「働く障害者からの発信」 ――心のバリアフリーをめざして―― 私たちのこと深く理解して ② ① ⑤ ④ ③ ⑧ ⑦ ⑥ ⑩ ⑨ ①かんでんエルハート杉本久美子さん ②オムロン太陽、江藤社長（車いす） ③ソニー太陽 ④オムロン太陽 ⑤かんでんエルハート伊藤知我子さん ⑥三菱商事太陽 ⑦ソニー太陽 ⑧ソニー太陽 ⑨ホンダ太陽 ⑩ホンダ太陽働く広場 2005.10 18 取材先会社一覧表本誌編集委員株式会社かんでんエルハート参与戸田幸彦車イスを利用している人もいますが、他がちです。確かに足に障害があるために生産するすばらしい万能工と出会いまとりで全工程をこなし、一日に四個もン︵売価約三〇万円︶を車イス者がひ ● ソニー・太陽㈱で、プロ向けヘッドホ原課長、佐藤課長などがおられます。商事太陽㈱の山下次長、堀口課長、野 ● 車イス者が皆と立ち話していると、会い会つ。︹話の親は目子極線の力位会座置話っがも目てあ線目るを線が合を、わ合車せわイていせスまて者すほと︺しの ● 健常者には﹁立つ・座る・寝る﹂の三 ◎ 車イス者には立った目線がない。能不全があって車イスを利用する人もい 19 にも足の形状は普通でも、脊髄や脳に機 ■ 一車般イ的スに者車のイ障ス害者には理足解がを悪・い・と思われ車イス者編まリた自すー。分。がこの少れ思しをいで皆やもが考推理え進解をでし発きて信れ、しば心てとのも願バらっリいてアまいフしんエルハートの皆様に、それぞれ日常の ◎ 見かけで判断し、何もできないダメな ■ 車イス者からの発信 ● 慰安会の行き先を決めるとき、車イス ◎ 特別でなく、普通に扱ってほしい。を駆使する有能な車イス者では、三菱長、田部課長も車イスです。パソコンばオムロン太陽の江藤社長、御前工場管理職に就いている人がいます。例え ● 企業では車イス者が社長を務めたり、ポートしてほしい。︹んで、バリアがあれば、その時皆でサ心苦しくなる。皆が希望する場所を選ります。特別に気を使ってくれると、が、それは気遣いで、お客様扱いになごもっとも︺人と勝手に思っていませんか。者が行動しやすい所を選んでくれる害者が多数働いている大阪市の㈱かんでループのホンダ太陽㈱、ホンダＲ＆Ｄ太害者が多数働いている別府市太陽の家グそこで今回は、車イス者・聴覚言語障す個い。々まにす多。そ様こでであ車るイ認ス識者がの必障要害とのな内り容まは、複合機能障害を伴い、車イスを利用して分脊椎症や脳性マヒの人などもいろんなソニー・太陽㈱の皆様に、そして視覚障陽㈱、三菱商事太陽㈱、オムロン太陽㈱、 ● 主役に見られ答えは友人に返っていく。に行くと、車イスの私が注る。自分は小児マヒで車イ害者が行政・企業・福祉の世界で働き、髄︵中枢神経︶が損傷すると、脳の命令び込み事故などによって、背骨の中の脊故、高所からの転落、海・プールでの飛まいすわ。ゆる脊髄損傷といわれて、交通事を覚えてもらえる利点もあるが ⋮ ⋮ 。という顔をされる。逆に早く先生の顔入ると、受講生から﹁君が先生か？﹂ ● パしソたコ。ン講座で車イスの講師が教室に依然として社会の隅々で障害者に対する行しているのは喜ばしい限りである。が、マライゼーション、障壁のない社会が進当り前に生活できる社会、いわゆるノー皆が、たとえ障害者であっても、ごくた、脊椎骨が先天的に形成不全となる二に障害が生じ車イス生活になります。まきない、体温調整不全︶﹂、﹁排泄機能﹂い、圧迫感︶﹂、﹁自律神経機能︵発汗で︵立つ、座る︶﹂、﹁感覚機能︵痛い、冷たが伝達されません。そのため﹁運動機能てこい！﹂と言わんばかりである。のようなそぶりをされる。﹁健常者出﹁なんだ、君か？﹂と言われたり、そ ● お客様苦情対応で、車イス者が出ると、 ● ィの意識ない。