保育実習指導Ⅱ(2014年度入学生)

授業コード:5256000
授業科目
保育実習指導Ⅱ
履
選択
関連資格
保育士
開講年次
2年
開講時期
通年
担当教員
脇 信明
修
単位
1
ナンバリング
該当DP
CH32602J
DP1-1 DP1-2 DP2-1 DP3-1 DP3-2 DP4-1 DP4-2
DP5-1 DP5-2 DP5-3
この授業は、保育所実習 II を円滑に進めていくための知識・技術を習得し、保育実習の意義・目的・ 内容・方法につ
いて理解し、自己の課題を明確化するとともに、実習の振り返りを通して、実習体験 を深めることを目的とする。そのた
めに、事前指導として学内において講義やグループワークなどを 用いた演習や、実習施設において見学・オリエンテー
授業概要
ション等を行う。また、事後指導として、実習 の振り返りや実習施設の評価を通して自己評価を行う。さらに、実習記録
の意義及び実習記録の書き 方、指導計画の作成や、実習にかかわる事前事後の事務手続きの方法についても説明
する。
なお、保育実習指導 II への出席を、保育実習 II を実施するための必須条件とする。
1.保育士としての職業倫理を説明できる。
学生が達成すべき
行動目標
2.子どもの家族とのコミュニケーションの取り方や、地域社会との連携方法について説明できる。
3.個々の子どもの個人差やニーズを把握し、子どもの最善の利益に配慮した関わりについて説明で
きる。
4.保育課程や指導計画について理解し、立案できる。
5.保育実習に関する事務手続きについて把握し、適切に処理できる。
6.保育所保育士に求められる資質、能力、技術を理解し、自分の課題や今後の方向性を明確化でき
る。
達成度評価
評価と評価割合/
評価方法
試験
総合評価割合
0
小テスト
0
レポート
40
発表(口
頭、プレ
ゼンテ
ーショ
ン)
0
レポート
外の提
出物
その他
合計
30
30
100
知識・理解 (DP1-1)
(40)
(30)
(30)
(100)
知識・理解 (DP1-2)
(40)
(30)
(30)
(100)
(40)
(30)
(30)
(100)
関心・意欲 (DP3-1)
(40)
(30)
(30)
(100)
関心・意欲 (DP3-2)
(40)
(30)
(30)
(100)
態度
(DP4-1)
(40)
(30)
(30)
(100)
態度
(DP4-2)
(40)
(30)
(30)
(100)
態度
(DP4-3)
技能・表現 (DP5-1)
(40)
(30)
(30)
(100)
技能・表現 (DP5-2)
(40)
(30)
(30)
(100)
技能・表現 (DP5-3)
(40)
(30)
(30)
(100)
備考
知識・理解 (DP1-3)
思考・判断 (DP2-1)
思考・判断 (DP2-2)
具体的な達成の目安
理想的レベル
標準的なレベル
標準的なレベルに加え、自主的かつ積極的に課題の設定に取
り組み、絵本、教材、てあそびなどの教材研究を積極的に行い、
実習に真摯に取り組む姿勢を持つ。また、各種提出物について
も、検討・省察が加われており、深く洞察されている。
上記の達成すべき行動目標についていずれもできている。
授業計画
進行
テーマ・講義内容
授業の運営方法
学習課題(予習・復習)
予習・復
習時間
(分)
授業コード:5256000
テーマ:オリエンテーション① ・ 保育所実習 1 のふ
1
オリエンテーショ
復習:振り返りシートの記入
30
りかえり
ン
を行う
この授業の概要について説明をした後に、保育所実
振り返りシートの記
習 2 の提出物の確認や、実習の省察についての課題 入
内容を把握する
テーマ:保育所実習 2 での課題の確認と共有化
保育所実習 2 での課題についてグループ討議を行う
演習
グループ討議
復習:自分自身の課題を明
確化させる
30
テーマ:保育所実習 2 の日誌の省察①
実習日誌の記述内容についてグループ討議を行い省
察をする
演習
グループ討議
復習:日誌の細部の見直し
をおこなう
30
講義
復習:書類等を完成させる
30
講義・演習
復習:目標を明確化させる
30
講義・演習
復習:目標を明確化させる
30
6
テーマ:保育所実習 2 に向けての目標設定②
保育所実習 1 の自己評価や課題をもとに保育所実習
2 の目標を設定する
講義・演習
復習:講義内容の復習をす
る
30
7
テーマ:実習直前指導・保育士の役割について
現場の安全管理、衛生管理、保護者対応などについ
ての諸注意事項を学ぶ
30
8
テーマ:オリエンテーション② ・ 保育所実習 2 のふ
オリエンテーショ
復習:振り返りシートの内容
りかえり
ン
を埋めてくる
後半の授業概要について説明をした後に、保育所実 振り返りシートの記
習 2 の提出物の確認や、実習の省察についての課題 入
内容を把握する
2
3
テーマ:実習に関する書類等の作成
4
5
テーマ:保育所実習 2 に向けての目標設定①
保育所実習 1 の自己評価や課題をもとに保育所実習
2 の目標を設定する
テーマ:保育所実習 2 の振り返り
復習:課題を明確化させる
30
課題:実習報告会の準備を
行う
120
復習:面談内容を整理する
30
11
テーマ:個別の振り返り・自己の課題研究①
演習
個人面談で実習全体の振り返りを総括的に行う。また 個別面談
それ以外の学生は自己の課題や自己の保育実践の
自己省察を行う
復習:面談内容を整理する
30
12
テーマ:個別の振り返り・自己の課題研究②
演習
個人面談で実習全体の振り返りを総括的に行う。また 個別面談
それ以外の学生は自己の課題や自己の保育実践の
自己省察を行う
テーマ:個別の振り返り・自己の課題研究③
演習
個人面談で実習全体の振り返りを総括的に行う。また 個別面談
復習:課題を明確化させる
30
予習:報告会の準備をする
30
復習:これまでの実習をふり
かえる
30
9
保育所実習 2 での課題点を省察する
10
テーマ:保育士証登録の方法と保育士資格について
保育士資格証の登録方法の説明を受け、保育士の責
務を学ぶ
13
14
15
テーマ:まとめ
これまでの実習についての総括等を行う
17
グループ討議
講義・演習
それ以外の学生は自己の課題や自己の保育実践の
自己省察を行う
テーマ:<共通>実習報告会
これまでの実習体験の報告を 1 年生対象に行う
16
演習
演習
1 年生との意見交
流
講義・演習
授業コード:5256000
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
保育実習指導 1 の単位を取得し、保育所実習 1 を実施した者を対象とする。
理解に必要な予備
知識や技能
テキスト
内閣府・文部科学省・厚生労働省,『幼保連携型認定こども園教育・保育要領 幼稚園教育要領 保育所保育
指針』,チャイルド本社
なし
参考図書・教材/
データベース・雑誌
等の紹介
指導案作成のための事前の準備や教材研究・作成なども必要となりますので、自ら積極的に調べ取り組む
ように行ってください。
授業以外の学習
方法・受講生への
メッセージ
各種課題の記述内容、実習の目標・課題等の記入作成、自己評価、提出物の提出状況(提出の遅延は大
達成度評価に関す きく減点・未提出は実習不可とする)、および授業の積極的参加による総合評価とします。
るコメント