募集要項 (PDF版) - 社団法人・日本鋳造協会

平成 27 年度鋳造カレッジ（鋳造中核人材育成）
鋳鋼コース募集要項
主催: 一般社団法人日本鋳造協会
連携: 公益社団法人日本鋳造工学会
後援：日本鋳鍛鋼会
目
的
将来の工場長や経営幹部となる人材の育成を目的としています。
（鋳造技術を理論的に理解し、かつ工場管理が出来る人材の育成）
当講座は基礎講座ではありません。一定レベルの鋳造技術知識を保有される方を対象と
しております。次の経験、知識（またはそれと同等の知識）のない方は受講できません。
受講資格
（重要）
（１）実務経験：
「鋳造関係業務５年以上」
。
（２）技術知識（以下の①の研修の受講、又は②の資格の保有）
①当協会の「鋳造入門講座」
、日本鋳造工学会の「技術講習会」
、素形材セン
ターの「鋳造技術研修講座」
、又は、各機関・団体の開催している以下の
7 講座のいずれかを受講していること。
②鋳造関係の国家技能検定資格（2 級、1 級、特級）
講座名
主催機関・団体
日数・時間
埼玉県中小企業技術者研修
(短期研修：金属課程）
（社）埼玉県川口中小企業技術者研修センター
座学 2Ｈ×10 日間
鋳造技術研修会
静岡県銑鉄鋳物工業組合
座学 4Ｈ×11 日間
三重県鋳造技術者育成研修
三重県工業研究所金属研究室
座学 29Ｈ（8 日間）
実習 26H（5 日間）
鋳造技術者初級研修
島根県鋳造関連産業振興協議会
座学 17Ｈ（4 日間）
鋳造技能士資格取得研修
広島県鋳物工業協同組合
座学 20Ｈ（5 日間）
実習 2H（1 日間）
夏期鋳造講座
日本鋳造工学会東北支部
座学 12.5H 実習 4H (3 日間)
鋳鉄の基礎講座（１日）
鋳鉄の中級講座（１日）
※2 講座両方の受講が必要
日本鋳造工学会東海支部
座学 5.8Ｈ（1 日間）
座学 5.2Ｈ（1 日間）
合計 11H（2 日間）
※2 日以上のシリーズ的鋳造関係の技術講座（講義、実習 10 時間以上）が対象となります。
（鋳造工学会の春・秋の講演大会、技術講演会、協会の春秋大会、技術講演会、素形材センターのセミナー、
社内教育、コンサルタントの教育等は受講経歴となりません。
）
★本カレッジでは各講義後、ワードによるレポートの作成、提出が必須となっており、ある程度のレポート作成
能力、パソコンの知識が必要となります。また事務局よりの諸連絡、レポートの提出等にメールも多用します
ので、ご留意ください。
申
込
平成 27 年 4 月 13 日（月）～5 月 29 日（金）先着順。
「平成２７年度鋳造カレッジ受講申込書」に全項目、漏れなく記入、押印の上、ご郵送く
ださい。
（併せてデータもメールにて送信ください。
）
＊ＦＡＸでのお申し込みは受付致しませんのでご注意ください。
資格審査後、受講通知と請求書を郵送（6 月初予定）します。
なお、定員を超えた場合は、1 社 1 名に制限させて頂く場合があります。
（一社）日本鋳造協会
会員
（公社）日本鋳造工学会会員
定
員
10 名
（3 地区合計）
受講料
（消費税込）
378,000 円
442,800 円
日本鋳鍛鋼会会員
442,800 円
非会員
648,000 円
＊講座中の交通費、宿泊費、昼食費等は含みません。
開校式：関東・東海・関西地区のいずれかの受講希望地区にて鋳鉄コースと同時
詳細はカリキュラムと講義内容をご覧ください。
受講内容：30 コマ×2 時間＝60 時間
・各コース共通の科目＝共通講義 18 コマ（共通 9 科目、管理 5 科目、地区別 4 科目）
・集中講義＝専門講義 12 コマ平成 27 年 8 月 24 日（月）～27 日（木）4 日間連続
概
要
・開催場所：機械振興会館（東京都港区芝公園 3 丁目 5 番 8 号）
修了式：上記希望地区鋳鉄コースに同じ(修了証授与はインターシップ最終日 2 月 26 日）
インターンシップ：平成 28 年 2 月 22 日（月）～2 月 26 日（金）5 日間連続
・開催場所：㈱クボタ教育センター（兵庫県尼崎市）
、枚方研修所、山川産業㈱
称号授与
特
典
修了された方には、修了証書を授与します。また、所定の要件を満たした方には、当協会
認定「鋳造技士（Foundry Expert）
」の認定証を授与します。
授与された称号「鋳造技士（Foundry Expert）
」は名刺等の印刷物に使用できます。
「鋳造技士」に認定された方は、当協会機関誌「鋳造ジャーナル」
、日本鋳造工学会機関誌「鋳造
工学」にお名前と写真を掲載します。
「鋳造技士に認定されると、日本鋳造工学会の正会員となり、技術講演会、技術交流会などの学会
諸活動の参加と情報収集が可能になります。
（正会員会費は、最初の３年間は日本鋳造協会が支出します。
）
一般社団法人日本鋳造協会鋳造カレッジ事務局
お問合せ
〒105-0011 東京都港区芝公園三丁目 5 番 8 号機械振興会館 5 階 501 号室
TEL：03-3432-2991
FAX：03-3433-7498
E-mail：[email protected]
※鋳鋼コースは隔年開催の予定となっておりますので、ご注意願います。
★補助金に関するご案内を末尾に記載しております。
」
関東地区鋳鋼コース全体日程及び講義カリキュラム
★全受講期間：平成２７年６月２０日(土)～平成２８年２月２６日(金)の１７日間
「講義」開催日程：平成２７年６月２０日（土）～１１月１４日（土）の１０日間
