事業報告書 - ニフコ

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http://www.nifco.co.jp/
http://www.nifco.com/
(キリトリ)
株主メモ
郵 便 は が き
決
料金受取人払
高輪局承認
1 0 8 8 7 9 0
算
期
第53期
毎年3月31日
定時株主総会
毎年6月中に開催
基
定時株主総会関係として、毎年3月31日。
準
日
ただし、あらかじめ公告の上、別途基準日を
定めることができます。
5 1 3
株式の名義書換
4076
名義書換代理人
東京都中央区八重洲一丁目2番1号
差出有効期間
平成17年9月
30日まで有効
同事務取扱場所
東京都中央区八重洲一丁目2番1号
郵便物送付先
東京都江東区佐賀一丁目17番7号
みずほ信託銀行株式会社
切手不要
東京都港区芝浦4―5―4
みずほ信託銀行株式会社 本店証券代行部
(
株式会社ニフコ
みずほ信託銀行株式会社 証券代行部
0120-288-324(フリーダイヤル)
株主アンケート係 行
同 取 次 所
︵
キ
リ
ト
リ
︶
住所
)
電話お問合せ先
みずほ信託銀行株式会社 全国各支店
みずほインベスターズ証券株式会社
本店および全国各支店
公告掲載新聞
日本経済新聞
上場証券取引所
東京(第1部)
〒
お知らせ
1.平成16年8月2日(月曜日)をもって、1単元の株式数を1,000株から
氏名
100株に変更いたしました。
年齢 歳
性別 □ 男性 □ 女性
メールアドレス
当社からの情報配信 □ 要 □ 不要
することといたしました。以下のホームページアドレスでご覧いただけます。
http://www.aspir.co.jp/kessan/7988/7988.html
職業
株式投資歴
2.当社は、決算公告に代えて貸借対照表および損益計算書をホームページに掲載
□ 3年未満 □ 3∼10年 □ 11∼20年 □ 21年以上
所有株式数
□ 100株以下 □ 101∼500株 □ 501∼1,000株 □ 1,001∼5,000株 □ 5,001株以上
運用スタンス
□ 安定重視 □ 利回り重視 □ 利回り・値上がり益のバランス
□ 値上がり益を追及
売買頻度
□ 長期保有(5年以上) □ 中期保有(2∼3年程度) □ 短期保有(1∼半年程度)
□ 短期保有(1ヶ月以内) □ ケース・バイ・ケース
株式ネット取引
□ 経験あり □ 経験なし
保有銘柄数
□ 1銘柄 □ 2銘柄 □ 3∼5銘柄 □ 6∼10銘柄 □ 11∼20銘柄
□ 21∼30銘柄 □ 31銘柄以上
平成16年4月1日∼平成17年3月31日
事業報告書
株主の皆さまへ
ーの四輪車生産台数が高水準の自動車輸出に支えられ、前
年同期比2.5%増加いたしました。
また、日系自動車メーカーは、海外でも北米だけでなく
中国・東南アジア、欧州へも生産拠点を急速に拡大するこ
とによって生産台数を増加させており、海外での生産台数
が国内での生産台数を上回りつつあります。
このように、主要取引先であります日系自動車メーカー
の四輪車生産台数の増加に伴い当社グループの受注も増加
するなか、当社グループは、第50期(2001年度)に策
定しました中長期経営計画に基づいて、「日本のニフコか
ら世界のNifcoへ」を合言葉に、グローバル供給体制の強
化等、世界のどこでも日本と同レベルの対応ができる体制
作りを目指し、着実に海外拠点を拡充・整備してまいりま
した。また、生産の無人化・自動化、購買形態・方法の徹
底的な見直しや販管費の削減等の合理化による原価低減、
さらに工場生産性の向上を図るためのTPM活動などにも
積極的に取り組んでまいりました。
取締役社長
渡 治
株主の皆さまには、ますますご清栄のこととお慶び申し
上げます。ここに当社第53期の事業報告書をお届けする
にあたりまして、ごあいさつ申し上げます。
さて、当期の国内経済は、輸出の増加と企業業績の回復
に伴う設備投資、さらには緩やかながら個人消費の増加に
支えられ、徐々に回復感が出てまいりました。海外におい
ても、米国では、雇用環境の改善による個人消費の拡大な
どによって底堅く推移し、中国では、急成長の反動など不
安要素はあるものの引き続き高成長過程にあり、概して堅
調に推移しました。
■単体:売上高610億円の過去最高を達成。
■国内自動車生産台数2.5%増。
海外生産台数も急速に拡大中。
自動車産業向けの売上比率が高い当社は、高水準の製品
需要を背景に業績伸長に努めた結果、当期の単体での売上
高は610.0億円(前年同期比4.5%増)で過去最高を達成
し、営業利益も66.0億円(同0.3%増)と堅調に推移い
当社グループの中核をなす合成樹脂成形品事業につきま
しては、国内では主要取引先であります日系自動車メーカ
当期
当期
単体
1,200
1,090
1,110
経常利益(単位:億円)
97
100
800
87
101
80
65
66
0
100
50
45
42
73
40
65
80
36
35
第52期
第53期
(当期)
0
71.84
63.92
第51期
第52期
第53期
(当期)
0
744
727
655
638
第50期
第51期
684 701
645 653
600
51.61
400
第50期
第51期
第52期
200
20
6
10
第50期
800
40
20
20
第51期
60
30
40
第50期
92.43
76.70
62.03
30
20
第53期
(当期)
69
65
50
60
40
第52期
80
57
60
200
1
65
46
第51期
株主資本(単位:億円)
1,000
116.07
60
90 88
84
610
400
第50期
一株当たり当期純利益(自己株除く)
(単位:円)
120
70
114
100
0
連結
80
120
88
583
当期末の個人株主数が前年同期比76.8%(約4,000名)
増加しました。これはIR活動を強化し、インターネットで
の動画配信や、個人株主様向け会社説明会を開催するなど
の効果が顕れてきたものと考えますが、今後とも継続的に
