パンフレット一式 - 富山県新世紀産業機構

2015
中小企業
支援センター
公益財団法人富山県新世紀産業機構
は、創業・ベンチャー、経営革新、技術開発、
販路・流通拡大等、企業経営や事業展開
3センターによる
実施体制
のなかで直面するさまざまな課題に対し
CONTENTS
P.3
□とやま起業未来塾の実施
□ 創業チャレンジの支援
て、効果的な解決を図るためにワンストッ
プで支援する総合支援機関です。
富山県や産業支援機関等と連携・協調
を図りながら、新産業の育成・創出、企業
経営の革新、環日本海経済交流の推進等、
活力ある地域経済の形成と富山県産業の
P.3
躍進のために事業を展開してまいります。
□ 創業・第二創業等の支援
● 創業・ベンチャーへの挑戦応援
● 若者・女性等の創業チャレンジ支援
● 第二創業の支援
□ 元気とやま中小ベンチャー総合支援ファンド
P.4
□ 窓口相談の実施
□ 専門家の派遣
□ よろず支援拠点の設置
□ビジネスインキュベーションの推進
□ 下請かけこみ寺の各種相談
□ 中小企業の経営改善、
事業再生支援
□ 中小企業の外国出願助成
企業の成長段階に応じた
主なサポート体制
ふ か
準 備 期 間( 卵 期 )
創
化期)
業 前 後( 孵
起業人の育成
資金面の支援
創業・ベンチャー
「とやま起業未来塾」の実施
とやま中小企業チャレンジファンド
とやま新事業創造基金
創業チャレンジの支援
元気とやま中小ベンチャー
総合支援ファンド
ビジネスインキュベーションの推進
創業・第二創業等の支援
技 術
1
・
人 材
・ 産学官連携
推進センター
P.5
□ビジター対応のビジネス支援
環日本海経済
交流センター
P.7
□ 小さな元気企業の応援
P.9
□ 地域産学官連携の強化
□ クリエイティブ産業振興支援
□ 環日本海地域の経済・貿易情報の収集・提供等
□ 次世代自動車ネッ
トワークの推進
□ 医薬工連携ネッ
トワークの推進
P.5
P.9
□ ロボッ
ト技術研究ネットワークの推進
□ 地域資源ファンド
□ 専門アドバイザーによるコンサルティングや
「中国研究会」の開催
□ 医薬バイオ地域イノベーションの推進
□ 農商工連携ファンド
P.7
P.5
□ 受発注取引のあっせん・紹介
□ 販路開拓の挑戦支援
□ 首都圏への販路開拓支援
P.5
□ TOYAMAインターネッ
ト活用研究会
ITビジネス利活用促進支援
□ 図書・
ビデオ・DVDソフトによる
情報提供
□
P.10
□ 産学官連携推進事業
□ 販路開拓の挑戦支援
□ 高機能素材・
ライフサイエンス
□ 経済交流ミッションの派遣
産学官連携戦略研究事業
□とやまロボッ
ト開発支援事業
□とやまナノテククラスター
□ 介護用機器開発実証調査等支援
□ものづくり研究開発支援
□ 戦略的基盤技術高度化支援事業
□ものづく
り産業未来戦略雇用創造プロジェクト
●ものづく
り研究開発・雇用創造支援事業
● 高度ものづく
り人材確保支援事業
●ものづく
り人材等育成支援事業
●グローバル企業人材育成支援事業
□ 国際見本市 への出展、
商談会の開催
P.10
□ 富山県海外販路開拓サポートデスクの設置
P.10
P.8
翔
(飛
長
成
ほう すう
鳳雛
ップ 期(
ア
ト
ー
スタ
)
期)
販路・流通拡大
首都圏への販路開拓支援
研究 開 発 の 支 援
産学官連携の推進
環日本海経済交流の推進
販路開拓の総合助成
富山県ものづくり総合見本市
広域商談会の開催
地域イノベーション戦略支援
貿易投資コンサルティング
TOYAMAインターネット活用研究会
富山県ものづくり研究開発センター
利用による高度産学官共同研究支援
海外市場開拓の支援
ITビジネス利活用促進支援
新産業・新技術の創出支援
(県・国による研究開発支援事業)
情 報
・
資 金
2
中 小企業支援センター
創 業・ベンチャー へ の 挑 戦 を 応 援し 企 業 の 経 営 革 新 を 支 援
1. 起 業 家 の 育 成・支 援
とやま起業未来塾の実施
2.創 業・ベ ン チ ャ ー 企 業 等 の 支 援
創業・第二創業等の支援
創業・ベンチャー への挑戦応援
創業予定者からビジネスプランを募集し、新規性・独自性のある計
画または地域の活性化に貢献する計画に対して、創業時の初期経費