「講義」開催場所（専門科目以外）
：川口鋳物工業協同組合（埼玉県川口市元郷２丁目１番３号）
＊専門科目（黄色の網掛け）は鋳鋼コースの専門講義です。鋳鉄の方は受講しません。その他の講義は２コース共通です。
「講義」開催場所（専門科目）
：機械振興会館（東京都港区芝公園 3 丁目 5 番 8 号）
ｺﾏ№
日程
時間
区分
9：00～10：00
１
科目・内容
講師（予定）
開校式・オリエンテーション
10：15～12：15
共通１
鋳造概論
中江秀雄（早稲田大学名誉教授）
２
13：00～15：00
共通２
状態図の基礎
中江秀雄（早稲田大学名誉教授）
３
15：10～17：10
共通３
鉄系鋳物概論（鋳鉄・鋳鋼）
鈴木克美（ものつくり大学教授）
４
10：00～12：00
共通５
生型の鋳型用材料と造型法
佐藤和則（日本鋳造工学会事務局次長）
13：00～15：00
共通６
生型以外の鋳型用材料と造型法
橋本邦弘（新東工業鋳材開発技術Gr 担当部長）
６
15：10～17：10
共通７
模型製作（CAD／CAM、RP を含む）
田口順（田口型範代表取締役）
７
10：00～12：00
共通４
非鉄鋳物概論（軽合金・銅合金）
手塚裕康（東京工業大学）
13：00～15：00
地区１
ダイカスト概論
西直美（日本ダイカスト協会技術部長）
９
15：10～17：10
共通９
コンピュータシミュレーション概論
朝尾浩光（CAPCAST 営業技術課長）
１０
9：50～11：50
専門１
状態図・凝固・組織
津村治(鋳鋼・鋳造コンサルタント)
12：50～14：50
専門２
製鋼アーク炉操業
糸藤春喜（東北大ＡＣＳセンター員）
１２
15：00～17：00
専門４
鋳鋼の生産技術
高橋啓二（コマツキャステックス主幹）
１３
9：45～11：45
専門３
高周波誘導炉操業
来栖直敏（日本鋳造素形材事業部）
12：45～14：45
専門６
鋳鋼の鋳造方案
久保晴義（常石鉄工工場長）
１５
15：00～17：00
専門５
量産鋳鋼品の製造プロセス
佐藤一広（福島製鋼工場長）
１６
9：45～11：45
専門７
鋳鋼の用途・展望
清水一道（室蘭工大大学院教授）
12：45～14：45
専門８
炭素鋼・低合金鋼鋳鋼と特殊鋳鋼
麻生節夫（秋田大学大学院教授）
１８
15：00～17：00
専門９
ステンレス鋼鋳鋼・耐熱鋼鋳鋼
宗光彦（鋳造技術コンサルタント）
１９
9：45～11：45
専門 12
鋳鋼の不良対策
小林良紀（小林技術士事務所）
12：45～14：45
専門 11
鋳鋼の鋳仕上げ・溶接
松井正毅（松井技術士藤阪事務所）
２１
15：00～17：00
専門 10
鋳鋼の熱処理
山田恒二(酉島製作所鋳造部長)
２２
10：00～12：00
地区２
鋳造欠陥の調査（光学顕微鏡と SEM）
五十嵐芳夫（元・日立金属）
13：00～15：00
管理１
生産管理
木村寿利（木村鋳造所代表取締役社長）
２４
15：10～17：10
管理２
原価管理
北澤幸廣（エフテックス代表）
２５
10：00～12：00
管理４
安全・衛生管理、環境管理、省エネルギー
今村哲郎（元・日立金属）
13：00～15：00
共通８
鋳造品の品質保証と非破壊検査
鹿毛秀彦（日下ﾚｱﾒﾀﾙ研究所（取）技術部長））
２７
15：10～17：10
地区３
溶解原材料の汚染対策
佐藤万企夫（日本鋳造工学会事務局長）
２８
10：00～12：00
管理３
品質管理（ＴＱＣ、検査法）
小林良紀（小林技術士事務所代表）
13：00～15：00
管理５
設備管理
田村浩一（ｱｲﾒﾀﾙﾃｸﾉﾛｼﾞｰ上席執行役員）
15：10～17：10
地区４
人事管理（人材育成、目標管理、技術の伝承を含む）
正久哲也（日立金属人事総務部長）
平成２８年２月２２日（月）～２６日（金）
インターンシップ
関係各位
平成２８年２月５日（金）宿泊～６日（土）
工場見学、グループ討議と発表、修了記念講演、修了式
関係各位
6 月 20 日（土）
５
８
１１
１４
１７
２０
２３
２６
２９
３０
7 月 4 日（土）
7 月 18 日（土）
8 月 24 日（月）
8 月 25 日（火）
8 月 26 日（水）
8 月 27 日（木）
10 月 10 日（土）
10 月 31 日（土）
11 月 14 日（土）
東海地区鋳鋼コース全体日程及び講義カリキュラム
★全受講期間:平成 27 年 6 月 13 日(土)～平成 28 年 2 月 26 日(金)の 19 日間
「講義」開催日程：平成 27 年 6 月 13 日（土）～平成 27 年 11 月 14 日（土）の 12 日間
「講義」開催場所：愛知県鋳物工業協同組合二階会議室 (愛知県名古屋市昭和区白金 3-13-5)
＊専門科目（黄色の網掛け）は鋳鋼コースの専門講義です。鋳鉄の方は受講しません。その他の講義は２コース共通です。
「講義」開催場所（専門科目）
：機械振興会館（東京都港区芝公園 3 丁目 5 番 8 号）
コマ
日程
時間
10：20～11：20
１
6月13日
(土)
２
３
４
6月27日
(土)
５
６
7 月3 日
(金)宿泊
講師（予定）候補
開校式・オリエンテーション
関係各位
12：20～14：20
共通 1
鋳造概論
野村宏之 (名古屋大学名誉教授)
14：30～16：30
共通 2
状態図の基礎
藤川貴朗 (三重県工業研究所主幹)
9：30～11：30
共通 4
