教 育 を 経 済 学 で 考 え る

大阪大学 × ナレッジキャピタル
「わたしの研究、今、ココです!」
2015
vol.2
大阪大学特別教授 大阪大学社会経済研究所・教授
大竹文雄
2015.6.24(wed)19:00∼20:30
CAFE Lab. グランフロント大阪 北館 ナレッジキャピタル1F
50 名(高校生以上/要事前申込/申込先着順)
500 円(1drink 代) ※6 月中旬より申込受付開始
申込フォーム http://21c-kaitokudo.osaka-u.ac.jp/knowledge
「競争社会はよくない」と言われますが、競争のない社会より競争のある社会の方が物質的には豊
教育を経済学で考える
ナレッジキャピタル「超」学校シリーズ
かです。競争の参加者からみると競争はつらいものかもしれません。でも、モノやサービスの買い
手にとってみると、売り手が競争してくれる方が、良いモノを安く買えます。競争がない社会になっ
てしまうことのコストは大きいのです。
競争的な社会を維持していくためには、競争に参加する機会が誰にでもあることが大事なのはも
ちろんですが、努力すれば競争に勝つ可能性が高くなると世の中の人が思えることが重要だそうで
す。運やコネで人生が決まると思えば、競争社会を維持したいと思えないからです。
競争や協力に対する価値観は、家庭での教育だけではなく、学校教育でも形成されます。日本の
小学校教育には、意外にも大きな地域差があるようです。グループ学習が重視される地域もあれば、
小学校の運動会で徒競走に順位をつけない地域もあります。こうした教育を受けた人は、その後、
競争をどう考えるように成長したでしょうか? 互いを思いやる人に成長したのでしょうか? 大竹教
授は経済学でこうしたことを明らかにしています。
経済学者の大竹教授が「教育」を研究するのは、豊かな社会を維持していくには、教育の充実、
教育への投資が欠かせないからです。教育を経済学の視点から大竹教授がお話します。
大竹教授の経済学的センスは、子供の頃、商売をしていた実家で培われたよ
うです。時間があればお手伝いをさせられていたとのことですが、人前で話
すのは嫌いで、商売はやりたくないと思っていたそうです。石油ショックの
頃、物価上昇で値札シールを貼り替えた時に、こういうことが事前に予測で
きたらなあと考えていたのが、今にして思えば、経済に関心を持つきっかけ
だったかな、とのことです。(大阪大学 21 世紀懐徳堂 沢村)
主催/大阪大学 21 世紀懐徳堂、一般社団法人ナレッジキャピタル
■お問い合わせ : 大阪大学 21 世紀懐徳堂 TEL. 06-6850-6443(平日 10:00∼17:00) [email protected]