の一部を助成します。
①製造業・建設業
②卸・小売・サービス業等
その他の業種
助 成 率
1/2
助 成 率
1/2
限 度 額
200万円
限 度 額
100万円
若者・女性等の創業チャレンジ支援
創業者のなかから、特に若者・女性のアイデアや伝統産業の技術を
起業、新分野進出、コミュニティビジネス事業者を目指す若者、女
活かした新商品の開発または新サービスを提供するビジネスプランを
性、熟年者等を支援するための実践塾を開設します。
募集し、費用の一部を助成します。
http://www.toyama-mirai.com/
①製造業・建設業
②卸・小売・サービス業等
その他の業種
定
員
20名程度
助 成 率
1/2
助 成 率
1/2
期
間
平成27年 6月から 27年11月
限 度 額
200万円
限 度 額
100万円
コ ー ス
受 講 料
●
ものづくり・新伝統産業コース
●
グローバル・全国展開コース
●
商業・サービス業コース
●
コミュニティビジネスコース
3万円
※ただし、県外から県内に移住して創業する者が申請する場合の限度額は、上記
の額に100万円 加算した額になります。
第二創業の支援
県内で事業を承継後3年以内の中小企業の後継者が、技術や競争
力を活かして新たな事業等へ挑戦することで、他の中小企業のモデル
となる事業を実施する場合、その経費の一部を助成します。
創業チャレンジの支援
●
起業や新分野進出にチャレンジする県民を支援するため、大都市圏
①製造業
②卸・小売・サービス業等
その他の業種
助 成 率
1/2
助 成 率
1/2
限 度 額
150万円
限 度 額
50万円
のビジネスプラン発表会等への参加支援、起業セミナー 等の開催
を行います。
●
将来に向けて起業を目指そうとする人材の 底辺拡大を図るため、
※ただし建設業を主たる事業として営む中小企業者等の方は除きます。
県内の高校生、大学生、若者等を対象に、講演会を行います。
元気とやま中小ベンチャー総合支援ファンド
株式や社債の引き受けによる長期低利の資金提供やコミュニティ
ビジネスの融資に対する債務保証を行います。
3
CAS E
有限会社シマタニ昇龍工房
〈4代目昇龍〉 島谷
好徳 氏
P.5
地域資源ファンド事業
▼
商品を増やし、展示会に単独出展も
「すずがみ」を お皿に
した例。薄さを求める一
方 で、手 元 で 折 れ な い
ようにするため、0.1ミリ
単位で試作した。
けいす
寺院向けの大きな おりん ( )づくりが本業の同社。近
年はアジア産に押され、商売は厳しさを増すばかりだ。そこ
で目を付けたのが、同社の鍛金の技術を応用して錫製の器
をつくること。錫は軟らかく変形可能だが、薄い皿では手も
とで折れ曲がるという難点があった。同社はそれを、 づ
くりで培った鍛金のノウハウで、錫にコシを もたらし折 れ曲
げに強くした。
▼鎚目模様の1種「あら
れ」。ほかに「かざはな」
「さみだれ」がある。
さっそく「すずがみ」と命名されたお皿を、銅器業界有志
と共同出展していたギフトショーに出品。また「地域資源
ンを増やすとともに単独での展示会出展も進
めていった。
その結果、セレクトショップやデパート、専
▼
ファンド事業」の支援を受けて、商品バリエーショ
4代目昇龍を継いだ島谷
好徳氏。寺院向けのおりん
( )づくりで一人前にな
るには12年ほど要すという
が、そこで培われた鍛 金 の
技術が「すずがみ」に生かさ
れているようだ。
門店でも扱うようになり海外からも引き合い
がくるように。現場は「猫の手も借りたい」状
況が続いているという。
❶ 間接投資
❸ 社債債務保証
ベンチャーキャピタルによる投資
間接投資債務保証
保 証 料/年0.5%
(株式取得・社債引受)
限度額5,000万円 償還10年以内
保証割合/社債引受元本の70%
よろず支援拠点の設置
地域の支援機関と連携しながら中小企業・小規模事業者が抱える
売上拡大や資金繰り等の経営課題に対して、ワンストップで対応する
「よろず支援拠点」を設置し、支援を行います。
❷ 直接投資
❹ 融資債務保証
間接投資を受けた中小企業に対して
保 証 料/年0.8%
直接投資(社債引受)
保証割合/融資額の70%
限度額1,000万円 償還10年以内