非鉄鋳物概論（軽合金・銅合金）
岩堀弘昭 (岐阜大学特任教授)
12：20～14：20
共通 3
鉄系鋳物概論（鋳鉄・鋳鋼）
高橋啓二(コマツキャステックス主幹)
14：30～16：30
共通 7
模型製作
金原昌浩 (木村鋳造所顧問)
10：10～16：00
地区 1
ケーススタディー
（木村鋳造所御前崎工場にて 1 泊 2 日）
(1) 造型・鋳造・品質管理・人材育成及び５Ｓに関し、木村鋳造所
の見学を通し、良い点・改善点の議論と発表
(2) なぜ・なぜ分析を活用した不良解析と対策の議論・発表
青山正治（大同大学特任教授）
7 月4 日
７
科目・内容
区分
菅野利猛 (木村鋳造所常務取締役)
9：00～12：00
地区 2
9：30～11：30
共通 8
鋳造品の品質保証と非破壊試験
西山聖久 (名古屋大学大学院講師)
12：20～14：20
共通 6
生型以外の鋳型用材料と造型法
富永恭爾 (旭有機材工業取締役)
14：30～16：30
共通 5
生型の鋳型用材料と造型法
曽根孝明 (瓢屋技術部長)
9：30～11：30
共通 9
コンピュータシミュレーション概論
牧野泰育 (新東工業主任担当員)
12：20～14：20
地区 4
大物鋳物のＣＡＥ活用事例
菅野利猛（木村鋳造所常務取締役)
１３
14：30～16：30
地区 3
小物鋳物のＣＡＥ活用事例
青山佳照（アイシン高丘主担当）
１４
9：50～11：50
専門１
状態図・凝固・組織
津村治(鋳鋼・鋳造コンサルタント)
12：50～14：50
専門２
製鋼アーク炉操業
糸藤春喜（東北大ＡＣＳセンター員）
15：00～17：00
専門４
鋳鋼の生産技術
高橋啓二（コマツキャステックス主幹）
9：45～11：45
専門３
高周波誘導炉操業
来栖直敏（日本鋳造素形材事業部）
12：45～14：45
専門６
鋳鋼の鋳造方案
久保晴義（常石鉄工工場長）
15：00～17：00
専門５
量産鋳鋼品の製造プロセス
佐藤一広（福島製鋼工場長）
9：45～11：45
専門７
鋳鋼の用途・展望
清水一道（室蘭工大大学院教授）
12：45～14：45
専門８
炭素鋼・低合金鋼鋳鋼と特殊鋳鋼
麻生節夫（秋田大学大学院教授）
15：00～17：00
専門９
ステンレス鋼鋳鋼・耐熱鋼鋳鋼
宗光彦（鋳造技術コンサルタント）
9：45～11：45
専門 12
鋳鋼の不良対策
小林良紀（小林技術士事務所）
12：45～14：45
専門 11
鋳鋼の鋳仕上げ・溶接
松井正毅（松井技術士藤阪事務所）
15：00～17：00
専門 10
鋳鋼の熱処理
山田恒二(酉島製作所鋳造部長)
9：30～11：30
管理 1
生産管理
12：20～14：20
管理 2
原価管理
石川義信 (旭テック生産技術部長)
14：30～16：30
管理 3
品質管理
平野春好
(武山鋳造
12：20～14：20
管理 4
安全・衛生管理、環境管理、省エネルギー
堀江孝男
(岡本顧問)
14：30～16：30
管理 5
設備管理
鈴木志郎（アイシン高丘嘱託）
トヨタ自動車明知工場工場見学
三村剛史 (トヨタ明知工場技術員室主幹)
(土)
８
９
7月25日
(土)
１０
１１
１２
１５
１６
8月 8日
(土)
8 月 24 日
（月）
１７
１８
8 月 25 日
（火）
１９
２０
２１
8 月 26 日
（水）
２２
２３
２４
8 月 27 日
（木）
２５
２６
２７
10月31日
(土)
２８
２９
３０
11月14日
(土)
12月14日
10：00～15：00
11月28日
9：30～16：30
阪口康司（元産総研）
石川義信 (旭テック生産技術部長)
講義予備日
平成 28 年 2 月 22 日（月）～2 月 26 日(金)
インターンシップ
関係各位
平成 28 年
2月 5日
修了記念講演・修了式（詳細後報）
関係各位
14：00～17：00
副社長 )
関西地区鋳鋼コース全体日程及び講義カリキュラム
★全受講期間：平成２７年６月１２日（金）～平成２８年２月２６日（金）の１８日間
「講義」開催日程：平成２７年６月１２日（金）～１２月１２日（土）の１１日間
「講義」開催場所：株式会社クボタ教育センターものづくり実習室Ⅱ（兵庫県尼崎市浜１－１－１）
＊専門科目（黄色の網掛け）は鋳鋼コースの専門講義です。鋳鉄の方は受講しません。その他の講義は２コース共通です。
「講義」開催場所（専門科目）
：機械振興会館（東京都港区芝公園 3 丁目 5 番 8 号）
コマ
日程
時間
区分
科目・内容
講師（予定）
№
10：00～12：00
１
6 月12 日（金）
開校式・オリエンテーション
13：00～15：00
共通１
鋳造概論
木口昭二 (近畿大学教授)
２
15：15～17：15
共通２
状態図の基礎
辻川正人 (大阪府大教授)
３
10：00～12：00
共通３
鉄系鋳物概論（鋳鉄・鋳鋼）
13：00～15：00
共通４
非鉄鋳物概論
淺野和典 (近畿大学准教授)
５
15：15～17：15
共通５
生型の鋳型用材料と造型法
黒川豊 (㈱ツチヨシ産業
取締役技術部長)
６
13：00～15：00
共通６
生型以外の鋳型材料と造型法
（自硬性、シェル、コールドボックス,CO2 法
易宏治 (山川産業㈱代表取締役)
７
15：15～17：15
共通７
模型製作（CAD／CAM）
野村寛夫（ (㈱アイテック)
８
10：00～12：00
共通８
鋳造品の品質保証と非破壊検査
