PS060WL-0783

認
定
書
号 日
国 住 指 第 3107
平成 26年 12月 22
未来 工業株式会社
代表取締役社長 山田 雅裕 様
国土交通大臣
太田
下記 の構造方法等 につい ては、建築基準法第 68条 の 26第 1項 (同 法第 88条 第 1項 にお
いて準用す る場合 を含む。)の 規定 に基 づ き、同法施行令第 129条 の 2の 5第 1項 第 七 号ハ
(防 火 区画貫通部 1時 間遮炎性 能 )の 規定 に適合す るもの であることを認 める。
記
認 定番 号
PS060WL-0783
認 定 を した 構 造方 法等 の名 称
ケ ー ブル・ 電線 管 ・ 給 水管・ 排 水 管 /膨 張 黒鉛 混入 水酸化 アル ミニ ウム イ ソ
プ チ レンーイ ソプ レン系 シー ル 材 ・ セ メ ン トモル タル 充 てん /壁 耐火 構 造 /
貫通部 分 (中 空壁 を除 く)
認 定 を した 構 造方 法等 の 内容
別 添 の通 り
(注 意 )こ の認定書は、大切 に保 存 しておいて くだ さい。
別
1構 造名
添
:
ケー プル・ 電線管 ・給水管・ 排水管 /膨 張黒鉛混入水酸化 アル ミニ ウムイソプチ レンーイソプ レン系
シール材・ セ メン トモル タル充てん/壁 耐火構造 /貫 通部分 (中 空壁 を除 く)
2寸 法等 の仕様
:
寸法等 の仕様 を表 1に 示す。
表 1 寸法等 の 仕様
項
目
開 口部
占積 率
仕
様
形状
円形
面積
ス リー プな しの場合 00213m2以 下 (φ 165m以 下
ス リー プあ りの場合 00269m2以 下 (0 185n n以 下
開 口面積 に対 す るケー ブル
の断 面積 の総 合 計 の割合
(ス リー プな しの 場合
)
)
配管
465%以 下
)
ス リー プ断 面積 (外 径)に 対す るケ
ー プル・ 配管 の 断面積 の総合計 の
割合
(ス
リー プあ りの場合
465%以 下
)
ALCバ ネル 又は鉄 筋 コ ンク リー ト造
貫通す る壁 の構 造等
3主 構成材料 の仕様
厚 さ 100m皿 以 上
:
主構成材料 の仕様 を表 2に 、 ケー ブル ・ 配管 の 仕様 を表 3に 示す。
表 2 主構成材料 の仕様
項
仕
日
充てん材①
膨 張 黒鉛 混 入水 酸 化 アル ミ ニ ウム ・ イ ツ プチ レン ー イ ソ ブ レン系 シ ー ル材
密度
15(± 02)g/cm'
組成
(質
量 %)
使 用方 法
充てん材②
(あ
り又はな し)
様
材料
隙 間が無 いよ う密 に充てん
材料
セ メ ン トモル タル
組成
普通ボル トラン ドセ メン ト
砂
(壁 厚方 向 7011D以
(質 量 %)
使 用方法
上)
ス リー プ を後付 け施 工 にて 用 い る場合 、開 口とス リー プ との 間 に隙間が無 いよ う
密 に充て ん 陛 厚 方 向 100m以 上
―
l―
)
3
項
プル・ 配管 の仕様
ケー ブル
仕
目
導体 (又 は芯 線 )
の 断面積
1本 あた り
5詢ゴ以下
総合計
88Ш 2以 下
様
(銅 等 の 金 属 類 )
0 7kg/m以 下
総有 機量
導体 (又 は芯 線
の種 類
)
銅 、 ガ ラ ス 繊維 、そ の 他 これ らに類 す る不 燃 性 の 材 質
厚さ
ポリエチレン系
ケー ブル
塩化 ビニル 系
絶縁体
1 0ml以 下
EPR(エ チ レンプ ロ ビレン系
(電 線 )
)
介在 (円 形に調整
紙 、 ジュー ト、又はポ リオ レフ ィ ン
する充てん材
)
厚さ
ボ リエチ レン系
塩化 ビニル 系
シー ス
1 5oul以
ポ リオ レフィ ン系
下
合 成 ゴム 系
合成樹脂製 可 とう電線管