株主の皆さまとのコミュニケーションを深めてまいりたい
と存じます。また、配当性向は引き続き単体ベースでの純
利益の5割を目処といたします。
株主の皆さまにおかれましては、引き続き当社をお引き
立ていただきますよう、お願い申し上げます。
1,096
1,000
541
■個人株主数が76.8%増。IR活動を強化。
当期
当期純利益(単位:億円)
140
120
1,021
495
海外連結子会社の事業につきましては、日系自動車メー
カーの現地生産台数が増加基調にあり、これに伴う部品の
現地調達化の進展、さらには新型モデルの立ち上げも寄与
した結果、売上高はアジア地域の子会社を中心に総じて増
収となりました。さらに当期は、中国、タイなどにおける
生産能力を増強し、収益拡大を図っております。しかし、
英国子会社では、生産の急増による生産・物流システムの
混乱が続き、前期に続き赤字となりました。
合成樹脂成形品事業以外の事業では、シモンズ株式会社
によるベッドおよび家具事業の業績も好調に推移してお
り、海外でも中国への積極的な進出を企図し、上海に販売
会社を設立しギャラリーを新設いたしました。ジャパンタ
イムズ株式会社による新聞および出版事業につきまして
は、コスト削減に努めておりますが、広告収入の大幅な減
少のため前期に続き赤字となりました。遊技機用電子事業
につきましては、メイン商品のモデルチェンジ期にあたり
単体
営業利益(単位:億円)
減収減益となりましたが、当事業部門は本年1月より株式
会社ニフコアドヴァンストテクノロジーとして独立し、ス
ピーディーな経営判断で業績の向上に努めております。
以上の結果、連結売上高は1,096.9億円となりました。
これは前年同期比1.2%減でありますが、主な要因は前連
結事業年度の子会社3社の売却によるものです。また、利
益につきましては、上記売却の影響に加え欧州子会社の赤
字などが影響して、連結営業利益は87.9億円(前年同期
比10.1%減)、連結経常利益は88.8億円(同12.2%減)
でした。ただし、連結当期純利益につきましては、前年同
期比5.5倍の35.3億円となりました。これは前期の業績
に子会社売却による特別損失が生じていたためです。
■連結:海外子会社の売上増はアジア地域が牽引。
当期
連結
売上高(単位:億円)
600
たしました。
なお、経常利益につきましては90.2億円(前年同期比
21.3%減)となり、当期純利益は50.5億円(同23.0%
減)でした。これは、前期の業績に、売却した子会社から
の特別配当が含まれていたためであります。
第53期
(当期)
0
9.88
第50期
第51期
第52期
第53期
(当期)
0
第52期
第53期
(当期)
2
事業別の概況
ベッドおよび家具事業(シモンズ株式会社)
合成樹脂成形品事業
●国内自動車業界向け
ベッドおよび家具事業
その他
四輪車の国内生産台数は輸出が増加したこともあり、前連結
事業年度を2.5%上回りました。
合成樹脂
成形品事業
6%
(億円)
800
928
当期は国内では、高級ホテル向けのベッド販売が好調でした。
838
793
また、西日本初のギャラリーを大阪にオープンし、さらに輸入
600
連結売上高
1,096億9,600万円
シモンズ株式会社では、高級ベッドおよび輸入家具の製造・
家具の「ノーザンコンフォート」
、
「シモンズAPドリームリク
燃料系部品、さらにバンパー・リテーナー等の外装部品のよう
400
に単価の高い部品の拡販に努め、自動車1台あたりの当社製部
200
海外でもベッド事業は順調に推移し、特に台湾では売上が大
0
きく増加いたしました。また、中国(上海)におきましても本
品の搭載金額を前年同期比6.6%増の4,325円にまで高めてま
85%
ライナー」などの新商品の販売にも注力いたしました。
第51期
いりました。
ベッドおよび家具事業
その他
販売を、日本およびアジアで展開しております。
1,000
9%
このような環境下、当社は主力製品であるファスナー類に加
え、カップホルダー等の内装ユニット部品やカットバルブ等の
売上推移
第52期
第53期
9%
6%
合成樹脂
成形品事業
売上推移
(億円)
120
101
95
100
86
80
連結売上高
1,096億9,600万円
60
40
20
85%
年4月に販売会社を設立、5月にはギャラリーをオープンし、
0
第51期
第52期
第53期
売上の拡大を目指しております。
●海外自動車業界向け
日系自動車メーカーの現地生産台数が増加基調にあり、これ
●その他業界向け
以上の結果、売上高は101.9億円(前年同期比6.5%増)で、
住設機器業界や家電・電機業界をはじめとするその他業界向
に伴う部品の現地調達化の進展、さらには新型モデルの立ち上
けにつきましては、ユーザーに応じた機動的な対応を図るため、
げも寄与した結果、海外連結子会社の売上高は各地域とも前年
昨年6月に事業開発本部を新設いたしました。
同期比増収となりました。
営業利益もの8.2億円(同1.5%増)となりました。
住設機器業界向けでは、主力製品であるダンパーを発展させ
しかし、欧州では、生産の急増により英国子会社の生産・物
た斬新な機構部品である「モーション・コントロール」部品を
流システムの混乱が続き、その立て直しに努めてまいりました
重点的に開発してまいりました。この部品をシステムキッチン
が、製品の品質を維持・向上させ納期を遵守するためのコスト
などに装着すれば開閉時の静音性・利便性が格段に高まり、最
等がかさみ、残念ながら赤字幅が拡大いたしました。
終製品の品質と付加価値の向上に貢献しているとの高い評価を
得ております。
また、家電・電機業界におきましては、海外での生産が拡大
していますので、当社グループは国内外が一体となったチーム
活動を推進しております。
以上の結果、合成樹脂成形品事業としましては、売上高は
928.5億円(前年同期比10.8%増)、営業利益は107.4億円
その他
遊技機用電子事業につきましては、メイン商品のモデルチェンジ期にあたり、減収減益となりま
ベッドおよび家具事業