辻川正人 (大阪府大教授)
13：00～15：00
共通９
コンピュータシミュレーション概論
杉山明（大阪産業大学教授）
１０
15：15～17：15
地区１
ケーススタディ（１）鋳物砂の管理、鋳物砂による鋳造欠陥
黒川豊 (㈱ツチヨシ産業
取締役技術部長)
１１
9：50～11：50
専門１
状態図・凝固・組織
津村治 (鋳鋼・鋳造コンサルタント)
12：50～14：50
専門２
製鋼アーク炉操業
糸藤春喜（東北大ＡＣＳセンター員）
15：00～17：00
専門４
鋳鋼の生産技術
高橋啓二（コマツキャステックス主幹）
9：45～11：45
専門３
高周波誘導炉操業
来栖直敏（日本鋳造素形材事業部）
12：45～14：45
専門６
鋳鋼の鋳造方案
久保晴義（常石鉄工工場長）
15：00～17：00
専門５
量産鋳鋼品の製造プロセス
佐藤一広（福島製鋼工場長）
9：45～11：45
専門７
鋳鋼の用途・展望
清水一道（室蘭工大大学院教授）
12：45～14：45
専門８
炭素鋼・低合金鋼鋳鋼と特殊鋳鋼
麻生節夫（秋田大学大学院教授）
15：00～17：00
専門９
ステンレス鋼鋳鋼・耐熱鋼鋳鋼
宗光彦（鋳造技術コンサルタント）
9：45～11：45
専門 12
鋳鋼の不良対策
小林良紀（小林技術士事務所）
12：45～14：45
専門 11
鋳鋼の鋳仕上げ・溶接
松井正毅（松井技術士藤阪事務所）
２２
15：00～17：00
専門 10
鋳鋼の熱処理
山田恒二(酉島製作所鋳造部長)
２３
10：00～12：00
管理３
品質管理
中村隆廣 (㈱クボタ教育センター
研修部第一 Gr 長)
13：00～15：00
管理１
生産管理
長坂悦敬 (甲南大学学長）
15：15～17：15
管理２
原価管理
長坂悦敬 (甲南大学学長)
13：00～15：00
地区３
ケーススタディ（３）損益分岐点管理
松井正毅 (松井技術士藤坂事務所)
２７
15：15～17：15
地区２
ケーススタディ（２）鋳鉄の溶湯性状に及ぼす微量不純物元素の影響
米田博幸 (元近畿大学授)
２８
10：00～12：00
管理４
安全・衛生管理、環境管理（省エネルギー含む）
谷義紀（元(株)クボタ）
13：00～15：00
管理５
設備管理
山中利幸（近畿能開大教授）
ケーススタディ（４）人事管理と労務管理
中崎好文 (㈱クボタ教育センター
代表取締役）
４
6 月13 日（土）
7 月10 日（金）
９
１２
１３
7 月11 日（土）
8 月 24 日
（月）
１４
１５
8 月 25 日
（火）
１６
１７
１８
8 月 26 日
（水）
１９
２０
２１
２４
8 月 27 日
（木）
11 月14 日（土）
２５
２６
日根野実（㈱クボタﾏﾃﾘｱﾙｾﾝﾀｰﾏﾃﾘｱﾙ開発
Gr 長）
12 月11 日（金）
２９
12 月12 日（土）
３０
予備
15：15～17：15
地区４
12 月19 日
（土）
平成 28 年 2 月 22 日（月）～2 月 26 日（金）
平成 28 年＊月＊＊日（＊）
平成 28 年 2 月 13 日（土）、又は 2 月 6 日（土）
研
修
予
備
インターンシップ
日
関係各位
工場見学（詳細後報）
修了記念講演・修了式（詳細後報）
関係各位
平成27年度　鋳造カッレジ　鋳鋼コースインターンシップカリキュラム
開催日程：
開催場所：
日程
項目
（開校）
時間
9:00～10:00
オリエンテーション・
安全教育
【1日目】
2月22日
(月）
砂混練・造型
配合計算
溶解・鋳込み
【2日目】
2月23日
（火）
CAE
型バラシ・外観検査
10:00～16:00
16:00～17:00
9:00～13:00
13:00～16:00
16:00～17:00
意見交換会
17:30～19:30
溶接作業
9:00～12:30
【3日目】
2月24日
（水）
溶接と非破壊試験
の実際
鋳鋼工場見学
15:00～16:00
まとめ
16:00～17:00
製品評価
【4日目】
2月25日
（木）
顕微鏡試料作製
及び組織観察
材料試験
鋳物砂・砂試験
【5日目】
2月26日
（金）
12:30～15:00
9:00～12:30
12:30～14:00
14:00～17:00
8:30～13:00
まとめ
13:00～16:00
（閉校）
16:00～16:30
修了式
16:30～17:00
平成２８年２月２２日（月）～２６日（金）
㈱クボタ教育センター、㈱クボタ枚方研修所、山川産業㈱
実習内容と目的
00)開講挨拶及び歓迎挨拶
01) オリエンテーション
・講座内容、注意点等の連絡
02) 安全教育
・安全教育の実施と合意確認書への署名
03-1) グループ(2人/G)による方案検討・決定
03-2) 押湯型（発泡スチロール）の作製
03-3) 鋳型（ CO2型）の造型
・鋳物砂の配合と砂混練を体験する
・与えられた模型（木型）と金枠に適した湯口系を設計する
・中子成形、主型造型（有枠）を体験する
１１：４５～１２：３０（昼休み）
04) 配合計算・原材料の成分、副資材の歩留り、配合計算
の手順を学習する
１６：４５～１７：００（実習場の清掃、終礼）
05) 溶解・鋳込み
・溶解・鋳込時の注意点を学ぶ
・成分調整、温度測定、鋳込みを体験する
・誘導炉の特性、地金管理の重要性を知る
・型バラシ
１１：４５～１２：３０（昼休み）
06) 鋳造シミュレーション