ビジネスインキュベーションの推進
県内各地の インキュベート 施設入居 企業に 対して、インキュベー
ション推進員等が必要な情報を提供するとともに、指導・助言します。
◎県内のビジネスインキュベート…/13施設
3 . 経 営 の 革 新・活 性 化 支 援
窓口相談の実施
下請かけこみ寺の各種相談
中小企業からの 取引 に 関する 様々な 悩み、相談 に 親身 になって
中小企業の経営や技術革新、新製品開発や販路拡大、新連携・地域
資源活用・農商工連携などさまざまな相談に対して、豊富な知識と経
験を持つ専属スタッフが対応します。
中小企業支援センター
対応します。また、紛争解決の迅速・簡便な手段としてADR手続きを
行います。
中小企業の経営改善、事業再生支援
中小企業再生支援協議会の常駐専門家が、取引先や金融機関と
プロジェクトマネージャー(総括)
総合相談窓口
(ワン・ストップ・サービス) マネージャー(生産管理担当)
●
●
●
サブマネージャー( 経営、IT、金融担当)
調整して中小企業の再生を支援します。また、経営改善支援センター
では、経営改善計画の策定等の費用につきその 2/3(上限 200万
円)
を助成します。
中小企業の外国出願助成
専門家の派遣
県内の中小企業が 外国へ 特許等出願する場合、その出願経費の
高度で専門的な課題に対しては、経営、技術、情報化など多様な
一部を助成します。
分野の専門家を派遣し、確かな診断と助言を行います。
◎特許 助成率 1/ 2 以内、上限200万円
◎派遣費用/1回あたり3万円(事業主1/3負担)
◎冒認対策商標 助成率 1/ 2 以内、上限30万円
4
5.販 路 の 開 拓 支 援
ビジター対応のビジネス支援
(とやま中小企業チャレンジファンド事業)
受発注取引のあっせん・紹介
県内 中小 企業 者 の 新幹線 開業等に関連した 商品開発や様々な
アイデアを生かした事業展開に対し助成します。
県内中小企業の受注機会を増やすため、県内外企業の発注情報の
◎助成率 1/ 2 ◎助成期間 最長2箇年度 ◎助成限度額 100万円
収集・提供および 大都市などでの広域商談会の開催や、見本市への
出展をサポートします。
小さな元気企業の応援
販路開拓の挑戦支援
(とやま中小企業チャレンジファンド事業)
(とやま中小企業チャレンジファンド事業)
県内 小規模 企業者の 商品開発や 販路 開拓 等 の 取り組みに対し
助成します。
県内中小企業者の販路開拓を支援するため展示会や見本市への出
展等に対し助成します。
◎助成率 1/ 2 ◎助成期間 最長2箇年度
◎助成限度額 50万円(県外の販路開拓経費については、25万円)
クリエイティブ産業振興支援
クリエイター等の活用により
経営課題の解決を図る取り組みに対する助成
県内中小企業が、県内クリエイター等を活用して製品デザインの
助 成 率
1/3
助 成 率
1/3
限 度 額
25万円
限 度 額
50万円
助成期間
最長2箇年度
助成期間
最長2箇年度
首都圏への販路開拓支援
改良やプロモーションの強化等に取り組むことを支援します。
◎助成率 1/ 2 ◎助成限度額 50万円
国外市場開拓
県外市場開拓
首都圏等で広いネットワークを持つマッチングコーディネーター等
を活用して中小企業の販路開拓を支援します。
情報発信・普及啓発
(1)県内クリエイター等の紹介・活用事例の情報発信
(2)クリエイター等の活用促進を目的としたセミナーの開催
6. 情 報 化 の 支 援
TOYAMAインターネット活用研究会
4. と や ま 新 事 業 創 造 基 金
インターネットビジネスを積極的に取り組む企業の方々が集まる
研究会です。
①地域資源ファンド
②農商工連携ファンド
(とやま新事業創造基金)
(とやま新事業創造基金)
20億円【造成額】
30億円【造成額】
中小企業者等が地域資源(産地
中小企業者と農林漁業者が連携
の技術、農林水産物、観光資源
し、双方の経営資源を有効活用
等)を活用して行う新商品、新サ
して行う新 商 品 、新 サ ービス開
ービス開発等に助成します。
発等に助成します。
講演会、実践講座、交流会などを実施します。また有志会員による
月例勉強会を開催しています。
◎年会費/12,000円
