Besançon Bordeaux 1 Bordeaux 4 Grenoble 1 Grenoble 2 Grenoble 3 ENS Cachan ENS Lyon ENS ULM Paris フランス大使館 文化部・科学技術部 • • • • • • • • • • • • IEP Paris INALCO INP Grenoble INP Toulouse INSA de Toulouse Lyon 1 Lyon 3 Nantes Paris 1 Paris 2 Paris 4 Paris 5 • • • • • • • • • • • • Paris 6 Paris 7 Paris 9 Paris 11 Perpignan Rennes 1 Rennes 2 Strasbourg 1 Strasbourg 2 Strasbourg 3 Toulouse 1 Toulouse 2 2002年4月15日 9 カリキュラム •1年次: 共同準備講座 • 2年次 相手国の大学で • 3年次 1年 帰国、論文の共同口頭審査 • 論文は相手国及び/又は自国で認定される フランス大使館 文化部・科学技術部 2002年4月15日 10 条件 • 大学 • 日本語/フランス語の授業を提供 受入条件 (住居等の便宜を図る) 研究所 既存交流関係 博士課程1年次より研究プロジェクトを共同で決定 • 優れた学術環境と指導スタッフの質 学生 日仏共同博士課程に登録 既習得語学 : 日本語/フランス語、英語 フランス大使館 文化部・科学技術部 2002年4月15日 11 経過 (1) • • • • 2000年9月 プロジェクト立ち上げ 2001年5月 ストラスブールで開催された日仏高等教育シンポジウムでプロジェク ト紹介 2000年9月から2001年10月 在日仏大使館文化・科学技術両参事官、プロジェクト紹介のため日 本の大学、文部科学省を訪問 2001年11月 フランス関係省庁・CPU(フランス大学学長会議)の代表者から成る視 察団が来日、日本の大学、文部科学省と会談 日本側幹事会の設置 フランス大使館 文化部・科学技術部 2002年4月15日 12 経過 (2) • 2001年12月 日本側幹事会の初会合 • 2002年1月 日本側ワーキンググループとフランス大使館の会合 • 2002年2月 CPUの会合でコレージュドクトラルの説明 • 2002年3月 日本側幹事会 CPU第一副議長、 フランス大使館 文化部・科学技術部 Bernard Belloc氏、来日 2002年4月15日 13 今後の予定 • • • • 2002年4-5月 4月18日日本・フランス各コンソーシアム設立総会 講義の内容について協議、学生への広報 2002年7月 協定署名 2002年9月 フランス側の学生登録 2003年4月 日本側の学生登録 フランス大使館 文化部・科学技術部 2002年4月15日 14 財政支援 •フランス側 基本財政支援 (手当て, CIFRE奨学金, 地方の奨学金,…) 外務省の支援 1000 € /月 大学の行政契約に組み入れ 国民教育省国際交流・協力部がフランス・日本大学会館での講 義を支援 •日本側 文部科学省の支援 : 30名に対し10万円の奨学金+ 往復運賃 •その他の可能性 私費, 企業, 研究所, 大学の支援, … フランス大使館 文化部・科学技術部 2002年4月15日 15 日本側幹事会 宮田清藏, 東京農工大学学長、 (幹事長) JACUIE (国公私立大学団体国際交流委員長協議会)座長 国立大学協会第5常置委員会委員長 山田雄一、 明治大学、学長 相澤益男、 東京工業大学、学長 荻上紘一、 東京都立大学、総長 白井克彦、 早稲田大学、副学長 坂東久美子、 文部科学省(MEXT) (オブザーバー) フランス大使館 文化部・科学技術部 2002年4月15日 16 フランス側幹事会(案) Claude Feuerstein、 大学学長会議・研究委員会委員長 (グル ノーブル・リヨン地方) 、 幹事長 Bernard de Montmorillon,大学学長会議・交流委員会副委員 長(イルドフランス地方) Jean-Yves Mérindol (ストラスブール地方) Francis Hardouin 又はその代理, Alain Gérard, 国際交流担 当副学長 (ボルドー地方) Michel Laurent、大学学長会議・研究委員会委員長 (エクス・マル セイユ地方) 国民教育省学術・大学部の代表 国民教育省国際交流・協力部の代表 外務省の代表 フランス大使館 文化部・科学技術部 2002年4月15日 17
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