その他
した。なお、当事業につきましては、平成17年1月6日付で当社全額出資の株式会社ニフコアドヴ
(同4.2%増)になりました。
ァンストテクノロジーとして分社化いたしました。
9%
6%
合成樹脂
成形品事業
株式会社ジャパンタイムズによる新聞および出版事業については、当連結会計年度も引き続き売
ニフコグループ所在地別売上高構成比
上原価、販管費の削減等に努めましたが、残念ながら求人広告を中心とする広告収入が減少し、減
日本
アジア
北米 欧州
64.9
15.4
10.9 8.8
%
%
%
収減益となりました。
連結売上高
1,096億9,600万円
%
85%
3
4
特集/ニフコの主力事業
■主力事業は自動車向けプラスチック機能部品 ニフコ・グループの主力事業は、売上の85%を占める合成樹脂成形
作業性を向上させる部品
品事業ですが、その70%以上が自動車業界向け部品となっています。
その他
6%
シモンズベッド
9%
国産車の場合、1台の車に搭載されているニフコ製品の数は約600個。
設立以来38年にわたり、
「留める・束ねる・結びつける」を切り口に、
研究開発を重ね、
ノウハウを蓄積してまいりました。ニフコの部品は、
自動車生産工程における作業性を飛躍的に向上させます。
その代表的なものを紹介いたします。
ファスナー
ワンタッチで取付可能なプラスチックファスナー。当社の主力製品
で、そのバリエーションは10,000種類以上に及びます。画期的な
機能性と、
作業性の向上により自動車産業の発展に貢献し続けます。
家電向け等
[14%]
自動車向け
[71%]
快適さを演出する部品
カップホルダー
簡単な操作で開閉もスムーズ、省スペースで内装の
美観を演出するスマートなカップホルダー。ニフコは
常にお客様の快適さを追求した開発商品を提案して
います。
85%
プラスチック機能部品
環境対応燃料系部品
ニフコの燃料系部品は、世界一厳しい米
カリフォルニア州の大気汚染防止規制に
適合しています。今後この規制は各国が
導入を検討しており、
ニフコの部品はさら
に普及することが予想されています。
■国内自動車1台当たり搭載金額推移
(円)
4,500
4,325
4,000
3,500
4,058
3,621
3,799
3,000
2,500
フューエルタンク周りの燃料系部品
5
ロールオーバーバルブ
2,000
2001年度
2002年度
2003年度
2004年度
国内の自動車1台当たり
の搭載金額は、年々増加
しています。
6
その他の合成樹脂成形品事業
ニフコは自動車産業で培った、
「高機能・安全・環境」を満足するノウハウを活かし家電、住宅設備、文具・事務機・
医療業界向け製品や、スポーツ・ファッション業界に向けたバックルなどを製造・販売しています。
(自動車向け製品以外で、売上の14%を占めています。
)
家電部門
デジタル家電やコンピューター周辺機器(プリンターなど)、携帯電
話などにダンパー、クラッチ、ヒンジ等の高機能部品を提供しており、
お客様から高い信頼を得ております。また、家電の中国市場を中心とす
るグローバル化にも対応し、現地生産・現地供給のニーズにも対応して
おります。
住宅設備部門、文具・事務機部門、医療等の新規市場
住宅設備部門、文具・事務機部門、医療等の新規市場に加え、食品容
器、日用品市場などにもユニークな機能を付加した高付加価値機構部品
や製品を提供しております。また、再生材利用やユニバーサルデザイン
にも配慮した開発・製品作りを行っております。
第54期の戦略
1. グローバル化戦略
当社グループは、日系自動車メーカーがグローバル化を進める中で、現
地供給のニーズに応える形でこれらの地域に進出してまいりました。すな
わち、需要優先で世界各地に拠点を築いてまいりましたが、基本的にはこ
の方針に基づいて堅実かつ着実にグローバル化を進めてまいります。
また、海外において提供する製品につきましては、国内においてユーザ
ーから性能・品質・納期等の面から評価を得ている得意分野の製品群を中
心に展開する所存であります。当社の技術力に裏付けられたできるだけ付
加価値の高い製品をユーザーに提供したいと考えます。
当社グループは、これらの方針に基づいて、日系自動車メーカーのニー
ズに的確に対応することを中心にグローバル化を積極的かつ堅実に推進し
てまいります。
2. 収益拡大戦略
当社グループが国内外において収益を拡大するためには、個々の製品に
競争力があり高い利益率を享受できることが不可欠であります。そのため
に、他社の追随を許さない独創性・技術力等に裏付けられた製品を不断に
創造し続けなければなりません。
このため、当社グループは、今後とも研究・開発を重視する企業風土を
醸成し、有能な技術者集団たるグループを目指してまいります。
また、収益の拡大にはコスト面にも着目しなければなりません。たとえ
ば、工場の無人化・自動化等をはじめとする生産体制の抜本的な改革によ
ってコストを削減し、利益率のアップを図りたいと考えます。この工場の
無人化・自動化等は国内事業所の一部では既に導入済みですが、さらにグ
ローバルに導入・展開することにより課題である世界レベルでの収益性向
上を図りたいと考えます。
3. 技術開発・商品開発
バックル部門
世界のスポーツ・ファッション業界に向けて高機能、高品質で感性の
高いバックル製品を提供しております。海外関連会社と一丸となり、ニ
フコグループとして、デザイン・開発から生産、販売まで、グローバル
な活動を展開しております。
当社の強みの一つとして技術開発力・商品開発力がありますが、最近は、
自動車メーカーから特に環境問題・リサイクル等に対応する技術開発・商品
開発の要求が高まっております。
当社グループは、これらの要求に対応する製品として、たとえば燃料系
部品の開発に積極的に取り組んでまいりましたが、当連結会計年度には燃
料系部品を専門的に扱う事業部を立ち上げるまでに至っております。
また、自動車部品で培った技術開発力・商品開発力を自動車以外の家電、
OA、住宅設備等の分野にも応用し、これらのマーケットにも積極的に新