助 成 率
1/2以内
助 成 率
1/2以内
限 度 額
600万円
限 度 額
600万円
助成期間
最長2年間
助成期間
最長3年間
http: //www.tonio.or.jp/ joho/ inter/
ITビジネス利活用促進支援
●
ネットビジネス実践塾の開催(3コース)
●
ネットビジネス最新動向セミナー の開催
図書・ビデオ・DVDソフトによる情報提供
情報ビル1Fフロアで経営関連の図書や雑誌・新聞等の資料や、社
員教育・製造業関連・繁盛店 情報など 企業に役立つビデオ・DVDを
多数 取り揃えております。
すべて開架式ですから、必要な図書やビデオ等を書架から自由に
取り出し、閲覧・視聴できます。また、無料で貸し出しするサービスを
行っています。
http: //www.tonio.or.jp/ joho/ library/
5
産 学官連携推進センター
産 学 官 の 連 携 による富 山 ならで は の 新 産 業 の 育 成・創 出
金融
産学官連携推進センターでは、
各種産学官連携事業を有効活
用したコーディネート・プロデュ
●シンポジウム
●
大学・公設試験研究機関等
産学官金交流会
県内産業の
活性化
ース活動を通して、県内産業の
活性化への 大きな貢献を目指
産業
研究開発
商品化・事業化
します。
産学官連携推進センター
●研究資金助成
●事業化支援
産学官連携推進事業
【新商品・新事業創出枠】
【先端技術実用化支援枠】
●
●
●ネットワーク支援活動
●
●
ロボット ● 次世代自動車 ● 医薬工連携
●
医薬バイオ地域イノベーション
技術移転・事業化促進事業
高機能素材・ライフサイエンス
産学官連携戦略研究事業
ものづくり研究開発支援
介護用機器開発実証調査等支援事業
●
産学官連携コーディネート・
プ ロ デ ュ ー ス 活 動
●設備支援
●
富山県ものづくり研究開発センター
CAS E
株式会社スギノマシン
〈経営企画本部長〉 杉野
岳氏
P.7
現:産学官連携推進事業
機械メーカーが「超」技術で材料ビジネスに挑む
スギノマシンは、
「 超高圧」ウォータージェットメーカーとして
知られているが、他にも「超精密」、
「 超高速」、
「 超仕上げ」
「超微
粒」を加えた5つの超技術を核として、機械の 開発・製造・販売
を行っている。この中で「超微粒」は、ウォータージェットの衝突
力によって素材の分散・乳化・粉砕・表面改質を行う技術で、同社
の商品「湿式微粒化装置スターバースト」は、様々な分野でナノ
オーダーの微細素材の製造・開発に使用されている。平成23年
度の「新商品・新事業創出公募事業」に採択された案件では、こ
超高圧ポンプ1号機
スターバースト
ナノファイバー製造システム
ビンフィス
の技術をさらに発展させた装置で作られた、同社のセルロース
ナノファイバー(商品名ビンフィス)が使用された。
また同社は、
平成24年度交付の経産省「先端技術実証・評価
設備整備等補助金」で、生産能力世界トップクラス
(1t/日)のバイ
オマスナノファイバー製造システムを構築し、世界に先駆けて本
格的にバイオマスナノファイバービジネスを開始した。当初は大
学や企業の研究機関が主たる販売先であったが、最近は樹脂や
化粧品、塗料等への添加による機能アップが実用化レベルに達
し、平成26年度の売上は、前年度比7割増が見込まれる。また海
外からの引き合いも増加し、
グローバル展開も進められている。
6
7. 産 学 官 連 携 の 推 進
地域産学官連携の強化
とやまロボット開発支援事業
インフラ検査用ロボット及び農林水産業用ロボットの研究開発を行
う前に必要となる調査研究活動を支援します。
地域イノベーションの創出、産業競争力の向上のため、企業と大
◎1件あたり50万円以内
学等の研究者が活発に
交流する場を提供する
とやまナノテククラスター
「産学官金交流会」を開
催します。また、成長産
富山発のナノ微細化技術を、県内ものづくり産業のコア技術と融合
業分野を中心とした 産
することで、世界的に競争力がある技術・製品を創出し、次世代もの
学官連携コーディネー
づくり産業拠点の形成を目指します。
ト活動を強化します。
介護用機器開発実証調査等支援
次世代自動車ネットワークの推進
