平成 27 年 5 月 1 日 小学校・中学校・高等学校・関係機関等各位 東京都立江東特別支援学校長 早 平成 27 年度 川 智 博 巡回相談について (お知らせ) 日頃より本校の教育にご理解、ご協力いただきましてありがとうございます。 さて、東京都立江東特別支援学校では、センター的機能の一環として、小中学校等を対象に巡回相談 を実施しております。 希望される場合は、以下の要項をご参照いただきお申込みくださるよう、お願い申し上げます。 記 1 実施期間 27 年度の派遣期間は、27 年 5 月 1 日より 28 年 2 月 29 日までとします。 2 報償費 必要ありません。 3 標準的な観察時間 基本的な観察時間は 120 分間です。 4 派遣実施地域 本校学区域を基本とし、江東区・中央区・千代田区の一部となります。 5 派遣日の調整について 本校コーディネーターにお電話にてご連絡いただき、希望される日時と内容をお知らせください。 幼稚園・小学校・中学校・高等学校であれば特別支援教育コーディネーターより、本校特別支援教 育コーディネーターにご連絡ください。詳細については、基本的にはコーディネーター間で調整す ることになります。すでに他業務が入っている場合など、ご希望に添えない場合があります。複数 の希望日をお知らせください。 6 派遣日の決定について (1) 区教委への連絡(江東区対象) 本校に依頼されるにあたっては、江東区教育委員会事務局学校支援課に対してのご連絡を必ず お願いします。ご連絡にあたっては、別紙 FAX 連絡票を使用してください。 (江東区教育委員会事務局学校支援課特別支援教育担当 FAX:3647‐9053) (2) 本校に対する依頼文書 巡回相談では、本校に対する依頼文書送付の必要ありません。 7 実施について (1) 観察対象児の決定について 観察する対象児の決定については、在籍校学校長の了解が必要です。また校内委員会での検討 が望ましいと考えます。また基本的には保護者の了解が必要です。 (2) 資料の準備 ① 実態把握表等の作成 在籍校は、当日までに実態把握表を作成します。実態把握表は別紙書式をご使用ください。 また、診断名、校内で既に作成している実態把握表がある場合、他のアセスメントデータ がある場合には添付して下さい。依頼校は、これらの情報を集約することが重要です。な お、WISC 等の諸検査の結果を活用する場合には、必ず保護者の了解をお願いします。 ② その他の資料 当日は、授業名や教室の場所、座席等がわかるような資料をご準備ください。これまでの 取り組みの記録やスクールカウンセラーの所見等がある場合にはご用意ください。 (3) 観察の実施 ① 打ち合わせ 最初に担当される先生との 10 分~15 分程度の打ち合わせを行います。 ② 資料の確認 まず資料を確認します。また個人情報の取り扱いには特段の配慮を行います。 ③ 行動観察 120 分程度の行動観察を行います。ノートや掲示物、作文等を参照する場合もあります。観 察にあたってはメモをとります。観察対象児はもちろん、他の児童生徒にも観察対象児が 特定できないよう配慮し、資料やメモの取扱いも慎重に行います。また、観察実施者の所 属等も周囲に明らかにならないよう配慮を行います。 (4) 支援会議の開催 観察の実施後、2 週間後程度をめどに、在籍校を会場に 1 ケース 40 分程度の支援会議を行いま す。支援会議には担任と特別支援教育コーディネーターは必ずご出席ください。支援会議は記 録を取り、校内委員会や学年会で情報の共有を図ってください。 8 その他の留意点等 (1) 控室、給食等はご用意いただく必要はありません。 (2) 実施当日、保護者との教育相談はできません。希望される場合には、別途ご相談ください。 9 お問い合わせ ご連絡やご不明な点は下記までお問い合わせください。 東京都立江東特別支援学校 江東区東陽 4-11-45 TEL 3615‐2341 FAX 3646‐5893 特別支援教育コーディネーター 小学部:寺平依子 中学部:平元加寿子 高等部:太田英樹
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