製品を投入しております。
これらの目的を達成するため、今後さらに技術開発陣の充実に努め、エ
ンジニアリング・カンパニーとしての性格を強めてまいります。
4. 品質向上
当社グループに対するユーザーからの品質に関する要求は、国内外を問
わずますます高まっております。この品質要求に十二分に対応できない限
り、企業グループとしての成長・発展は望めません。当社グループは、さ
らに高いレベルでの品質の向上を図るため総力をあげて取り組んでおりま
す。具体的には、製品の設計から製造・納入に至るあらゆる段階で品質計
画を策定し、各部署でその計画通り実施・管理されていることを検証・点
検する体制をとっております。
また、品質面で特に重点的に管理すべき協力工場につきましては、当社
の指導のもと品質改善のための諸活動を積極的に実施することで品質の改
善・向上を推進しております。さらに、これらの活動を通して得られた知
識・経験・ノウハウは当社グループ全体で共有し海外においても活用して
おります。
これらの活動のひとつの成果として、当社グループは国内外の多くのメ
ーカーから品質に関する表彰を受けるに至っております。
5. 人材育成
これらの各戦略を実行していくためには、国内外で優秀な人材が必要と
なります。当社は海外拠点のスタッフにつきましても日本国内の研修セン
ターや工場における研修を頻繁に実施し、技術・ノウハウを集中的に習得
する機会を設けております。
また、将来の経営幹部となるべき人材の育成につきましては、そのため
の社内経営塾を部長レベルあるいは課長以下のレベルに層別して定期的に
開催しております。
この経営塾におきましては、社長ほか経営陣に加え主要な幹部社員が講
師となって将来の経営幹部たるべき人材に対し、マネージメントに必要な
広範な知識・経験を伝授するとともに、実践的な問題解決能力を向上させ
るべく指導・育成に努めております。
Web Information
IRページ
株主・投資家の皆さまに対して企業情報や財務情報をはじめとして、
積極的に情報開示を行っています。
当社をよりご理解いただくためにも、ぜひアクセスしてください。
ホ ー ム ペ ー ジ ア ド レ ス
http://www.nifco.co.jp/
7
トップページ
ニフコについて
8
トピックス
新製品:二輪車用不織布フィルター
グローバル化の推進
【中国】
中国北京市に北京利富高塑料制品有限公司を設立いた
しました。新会社は韓国系自動車メーカーへの部品供給
とともに、中国での低コスト生産を活用した対韓輸出等
を行い、将来的には当社の華北拠点として、日系メーカ
ーへの部品供給も視野に入れています。これにより、当
社の中国現地法人は、既存の4社を含め、合計5社とな
りました。また、昨年着工いたしました、東莞利富高の
新工場建設も順調に進んでおり、2005年8月量産を開
始する予定です。
北京利富高塑料制品有限公司
東莞利富高の新工場
ニフコアドヴァンストテクノロジーを設立
株式会社ニフコアドヴァンストテクノロジーは、エレ
クトロニクスを活用したアミューズメント機器の開発を
中心とする業務を行っております。当業界は専門化が進
展しており、事業の最適化(旧電子事業部を独立)によ
り経営効率を向上させるとともに、市場の変化により迅
速に対処し、収益を拡大すべく、新会社として2005年
1月に設立いたしました。
9
【ベトナム】
ベトナムに新拠点を設立し、2005年8月に稼働いた
します。新会社は、韓国系縫製メーカーへの製品供給と
ともに、ベトナムでの低コスト生産を活用した輸出等を
計画しています。
ニフコの開発した高精度不織布フィルターは濾過性
能・耐久性に優れます。フューエルポンプモジュール用
の高性能フィルターとして、二輪車への搭載が始まって
【タイ】
当社のタイ子会社であるNifco Thailand Co., Ltdは、
日系自動車メーカーの増産と、二輪車向け燃料系部品の
生産に対応するため、第二工場を建設することになりま
した。(2006年1月からの稼働予定)
当社の競争力の源泉の一つに商品開発力があります。
この強みをグローバル市場で活かし、より一層成長する
ために、当社は知的財産権の取得は不可欠であると考え
ており、その保護と活用は、ビジネス展開上、戦略的に
も重要ととらえております。その結果出願件数も増加傾
向にあり(特に海外の増加が顕著)、現在世界での権利保
有件数は約4,000件です。今後も引き続き知的財産戦略
を積極的に展開して参ります。
【メキシコ】
米国子会社であるNifco America Corporationは、
日系自動車メーカーの増産及び外資系自動車メーカーと
の取引拡大のため、生産体制を見直し、オハイオ州グロ
ーブポート工場の生産ラインを、メキシコへ移転いたし
ました。メキシコ工場は、自動車用ファスナー類から操
業し、将来は自動車内装関連の組立品まで取り扱う予定
です。当計画により、生産能力を拡充するとともに、コ
ストを削減いたします。(コスト削減目標2005年度:
約1億円、2006年度:約2億円)
2生産拠点を子会社化
株式会社JT二フコと株式会社九州JTニフコを子会社
化いたしました。両社は、日本たばこ産業株式会社と当
社との合弁会社として設立され、当社の主力製品である
工業用プラスチック精密成形品等を製造してまいりまし
た。当社は、技術・ノウハウの蓄積、および海外生産の
支援のため、国内生産体制の強化がより一層重要となっ
ているため、この度両社を子会社化いたしました。
おりますが、さらに四輪車のフィルターとしての需要が
見込まれています。
知的財産情報
出願件数推移
(単位:件)
500
■日本 ■アメリカ ■ヨーロッパ ■その他
173
400
125
130
17
45
194
33
57
37
62
169
166
2003年度
2004年度
300
200
100
0
2002年度
環境問題に対する取り組み
当社では環境への取り組みを企業経営の重要テーマと
位置付け、2001年よりISO 14001を取得して、環境
保護活動を積極的に展開してまいりました。廃棄物削減
に関しては、「ゼロエミッション達成」を目標に推進した