糧を得て、街で豊かな生活をエンジョイ理解・認識不足や、予断や偏見をもって︹な私文友スと脳一いがし人だ判性人？とが断マ前︺買てうも買ハさヒだ主、物ンれとよ聞︺デ人公なのに。︹する時代になってきている。見て接していないだろうか。いただけで﹁頭が悪い？﹂社会のバリアフリーが進み、多くの障働く広場 2005.10 ホンダ太陽千葉英雄社長（写真右）と原田浩二工場長の説明で、日出工場を見学する筆者（写真左）オムロン太陽（写真右より御前照夫工場長、田部辰朗管理課長、江藤秀信社長、渡辺祐一さん、近藤秀樹さん）がれう。︹るしことてれあほかしらりい聞がかきた聞ますいいよのて︺だくによって異なるので、ど車イス者でも障害の部位これは断りにくい。同じトしようとしてくれる。 ● 子供を風呂に入れられないし、オムツ ● 子育ての手伝いができない。床をはうしてやれない。車イステニスはできる。 ● 野球・サッカーなどスポーツの相手は ◎ 車イス者の子育て。 ● 車イス者がトイレに長くいると、サボもできない。 ◎ 誤解を解いてほしい。分の知識で勝手にサポー ● 声をかけてくれても、自会を築く大切さ︺しうれ勇いかば気？﹁の。︹﹂お要思と手るいや声伝こりをいとのかし︶あけま、るてしで社ほょきも取れない。できないことはできない物を持ち上げられない。高い位置の物 ◎ 車イス者は重い荷物が持てない。床のっにさせス使をる駐くぱ入せ、をえ置の車いいないに場。︹︺るてま降こ駐たろいて、に早と車車し。い健車急に。イて車る常イになまスコイ。者ス改善りたをースガが専を用使ー者車車ま︺ンい。引き戸、押し戸は力が要り開けにタッチ式自動ドアーでないと入れな子供が泣いても抱き上げ、あやすこと︹ごもっとも︺で皆のサポートをして役に立ちたい。けではダメだ。パソコンなど得意分野のだが、常に支え助けてもらう関係だ ● すイにをは、ス積。︹をん自停面力倒降でで車し車ろなこしを移てとて移動車い店動さイ働く広場 2005.10 ドマンがいないとわないようコーンスペース設けてい ◎ 困ったとき、車イス者から﹁手伝ってが必要だね︺親の教育気をつけよ！﹂と子供に注意する。危止める。また親は﹁車イス危ないからと聞かれる。親は﹁聞いたらダメ﹂とて﹁どうして車イスに乗っているの？﹂なったが、幼い子供からは不思議がっ ● 高齢者社会になり車イスも珍しくなくできない。事故があったら困るから﹂で入場させたことがない﹂、﹁安全確保 ● 温泉施設での入場を断られた。﹁今まで車イス者にもトライさせてほしい。 ◎ 施設利用は健常者の考えで判断しないしてほしい。エレベーターを設置するなど︶を推進 ◎ 物理的バリアフリー︵段差をなくす、なくない私の足の代わりだ。︹けられるが︵これは実はくれませんか﹂と声をかほしいが ⋮ ⋮ ︺いどま。︹うすそかかのは？前私﹂にたな完ちど全に自トバ身ラリにイア判さフ断せリさてーでせ。あて無っほ理てしかる。﹁サポートしますから入場してみと入場は無理と頭から決め付けてい害部位によって使い勝手異なりますよ︺が、使いにくい場合があるので、設計 ● 設備のバリアは改善されてきている ● コンビニの出入口は自動ドア、または者は自分の知識で判断せず、使用す障る車イス者の意見を求めてほしい。︹見に如かず︺ ◎ のでこ車戸上すれイのを。がス底か向あ姿らかたを話なりジしい前ロてとでジる会恥ロ？︺話で見にもつ入めなれんなないでいもで。！な︹井い祟りなしの精神か？︺る。自分と違う世界があること百を聞少一年たちに学んでもらったと思う。︹さわらぬ神にい。困ったときの助け合いは、お互い色メガネで見られ、戸惑ったこともあ ● 子供の野球を応援に行き、車イス姿を様だと思うのだが ⋮ ⋮ 。︹き取ってあげようと努力もしてくれなていくが、追いかけられない。