第 4 章 介 護 保 険 事 業 報 告 第 1 節 概 要 介護保険各事業では、各事業とも事業計画に沿って事業を推進するとともに、ご 利用者のサービス向上に努め、それぞれ一定の目標を達成することができた。 介護老人福祉施設においては、東京都福祉財団及び浴風会ケアスクールによる喀 痰等吸引研修に看護師、ケアワーカーを参加させて認定者の増員に努め、医師、看 護師との連携の下で喀痰吸引を行える体制を維持した。 看取り介護に関しての悉皆研修を実施し、浴風会病院との共同の下に看取り介護 を開始した。 3 施設長会議をはじめとした諸会議、合同委員会の定例・随時開催により 3 施設 の連携を強化するとともに、施設ごとに事業計画を定めてその実践に努めた。 東京都社会福祉協議会等主催の「アクティブ福祉 in 東京'2014」にて各施設が研究 発表を行い、南陽園 の口演発表 「ひもと きシートを取り入れ た認知症ご利用者の BPSD(行動・心理症状)の緩和に向けた取り組み」が東京都福祉保健局長賞に選ば れた。 スタッフを福祉系大学の社会福祉に関する特別授業の講師として派遣する他、 中 学校・高等学校等に出向き、生徒を対象にした「介護の仕事紹介講習」、地域住民を 対象にした「認知症サポーター養成講習」等の講師を務めるなど、地域への貢献を 推進した。 グループホームひまわりにおいては、ご入居者の有する能力を生かす生活支援に 力を入れ、居宅での生活に近い暮らしが継続できるように努めた。 また、常に 40 名以上の入居待機者がいる現状を踏まえ、2 ユニット 16 名から 18 名への 2 名の増員計画を進め、杉並区を経由して東京都に必要な届け出を行った。 改築工事完了後の 27 年 12 月 1 日から新規利用開始予定としている。 在宅サービスセンターにおいては、お客様が住み慣れた居宅での生活を継続でき るよう、居宅サービス計画に基づく通所介護計画に沿ったサービス提供に努めると ともに、受託及び独自配食サービスの実施、筋力アップ応援教室開催及び修了者に よる自主活動支援等、地域で生活される高齢者のニーズに応えた。 また、認知症対応型通所介護の定数を 1 単位 12 名から 2 単位 15 名に増員した。 1 介護老人福祉施設の実施状況 (1) 利用者中心のサービスの実践 ① 喀痰吸引等研修体制の確保 25 年度新卒採用者は、養成校等で喀痰吸引等の認定を受けていないため、 東京都福祉財団「介護職員等による痰の吸引等の実施のための研修」に、看 護師 2 名、ケアワーカー3 名を受講させ、浴風会ケアスクールによる喀痰等 吸引研修にケアワーカー8 名を受講させた。 研修を修了した指導看護師による実地研修後、特定行為業務者(不特定多 数対象)の認定を受けている。 継続的に医療連携ケアの研修を実施し、医師の指示書に基づき看護職員と 介護職員が連携して、3 月末で南陽園 42 名、第二南陽園 14 名、第三南陽園 18 名のご利用者に喀痰吸引の医療ケアを提供している。 なお、26 年度中の喀痰吸引に関するヒヤリハットは 0 件であった。 ② 排泄ケアの向上 オムツ外し、パッドやカートなど排泄用品の選定、試作品を手造りしての 試用等、排泄環境の向上を図った。 ③ 看取り介護への対応 配置 医及び多職種が連携して密に ご家族との連絡を取りあい、終末期医療ニ ーズを的確に把握し、ご家族同意のもとでニーズに沿った対応を行った。 また、世田谷区芦花ホームの石飛常勤医師を講師に迎え、看取り介護に関す る悉皆研修会を開催するとともに、浴風会病院ターミナル検討委員会と共同し て看取り介護を開始した。26 年度中に看取ったご利用者は、南陽園 4 名、第二 南陽園 1 名、第三南陽園 2 名である。 ④ ケアマネジメント体制の充実 個別ケアの基本となる「施設サービス計画(ケアプラン)」及び「栄養ケア 計画」、「経口維持計画」、「個別機能訓練計画」をご利用者一人ひとりのご意 向、ニーズに沿って多職種協働で策定し、ご利用者及びご家族の同意を得た うえで文書で交付し、計画に基づくサービスを提供した。 各個別サービス計画が、日々の生活のなかでどれだけ有効に実施されてい るか毎月末にモニタリングを行い、見直しが必要な時は再アセスメントを実 施して、適切にケアマネジメントを展開した。 