「介護用機器」について、企業、大学、試験研究機関からなる産学
次世代自動車関連産業の創出、育成を図るため、情報提供、情報
官グループの①介護現場等のニーズ・課題等の調査研究、②試作品
交換の場を提供し、セミナー 開催や見学会の 開催等によりネットワ
開発、③介護現場等での実証評価等に対し支援します。
ークを推進します。
◎1件あたり250万円以内
医薬工連携ネットワークの推進
ものづくり研究開発支援
(とやま中小企業チャレンジファンド事業)
医薬工連携関連産業の創出、育成を図るため、情報提供、情報交
換の場を提供し、技術交流会や展示会出展等によりネットワークを推
県内中小企業者の 新商品・新技術の 研究開発等による競争力強
進します。
化の取り組みに対し助成します。
◎助成率 1/ 2 ◎助成期間 最長2箇年度 ◎助成限度額 200万円
ロボット技術研究ネットワークの推進
次世代ロボット関連産業の創出、育成を図るため、情報提供、情報
交換の場を提供し、セミナー開催等により、ネットワークを推進します。
医薬バイオ地域イノベーションの推進
知的クラスター創成事業(ほくりく健康創造クラスター)の取り組
戦略的基盤技術高度化支援事業
特定ものづくり基盤技術の高度化に資する研究開発について、中
小企業及び地域の大学等との研究機関等が連携して行う取り組み
(中小ものづくり高度化法の計画認定を受けたもの)を支援する事業
に関し事業管理機関として支援します。
みの 研究成果 の 技術移転・事業化と医薬工連携による医療機器等
の開発を推進します。
ものづくり産業未来戦略雇用創造プロジェクト
ものづくり研究開発・雇用創造支援事業
8. 新 産 業・新 技 術 の 創 出 支 援
産学官連携推進事業
県内企業が、高機能素材、デジタルものづくり、医薬工連携(くすり
含む)、次世代自動車、ロボットの 5分野で新たに技術者(研究者)を
雇用し、技術の高度化や試作品開発に取り組む場合、人件費、研究費
新商品・新事業創出枠
バイオ、深層水、環境・エネルギー、ものづくり、航空機、医薬工連携、
次世代自動車、ナノテクなどの成長分野を中心に、産学官グループから
開発テーマを公募し、新商品・新事業創出に結びつく開発を支援します。
◎1件あたり200万円以内
先端技術実用化支援枠
産学官グループが実施する先端技術の実用化、商品化に向けた困
難な課題を解決するための研究開発を支援します。
◎1件あたり500万円以内(2年継続可)
高機能素材・ライフサイエンス産学官連携戦略研究事業
7
に対して補助します。
高度ものづくり人材確保支援事業
県内ものづくり中小企業や中堅企業が、高度で専門的な知識や技
術を有する人材を 確保する場合、その雇用者の人件費等に対して補
助します。
ものづくり人材等育成支援事業
県内ものづくり中小企業が、求職者を雇用し、育成のためOJTや
OFF−JTを行う場合、当該雇用者の人件費や訓練費用に対して補助
します。
グローバル企業人材育成支援事業
北陸産業競争力強化戦略で指定された戦略分野であるライフサイエ
県内ものづくり中小企業や中堅企業が、海外展開に戦略的に対応
ンスおよび高機能素材分野における産学官連携大型研究を支援します。
できる人材育成をめざして実施する海外での実地研修費用に対して
◎上限額 1,000万円
補助します。
9.富 山 県ものづくり研究開発センター
富 山 県もの づくり研 究 開 発センターの概 要
センターは富山県工業技術センターと新世紀産業機構が
共同で運営しています。10m 法の電波暗室、39種類の最
先端設備、およびデジタルものづくりラボ、高機能素材ラボ
を備え、研究開発スペースとして開発支援棟があります。
最先端設備の開放
研究開発プロジェクトの推進
●
企業や大学に広く開放します。
●
最先端設備は利用者自ら操作すること
●
進します。
ができます。また基本操作や高度に利
用するための技術講習を行います。
開発支援棟の企業スペースやプロジェ
クトスペースを 活用した 研究開発を推
●
異分野 融合による 技術シーズを 創 出し、
研究開発プロジェクトに繋げるものづくり
バトンゾーン研究会を実施します。
実践的なものづくり人材 の育成
●
実践的で高度な知識を有する人材育成
異分野・異業種交流の 促進
●