結果、このたび当社の主要3事業所(宇都宮・相模原・名
古屋)と本社、および大阪事業所で達成いたしました。
※ゼロエミッション:当社グループでは、埋め立て廃棄物の排出
量を2000年度実績より95%以上削減と定義しています。
※ニフコWebサイト下記ページにて、環境報告書(PDFファイル)
をご覧いただけます。
http://www.nifco.co.jp/nfc/nfc_env.html
埋め立て廃棄物の推移
(単位:t)
600
■目標 ■実績
524
500
400
300
200
2004年度6.66tとなり、対2000年比
98.7%減のゼロエミッションを達成。
195 195
119
100
0
91
57
35
26 6.66
2000年度 2001年度 2002年度 2003年度 2004年度
10
財
務
諸
表
貸借対照表
損益計算書
利益処分
(単位 百万円)
【資産の部】
流
動
資
産
現 金 及 び 預 金
受
取
手
形
売
掛
金
製 品 及 び 商 品
仕
掛
品
原 材 料 及 び 貯 蔵 品
繰 延 税 金 資 産
短 期 貸 付 金
未
収
入
金
そ
の
他
貸 倒 引 当 金
固
定
資
産
有 形 固 定 資 産
建
物
構
築
物
機 械 及 び 装 置
車 両 及 び 運 搬 具
工具、器具及び備品
金
型
土
地
建 設 仮 勘 定
無 形 固 定 資 産
諸 施 設 利 用 権
ソ フ ト ウ ェ ア
投資その他の資産
投 資 有 価 証 券
子 会 社 株 式
出
資
金
差 入 保 証 金
保 険 積 立 金
長 期 貸 付 金
繰 延 税 金 資 産
そ
の
他
貸 倒 引 当 金
資
11
産
合
計
(単位 百万円)
当 期
前 期
当 期
前 期
当 期
平成17年3月31日現在
平成16年3月31日現在
平成17年3月31日現在
平成16年3月31日現在
自 平成16年4月 1 日
至 平成17年3月31日
【負債の部】
38,584
17,377
2,899
13,087
1,886
330
215
732
210
1,880
31
△68
53,952
21,578
6,507
177
1,082
8
778
4,201
7,448
1,373
734
35
699
31,639
6,219
22,642
—
328
70
400
2,308
115
△445
49,147
27,047
3,596
12,926
1,847
361
506
822
111
1,889
48
△11
47,861
19,981
5,148
151
899
10
699
4,238
7,448
1,382
616
28
587
27,264
2,079
20,437
509
351
70
3,720
1,931
171
△2,006
92,537
97,009
流 動 負 債
支
払
手
16,241
16,889
形
3,251
4,275
買
掛
金
7,290
7,162
未
払
金
1,042
1,328
用
270
264
未 払 法 人 税 等
2,156
1,750
34
39
未
払
預
費
り
賞
与
引
そ
金
当
の
金
742
722
他
1,452
1,347
11,719
11,662
固 定 負 債
転
債
10,120
10,185
退 職 給 付 引 当 金
換
548
477
役員退職慰労引当金
1,030
978
預
り
社
保
証
金
21
21
27,960
28,551
7,290
7,290
11,656
11,651
金
11,651
11,651
そ の 他 資 本 剰 余 金
5
0
負
債
合
計
【資本の部】
資 本 金
資
本
剰
資
余
本
金
準
備
自 己 株 式 処 分 差 益
利
益
剰
利
余
金
5
0
55,806
54,450
益
準
備
金
1,793
1,793
意
積
立
金
49,278
45,982
圧 縮 特 別 積 立 金
78
82
金
49,200
45,900
当 期 未 処 分 利 益
4,734
6,675
任
別
途
積
立
株式等評価差額金
140
117
△10,316
△5,051
計
64,576
68,458
負 債 及 び 資 本 合 計
92,537
97,009
POINT–3 自
資
己
株
本
式
合
経常損益の部
営 業 損 益 の 部
POINT–1 営
業
収
益
売
上
高
営
業
費
用
売
上
原
価
販売費及び一般管理費
営
業
利
益
営 業 外 損 益 の 部
営 業 外 収 益
受取利息及び配当金
工 業 所 有 権 収 入
為
替
差
益
そ
の
他
営 業 外 費 用
支
払
利
息
投 資 に よ る 損 失
そ
の
他
経
常
利
益
特別損益の部
特
別
利
益
投資有価証券売却益
貸 倒 引 当 金 戻 入 額
債務保証損失引当金戻入額
未稼動金型評価損戻入額
そ
の
他
特
別
損
失
固 定 資 産 処 分 損
投資有価証券売却損
投資有価証券評価損
貸 倒 引 当 金 繰 入 額
そ
の
他
税引前当期純利益
法 人 税 、住 民 税 及 び 事 業 税
法 人 税 等 調 整 額
当 期 純 利 益
前 期 繰 越 利 益
中 間 配 当 額
当 期 未 処 分 利 益
(単位 円)
前 期
当 期
前 期
自 平成15年4月 1 日
至 平成16年3月31日
自 平成16年4月 1 日
至 平成17年3月31日
自 平成15年4月 1 日
至 平成16年3月31日
当
任
61,000
61,000
54,391
43,195
11,195
6,609
58,346
58,346
51,759
40,998
10,761
6,586
2,693
1,511
765
214
202
280
233
29
17
9,022
5,260
4,311
626
150
172
378
364
—
13
11,468
942
—
942
—
—
0
1,890
380
—
120
1,366
23
8,074
3,324
△302
5,052
907
1,225
