あ た ら し い 皮 膚 筋 炎 あ た ら し い 皮 膚 筋 炎

∼ あ た ら し い 難 病 制 度・診 断 基 準・ガ イ ド ラ イ ン ∼
あたらしい皮膚筋炎
演題
第 114 回 日本皮膚科学会総会
ランチョンセミナー
《座長》
2
石 川 治 先生
群馬大学大学院医学系研究科皮膚科学 教授
《演者》
藤 本 学 先生
筑波大学医学医療系皮膚科 教授
日時
会場
2015 年 5 月 29 日(金)
12:35 ∼ 13:35
第 2 会場(パシフィコ横浜 5F 503)
〒220-0012 神奈川県横浜市西区みなとみらい 1 丁目 1 番 1 号
☎045-221-2155
※本セミナーは整理券制ではありません。
《共催》 第 114 回日本皮膚科学会総会/一般社団法人 日本血液製剤機構
あたらしい皮膚筋炎
∼あたらしい難病制度・診断基準・ガイドライン∼
筑波大学医学医療系皮膚科 藤本 学
現在、国内外の皮膚筋炎をめぐる状況は大きく変貌してきている。本年
から新しい難病(特定疾患)制度がスタートし、国際診断基準および国内
の認定基準も改訂され、新たな治療ガイドラインも作成された。大幅に
アップデートされた国際診断基準および従来のものに改変が加えられ
た国内の診断基準(認定基準)では、皮膚科領域からみると無筋症性皮膚
筋炎が含まれるようになったことが大きな特徴である。治療ガイドライ
ンは、厚生労働省研究班で、皮膚科、膠原病内科、神経内科の3科の共同
により作成された。これら以外にも、抗 ARS 抗体が保険収載され、その
他の特異抗体も保険収載申請中である。治療面では、グロブリン大量静
注療法やタクロリムスの適応が承認されたことも記憶に新しい。本セミ
ナーでは、
「あたらしい皮膚筋炎」の実地診療がどのようになるか、難病
制度、診断基準、ガイドラインを中心に紹介したい。