のため、長期インターンシップの受け入
れや、人材育成講習会を実施します。
●
異業種交流セミナーや研究会を開催し
ます。
●
電波暗室(10m法、小型)
/外部からの電磁波の影響を受けず、
また、外部機器に影響を与えない電気的に隔離された部屋。
知的所有権センターとの連携により、個
共同研究方式による企業の若手技術者
別企業の知的財産の一層の活用を図り
の育成に取り組みます。
ます。
● アクセス
開 発 支 援 棟 の 研 究スペース
電波暗室棟
先端研究棟
カードキーシステムにより入居者は24時間利用できます。
[2階]
プロジェクトスペース
月額 181,000円
月額 271,500円
WC
富山県工業技術センター
中央研究所
富山大
●
●
非常階段
米島口
アルビス米島店前
●
万葉
線
日重化
能
8.0
160
地場産業センター
●
8
四屋
江尻
至富山
川
古城公園 ●
下田
庄
商工会議所 ●
部
3.0
矢
8.0
小
8.0
部川
小 矢 GS ●
至
非常階段
202
町
201
至氷見
第一ファイン
ケミカル
線
204
見
206
203
氷
205
ポリテクセンター富山
JR
208
中川
207
越中
210
5.0
10.0
15.0
209
企業スペース︵5室︶
大型プロ
ジェクト
スペース
102
企業スペース︵5室︶
大型プロ
ジェクト
スペース
101
33.0
EV
中型プロ
ジェクト
スペース
104
3.0
WC
研修室
EV
中型プロ
ジェクト
スペース
103
8.0
月額 90,500円
階段
階段
正面玄関
エントランス
40㎡(10室)
8.0
120㎡(2室)
開発支援棟
使用
料金
5.0
80㎡(2室)
ロビー
企業スペース
富 山 大 学 高 岡 キャンパス
使用
料金
二上 浄 化 センター
[1階]
富山県ものづくり
研究開発センター
156
高岡駅
あいの風とやま鉄道
高岡市二上町122(富山県工業技術センター敷地内)
TEL.0766-50-8280 FAX.0766-50-8283 8
東京
(6便/日
日 約60分)
約 0分)
環日本海・東アジア諸国図/通称「逆さ地図」
この地図は富山県が作成した地図(の一部)
を
転載し、航空路等を記載したものである。
富山
札幌
(1便/日 約80分)
ロシア極東
RORO線航路
(5便/月)
ロシア
極東航路
韓国航路
(4便/週)
(2便/月)
蔚山
釜山
ポストーチヌイ
ウラジオストク
(運休)
台北
(4便/週 約2時間30分)
光陽
※H27. 3. 29∼H27.10. 24
中国航路
ソウル
(2便/週)
(3便 週 約2時間)
(3便/週
中国・韓国航路
上海
(2便/週 約2時間30分)
(2便/週)
青島
大連
(県大連事務所)
(2便/週 約2時間30分)
天津
北京(運休)
環日本海経済交流センター
航空路
航路
アジアをはじ め 世 界 に 羽 ば たく企 業 を 支 援
10 . 環 日 本 海 経 済 交 流 の 推 進
環日本海地域の経済・貿易情報の収集・提供等
11. 貿 易 投 資 コ ン サ ル テ ィ ン グ
専門アドバイザーによるコンサルティングや
「中国研究会」の開催
環日本海地域における貿易・投資等の
経済活動を促進するため、環日本海地域
環日本海地域・貿易等に関する専門知識や実務経験が豊富な専門
の情報を収集し、刊行物やインターネット、
アドバイザーが、貿易や海外進出などについてのご相談に応じ、アド
各種セミナー等を通じて提供します。
バイスします(事前予約制・無料・約1時間程度)。
http://www.near21.jp/
環日本 海 経 済 交 流センター 長
ホームページでも公開
藤野 文晤
貿易投資アドバイザー
中 国
姜 ロシア
森岡 裕
また、県内企業等などからの要請に応じセミナー講師を派遣します。
中国への理解を深め、中国に関心のある県内企業の情報交換の
場とすることを目的とした勉強会「中国研究会」を毎月1回 開催して
います。
時勢に応じたセミナーの開催
H26年度 主なテーマ実績
●
9
インド海外展開セミナー
●
中国ビジネスセミナー
●
ハラール入門セミナー
●
ジェトロ世界貿易投資報告セミナー
●
ベトナム海外展開セミナー