4,734
1,587
527
10
800
180
70
3,333
148
470
1,413
1,227
74
9,722
3,299
△137
6,560
953
838
6,675
期 未 処 分 利
意 積 立 金 取 崩
圧 縮 特 別 積 立 金 取 崩
利
益
処
分
POINT–2 利
益
配
当
益
高
額
額
金
4,734,577,960
3,299,537
3,299,537
3,812,113,915
1,212,113,915
6,675,429,151
3,506,415
3,506,415
5,771,570,917
2,398,570,917
1株につき23円
1株につき43円
普通配当1株につき 23円
普通配当1株につき 33円
特別配当1株につき 10円
役
員
賞
与
金
( う ち 監 査 役 賞 与 金 )
別
途
積
立
金
次
期
繰
越
利
益
100,000,000
(10,000,000)
2,500,000,000
925,763,582
73,000,000
(13,000,000)
3,300,000,000
907,364,649
(注)1.平成16年9月30日の最終の株主名簿記載の株主に対して、平成
16年12月6日に1株につき23円、総額1,225,276,424円の中
間配当を実施いたしました。
2.利益配当金は自己株式分を除いて計算しております。
POINT – 1
売上高は、過去最高の610億円
四輪車の国内生産台数が前年比2.5%増と好調であり、また当社主力
製品に加え高付加価値部品の拡販に努めた結果、前期比4.5%の増収
となりました。
POINT – 2
配当性向50%
年間配当金46円(中間23円/期末23円 配当金総額24億円)
昨年4月に定めた基本方針を重視し実行に移しております。
POINT – 3
自己株式の当期取得は53億円(累計株式数:705万株、保有比率:11.8%)
第3回転換社債転換権行使及びストックオプション権行使に備えると
ともに、資本コストも考慮したうえで株主還元する方針の一環として
取得いたしました。
12
連結財務諸表
連結損益計算書
連結貸借対照表
連結剰余金計算書
(単位 百万円)
当 期
前 期
当 期
前 期
当 期
平成17年3月31日現在
平成16年3月31日現在
平成17年3月31日現在
平成16年3月31日現在
自 平成16年4月 1 日
至 平成17年3月31日
動
資
産
62,147
71,806
現 金 及 び 預 金
23,339
34,183
受取手形及び売掛金
26,107
24,630
流
動
負
有
価
券
553
283
産
8,894
8,339
繰 延 税 金 資 産
1,161
1,184
そ
他
2,348
3,351
金
△257
△165
46,896
42,087
な
卸
資
の
貸
固
証
倒
定
資
引
当
産
有 形 固 定 資 産
34,605
32,753
建 物 及 び 構 築 物
10,054
9,436
機械装置及び運搬具
4,678
3,874
固
2,467
2,032
の
5,364
15,179
15,637
債
10,120
10,185
退 職 給 付 引 当 金
1,230
1,166
定
負
転
1,052
1,029
そ
2,776
3,256
41,636
42,279
負
の
債
2,095
本
剰
他
3,709
3,458
利
益
剰
6,170
投 資 有 価 証 券
6,738
2,736
金
7,290
7,290
余
金
11,656
11,651
余
金
57,706
57,928
土地再評価差額金
△85
△85
その他有価証券評価差額金
142
117
本
△1,081
△1,698
△10,316
△5,051
そ
3,064
3,433
計
65,312
70,152
109,043
113,893
負債、少数株主持分及び資本合計
109,043
113,893
為替換算調整勘定
自
資
己
株
本
式
合
(注)当年度末の連結子会社は21社、持分法適用会社は5社であります。
13
上
売
上
高
原
価
販売費及び一般管理費
営
業
利
営
業
外
営
業
外
経
常
益
収
益
費
用
利
益
特
別
利
益
特
別
損
失
税金等調整前当期純利益
法人税、住民税及び事業税
法 人 税 等 調 整 額
少
POINT–2 当
数
期
株
純
主
利
利
益
益
109,696
78,536
22,367
8,793
854
768
8,880
72
1,193
7,759
4,318
△268
170
3,539
(単位 百万円)
前 期
当 期
前 期
自 平成15年4月 1 日
至 平成16年3月31日
自 平成16年4月 1 日
至 平成17年3月31日
自 平成15年4月 1 日
至 平成16年3月31日
11,651
11,651
5
11,656
0
11,651
57,928
59,053
3,539
640
111,019
77,595
23,647
9,776
1,138
803
10,111
568
5,217
5,462
4,403
257
161
640
( 資 本 剰 余 金 の 部 )
資 本 剰 余 金 期 首 残 高
資 本 剰 余 金 増 加 高
自 己 株 式 処 分 差 益
資 本 剰 余 金 期 末 残 高
( 利 益 剰 余 金 の 部 )
利 益 剰 余 金 期 首 残 高
利 益 剰 余 金 増 加 高
当
期
純
利
益
利 益 剰 余 金 減 少 高
配
役
当
員
金
賞
与
( う ち 監 査 役 賞 与 )
持分変動によるその他の剰余金減少高
利 益 剰 余 金 期 末 残 高
3,623
82
(14)
54
57,706
1,677
88
(14)
—
57,928
POINT – 1
連結売上高は、1,096億円
当期は、前期にノンコア事業の子会社売却により全体で1.2%の減収と
なりました。しかしながら当グループの主力である合成樹脂成形品事
業で10.8%、またベッド及び家具事業で6.5%の増収となりました。