なお、介護支援専門員の専任化について合同委員会で検討を始めた。 ⑤ リスクマネジメントの徹底 毎月のヒヤリハット、事故報告を分析し、フロアごとにカンファレンスを 開催して再発防止に努める他、毎月事故防止対策委員会を開催し、事例を基 に再発防止策を検討した。各施設のヒヤリハットの状況は、各施設事業報告 (別表 1)のとおりである。 感染症予防のため、4 月には各施設で悉皆研修を行う他、10 月には浴風会 研修企画部・保健衛生調整室による研修会及び各施設での研修会を実施し、 11 月から 2 月までを「感染症予防強化月間」と定め、標準予防策の徹底に努 め、強化月間中のノロウイルス感染者は 3 施設ともいなかった。 また、インフルエンザA型、B型、新型インフルエンザ混合型の予防接種 を希望者に実施し、感染防止及び拡大防止の体制を整えた が、2 月初頭に南 陽園でインフルエンザ感染が 1 フロアで拡大し、集団感染として保健所等に 届け出た。 強化月間中にインフルエンザと診断されたご利用者は、南陽園 40 名、第二 南陽園 0 名、第三南陽園 1 名であった。 「苦情受付担当窓口」 「虐待防止受付担当窓口」を設け、ご利用者やご家族 等からの苦情、虐待通報に速やかに対応し、解決を図った。 「身体拘束廃止マニュアル」に基づき、利用者本人又は他の利用者等の生命 又は身体を保護するために緊急やむを得ない場合を除き身体拘束を行わない ことを徹底し、利用者の人権を尊重した適切な施設運営に努めた。やむを得 ず拘束を行う場合は必ずご家族に確認し、毎日実施記録を記載するとともに 半月毎にカンファレンスを開催して、早期解除に努めた。 3 月末の身体拘束者は南陽園 3 名、第二南陽園 6 名、第三南陽園 7 名であ り、引き続き拘束ゼロを目指していく。 ⑥ 口腔機能維持、経口摂取維持の推進 訪問歯科医師指導の下に口腔ケアを実施する他、毎月歯科医師及び歯科衛 生士が参加する口腔ケア委員会を開催し、口腔ケアの向上、口腔機能維持に 努めた。 また、嚥下機能が低下されたご利用者に対して、ご家族同意のもとに嚥下 内視鏡検査を実施し、診断結果に基づいて食事形態、食事姿勢、介助方法を 決定し、経口摂取維持を図った。26 年度、嚥下内視鏡を実施したのは南陽園 6 名、第二南陽園 6 名、第三南陽園 24 名である。 なお、南陽園で 1 名が胃瘻から経口摂取に移行している。 (2) 地域との協働と社会貢献 ① 地域との連携体制の強化 第 4 回地域ケアマネジャーとの交流研修会を開催した。93 名の参加を得て 杉並区高齢者在宅支援課長及び高齢者施策課長による講演後、親睦会の場で 交流を図った。 地域ケアマネジャーや地域包括支援センターと連携を密にし、緊急ショー トステイの受け入れ、居宅サービス計画作成時のサービス担当者会議への出 席等、在宅の要介護高齢者とその家族の支援に努めた。 スタッフが、中学校・高等学校の生徒を対象にした「介護の仕事紹介講習」、 地域住民を対象にした「認知症サポーター養成講習」等の講師を務め、地域 に出向く活動を推進した。 また、杉並区との「福祉救援所開設及び運営に関する協定」や近隣自治会 との防災協定など協力体制を継続するとともに、23 年度から継続して行って いる東日本大震災被災地支援のためのフリーマーケットを、26 年度は 1 回を 広島大雨災害被災地支援とし、近隣住民やご利用者ご家族の出品協力を得て 2 回開催した。 小中学生との交流並びに体験学習の受入れ、地域のイベントや祭礼への参 加、食事や買物等の外出支援を積極的に行い、地域との交流にも努めた。 南陽園は、継続して体験学習生徒を受け入れていることにより、東京都か ら感謝状が授与された。 ボランティア担当責任者を中心に、積極的に多くのボランティアを受け入 れ、活動の場を提供した。 杉並区就労支援センタージョブトレーニング室からの訓練生を受け入れ、 研修を通じて就労を支援した。延 60 名の訓練生を受け入れ、内 5 名を清掃員、 ケアワーカー補助員として雇用している。 また、杉並区社会福祉協議会が支援する「きずなサロン」に 毎月会場を開 放する等、地域の方々との交流の場を広げた。 (3) 専門職の連携を活かした職場づくり ① 研修体制の充実 看護、介護職員の入職時研修、チェックシートによる 3 ヶ月後、6 ヶ月後 の評価指導及びフォローアップ研修の他、OJT による研修、浴風会研修企画 部による階層別悉皆研修、全体研修に参加させるとともに、認知症介護指導 者研修 1 名、リーダー研修 2 名、実践者研修 4 名の他、外部研修に積極的に 参加させ職員のスキルアップに努めた。 また、各施設で外部研修に参加した職員を講師にした「研修報告会」を実 施した。 介護福祉士、介護支援専門員等の資格取得を推奨し、勤務上の配慮も行っ た。26 年度の取得者は介護福祉士 15 名、介護支援専門員 6 名、社会福祉士 2 名であった。 (別表 4 参照) ② 専門性の向上 浴風会非常勤職員育成研修として、実務者研修に 3 名のケアワーカーを受 講させた。 東京都社会福祉協議会高齢者福祉施設協議会研修委員会の、相談員、介護 職員、看護職員、ケアマネジャー、機能訓練指導員の各専門職委員会に、職 員を幹事として参画させた。 東社協等主催「アクティブ福祉 in 東京'2014」に二題の口演発表、一題の ポスターセッションを行った他、「第 11 回浴風会職員実践・研究発表会」で 四題の発表を行った。 26 年度継続実施予定であった看護師、ケアワーカーの施設間交流研修は、 10 月の総合センター開設の関係で、実施を取りやめている。 (4) 安定的経営基盤の確保 ① 収入の確保と経費節減 事業運営の目標を年間平均利用率 97.2%以上、年間平均要介護度 4.05 以上 を目途に設定し、利用率は南陽園が 97.8%、第二南陽園が 96.9%、第三南陽園 が 97.7%であった。また、平均要介護度は南陽園が 4.12、第二南陽園が 4.16、 第三南陽園が 4.04 であった。 (別表 1・2 参照) 各施設とも光熱水費の節減に努めた。南陽園はガス料金体系の見直し及び 節水コマの設置による節減、第二南陽園は空調設備の更新による節減をそれ ぞれ図ることができた。 ② 施設・設備の維持 浴風会基本構想に則り、施設機能維持のため、南陽園は個浴槽をリフト付 個浴槽に更新、リハビリ室床張替え、浴室扉・厨房扉更新、総合センター側 出入口自動ドア化を実施した。 第二南陽園はエレベーター3 基、貯湯槽更新を行い、第三南陽園は車椅子 等の福祉用具更新、屋上テラス床改修を実施した。 ③ 防災対策推進 災害発生時に備え、事業継続計画を職員に周知する他、防災訓練を定期的 に実施した。 ④ 人材確保 ケアワーカー、看護職員確保のため、本部職員課と協働して東京都や民会 事業所主催の就職フェアに参加する他、広告媒体やインターネットを活用し た募集を継続的に行ったが、応募状況は厳しいものであった。引き続き安定 確保に努めていく。 (5) 施設の運営・管理について ① 入所者の決定について 入所に関して透明性、公平性を確保すべく、「浴風会介護老人福祉施設入 所検討委員会」を 5 回開催し、入所希望者の男女別、要介護度別に入所者 114 名を決定した。 ② 3 施設の連携について 3 施設は常に連携を保ち、施設長会議、管理副園長会議、サービス課長会 議、サービス経営会議、その他必要な会議を定期的または随時開催した。 ③ 浴風会病院との連携強化について 利用者に適切な医療・介護サービスを提供すべく病院・施設連絡会議を 12 回開催し、直面する諸問題について検討・調整し、連携の強化に努めた。 ④ 苦情、虐待通報への対応 ご利用者の権利を擁護し、適切な施設運営を行うため、各施設に苦情受付 担当者、苦情解決責任者及び虐待防止受付担当者、虐待防止対応責任者を配 置し、迅速な苦情、虐待通報の解決に努めた。なお平成 26 年度は、各施設事 業報告(別表 2)の通り南陽園 5 件、第二南陽園 10 件、第三南陽園 1 件の苦 情申出があったが、第三者の委員からなる法人の苦情解決委員会に諮問する ような事案はなかった。虐待通報は 0 件であった。 ⑤ 家族会の開催及びご家族との連携について 4 月 6 日に全体家族会を開催し、10 月から 11 月にかけて、フロア別に家族 懇談会を開催し、フロア職員との意見交換・交流を図った。 27 年度は介護報酬改定年であり、例年 4 月開催の全体家族会を 3 月 29 日に 前倒して開催し、介護保険制度・介護報酬改定について説明後、契約の更改 を行った。 