のない人はスーッと逃げてしまう。聞 ● スーパーで子供が勝手に階段を上がっ話︵音声︶は天井で飛び交っている。 ● ﹁手伝って！﹂と声をかけると、理解も交換できない。 20 ソニー太陽とホンダ太陽で働く聴覚障害者の皆さんと手話での取材三菱商事太陽（写真左より野原崇之課長、堀口彰彦課長、佐藤隆信課長、山下達夫次長）者同士、また健聴者とのコミュニ入手したり、Ｅメールで聴覚障害邦画には字幕がないので解らない。洋 ◎ 洋画には字幕があって理解できるが、がある。︹よくあるケース？︺ 21 の場合、会話に誤解が生じていることろきしでも筆手近でなか、人記話コ年すくで手に、、ミは。てき話よ空そら指ュイ筆なとっ書が文ニン談い指てき字ケタに人文使が、ーー頼、字あ口こうシネる手にいり話わョッ人話よ方ま、ントなもるはす筆のでど口人さが談手情い話、ま、、段報ろも口ざこ要はをいで話まれ約、で見られた。︹慣れてないから？︺想像して意味をつかむときがある。そなります。ば、いろいろと誤解を招くことに異なってくることを知らなけれコミュニケーションの方法も全くは個々さまざまで、それによって︵後天性失聴︶など、聴覚と言語の障害の出る人、聞こえないけど言葉の出る人言葉が出なかったり、不明瞭ながら言葉人、補聴器をつければ少しは聞こえるが、全く聞こえないために言葉の出ない ■ 聴覚言語障害者への理解をで、外国から来たのと問われ、変な目 ◎ ◎ ◎ ● 無も私をく交り人面音界と人らュ覚人国理︺が求れ通︺のが声で工と。ニ障同際に責あ情は夫何英ケ害士ア主めれ事発任る報なすと会ー者がビ人らば故れ声でいでかがいるか話シだ最リ公しはも少かのコのョ。初ンだたい調。て書のな知な。︹はミでン要にピと私いにをれい納、ュきをは交ッい言は、書るとなぶ得身ニな図ジ流クいも親くと思いん︺振ケいらェをでたうにと変りー健ざス始、うが、い立電きな、常、シ聴るチめ知。派︹そ識。声手ョ者をャるら︹な話、全に振ンがえーのなご大し筆くれになりし、なではいも人て談そは欠る助しのよ外いコ、外っの私けだと通個るのてけ世う国かミ聴国。まいなとき、聞き返すのは失礼と思い、 ● 口こう談話わしはか読でみき違なえいる。ことがあるし、あいず、普通学校を卒業してきたので、筆 ● 家庭の教育方針でろう学校には行か談が確実で良いと思う。 ◎ ◎ コれるいスし飲ミると。のい食ュ。、最種。店読初類例のニんかのえメケでら選ばニー指メ択料ュシでニを理ーョ﹁ュ求に表ンこーめよはのれにらっ詳手！表れてし段﹂示てかくととさもけ書し答れ通るいてえてじソて、らいなーほ筆静かになった︺アナウンスされても聞こえない車が中、が文字情報で安心できありがたい。︹私たちにもよく理解できるし、事故時れている。健聴者向けと思われるが、駅は、乗り換えは﹂など文字情報が流聴覚言語障害者編気でよい︺きかけて、筆談してほしい。︹小さな勇のＪＲ山手線の電車には、﹁次の停車 ◎ 文字視覚情報を増やしてほしい。東京ないので、健聴者から勇気を出して働は解らない。︹無声映画？︺ことを理解してほしい。れも体温調節などできないためである ◎ 友達ができない。私から声がかけられ ■ 聴覚言語障害者からの発信きだけで理解しているが、解説や歓声の実況中継は字幕がないから選手の動していると見られることもあるが、こただらけている、だらしがない格好をに手間と時間がかかるためであり、まっていると思われるが、実は排泄処理のために開発？︺ばらしいことです。︹ケーションの機会が増えてきました。すＥメールは聴覚障害者解できるようになった。スポーツなど ● テレビ放送に字幕がついてきたので理ると全く理解できない。︹その通りだ︺画の字幕をなくすために吹き替えされ働く広場 2005.10 かんでんエルハート。