{ilS C 84H CD管 、PF管 ))
o365Ш 以下
合成樹脂製可とう管 (さ や管
(HS C 84H ICD管 )の 規定 に適合 した性能
材質 :ポ リエチ レン樹脂製
)
0365Ш 以 下
)
硬 質 ポ リ塩 化 ビニ ル 管 ※
(HS K 6741、 JIS K 6742、
手
(言 己
号VP、 HT))
配管 の種 類
(電 線管
硬 質塩化 ビニ ル電線 管 ※
給 水管 ・
排水管・
さや管・
電線管
挿 入管
IIS K 6776
01S C 8430(VE管 ))
被 覆付可 とう塩化 ビニル管
外 層・ 内層 :ボ リ塩化 ビニ ル樹 脂
断熱 層 :ポ リエ テ レン系樹 脂
)
39111以 下
o261ul以 下
3 3nul以 下
φ3711u以 下
(内 径 0
25mm以 下
φ 1588皿 以 下
6呻 以 下
)
厚さ
外径
銅 管 01S H 3300※
給水管
o32Du以 下
10111以 下
鋼管 ※
(JIS G 3442、
排水管
(以 下 、
JIS G 3452、
JIS G 3454、
G3455、 ,IS G 3456、 JIS G 3458、
JIS
ステ ンレス鋼管 ※
配管 と
いう
(〕
)
IS G 3447、
o1588Ш 以下
3 0nul以 下
o138Ш 以 下
3011m以 下
JIS C 8305)
IIS G 3448、 JIS G 3459)
ポ リエ チ レンフォーム
ポ リプ ロ ピ レンフォー ム
ポリウレタンフォーム
ポ リスチ レンフ ォー ム
フェ ノー ル フ ォー ム
被 覆材
(あ
10Ш 以 下
塩 化 ビニ ル系 フ ォー ム
(後 付 タ イ カ
り又 は な し
)
合成 ゴム系フォー ム
(ニ トリル ゴム、スチ レンゴム、ク ロロプ レ
ンゴム、エテ レンプ ロビレンゴム
)
グ ラスウー ル はIS A 95041
ロ ックウー ル (IIS A 95041
※ :後 付で被覆材 を用 い る ことの出来 る配管
-2-
4副 構成材料 の 仕様
:
副構成材料 の 仕様 を表4に 示す。
項
表4 副構
の
仕
目
樹 脂製
長さ
硬 質ポ リ塩化 ビニル管
(JISK6741、 'IS K 6742、 JIS K 6776
等)(記 号VP、 Ⅶ 、SU管
10 31ul以 下
φ li3 4mll以 下
3511n以 下
厚さ
外径
種類
鋼製
り又はな し)
0 165oll以 下
(通 気管))
鋼製電 線管
(JIS C 8309
ス リー プ
(あ
様
100mm以 上 か つ 壁 厚 さ を超 えな い こと
鋼管
(lIS G 3442、 JIS G 3452、 IIS G 3454、
01652m以 下
18211o以 下
0 165 2ou以 下
182m以 下
JIS G 3455、 ,IS G 3456、 JIS G 3458)
ステ ン レス鋼管
(JIS G 3447、
JIS G 3448、 JIS G 3459)
① ∼④ の 一
材質
①スチレン系樹脂製
②塩化ビニル系樹脂製
③鋼製 (め っき処理品、塗装仕上げ含む
④ステンレス鋼製 (塗 装仕上げ含む
)
)
キ ャ ップ
(あ
ツ パ 付 円筒 形 (図 4参 照
り又 はな し)
)
樹 脂 製 キ ャ ッ プの場合
寸法
外 寸 01815m以 下 、厚 さ 20m以 下
鋼 製 キ ャ ップ の 場 合
外 寸 01991m以 下 、厚 さ05m以 下
使 用方 法
5構 造説 明図
必 要 に応 じて 、壁 の 片側 に対 し開 口部 に沿 って挿 入
:
構造説明図 を図 1∼ 図4に 示す。
-3-
単位
mm
︵
運 十 U ま ヽ ︱ ﹁К︶
卜 ヽ 8 一〇
被 覆材付配管
×
l
ケ ー プル
(電 線
)
(ス
