平成26年度改定「医科診療報酬点数と早見表」の追補について(第10報)

平成26年度改定「医科診療報酬点数と早見表」の追補について(第10報)
以下の通知等により、本書の内容に補正が生じましたのでお知らせします。 ・平成27年3月13日 厚生労働省告示第57号 特定保険医療材料及びその材料価格(材料価格基準)の一部を改正する件
・平成27年3月13日 保医発0313第2号 「診療報酬の算定方法の一部改正に伴う実施上の留意事項について」等の一部
訂正について
・平成27年3月31日 保医発0331第1号 検査料等の点数の取扱いについて
頁
早321
欄
行
訂正後
下から3行目 186 186 気管支手術用カテーテル
訂正前
323,000円
323,000
備考
字句挿入
注 ア 気管支手術用カテーテルを用いた手技に関する所定
の研修を修了した医師が使用した場合に限り算定できる。
イ 気管支手術用カテーテルは以下のいずれにも該当す
る患者に対して使用した場合に限り算定できる。
a 18歳以上の患者
b 高用量の吸入ステロイド薬及び長時間作用性β2刺
激薬の使用により、喘息症状のコントロールが不十分又
は不良である患者
c 気管支鏡による手技が可能な患者
ウ 気管支手術用カテーテルは1回の手術につき、1本を
限度として算定できる。また、同一患者につき3本を限度
として算定できる。
エ 気管支手術用カテーテルの算定に当たっては、当該
材料を使用した患者について、診療報酬明細書に症状
詳記を添付する。
314
右 下から18行目 D004-2 悪性腫瘍組織検査
D004-2 悪性腫瘍組織検査
(1) 「1」の悪性腫瘍遺伝子検査は、固形腫瘍の腫瘍細胞を
(1) 「1」の悪性腫瘍遺伝子検査は、固形腫瘍の腫瘍細胞を
検体とし、PCR法、SSCP法、RFLP法等を用いて、悪性腫
検体とし、PCR法、SSCP法、RFLP法等を用いて、悪性腫
瘍の詳細な診断及び治療法の選択を目的として悪性腫瘍
瘍の詳細な診断及び治療法の選択を目的として悪性腫瘍
患者本人に対して行った、肺癌及び大腸癌におけるEGFR
患者本人に対して行った、肺癌及び大腸癌におけるEGF
遺伝子検査又はK-ras遺伝子検査、膵癌におけるK-ras
R遺伝子検査又はK-ras遺伝子検査、膵癌におけるK遺伝子検査、悪性骨軟部組織腫瘍におけるEWS-F1i1
ras遺伝子検査、大腸癌におけるRAS遺伝子検査、悪性
遺伝子検査、TLS-CHOP遺伝子検査又はSYT-SSX
骨軟部組織腫瘍におけるEWS-F1i1遺伝子検査、TLS
遺伝子検査、消化管間葉系腫瘍におけるc-kit遺伝子検査、
-CHOP遺伝子検査又はSYT-SSX遺伝子検査、消化管
家族性非ポリポージス大腸癌におけるマイクロサテライト不安
間葉系腫瘍におけるc-kit遺伝子検査、家族性非ポリ
定性検査又は悪性黒色腫センチネルリンパ節生検に係る遺伝
ポージス大腸癌におけるマイクロサテライト不安定性検
子検査について、患者1人につき1回に限り算定する。ただし、
査又は悪性黒色腫センチネルリンパ節生検に係る遺
肺癌におけるEGFR遺伝子検査については、再発や増悪によ
伝子検査について、患者1人につき1回に限り算定する。
り、2次的遺伝子変異等が疑われ、再度治療法を選択する必要
ただし、肺癌におけるEGFR遺伝子検査については、
がある場合にも算定できる。
再発や増悪により、2次的遺伝子変異等が疑われ、
再度治療法を選択する必要がある場合にも算定できる。
1/2
字句挿入
頁
欄
行
訂正後
訂正前
(2)・(3) 略
(2)・(3) 略
(4) RAS遺伝子検査
ア RAS遺伝子検査は、区分「D004-2」悪性腫瘍組
織検査「1」の悪性腫瘍遺伝子検査の「イ」EGFR遺
伝子検査(リアルタイムPCR法)の所定点数に準じ
て算定する。
(新設)
備考
イ 本検査には、上記(1)から(3)の規定を適用する。
(5)・(6) 略
321
右 下から15行目 D006-9 WT1mRNA
(1) WT1mRNAは、リアルタイムRT-PCR法により、急
性骨髄性白血病又は骨髄異形成症候群の診断の補助
又は経過観察時に行った場合に月1回を限度として算
定できる。
(2) Major BCR-ABL mRNA IS
ア Major BCR-ABL mRNA ISは、区分「D006
-9」WT1mRNAの所定点数に準じて算定する。
イ 本検査は、リアルタイムRT-PCR法により測定した
場合に限り算定できる。
689
(4)・(5) 略
D006-9 WT1mRNA
字句挿入
リアルタイムRT-PCR法により、急性骨髄性白血病又は
骨髄異形成症候群の診断の補助又は経過観察時に行った
場合に月1回を限度として算定できる。
右 上から4行目 K508 K508 気管支狭窄拡張術
字句挿入
(1) 気管支熱形成術(気管支サーモプラスティ)を実施
した場合は、本区分の所定点数を算定する。
(2) 気管支ファイバースコピーに要する費用は所定点
数に含まれ、別に算定できない。
2/2