・鋳造シミュレーションの概要と手順を学ぶ
・鋳鋼事例・計算事例の紹介より鋳造CAEの現状と課題を
07) 外観検査・外観検査により方案を検分する
１６：４５～１７：００（実習場の清掃、終礼）
受講者と講師が意見交換、懇親を図る
08) 溶接作業
・溶接作業に係わる安全教育と合意確認書へ署名
・溶接方法と機器の概要を学ぶ、主に被覆アークに関し溶
接方法、溶接機、溶接棒の概要を知る
・溶接機の使い方、アークの出し方、ストレートビードの置き
方を体得する
・溶接欠陥サンプルの各種欠陥を観察、原因及び対策を学
１１：４５～１２：３０（昼休み）
09）溶接実習・溶接実習でJISZ3801に基づくA-2Fで試験片
を作製し、試験片の放射線透過試験を実施する(実習終了
後、実習場の清掃)
・鋳鋼工場見学　・非破壊検査講義、質疑応答（工場見学質疑応答含む）
・終礼
10) 特性要因図と品質対処法・現物（切断品）から不良原因
を推定する・特性要因図を作成し対策を立案する・グルー
プ別に発表をおこない、討論する
１１：４５～１２：３０（昼休み）
11) 組織観察用試料（SCW410）の作製・試料作製の手順を
実習
12) 顕微鏡組織観察（金属組織）〔SCW410 AsCast/焼鈍〕
・熱処理材含め、各種鋳鋼の組織を知る
13) 材料試験（SCW410及び溶接継ぎ手）
・引張試験、衝撃試験（0℃）、硬度試験の適用例を学ぶ
・研磨試料でブリネル硬度計操作、測定・硬度換算を行う
１６：４５～１７：００（実習場の清掃、終礼）
14) 鋳物砂と専門的な砂試験
・見学概要と関連する講座内容の復習
・生型砂と自硬性砂の砂試験法を学ぶ
・砂の成分分析、SEM観察等を行う
１２：00～１３：００（移動、昼休み）
15）実習のまとめ・資料作成（PC）・結果発表・質疑応答
発表時間は10分/人（14:00～16:00）
16）実習全体のまとめ
・受講者の感想・要望を聞く
17) 閉講挨拶
修了証書授与式
講師予定
［技術士事務所］小西
［クボタ教育センター］
［クボタ教育センター］
［クボタ教育センター］
［技術士事務所］小西
［クボタ教育センター］
［クボタ］日根野
［大阪産業大］杉山
［クボタ教育センター］
受講者・講師
［技術士事務所］松井
［クボタ］小谷
［クボタ］松枝
［クボタ］小谷
［クボタ］日根野(PM)
［山川産業］易
［技術士事務所］小西
日本鋳造協会
鋳鋼コース共通科目講義内容
共通科目
科目
キーワード
内容・到達目標
鋳造概論
鋳造技術史、
凝固、偏析、核生成、溶
湯流動、凝固組織
鋳造技術の歴史と発展を知り、先人の知恵に学ぶ。
溶湯の鋳型充てんから凝固完了までの物理的変化、
種々の要因、機構を述べ、それらと鋳物性状との関
連の理解と問題因子追究力の向上を図る。
共通２
状態図の基礎
合金状態図、二元および
多元系、平衡、凝固点、
相変態
平衡状態図とは何か、熱力学との関係、相律とてこ
の法則などについて平易に述べる。共晶反応、凝固
による相変態などについて理解を深め、状態図から
の情報収集力を高める。
共通３
鉄系鋳物概論
（鋳鉄・鋳鋼）
鋳鉄の JIS、組織、化学
成分、鋳鉄の長所短所。
鋳鋼の用途別 JIS（機械
的性質）
、組織、化学成分、
熱処理
各種鋳鉄の JIS にある機械的性質・組織・化学成分
を述べ、各々の特徴（長所・短所）を理解する。鋳
鋼についても用途別 JIS にある機械的性質・組織・
化学成分を述べ、各々の特徴（長所・短所）を理解
する。
共通４
アルミニウム合金鋳物の
用途別 JIS
（機械的性質）
、
組織、化学成分、熱処理、
非鉄鋳物概論
長所短所。
（軽合金・銅合金）銅合金鋳物の用途別 JIS
（機械的性質）
、組織、化
学成分、熱処理、長所短
所
各種鋳アルミニウム合金鋳物のJIS にある機械的性
質・組織・化学成分・熱処理を述べ、各々の特徴（長
所・短所）を理解する。
銅合金についても用途別 JIS にある機械的性質・組
織・化学成分を述べ、各々の特徴（長所・短所）を
理解する。
共通５
生型の鋳型用材料鋳物砂、生型砂添加剤、
副資材、生型特性、砂管
と造型法
理、造型法、欠陥
生型造型に必要な砂（天然砂、人造砂、人工砂）
、
添加物等の材料特性、造型法に関する基本事項つい
て学び、生型造型の理解を深める。鋳型砂性質と鋳
物性状との関連について知識を得、砂起因欠陥の考
察力を高める。
共通６
生型以外の鋳型用
材料（自硬性鋳型，
ｼｪﾙ，ｺｰﾙﾄﾞﾎﾞｯｸｽ，
CO２）と造型法
各種自硬性鋳型、シェル鋳型、ガス硬化鋳型等の鋳
型の特性、バインダー・硬化剤等の材料及び硬化機
構、砂試験・管理方法、造型法と鋳型特性の理解を
深め、その性質が鋳物に与える影響、欠陥と対策に
ついて考察力を高める。
共通７
模型製作（CAD／ CAD、CAM、工程合理化、
コンピュータ設計、自動
CAM、
RP を含む）化、RP
鋳造に用いる模型の設計・製作に当たり、CAD、CAM
導入の考え方、条件、模型製作工数の減少、寸法精
度アップなど、導入のメリットと問題点について述
べ理解の向上を図る。
共通８
ISO、JIS、品質保証、非
鋳造品の品質保証破壊検査方法、表面欠陥
検査、内部欠陥検査、信
と非破壊検査
頼性向上
製品品質に及ぼす要因は多岐にわたるが、その中で
ISO、JIS の規格を満足し、品質均一化とその向上を
図るポイントや非破壊検査方法とそれによる品質
保証例を述べる。鋳造品の信頼性向上のための能力