13. 富山県海外販路開拓サポートデスクの設置
12. 海 外 市 場 開 拓 の 支 援
富山県海外販路開拓サポートデスクの設置
販路開拓の挑戦支援
(とやま中小企業チャレンジファンド事業)
海外経験の少ない県内中小企業等の海外販路
県内中小企業者の 販 路 開拓を支 援するため、海外で開催される
展示会や見本市への出展等に対し助成します。
をとり、アジアを中心とした海外販路開拓に関す
国外市場開拓
助 成 率
る各種ご相談にワンストップサービスで応じます。
1/3
限 度 額
50万円
助成期間
最長2箇年度
開拓を総合的に支援するため、専門相談員を配置
し、
「 富山県海外ビジネスサポートデスク」と連携
海外販路開拓支援マネージャー
経済交流ミッションの派遣
東南アジア地域
鹿野 健
中国・台湾・中南米地域
田中 正明
北東アジア地域を 中心としたアジア地域の 投資環境や市場動向
富山県海外ビジネスサポートデスク
に関する情報収集、現地政府・企業視察を通じ、ビジネス拡大に直結
○富山県バンコクビジネスサポートデスク(北陸銀行バンコク駐在員事務所)
する機会を提供するため、ミッシ
No. 209, K-Tower A, 9th Floor, Unit 2/1, Sukhumvit 21 Road (Asoke),
KlongtoeyNua, Wattana, Bangkok 10110, Thailand TEL:+66-2-261-8495
ョン団を派遣します。
○富山県台北ビジネスサポートデスク(ジェック経営コンサルタント台北事務所)
○平成27年度訪問予定地
台北市中正區衡陽路51号 世紀羅浮大樓12階308号 TEL:+886-2-23131218
中国華南地域、ミャンマー(予定)
※ご利用の場合は環日本海経済交流センターまで TEL:
(076)432-1321
国際見本市 への出展、商談会の開催
14. 富山県ものづくり総合見本市2015の開催
海外の見本市への 出展や海外バイヤーの招へい 事業を 行い、県
内中小企業の商品・技術を広く国外にアピールします。
広く県内外・海外のものづくり技術や製品を展示し、経済交流の
促進を図るため、
「富山県ものづくり総合見本市2015」を開催します。
○平成27年度予定
フードエキスポ2015
(国際食品見本市)
アジアバイヤー招へい商談会
開催地:中国・香港
期間:2015年8月13日∼15日
富山県、岐阜県 及び 長野県が 連携
して、アジア地域からバイヤーを招
へいした商談会を開催
期間:2015年10月
(予定)
会 期
平成27年4月23日(木)∼25日(土)
会 場
テクノホール、富山市体育文化センター
主 催
富山県ものづくり総合見本市 2015 実行委員会
参加国・地域
中国、台湾、韓国、東南アジアから11か国・地域(予定)
対象分野
工作・産業機械、電子・電機、I T、プラスチック、アルミ、
繊維、医薬品、化学 等
C AS E
株式会社タカオカメガ
〈代表取締役〉 十二
愼一郎 氏
P.10
国際見本市への出展 販路開拓挑戦応援事業・国外
▼
当機構の助成事業に採択されてつくっ
た台湾向けのカタログ。英文と繁体字の
表記となっている。
台湾を拠点に他のアジアの国々にも
富山−台湾間に直行便が就航したのは2012年4月のこ
と。翌月には「富山ものづくりセミナー in 台北」が開催され、
盛んな交流が期待されたところだ。以前から台湾でのビジ
ネスを模索していたタカオカメガの十二社長は、これを好機
と捉えて、積極策を打ち出した次第。同ものづくりセミナー
への参加を機に当機構やジェトロと情報交換するようになっ
た他、翌年には「販路開拓挑戦応援事業・国外」に採択され、
「この会期中に、80社あまりが当社のブースを訪れ、フォ
ロー営業の結果、3社との取引きが始まりました。この展示
会出展を機に、当社の台湾でのビジネスがのび始めたので
す」
( 十二社長)
▲
「2013台中工具機展」の富山県パビリオンに出展したのだ。
産業用砥石の製造販売や
工作機械・工具などを販売す
るタカオカメガの十二社長。
二十数年前から台湾でのビ
ジネスを模索してきた。
▲「2013台中工具機展」での
同社のブース。
「台湾での取引
先 の 社 長から贈られた花を前
