非小細胞肺癌患者に対するRe-biopsyの実態調査

平成 27 年 4 月 2 日
(臨床研究に関する公開情報)
名古屋医療センターでは、下記の臨床研究を実施しております。この研究の計画、研究
の方法についてお知りになりたい場合、この研究に検体やカルテ情報を利用することをご
了解できない場合など、お問い合わせがありましたら、以下の「問い合わせ先」へご照会
ください。なお、この研究に参加している他の方の個人情報や、研究の知的財産等は、お
答えできない内容もありますのでご了承ください。
[研究課題名]
非小細胞肺癌患者に対する Re-biopsy の実態調査
[研究責任者]
呼吸器科・臨床腫瘍科
がん総合診療部長
坂 英雄
[研究の概要]
2013 年以降に EGFR-TKI(イレッサ・タルセバ・ジオトリフ)治療後に病勢進行が
認められた進行非小細胞肺癌患者さんに対する Re-biopsy(再生検)実施状況に関する
臨床情報(Re-biopsy 成功率、種類、実施理由、その他関連する項目)について、診療
録からレトロスペクティブに情報収集を行います。
[研究の方法]
●対象となる患者さん
2013 年以降に当科において、EGFR-TKI 治療後に病勢進行が認められ、
Re-biopsy が実施された進行非小細胞肺癌患者さん
●利用する検体、カルテ情報
検体:使用しません。
カルテ情報:
データ収集
選択基準/除外基準
症例登録
データ収集
X
患者背景
X
初回 biopsy/re-biopsy に関連する項目
(採取部位、実施日、検体の種類と採取方
法、麻酔実施の有無と種類、入院の有無、
実施医師の所属、治療/処置を要する、また
は次治療に影響を与える生検に関連した合
X
併症の有無と転帰)
Re-biopsy に関連する項目
(実施時の ECOG performance status、
実施理由、事前の PET の実施、迅速検査
の実施、癌細胞検出の可否、各遺伝子変異
検査の結果、小細胞肺癌への形質転換診断
の結果)
X
Re-biopsy を行ったものの癌細胞が検出
されなかった症例に関する情報(考えうる
X
理由、再実施時の情報(Re-biopsy に関す
る情報と同様の項目を収集))
[個人情報の取扱い]
利用する情報からは、お名前、住所など、患者さんを直接同定できる個人情報は削除
します。また、研究成果は学会や学術雑誌で発表されますが、その際も患者さんを特定
できる個人情報は利用しません。
[問い合わせ先]
国立病院機構名古屋医療センター
担当医師:呼吸器科・臨床腫瘍科
がん総合診療部長
電話:052-951-1111(代表)
坂 英雄
内線:6064