を高める。
共通９
CAD データ、CAE、湯流れ
コンピュータシミ解析、流動と伝熱、凝固
ュレーション概論解析、不良対策、一発立
ち上げ
客先からの CAD データを CAE に使い鋳造時における
湯流れ、凝固等を事前にシミュレートし、試行錯誤
で新規品を立ち上げるのでなく一発で良品を造っ
ていくことができるようになってきた。その CAE の
基礎を学ぶ。
共通１
テキスト科目
共通科目
全地区共通科目
自硬性、シェルモールド、
コールドボックス、ガス
硬化型、砂管理、バイン
ダー、硬化反応
管理科目
管理科目
全地区共通科目
科目
テキスト科目
管理
１
生産管理
鋳物工場の経営管理についての基本的な考え方、生産管理お
生産管理、工程管理、よび工程管理についての理論、技法を紹介し、各論および全
全体最適化
体最適化のためのアプローチについて理解を深める。
管理
２
原価管理
原価管理の目的を紹介し、標準原価計算や原価
標準原価計算、原価差原価の意味、
差異分析などの原価管理の手法を説明する。さらに原価低減
異分析、原価低減活動活動の進め方について理解を深める。
管理
３
方針管理、工程管理
、
品質管理（Ｔ（PDCA）
、ＱＣ７つの道経営管理上必要な品質管理の意義、PDCA、作業標準（品質）
ＱＣ７つの道具、
各種品質指標の把握・管理など品質に関す
ＱＣ、検査法）具、
る基本事項について実例を交えて解説し、理解を深める。
作業標準、品質指標
管理
４
安全・衛生管
理、環境管理
（省エネルギ
ーを含む）
労働災害防止、労働安
全衛生法、KY 活動、
リスクアセスメント、
安全管理、公害、省エ
ネ対策、省資源、環境
経営
設備管理
工場を効率よく稼動させるには、設備を点検表できちんと点
PM、TPM、設備管理、検し、故障してから直すのではなく、事前にきちんと設備を
点検表、稼働率
管理していくことが必要である。また、故障しないような改
善も重要である。
管理
５
キーワード
内容・到達目標
労働安全衛生法、同関係法令の解釈と事業者及び管理監督者
の責任を理解する。また、公害防止や環境関連法規の体系、
環境保全管理に関連し ISO14001 登録の必然性と省資源・省
エネルギー対策を学ぶ。
地区別科目
テキスト
科目
キーワード
内容・到達目標
ダイカスト概論
ダイカスト（Ａｌ合
金、Ｍｇ合金）
、金型、
ダイカストマシン、
スリーブ、後加工
アルミニウム合金およびマグネシウム合金のダイカ
ストについて、材質と用途、製造プロセスの特徴およ
び材料と組織、得られる品質・特性などについての基
礎的な理解を得る。
関東
地区
2
鋳造欠陥の調査
（光学顕微鏡と
SEM）
鋳鉄鋳物は溶解、造型、鋳込み等、の製造プロセスが
複雑で多岐に渡ることから鋳造不良の種類が極めて
SEM-EDS、光学顕微
多い。この不良対策は経験者の勘にのみ頼ることが多
鏡、試料調整方法、
く鋳物製品の高品質化にあたってはSEM-EDS 等の科学
鋳造欠陥、材質不良、
的方法を適用するのがポイントである。SEM-EDS の測
不良対策
定原理と特長および鋳造欠陥の原因究明とその対策
について学ぶ。
関東
地区
3
溶解原材料の
汚染対策
高張力鋼板、亜鉛引
き鋼板、Mn、P、Zn
計、自動化
鋼板が高張力化し、Mn、P 等の含有率が高くなり、ま
た、亜鉛引き鋼板も多くなり Zn が高くなった。この
ような溶解原材料の成分の変化に対して、どうすべき
かを学ぶ。
関東
地区
4
人事管理
（人材育成、目
標管理、技術の
伝承を含む）
人事、やる気、目標
管理、技術の伝承
会社は人の集まりでこれらの人々が、いかにやる気に
なり、会社を発展させていくかである。やる気にさせ
るには目標管理等は有効な手段である。また、会社の
技術･技能は伝承されていかねばならない。企業の組
織と人事管理のあり方、進め方について学ぶ。
科目
関東
地区
1
講師（予定）
西直美
（日本ﾀﾞｲｶｽﾄ協会
技術部長）
五十嵐芳夫
（元日立金属）
関東
地区別科目
佐藤万企夫
（日本鋳造工学会
事務局長）
正久哲也
（日立金属
人事総務部長）
科目
テキスト
科目
ケーススタディー
東海
地区
1
工場見学を通して
課題を見つけ対策
の議論
キーワード
ケーススタディー
<グループで議論し纏め上げ発表する>
工場管理、品質管理、 ① 工場見学・改善事例を通して、｢安全・品質管理・５Ｓ・
安全管理、５Ｓ、躾
人材育成・工場管理｣に関し、木村鋳造所さんの「良い
とこ」
「改善したいとこ」を見つけ出し、議論し発表す
る。
「良いとこ」を自社で展開できる計画に落とし込み課題
解決の道筋をたてる。
ケーススタディー
東海
東海
地区
2
なぜなぜ分析手法
を活用した課題解
決
内容・到達目標
なぜなぜ分析・不良
対策
品質管理
② なぜなぜ分析の手法を学び、不良解析・対策を実践演習
する。
実際に発生した不良品を前に、分析・議論し、纏めあげ
発表し議論する。
講師（予定）
青山正治
（大同大学
特任教授）
菅野利猛
（木村鋳造所
常務取締役）
阪口康司
（元産総研）
東海
地区
3
小物鋳物のＣＡ
Ｅ活用事例
シミュレーション、
方案の最適化、湯流
れ解析、不良対策
自動車部品のＣＡＥ活用による最適化・不良対策の事
例を通し、解析での留意点とその効果を示す。
各社でのＣＡＥ導入の参考とする
（アイシン高丘
主担当）
東海
地区
4
