ビジネス文書の基本フォーマット ビジネス文書の基本フォーマット 人や物

定型文を活用する
ビジネス文書にオリジナリティは必要ありません。特に社外文書は慣れないあいさつ文
も入るので文例を基本に独自のフォーマットを作っておき、必要事項だけを書き換える
ほうが楽です。
ビジネス文書の基本フォーマット
①発信年月日
会社名、部課名、役職名、氏名、
②あて名
敬称の順に記入。個人には「様」、
会社名、部課名、役職名、
氏名の順に右寄せ。
③発信者名
団体には「御中」
、複数では「各
④件名
位」とします。
「拝啓」と頭語を記入し、
1 文字分空けて時候のあ
⑤頭語・前文
「さて」
「ついては」など、本題
に入ることを示す起辞のあと
いさつ、ご機嫌伺い、お礼
⑥主文・起辞
などを続けます。社内文書
⑦末文
に、本題となる用件を記入。
⑧結語
では必要なし。
⑨別記
主文の内容で、日時、場所、品
⑩別記主文
添付書類の枚数、付記す
⑪別記末尾
名、数量など細かい部分を箇条
書きで書きます。
べき必要事項や発信者と
担当者が異なる場合など
⑫追記
に記入します。
敬語を使いこなして美しい文章に
丁寧語:語尾に「です」
「ます」
「ございます」などを付けます。
尊敬語:
「書かれる」
「お読みになる」
「ご覧になる」などがあります。
謙譲語:
「頂く」
「参る」
「拝見する」
「〇〇いたす」などがあります。
人や物の呼び方リスト
対象
相手側にあるとき
自分側にあるとき
個人
あなた様、貴殿、先生
わたくし、小職、小生
複数人
ご一同様、各位、おふた方
一同、両名、私ども
意見
ご高見、ご高案、ご高説、ご卓説、貴案、貴意
私見、私考
承諾
ご承諾、ご高承
承諾、承る
努力
ご尽力
微力
気持ち
ご厚情、ご芳情、ご芳志、ご厚志
微志、薄志