連結キャッシュ・フロー計算書
(単位 百万円)
POINT – 2
3,162
9,802
1,461
【資本の部】
資
計
計
少 数 株 主 持 分
11,443
合
合
他
【少数株主持分の部】
11,516
産
社
役員退職慰労引当金
地
他
債
換
土
の
他
7,093
資
投資その他の資産
16,150
未 払 法 人 税 等
4,539
2,489
14,608
3,095
4,645
の
入
26,642
2,287
そ
借
26,456
金
型
無 形 固 定 資 産
資
期
金
そ
債
支払手形及び買掛金
短
た
POINT–1 売
【負債の部】
【資産の部】
流
(単位 百万円)
当期純利益は、5.5倍に増益
当期は、35億円で前期に比較して28億円の増加となりました。
前期はノンコア事業の子会社売却による特別損失が生じていたためで
す。
POINT – 3
営業活動で得られたキャッシュ・フローは、10.5%増加。
当期は、99億円で前期に比較して9億円の増加となりました。
主な増加は、税金等調整前当期純利益が23億円増加したこと等によ
るものです。
POINT – 4
当 期
前 期
自 平成16年4月 1 日
至 平成17年3月31日
自 平成15年4月 1 日
至 平成16年3月31日
POINT–3 営業活動によるキャッシュ・フロー
9,956
9,014
POINT–4 投資活動によるキャッシュ・フロー
△9,107
5,031
財務活動によるキャッシュ・フロー
△10,060
△6,884
現金及び現金同等物に係る換算差額
27
△603
現金及び現金同等物の増加額
△9,183
6,556
現金及び現金同等物の期首残高
29,493
22,936
現金及び現金同等物の期末残高
20,310
29,493
投資活動で使用したキャッシュ・フローは、91億円。
当期は主に設備投資等により91億円の支出となりました。
なお、前期は子会社売却等の収入により50億円の収入でありました。
14
会 社 の 概 要
会社の概要
商
主要な関係会社
(平成17年3月31日現在)
取締役・監査役(平成17年6月23日現在)
号 株式会社ニフコ
代表取締役会長
小笠原 敏 晶
英
文
社
名 NIFCO INC.
代表取締役社長
渡
会
社
設
立 昭和42年2月13日
常 務 取 締 役
櫻 井 健 一
金 7,290,175,688円
常 務 取 締 役
小笠原 光 隆
店 神奈川県横浜市戸塚区舞岡町184番地1
常 務 取 締 役
長 嶋 一 訓
数 1,041名[単体]
4,404名[連結]
常 務 取 締 役
能 登 谷 良 明 (新任)
取
締
役
中 村 明
取
締
資
本
本
従
業
員
国内拠点
本
社 〒244-8522 神奈川県横浜市戸塚区舞岡町184番地1
TEL 045-825-7900
東
京
支
(平成17年3月31日現在)
治
役
小笠原 有輝子
常 勤 監 査 役
大 図 正 人
常 勤 監 査 役
堤 正
監
査
役
岡 正 晶
監
査
役
横 川 三 喜 雄 (新任)
Europe
U.S.A.
Nifco U. K. Ltd.
Nifco Products Espan~a, S. L. U.
Nifco America Corp.
社 〒108-8522 東京都港区芝浦4丁目5番4号
TEL 03-5476-4850
相 模 原 事 業 所 〒229-1112 神奈川県相模原市宮下1丁目2番3号
TEL 042-770-0200
狭 山 営 業 所 〒350-1331 埼玉県狭山市新狭山2丁目1番1号
TEL 04-2952-0111
宇 都 宮 事 業 所 〒321-0414 栃木県河内郡上河内町大字中里327番地1
TEL 028-674-3777
太 田 営 業 所 〒373-0813 群馬県太田市内ヶ島町1441番地の1
TEL 0276-48-7654
名 古 屋 事 業 所 〒471-8555 愛知県豊田市神池町2丁目1236番地
TEL 0565-89-1521
浜 松 営 業 所 〒432-8037 静岡県浜松市南伊場町10番地12 南いばビル3階
TEL 053-450-3670
鈴 鹿 営 業 所 〒513-0802 三重県鈴鹿市飯野寺家町824番地 万能ビル2階
TEL 0593-83-2541
大 阪 事 業 所 〒564-0063 大阪府吹田市江坂町1丁目10番1号 ニフコ大阪ビル
TEL 06-6386-3601
広 島 事 業 所 〒731-3161 広島県広島市安佐南区沼田町伴3392番15
TEL 082-848-3331
九 州 事 業 所 〒802-0011 福岡県北九州市小倉北区重住3丁目2番12号
第5共立ビル
TEL 093-941-3717
15
相談役・執行役員(平成17年6月23日現在)
相
談
役
小笠原 清 晃
執 行 役 員
山 本 利 行
執 行 役 員
滝 川 博
執 行 役 員
望 月 秀登志
執 行 役 員
寺 嶋 敏 彦
執 行 役 員
山 口 勝 治
執 行 役 員
府 川 淳 彦
執 行 役 員
小野寺 優
執 行 役 員
本 多 純 二
執 行 役 員
栗 原 一 正
執 行 役 員
待 鳥 典 春(新任)
Asia
Taiwan Industrial Fastener Corp. [TIFCO]
Korea Industrial Fastener Corp. [KIFCO]
Nifco Thailand Co., Ltd.
Union Nifco Co., Ltd.
Nifco Manufacturing(Malaysia)Sdn. Bhd.
Nifco(Singapore)Pte. Ltd.
Nifco(HK)Ltd.
Shanghai Nifco Plastic Manufacturer Co., Ltd.
Dongguan Nifco Co., Ltd.
Beijing Nifco Co., Ltd.
株式会社JTニフコ
株式会社九州JTニフコ
シモンズ株式会社
Simmons Bedding&Furniture (HK) Ltd.