大物鋳物のＣＡ
Ｅ活用事例
シミュレーション，
方案の最適化、湯流
れ解析、不良対策
工作機械等の大物鋳物製品のＣＡＥ活用による最適化・不良
対策の事例を通し、解析での留意点とその効果を示す。
各社でのＣＡＥ導入の参考とする。
（木木村鋳造所
常務取締役）
ケーススタディ
(1)
鋳物砂の管理
鋳物砂による鋳
造欠陥
鋳物砂管理、鋳造欠
陥、
不良対策、走査型電
子顕微鏡
鋳型に関連する鋳造欠陥全般について、その発生メカ
ニズムと走査型電子顕微鏡を用いた分析事例を述べ
る。
また、ケーススタディとして分析及び対策事例を紹介
する。
ケーススタディ
（２）鋳鉄の溶
湯性状に及ぼす
微量不純物元素
の影響
鋳鉄、鋼屑、黒鉛球
状化剤、
接種剤、微量不純物
元素、
溶湯性状、黒鉛及び
基地組織
鋳鉄の原料地金に含有する微量不純物元素の種類と
特性について述べ、具体例により組織や材質に及ぼす
影響を理解する。又、鋳鉄溶湯中の不純物元素の除去
方法と戻材としてのリサイクルを考える。
関西
地区 3
ケーススタディ
（３）
損益分岐点管理
価格、固定費、変動
費、
限界利益、管理会計、
損益分岐点、財務諸
表
利益をどう高めるかを、固定費、変動費、限界利益、
損益分岐点等の考え方を通じ学ぶ。その考え方を使っ
て事例により安値受注の可否や、不良の利益への影響
を検討する。又、価格の重要性の認識を深める。
関西
地区 4
ケーススタディ
（４）
人事管理
会社は人の集まりであり、これらの人々がいかにやる
中崎好文
労務、人事、やる気、気になり、会社を発展させてゆくかを考えることは、
（㈱クボタ教育セ
目標管理、技術の伝非常に重要である。やる気にさせるには、目標管理等、
ンター代表取締
承
いろんな手法がある。労務的視点からこれらを考え役）
る。又、技術・技能の伝承についても述べたい。
関西
地区 1
関西
地区 2
青山佳照
菅野利猛
黒川豊
（(株)ツチヨシ産
業
取締役技術部長
米田博幸
（元近畿大学教
授）
関西
松井正毅
（松井技術士藤阪事務
所）
専門科目
コマNo.
鋳鋼
1
講義項目
状態図・凝固・組織
内容・到達目標
キーワード
基本状態図 Fe-C 系
鋳鋼の凝固は樹枝状晶の生成として行われる。
鋳造組織樹枝結晶
凝固過程で順次δ相、γ相となり、ついでα相とパーライ
熱処理組織
トに分かれる。指向性凝固、基地組織と材料特性の理解を
高める。
鋳鋼
2
鋳鋼
3
鋳鋼
4
鋳鋼
5
鋳鋼
6
鋳鋼
7
製鋼アーク炉操業
高周波誘導炉操業
鋳鋼の生産技術
量産鋳鋼品の製造プ
ロセス
鋳鋼の鋳造方案
鋳鋼の用途・展望
高温溶解炉内雰囲気の
アーク炉の稼動状況は平成元年に高周波炉にトップの座
酸化・還元調整
を譲り、現状は１～１０Ｔ炉が大半を占めている。性状
酸素吹精精錬
の良い溶鋼について解説する。
迅速加熱高温溶解
鋳鋼品業界はこの高周波誘導炉へ集中化を進行させてい
高熱効率自動攪拌
る。電力や生産性を考慮した現れである。溶鋼レベル、溶
多品種少量生産
解能力、溶解技能などを解説
鋳鋼材質の多様性
鋳鋼とは？材質の多様性、生産量に適応した鋳型の選定。
鋳型の特徴と選定
湯口押し湯の除去法。材質確保のための各種熱処理法など
鋳鋼の独特の工程
生産技術に解説。
生型工法による大量生産
自動車部品、機械部品、消耗部品などの小物鋳鋼品の製造、
と生型砂の管理
造型法について解説する。
自硬性鋳型工法
後工程の鋳仕上げ工程への配慮事項の実践。
鋳鋼品の鋳造方案
鋳造方案を決定するときに考慮すべき事項、遵守すべき手
指向性凝固と欠陥
順等を習得する。
8
炭素鋼・低合金鋼鋳
鋼と特殊鋳鋼
津村治
（鋳鋼・鋳造コ
ンサルタント）
糸藤春喜
(東北大ACS セン
ター員)
来栖直敏（日本
鋳造素形材事
業部）
高橋啓二
(コマツキャス
テックス主幹)
佐藤一広（福島
製鋼工場長）
品質・コスト・納期
久保晴義（常石
基本方針の決定・健全性の確保・押し湯設計・湯口設計・鉄工工場長）
重量計算と予算(見積もり額)
鋳鋼の特長を生かした用
鋳鋼の用途別生産量(金額),用途例を挙げそこに使用され
途
る理由を知ると共に競合材に対する強み弱みを考える。さ
鋳鋼品の将来展望
らに鋳鋼品の多様化するニーズへ応える将来展望を解説
する。
鋳鋼
講師（予定）
炭素鋼・低合金鋼鋳鋼・耐
鋳鋼品生産量の８割を占める普通鋳鋼品の材質の特長を
磨耗鋼鋳鋼品の種類と材
詳細に解説する。用途に合った品質機能を作り込むための
質特性
製造上の留意点、改善点なども事例を挙げて説明する。ま
た溶解技術・鋳造技術の発展に基ずく製品開発にも触れ
清水一道（室蘭
工大大学院教
授）
麻生節夫
（秋田大大学院
教授）
る。
鋳鋼
9
ステンレス鋼鋳鋼・
耐熱鋼鋳鋼
ステンレス鋼鋳鋼品・耐熱
ステンレス鋼鋳鋼品（SCS 系）
、耐熱鋼鋳鋼品(SCH 系)系、
鋼鋳鋼品の種類と材質特
及び高クロム鋼・高マンガン鋼鋳鋼などについて材質特
性
性、製造法などを解説する。また鋳鋼品の特徴を生かした
高マンガン鋼鋳鋼品高ク
製品開発などにも触れる。
宗光彦（鋳造技
術コンサルタン
ト）
鋳放し組織と機械的性質
鋼の熱処理の基礎及び鋳鋼品に施される熱処理の種類と
山田恒二（酉島
熱処理組織と機械的性質
機械的性質について解説する。熱処理品の設計とその実際
熱処理の種類と効果
についても触れる。
ロム鋼鋳鋼
鋳鋼
10
鋳鋼の熱処理
製作所鋳造部
長）
鋳鋼
