社内文書の基礎知識

求められた期限を厳守
社内で取り交わす文書では礼儀は最低限守られていればよく、前文などはいりません。
その代り内容と効率が重視
内容と効率が重視され、長い報告でも、要点がすぐに伝わる表現が求められま
内容と効率が重視
す。また、作成のタイミングやスピードにも配慮が必要。提出が早すぎても遅すぎても
相手の仕事に影響を及ぼします。
社内文書の種類
指示・命令
指示文、通達文、辞令
報告・届出
報告書、企画書、決裁を求める稟議(りんぎ)書、申請書、届出書など
連携・調達
伝言メモ、回覧文、案内文、照会文
記録・保存
議事録
社内文書の敬語の使用法 ~常套句を覚えましょう~
過度の敬語は必要なく、
「です・ます」調の文体で書けていれば問題ありません。
「ござい
ます」
「お願い申し上げます」
などの敬語は、
たとえ上司にあてる文書でも場違いな印象です。
基本的に「頭語」
「時候のあいさつ」
「安否の確認」
「結語」は使わない表現。
社内文書の基本フォーマット
社内文書の基本フォーマット
①発信年月日
「様」
「殿」
「各位」を使用。部
課員全員の場合は「社員各位」
。
部課名、役職名、氏名の順
②あて名
③発信者名
に右寄せで記入。一般の事
務連絡の場合は省略でき
④件名
ます。部や課を代表する場
あいさつなどは入れず、要点を押
さえて用件のみを書きます。
合は「総務部」などの部課
⑤主文
名だけにします。
⑥別記
⑦別記主文
主文の内容で、日時、場所、品
名、数量など細かい部分を箇条
⑧副文
書きで書きます。
⑨結び