また、ご利用者の体調変化時の速やかな連絡等の連絡を密にし、相互信頼 関係の構築に努めた。 ⑥ 広報活動について 広報紙「南陽家族」を年 4 回発行し、近隣の居宅介護支援事業所、地域包 括支援センター等に配布した。 ホームページを随時更新し、施設の最新情報を発信するとともに、事業計 画・報告、収支予算・決算等の情報を公表している。 ⑦ 業務の見直しと改善について リーダー会議、各委員会、フロア会議を定期に開催し、業務や勤務時間帯 の見直し・改善を図った。 リフレッシュ休暇、有給休暇を活用して連続希望休暇の取得を図った。 ⑧ 職員の健康管理及び労働災害の防止について 各セクションの責任者は、職員の心身状態の把握し、状態により業務内容 の調整を行う等健康管理、労働災害防止に努めた。 今年度の労働災害保険申請件数は、南陽園 1 件、第二南陽園 3 件、第三南 陽園 0 件であった。 ⑨ 火災の予防と訓練について 防火責任者を中心に、防災設備及び防災用具の確保・点検を定期的に行う とともに、自衛消防計画に基づき毎月訓練を実施した。 (6) 短期入所生活介護について ショートステイの受け入れについては、地域高齢者福祉の拠点として担う べき重要な使命であることを認識し、管理副園長及び相談員が責任を持ち、 空ベッドの状況を常に把握し、各居宅支援事業所のケアマネジャーと連絡を 図りながら、迅速かつ円滑な受け入れに努めた。 また、ケアマネジャーや地域包括支援センターとの連携の下に、ご家族の 疾病等による緊急ショートステイを積極的に受け入れるとともに、虐待等緊 急に保護を要する要介護高齢者を、短期入所生活介護利用により早急に受け 入れた。 (別表 3 参照) (7) 研修生・実習生等の受け入れ及び指導について 教務担当者責任者が、各学校の実習方針を的確に把握し、実習内容の充実 を図った。 実習開始時には、園長、教務担当がオリエンテーションを行い、フロアの 実習担当者と協力し、実習目的が果たされるよう学校・養成校と連携を取り ながら実習中の相談・助言を行い、指導の充実に努めた。 (8) そ の (別表 5 参照) 他 ① 福祉サービス第三者評価の受審 「福祉サービス第三者評価」を受審し、サービス内容及び質の現状を客観 的に把握して利用者サービスの向上に資するとともに、評価結果を公表する ことでご利用者及びご家族等に情報提供を行った。 (別表 6 参照) ② 介護サービスの情報公表訪問調査 「介護サービスの情報公表」の調査結果が「東京福祉ナビゲーション」で 公表された。 ③ 見学者は南陽園 59 名、第二南陽園 30 名、第三南陽園 312 名であった。 ④ 諸会議の実施状況 法 人 幹 部 会 議 13 回 管理・サービス合同会議 11 回 2 病院・施設連絡会議 12 回 保健衛生調整室会議 6回 栄養サービス調整会議 4回 特 養 施 設 長 会 議 13 回 特養拡大施設長会議 7回 特 養 管 理 部 長 会 議 12 回 特養サービス課長会議 21 回 特養サービス課長・主任看護師会議 3回 入 所 検 討 委 員 会 5回 グループホームひまわりの実施状況 (1) 利用者中心のサービスの実践 「ひまわり年間研修計画」に基づき、認知症ケアの基本的理解を重点に職員 研修会を開催し、毎日振り返りを行うことでケアの質を高めるよう努めた。 また、ご入居者の有する能力を生かせる食事作り等の家事支援やご家族の 参加を含めた余暇活動の充実に努めた。 (2) 地域との協働と社会貢献 運営推進会議を定例開催し、近隣のお祭りや行事に積極的に参加した。 また、地域の方々を対象にした家族介護教室を計画どおり 4 回開催した。 (3) 専門職の連携を活かした職場づくり 法人内研修、外部研修に職員を積極的に参加させ、外部研修参加者による研 修報告会を開催し、研修内容を全ケアワーカーに周知した。また、スタッフが 自発的取得を目指し介護福祉士資格の保有率が 6 割を超えた (4) 安定的基盤の確保 事業運営の目標を年間平均利用率 98%以上に設定し、今年度は利用率 98.6% と目標を達成した。 (5) その他 感染症予防マニュアルの徹底により、感染症の発症はなかった。 