盲導犬のキルトと共に働く樋尻博美さん羽曳野市のセンターで活躍する田中宏和さんえている人、明るさを少しだけ感じるあって全く見えない人、ぼんやりと見 ◎ 視覚障害者といっても、視力に障害が ■ 視覚障害者への理解ををしようとしています。︹いるが、私達は四感で一〇〇％の生活晴眼者は五感で一〇〇％の生活をしては匂いで、大根は触って理解します。ろんだのは音で、料理がこげてきたの触覚で補って生活している。子供がこています。それを私たちは聴覚、嗅覚、 ● 晴眼者は、視覚から情報の八〇％を得音は解、、ら下上なりりいはが。﹁﹁私ピポのンン勤ポ・ピ・務ン・ン・す﹂﹂るとと新尻尻関下上電ががビりりルそののでり﹂がきたのか、﹁下り﹂がきたのか ● ビルのエレベーターに乗るとき、﹁上くりします。ひと声かけてほしい。と急に手を引っ張ってくれるが、びっ確認している。そのとき﹁危ない！﹂人、また視野に障害があって、中心部 ● 移動の不自由が一番大変です。慣れるまったくだ︺音で知らせてくれるので便利だ。︹働く広場 2005.10 問だったかも︺視覚障害者編でやたやす先とは生思り。︹聞、い聞こ職まこえ場すえたの。な世人こい界にの人を出障に知会害生らえでまないて多れ人きくてにたの良はか友か愚ら達っトしてほしい。︹当然です︺トをそっと触って、または白杖の先でいことがある。できないことをサポー人と思われるが、できることとできな場所にあるとき、その区別を手でベル ● エスカレーターで、上り・下りが同一 ◎ 見えない、イコール全く何もできないしかないのでは。︹そうだ︺ ● 私は生まれつき耳が聞こえませんが、 ● どちらでもよい。みぞ知る︺ていません。︹は邪魔になるが、お互いにゆずり合うに生まれたいと思いますか？︶モヤーとした世界は本人の世界で生きていますが、暗いとは思っ困ります。点字ブロックは車イス者に ◎ 点字ブロックに自転車など置かれると ◎ ◎ ● ● ● ︵るじの補る病ＦうあＥ方もし手今。ろ。聴。院Ａがるメ言伝て話が見子器度なＸ、。ーあ統ほにら供は生ども私健ルるがしもれの私まに行た聴でよあい方、とのれ設政ち者のうりと言に嫌きパて置窓がの情︺大思が口重た報な周く切うあさ、宝思りーるめ交にがりれ郵しに換いのト時し、ま便便て開はを人ナはた地す利局い発早したー、い方。に、るさくたちの聞全。︹コな。れてこかよこ国標っンとらうえた確準のでビてがじなると実語手統と話一あろも人いニ思で、く世界なんて知りません。モヤーとしたく落ち込むことがありますが、暗闇の ◎ 明暗の区別がありません。気持ちは暗配色になります。手に取り替えて着ると、とんでもないどおりに買います。スーツの上下を勝 ■ 視覚障害者からの発信 ● 服装の色彩は解らないから、店の指示とするときです︺いえます。者の生活にも、革命を起こしているとています。ＩＴ技術の進歩は視覚障害ターネットやＥメールを使う人が増え近は音声認識ソフトを利用して、インるのは一割以下と言われています。最がないから解らない。︹解らないときがある。賞味期限も点字いから、手触りで判断しますが中身が袋に包まれた商品は点字が打っていなでしょうが、私たちは触って解ります。 ● 野菜の鮮度を晴眼者は色で判断されるサポートを必要ジが強いようですが、実際点字が読め音と白杖︵盲導犬︶が頼りです。 ◎ 視覚障害者には﹁点字﹂というイメードアの位置、階段数など全部覚えます。人によってさまざまです。だけが見えている人など障害の程度は地下鉄のホームの位置、車両の位置、までに時間がかかります。通勤訓練で 22 田中宏和氏（34歳） LICはびきの（大阪府羽曳野市立生活文化情報センター）グループ・マネジャー。