面に置くことで、信用を得た面
もあった」と社長はいう。
同社は今、台湾を拠点にマレーシア、インドネシア、タイ、
ミャンマーなどへの進出の機会をうかがっているところだ。
10
公益財団法人 富山県新世紀産業機構 組織図
TEL.076-444-5600 TEL.076-444-5601
FAX.076-444-5642
情報ビル2F
企 画 管 理 課
事 務 局 長
理事会・評議員会
企画、人事、予算、経理、起業未来塾
とやま中小企業チャレンジファンド
連
長
促
進
TEL.076-444-5606 FAX.076-433-4207
技術交流ビル1F
課
産学官連携の推進
新産業・新技術の創出支援
産学官連携
推 進センター
会
携
プ ロ ジェクト 推 進 課
産学官共同研究等プロジェクトの推進
医薬バイオ地域イノベーションの推進
ものづくり産業未来戦略雇用創造プロジェクト
科 学 技 術
コーディネータ
ものづくり研究開発センター
最先端設備の開放
研究開発プロジェクトの推進
開発支援棟の運営管理、
ナノテク推進
理
事
長
専 務 理 事
受発注取引情報の収集・提供
販路開拓
設備資金貸付
地域資源、農商工連携
TEL.076-444-5604 FAX.076-444-5646
情報ビル1F
情 報 サ ー ビ ス 課
産業情報の収集・提供
インターネット活用支援
TEL.076-444-5605 FAX.076-444-5646
情報ビル1F
支援マネージャーグループ
経営の相談・診断・助言
創業等支援
専門家派遣
よろず支援拠点
TEL.076-444-5663 FAX.076-444-5618
情報ビル2F
中小企業再生支援協議会
中小企業の再生支援
経営改善支援センター
TEL.076-441-2134 FAX.076-444-5618
情報ビル5F
経営改善計画策定の支援
環日本海経済
交 流センター
TEL.0766-50-8280 FAX.0766-50-8283
高岡市二上町122
(富山県工業技術センター敷地内)
TEL.076-444-5602(設備) TEL.076-444-5603(取引)
TEL.076-444-5622(下請かけこみ寺)
TEL.076-444-5650(販路開拓)
FAX.076-444-5644
情報ビル2F
取 引 設 備 支 援 課
中 小 企 業
支 援センター
TEL.076-444-5607
FAX.076-444-5630
技術交流ビル2F
TEL.076-432-1321 FAX.076-432-1326
情報ビル2F
支 援 グ ル ー プ
環日本海経済交流の推進
貿易・投資コンサルティング
(A)拡大図
JR富山駅
あいの風とやま鉄道
←金沢
直江津→
大学前
北陸新幹線
(五福末広町)(五福)
富山駅前
富山大
県営富山球場
橋
線
アリス
トイザらス
県営陸上競技場
富山大学
方道
主要地 杉線
小
富山・
N
大橋
41
59
国道3
号線
長岡→
富山県
市町村会館
教育ビル
情報ビル
富山県工業技術センター
機械電子研究所
技術交流ビル
富山空港
富山IC
↓
高山
富山西IC
北陸自動車道
井田川
沢
←金
婦中
神通川
JR富山駅から市電で10分、富山トヨペット
本社前
(五福末広町)
駅下車、徒歩10分
● JR富山駅よりバスで小杉
・高岡方面行乗車、
新富山にて下車、徒歩10分
● 北陸自動車道富山インターより車で約20分
● 北陸自動車道富山西インターより車で約15分
● 富山空港よ
り車で約15分
橋
古川
グラウンド
駐車場
有沢
富山大学
工学部
富山
グラウンド
商業高校
富山
商業高校
交通案内
●
号線
国道
山本線
JR高
近代美術館
主要地方道富山環状線
国道41号
富山球場
富山トヨペット
路面電車
本社前
神通川
富山工業高校
(A)
←高岡
富山
工業高校
西能
病院
主要地方道富山・小杉線
(羽根東)
2015年3月発行
[ 情 報 ビ ル ] 〒930-0866 富山市高田527番地 [技術交流ビル] 〒930-0866 富山市高田529番地 URL. http://www.tonio.or.jp/
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