3 在宅サービスセンターの実施状況 (1) 利用者中心のサービスの実践 個別希望に応じたサービス提供時間の延長、1日当たりの入浴サービス人数の 増員、認知症対応型通所介護の定員増等、お客様のニーズに対応したサービス提 供に努めた。 (2) 地域との協働と社会貢献 地域ケアマネジャーとの連携強化のために、3 特養と共催し交流研修会を開催 した。 また、居宅サービス計画担当者会議に積極的に参加し、地域ニーズの収集、及 び情報交換に努めた。 地域高齢者の介護予防自主教室に対し、会場の貸し出し、相談員や理学療法士 の支援を継続した。 (3) 専門職の連携を活かした職場づくり 虐待の芽チェックリストを用いて接遇マナーの自己点検・相互点検を継続し た他、OJT により接遇技術の向上を図った。 [別 1 表] 利用者状況 種 類 ( 27 年 3 月 31 日現在) 年間平均 年間平均 定 員 ( )はショート定員 利用率 要介護度 名 % 施設名 平均年齢 歳 月 平 均 年 間 在籍年数 入所者数 年 月 名 南 陽 園 特 別 養 護 第二南陽園 老人ホーム 第三南陽園 242 (12) 97.8 4.12 86.1 4.4 54 150 ( 6) 96.9 4.16 88.1 4.6 27 207 (15) 97.7 4.04 88.1 3.1 41 合 計 認知症対応型 グループホーム 共同生活介護 ひ ま わ り 在 宅 南 陽 園 サービス セ ン タ ー 第二南陽園 599 (33) 97.5 4.10 87.4 4.03 122 16 98.5 2.80 89.1 5.1 1 15 91.2 3.5 84.0 1.8 18 40 80.3 1.92 86.6 2.8 37 ※ 1 定員のカッコ内は、併設ショートステイ定員である。 2 利用率は、ショートステイを含む。 2 経営状況(事業活動収支のみ) 区 分 南 陽 定 員 職員数 収 入 支 出 (名) (名) (A)(千円) (B)(千円) 収 支 差 収支差率 (A-B)(千円) (%) 園 254 143.2 1,100,586 1,013,242 87,344 7.9 第二南陽園 156 96.3 673,253 688,161 △14,908 △2.2 第三南陽園 222 128.6 965,482 954,023 11,459 1.2 16 15 87,385 91,109 △3,724 △4.3 15 8 52,463 49,543 2,920 5.6 40 17.4 94,182 95,087 △905 △1.0 703 408.5 2,973,351 2,891,165 82,186 2.8 グループホーム ひ ま わ り 南陽園在宅 サービスセンター 第二南陽園在宅 サービスセンター 合 ※ 計 定員には、ショートステイを含む。職員数は常勤換算。 3 ショート利用状況 併設定員 南 陽 園 12 第二南陽園 6 第三南陽園 15 合 計 33 空床利用定員 1 日平均利用者数 年間延利用者数 24 25.1 9,159 15 16.2 5,944 21 25.5 9,309 60 22.3 24,412 4 資格保有状況 ※ 契約・派遣・短時間職員含む。重複して資格を持つ者はそれぞれにカウント。 区 ( 27 年 3 月 31 日現在) 第 二 第 三 グループホーム 南陽園在宅 南 陽 園 南 陽 園 ひまわり サービスセンター 151 115 132 15 8 第二南陽園在宅 サービスセンター 22 南陽園 分 総 職 員 数 計 443 (内訳) 介 護 福 祉 士 75 55 75 10 2 10 227 実 務 者 研 修 3 1 3 0 0 0 7 初 任 者 研 修 1 2 1 0 1 0 5 介護職員基礎研修 15 5 12 4 0 0 36 1 級ヘルパー 10 11 19 1 1 1 43 2 級ヘルパー 41 26 43 12 2 8 132 社 会 福 祉 士 9 4 4 0 2 2 21 精神保健福祉士 2 2 0 0 0 0 4 看 師 7 4 7 0 1 2 21 師 5 6 4 0 0 0 15 管 理 栄 養 士 1 1 1 0 0 0 3 理学・作業療法士 2 1 4 0 0 0 7 マッサージ師 0 1 0 0 0 0 1 介護支援専門員 19 12 15 3 1 2 52 190 