市民のためのパソコン講座の企画・パソコン講師の指導を担当。樋尻博美氏大阪市立盲学校専攻科理療科卒業。㈱かんでんエルハートでヘルスキーパーを務めて10年のベテラン。盲導犬キルトと共に生活している。編集委員の素顔戸田幸彦関西電力㈱の特例子会社「㈱かんでんエルハート」をゼロから立ち上げ現在参与。他に複数の社会福祉法人（知的・特養施設）の理事・評議員のかたわら講演活動中。 23 といって、私に一方的に﹃歩けなくてすががそよな短けの﹄いくれ私。てどに歩歩も、こけ、あうな私なといはた思か生がわらま歩な、れいい﹃てて人歩こい間いのるなたかかんこたらでと足をかけていませんか。と私に一方的に慈悲・哀れみの気持ちります。それが障害なのです。私がこ世界で生きるには不自由がいっぱいあした世界があたり前なのですが、こののごころがついてから、このモヤーととしていますよ﹄。続けて﹃私にはもすと、﹃何かわかりませんが〝モヤー〟界で生きているのですか？﹄と問いまないので、﹃じゃ、あなたはどんな世私は彼女に見えた世界の説明ができ故なのでしょうか。思える時があるのは、やはり親なるがているのですが、今もこの子を不憫に﹃幸せを運ぶ男、神仏の使者﹄と思っあたえられる幸せを得ていますので、から生きる勇気、元気、エネルギーをの笑顔をふりまいてくれます。この子困らせたつもりで、純粋・無垢な天使たりとたわいないことをしては、親をくてかわいそうやなぁ、気の毒やなぁ﹄葉には出さないが、心の中で﹃歩けならいしかない私の車イス姿を見て、言私に聞かれました。﹃見えるって何？明暗って何？﹄とまわずガスを発生したり、帽子をなげ三七歳になる今日も時折、ところから、骨形成不全症で足が五〇センチぐれてから見えた世界を知りません。極あたり前なのかも知れません。﹁あなたは足があって歩いているかけれども、私は未熟児網膜症で生ま生きている本人にとっては、これが至 ◎ 田中宏和さんの話ひろがった。うれしいことです。障害者はかわいそうな人？ミュニケーションの機会が増え世界がさやいてくれます。いそうですね。お気の毒ですね﹄とさえなくて、明暗がわからなくて、かわの側に寄ってきて、﹃あなたは目が見信号待ちをしていると、親切な人が私﹁私は盲導犬とともに通勤中、町で一音の世界のみで、ひたすら支えられと自分の意思も言ったこともなく、唯﹁あれを食べたい、あそこに行きたい﹂うやなぁ〟と思って育ててきましたが、出ませんので、以前まで、〝かわいそ知的障害に加え、目も見えず、言葉も ● 音声パソコンのインターネットで、コ︹さすがです︺ ◎ 樋尻博美さんの話私のひとり息子は、ダウン症による ◎ 重度重複障害者の親の話き添ってくれるので大助かりです。でケア・アテンドをお願いすると、付たのを覚えています。﹁あぁそうなんだ！﹂と素直に脱帽し要性を痛感したのです。 ◎ 百貨店での買物はインフォメーション ● 工事中の道路でガードマンのいない夜が解らない。ひと声かけてほしい。察知しているが、点滅までの時間猶予 ● 道路信号の﹁赤・青﹂は車の流れ音でて下さいね﹂降できないので、その時はサポートしい。ただ、段差とか階段はひとりで昇の人間として対等に付き合ってほしの気持ちをかけてほしくない。ひとりかわいそう、気の毒﹄と慈悲、哀れみ障害なのです﹄﹂って、皆と一緒に生活できないことがとが障害ではなく、見えないことによではない﹄さらに、﹃目が見えないこ生活できるようになれば、私は障害者のモヤーとした世界で、何不自由なくほしい。危険です。間は、音声案内か点字シートを置いて言われた当時は、晴天のへきれきで、﹁ハイハイ、よく解りました﹂と私。リーとお互いに支え合う社会を築く必私は目からうろこが落ち、バリアフれは知らなかった︺働く広場 2005.10