11
鋳鋼鋳仕上げ作業温度管
鋳仕上げ工程及び製造上の一工程とみなされている補修
鋳鋼の鋳仕上げ・溶
理
溶接について解説する。さらに組立溶接も広く鋳鋼品に使
接
溶接補修、組立溶接
用されていることから溶接技術一般についても述べる。
松井正毅（松井
技術士藤阪事務
所）
鋳鋼
12
鋳鋼の不良対策
欠陥の名称
鋳鋼品の試験、検査、および鋳造欠陥とその対策について
欠陥現象例と対策
解説し理解を深める。同時に QC 的不良対策手法を習得し、
記録と是正処置
品質向上を図る。
小林良紀（小林
技術士事務所）
関東地区共通講義会場
●川口鋳物工業協同組合
〒３３２－００１１
埼玉県川口市元郷２－１－３
TEL ：０４８－２２４－６２００
FAX ：０４８－２２４－１５３６
交通手段
JR 川口駅東口から車 5 分徒歩 20 分
埼玉高速鉄道川口元郷駅から徒歩 5 分
川口鋳物工業協同組合
東海地区共通講義会場
●愛知県鋳物工業協同組合
〒４６６－００５８
愛知県名古屋市昭和区白金３－１３－５
TEL：０５２－８８１－３７４０
FAX：０５２－８８１－３７８０
交通手段
ＪＲ金山駅北出口よりタクシーで約１０分
または市バスターミナル⑦乗り場より
⑪⑫⑯系統に乗車、高辻で下車
（３番目の停留所）より徒歩３分
愛知県鋳物工業協同組合
関西地区共通講義会場
●（株）クボタ教育センター
クボタものづくり実習室
クボタ鋳物道場
〒６６１－８５６７
兵庫県尼崎市浜１－１－１
TEL：０６－６４７０－５９６０
FAX：０６－６４７０－５９６６
交通手段
ＪＲ尼崎駅北口より徒歩約１０分
鋳鋼コース専門講義会場(3 地区合同)
●機械振興会館
〒１０５－００１１
東京都港区芝公園３－５－８
TEL ：０３－３４３２－２９９１
FAX ：０３－３４３３－７４９８
交通手段
●地下鉄
・日比谷線神谷町駅１番出口より徒歩８分
・三田線御成門駅Ａ１出口より徒歩８分
・大江戸線赤羽橋駅赤羽橋口出口より徒歩１０分
・浅草線・大江戸線大門駅Ａ６出口より徒歩１５分
●ＪＲ
・山手線・京浜東北線浜松町駅北口より徒歩２０分
鋳鋼コースインターンシップ会場 (3 地区合同)
●（株）クボタ教育センター
クボタものづくり実習室
クボタ鋳物道場
〒６６１－８５６７
兵庫県尼崎市浜１－１－１
TEL：０６－６４７０－５９６０
FAX：０６－６４７０－５９６６
交通手段
ＪＲ尼崎駅北口より徒歩約１０分
● 山川産業（株）管理センター
〒６６０－０８０５
兵庫県尼崎市西長洲町１－３－２７
TEL：０６－４８６８－１５６０
FAX：０６－４８６８－１５６１
交通手段
ＪＲ尼崎駅南口より徒歩約１５分
山川産業（株）
ものづくり小規模事業者等人材育成事業に係る助成金について
鋳造カレッジの受講に助成金を活用して貴社の中核人材育成を！！
ものづくり小規模事業者等人材育成事業の申請ができます。
★助成内容受講費用（開講式から修了式までの受講料、交通・宿泊費）の 2/3 が補助されます
ただし、１社当たり上限 50 万円
◆対象者
指定講習＊を、概ね 5 年以上の経験を有する者に受講させる、中長期的に人材育成計画を有するものづく
り中小企業（みなし大企業を除く）
昨年度、鋳造カレッジは、ものづくり小規模事業者等人材育成事業に係る指定講習に認定され、昨年度の
受講者 83 名の内、51 名の方がこの助成を受けました。
本年度も鋳造カレッジは指定講習として、認定を受ける予定です。
企業は個別に助成金申請をして採択されれば補助(上限 50 万円)を受けられます。
★助成の詳細は今後発表されます。
現時点では助成内容の詳細の発表はされておりませんが、今後４月末から受講生（※予定の方も含む）
の助成申請を受け付ける模様ですので、応募予定の皆様も窓口である「一般財団法人製造科学技術セン
ター」ホームページ（http://www.mstc.or.jp/jinzai/）をこまめにチェックされることをお勧めします。
申請後、採択され決定通知の交付されるまでは約一ヶ月の期間がかかります。決定通知交付日前の受講
及び費用は対象外となるのでご注意下さい。
※鋳造カレッジの受講決定は６月初めになる見込みです。受講決定前でも助成の申請は出来るので早め
に製造科学技術センターまでお問い合わせの上、手続きを進めて下さい。
★鋳鋼コースの一部が助成対象外になる可能性が有ります。
鋳鋼コースのインターンシップ日程は平成２８年２月２２日（月）～２６日（金）ですが、恐縮ですが
助成対象時期外になる可能性があります。ただし現時点では未確定なので申請時には助成対象に含めて
申請しておき、後日確定後、変更してください。
キャリア形成促進助成金について（一般職業訓練）
）
キャリア形成促進助成金（一般職業訓練）の申請ができます。
＊厚生労働省ホームページ（http://www.mhlw.go.jp/general/seido/josei/kyufukin/dl/pamphlet.pdf）
詳しくは各都道府県労働局へお問い合わせください。
お気軽にお問い合わせ、ご相談ください
一般社団法人日本鋳造協会鋳造カレッジ事務局補助金担当
〒105-0011 東京都港区芝公園 3-5-8 機械振興会館 501 号室
TEL：03-3432-2991
E-mail：[email protected]

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