131 188 30 10 25 574 准 護 看 護 合 5 計 実習生・研修生等受入状況(延人数) (単位:名) 養成校 第二 第三 グループホーム 南陽園在宅 第二南陽園在宅 南陽園 等延数 南陽園 南陽園 ひまわり サービスセンター サービスセンター 介護福祉士養成校実習 36 526 457 325 4 19 15 種 別 計 1,083 初任者・実務者研修実習 7 1 8 0 2 4 0 477 社会福祉士養成校実習 16 132 49 124 1 12 24 286 栄養士養成コース実習 9 54 33 90 14 0 0 158 看護師養成校実習 19 50 70 72 2 24 12 425 認知症介護指導者研修 2 8 14 16 2 0 0 47 認知症介護リーダー研修 0 0 0 45 0 0 0 35 公務員初任行政研修 4 16 19 15 0 4 3 53 教員資格取得希望者介護等体験実習 9 65 65 70 0 35 130 170 中学・高校生体験学習 11 25 22 79 7 0 7 74 そ 10 21 4 6 11 5 12 85 123 898 741 842 43 103 203 2,893 の 合 他 計 6 第三者評価結果 (1) 概 施 設 況 名 評 価 時 期 フィードバック 評価機関 施 設 名 評 価 時 期 フィードバック 評 価 機 関 南 陽 園 第二南陽園 第三南陽園 自平成 26 年 8 月 27 日 自平成 26 年 7 月 24 日 自平成 26 年 7 月 25 日 至平成 26 年 10 月 22 日 至平成 26 年 10 月 30 日 至平成 26 年 10 月 27 日 平成 26 年 12 月 2 日 平成 26 年 12 月 2 日 平成 26 年 12 月 24 日 関東シニアライフアドバイザー協会 グループホームひまわり 自平成 26 年 8 月 26 日 至平成 26 年 11 月 24 日 平成 26 年 1 月 13 日 パブリックサービス R&C合同会社 (2) 評価講評 施設名 南 陽 園 様々な課題に管理 職が随時会合し、 意思決定し迅速に 対応している。 利用開始前に家族 や利用者の意向や 特 に 良 い と 要望をできるだけ 思 う 点 詳細に把握できる よう努めている。 職員の一日の職務 内容が分かりやす く表示され、管理 されている。 職員個人別の研修 経歴を整備し、職 員の能力開発に活 用されることが望 まれる。 職員一人一人が主 さらなる改善 体的に提案を行い が望まれる点 業務の質的向上を 図る継続的な活動 が期待される。 第二南陽園 第三南陽園 ひまわり 利用者1人ひとり 職員の専門知識・ 年間計画の実施状 をきめ細かく把握 技能の向上を体系 況を月次でフォロ し、個別支援の充 的に進めている。 ーしている。 実を図っている。 マニュアルは電子 家族との関係を維 充実したサービス 化されており、日 持し思い出づくり が施設での利用者 常業務に必要なも ができるよう家族 の豊かな生活を支 のは紙ファイルで 参加行事を積極的 えている。 も常備している に企画している。 利用者に関する情 入浴検討委員会を 経口での食事摂取 報を全職員で共有 中心に、浴室環境 のため各職種が連 化し、速やかに検 整備に常に取り組 携して取り組んで 討を行って改善策 んでいる。 いる。 を実行している。 ケアプラン作成へ 職員満足度の把握 高齢化・重度化に の利用者参加によ に工 夫が望ま れ 備えた研修の継続 り、 「本人らしさ」 る。 が期待される。 をさらに追及する ことが望まれる。 協力病院との連携 によるサービスの 質の維持・向上を 期待する。 事故の再発防止に 向けて取組みに一 層の工夫が望まれ る。 回覧や発表を通じ て研修成果を共有 する取り組みが望 まれる。 マニュアルを始め ホーム全体の美化 事故の再発防止へ 利用者の安全確保 とする文章管理に について管理体制 の取組みの更なる に一層の取り組み 更なる改善を期待 や方法を見直すこ 改善が望まれる。 を期待する。 する。 とを期待する。
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