ケ ー ブル
(電 線
立 面図
リー ブ を用 い る場合
)
)
(ス
立面図
リー ブを用 いな い場合
)
D配 管 の被 覆材 (後 付 タイ
力配管
図1
配管
構造説明図
-4-
(被 覆材付 )・
あ り又 はな し
ケー プル等 の配 置 は一例 を示す
"は
単位
mm
被 覆材 付配 管 ・ 配管
い∞一
︵
運 十 じ く ヽ 1 つК︶
100以 上
断面図 {キ ャップあ りの場合
)
被 覆材 付配管 ・配管
︵
運 十 ざ ま ヽ ︱ い К︶
断面図 (キ ャップなしの場合
)
※ス リー ブを用 い る場合
図2
構造説 明図
単位
mm
充てん材①
被 覆材 付配管・ 配管
100以 上
断面図 (キ ャップあ りの 場合
)
壁
ヽ
被覆 材付配管
配管
断面図 (キ ャップなしの場合
)
※ス リー プ を用 いな い場合
図
3
構造説明図
単位
mm
樹脂製キ ャップの外観 一例
正面 図
形状例 1
形状例 2
正面 図
側面 図 (形 状例 1)
キャップの詳細図
図4
構造説 明図
-7-
金属製キ ャップ の外観 一 例
6施 工方法
:
施 工 図 を図 5及 び 図 6に 示す。
施 工は 以下 の 手順で行 う。
ス リー プを用 いる場合
(1)壁 の 開 口 (ス リー プの設置
次 の何れ かの方法で壁 にス リー プを埋設す る。
・ ス リー プ後付 け施 工の場合
)
ボイ ド又は コア ドリル等を使用 して壁に開 口を設け、ス リープを充てん材② (セ メントモルタ
ル)で 埋め戻す。
・ ス リー プ先付け施工の場合
鉄筋 コンクリー ト造壁 の場合 に、ス リー プを適当な方法で鉄筋又は型枠 に固定 し、コンクリー
トに埋設する。
なお埋設時には、ス リー プ内を保護するため、ス リープ両端をテー プ等で養生 して もよい。
(aキ ャップの取付 {あ り又はな し
ス リー プにキャップを挿入する。必要 に応 じてキャップ周 りに防水処理を施 してもよい。
(3)ケ ー ブル (電 線)。 配管 の通線 、通管
ス リー プにケーブル (電 線)・ 配管を施 工する。
)充 てん材① (熱 膨張性耐熱 シール材)の 充てん
ス リープとケー ブル (電 線)・ 配管 の隙間 に、充 てん材① をキ ャップ端部 (キ ャップな しの場合は
“
開 口端部)か ら70■ m以 上充てんする。必要に応 じて定規等で充てん量を確認す る。
)
ス リー プを用 いな い場合
(1)壁 の開 ロ
ボイ ド又はコア ドリル等を使用 して壁に開 口を設ける。
(aキ ャップの取付 (あ り又はな し
開 口部 にキ ャップを挿入する。必要に応 じてキャップ周 りに防水処理を施 してもよい。
侶)ケ ー ブル (電 線)・ 配管 の通線 、通管
開 口にケープル (電 線)・ 配管 を施工する。
)充 てん材① (熱 膨張性耐熱 シール材)の 充てん
開 日とケー プル (電 線)・ 配管 の隙間 に、充てん材① をキャップ端部 (キ ャップな しの場合 は開回
“
端部)か ら70Dul以 上充てんす る。必要 に応 じて定規等で充てん量を確認す る。
)
-8-
単位
mm
充てん材①
被 覆材 付 配 管 ・ 配 管
キ ャ ップ
︵
瑯 十 邸 ま ヽ ︱ む К︶
100以 上
断面図
(キ
ャップあ りの 場合
)
壁
ヽ
被 覆材 付配管・ 配管
͡
運 ■ 鄭 ま ヽ ︱ い К︶
断面図 (キ ャップな しの場合
)
※スリーブを用いる場合
図
5
施工図
単位
mm
被覆材付配管 ・配管
100以 上
断面図
(キ
ヤップあ りの場合
)
壁
ヽ
70
被覆材付配管・ 配管
͡
漣 ■ E謹 ︶
断面図 (キ ャップなしの場合
)
※ス リー プ を用 いな い場合
図6
施工図