株式会社ジャパンタイムズ
株式会社ニフコアドヴァンストテクノロジー
エフエムインターウェーブ株式会社
16
株 式 の 状 況
(平成17年3月31日現在)
株主数推移
株式の状況
所有者別・株式分布
239,000,000株
会社が発行する株式の総数
59,754,477株
発行済株式総数
9,466名
株主総数
株 主 名
持 株 数
日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社(信託口)
小
笠
原
敏
晶
ベア スターンズ アンド カンパニー
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)
財団法人小笠原科学技術振興財団
HSBC Fundサービシズ スパークス アセット
マネジメント リミテッド ユーエス クライアント
資産管理サービス信託銀行株式会社(年金信託口)
資産管理サービス信託銀行株式会社(信託A口)
日 本 生 命 保 険 相 互 会 社
ステート ストリート バンク アンド トラスト カンパニー
5,324,900
5,123,365
4,118,700
3,943,900
2,200,000
8.91 %
8.57
6.89
6.60
3.68
1,578,000
2.64
1,569,000
1,262,800
1,207,695
1,189,500
2.62
2.11
2.02
1.99
持株比率
(注)上記の他に、当社は自己株式7,053千株を保有しております。
(円)
2,000
株式数
59,754,477株
株主数
9,466名
個人その他
36.06%
21,545,523株
9,100名
外国法人
23.49%
14,034,935株
102名
その他の国内法人
7.01%
4,190,123株
165名
所有株数別・株式分布
1,000株以上
10,000株未満
12.05%
7,198,000株
4,077名
株式数
59,754,477株
株主数
9,466名
10,000株以上
100,000株未満
7.36%
4,395,703株
148名
100,000株以上
78.41%
46,856,442株
58名
高値 1,601円
安値 1,126円
高値1,870円
安値1,502円
中間配当
期末配当
通
年
8,000
6,323
5,497
5,461
アンケートご記入後、同封の「プライバシー保護シール」を宛名面の下段に貼
って投函してください。
4,000
2,000
(キリトリ)
0
第50期
第51期
第52期
第53期
(当期)
17
第52期
15.4.1∼16.3.31
第53期
16.4.1∼17.3.31
□ 証券会社
□ 新聞広告
□ テレビ/ラジオCM
□ 新聞・雑誌記事
□ Webサイト、メールマガジン
□ 知人の紹介
□ その他
2004年12月に実施いたしました「株主アンケート」では、400名
以上の株主の皆さまから回答をお寄せいただき、誠にありがとうご
ざいました。当事業報告書では、
「運用スタンス」と「株式所有方針」
について集計結果を報告させていただきます。
■購入時期 [
第53期
10円
15円
23円
15円
43円
23円
(記念配当5円含む) (特別配当10円含む)
25円
58円
46円
転換された社債の金額
65,000,000 円
償還された社債の金額
4,815,000,000 円
発 行 さ れ た 株 式 の 数
0株
増 加 し た 資 本 の 額
0円
転 換 社 債 の 残 高
10,120,000,000 円
(注)平成10年10月12日開催の取締役会において、当社発行の転換
社債について買い入れ消却の実施を決議し、平成10年12月16
日に第2回ならびに第3回無担保転換社債の買い入れ消却を実施
いたしました。
具体的に[
]
]年[
]月頃
□ 配当 □株価 □事業内容 □経営理念
□ 収益性 □将来性 □財務内容 □証券会社の勧め
□ その他[
(%)
]
Q 当社の株式の保有について、今後どのような方針をお持ちですか?
□ 売却 □長期保有 □買い増し □未定
□ その他[
40
第52期
]
]
]
]
]
Q 株式を購入する際に、重視するポイントは何ですか?(複数回答可)
50
第51期
具体的に[
具体的に[
具体的に[
具体的に[
具体的に[
Q 当社の株式を最初に購入したのはいつ頃ですか?
運用スタンス(複数回答)
第3回無担保転換社債
第51期
14.4.1∼15.3.31
Q どこで当社をお知りになりましたか?
株主様アンケート結果
30
︵
キ
リ
ト
リ
︶
20
10
0
利回り・値上がり益の
バランス
安定重視
利回り重視
値上がり益
重視
転換社債の転換状況
500
【株主の皆さまへアンケートのお願い】
IR活動、単元変更などにより、株主数が前期比約4,000名増加いたしました。
1,500
1,000
当社では、本アンケートでお寄せいただいた個人データをはじめ、株主の
皆様の個人情報を、ご本人の同意なく無断で第三者に譲渡、販売すること
はいたしません。
・収集した個人情報は、厳正な管理のもとで取り扱います。
・個人情報が含まれる情報の処理を外部に委託する等の場合は、当社の厳
正な管理のもとで行います。
9,466
1,000株未満
2.18%
1,304,332株
5,183名
配当推移
株価推移
10,000
6,000
証券会社
0.39%
230,304株
26名
■大株主の状況
高値 1,350円
安値 1,053円
金融機関
33.05%
19,750,855株
68名
外国人
0.00%
2,737株
5名
●個人データの取り扱いについて●
(名)
12,000
株式所有方針(複数回答)
(名)
300
]
Q 株式投資に関して信頼できる情報源は?(複数回答可)
□ 新聞・雑誌・テレビ
□ 証券会社の情報
□ Webサイトの情報
□ その他[
具体的に[
具体的に[
具体的に[
]
]
]
]
Q 第53期事業報告書で興味を持った記事はどれでしょうか?(複数回答可)
□ ごあいさつ □トピックス □株式の状況 □財務諸表
□ その他[
□ 興味なし 理由[
]
]
Q 今後、事業報告書で取り上げて欲しいテーマをお聞かせください。
〔
〕
Q 当社のWebサイトはご覧になりますか?
250
□ 毎週見る □月に2∼3回見る □ほとんど見ない □見たことがない
200
Q 個人投資家向け会社説明会についてお聞きします。
150
□ よく参加する
□ 時々参加する
□ 参加したことがない
100
50
理由[
理由[
理由[
]
]
]
Q 当社についてご意見・ご希望があればご自由にご記入ください。
0
長期保有
買い増し
売却
未定
ご協力ありがとうございました。