【理工向け】 2015年度 科研費 支出説明会 「第2部 執行に関する事務手続き」 日時 : 2015年4月20日(月) 11:00~12:00 場所 : 63号館2階04・05会議室 主催 : 理工センター研究総合支援課 目次 I. II. III. IV. V. VI. VII. 「科研費」の種類 伝票の執行手続き 出張の手続き 雇用の手続き(RA、研究補助者、派遣会社、研究員) 謝金・会合費の手続き 注意点 科研費担当からのお願い 2 I. 「科研費」の種類 種類 補助金 特徴 年度ごとの使い切り 基金 使い残した分は手続きなく 繰越可 一部基金 補助金と基金が混在 「科研費」の種類 研究費執行マニュアルP.26~ 該当種目 ・特別推進研究 ・新学術領域研究 ・基盤研究(S・A) ・研究活動スタート支援 ・特別研究員奨励費 ・2011年以前、または2015年に 採択の基盤研究(B)、若手研究(A) ・基盤研究(C) ・若手研究(B) ・挑戦的萌芽研究 2012年~2014年に採択された 基盤研究(B)、若手研究(A) 3 I. 「科研費」の種類 「科研費」の種類 研究費執行マニュアルP.29~ 課題が補助金、基金、一部基金の どれに該当するかによって、 申請書類の様式、提出スケジュールが異なります。 種類ごとの手続きについては、 別紙⑥「科研費提出書類等の年間スケジュール」 を参照してください。 4 II. 伝票の執行手続き 「様式F-エ」 必ず提出してください X7 / WB 5 II. 伝票の執行手続き 後日、個別にメール で送付いたします。 XF / WC 6 II. 伝票の執行手続き 調達必要書類(物品購入) 研究費執行マニュアルP.6 ※ 『調達申請・支払請求入力用紙』は全て共通で必要です! 請 求 書 納 品 書 見 合見積書 or 業者 積 選定理由書(様式 書 F-8) 請 書 契約書 10万円未満 ◎ ◎ ー ー ー ー ー 10~30万円 ◎ ◎ ◎ ー ー ー ー 30~150万円 ◎ ◎ ◎ ◎ ー ー ー 150~500万円 ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ー 500~3000万円 ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ー ◎ 調達価格 (発注毎の金額で 判断) 発注書 (発注シス テム利用) 3000万円~ 事前に個別にご相談ください 要・検収印 要・見積書事前照合 (発注前にご提出ください) 7 II. 伝票の執行手続き 調達必要書類(委託・修繕・賃借) 研究費執行マニュアルP.6 ※ 『調達申請・支払請求入力用紙』は全て共通で必要です! 調達価格 (発注毎の金額で 判断) 請 求 書 10万円未満 ◎ ☆ 10~30万円 ◎ 30~150万円 合見積書 or 請 契 書 約 業者選定 書 理由書 (発注シス テム利用) 見 積 書 ◎ ー ー ー ー ー ☆ ◎ ◎ ー ー ー ー ◎ ☆ ◎ ◎ ◎ ー ー ー 150~500万円 ◎ ☆ ◎ ◎ ◎ ◎ ー 500~3000万円 ◎ ☆ ◎ ◎ ◎ ◎ ー ◎ 3000万円~ 別紙③を参照 納 品 書 作業・業 務完了 報告書 成果物 (委託の 場合) 発注書 ◎ 事前に個別にご相談ください 要・検収印 要・見積書事前照合 8 II. 伝票の執行手続き 請求、納品、見積書の注意点 研究費執行マニュアル P. 7~8 ① 宛名:「早稲田大学+学科・研究室名+研究代表者名」 ② 請求日付と納品日付の年度が一致している。 ③ 社印・社名・所在地・電話番号がある。(納品書は社印 省略可) ④ 原本である。紙の原本があるにも関わらず、コピーの提 出は丌可。また、電子発行の書式のみの場合、その旨を 追記してください。(コピーとの見分けがつかないため) ⑤ 見積書の発行日付以後、発注を行ってください。(見積 書と発注書の日付の前後を防ぐため) 9 II. 伝票の執行手続き 調達にあたっての注意点 研究費執行マニュアルP.45 1. 契約書が必要な取引の際は必ず事前に相談してください。 (契約を締結後に発注という流れになります) 2. 同一業者への1回の発注合計金額(税込)によって、必要な 書類を判断してください 。(1万円と3万円のものを10個ずつ 買えば40万円です) 3. 調達物品が「薬品・高圧ガス」の場合は金額に関わらず「発注 書(発注システム)」の対象外です。 発注システム利用方法についてのマニュアル http://www.waseda.jp/kenshu-center/kenshu-center/kc-siryo/hss-manual.pdf <検収に関する問合せ先>早稲田検収担当 TEL : 03-5286-8403(内線71-2603) E-mail : [email protected] 10 II. 伝票の執行手続き 検収について 研究費執行マニュアルP.39 納品業者orご自身で検収センターにて検収を受けてください。 検収場所 検収金額 検収費目 検収方法 : : : : 西早稲田キャンパスでは60号館1階 1円以上 物品、委託、修繕、賃借、印刷 検収センターで物件等を納品書等と照合 (立替購入の場合は物件・領収書を照合) ※検収は納品後、速やかに行ってください。 検収印が押印されます。 「押印済み」の納品書・発注書または領収書を 当課まで提出してください。 11 II. 伝票の執行手続き 検収の補足 研究費執行マニュアルP.48 1. 持ち込むことが困難な物件は検収担当に連絡してください。 日程調整のうえ、検収担当が出向いて検収します。 <西早稲田キャンパス検収担当> 60号館1階北側153室 TEL:03-5286-2932(内線:73-2780) 2. 薬品・高圧ガス(CRIS登録)は金額に関わらず 各管理窓口で納品確認を行います。 <西早稲田キャンパスの場合> 55号館N棟B1環境保全センター TEL:03-5286-3089(内線:73-6204) 12 II. 伝票の執行手続き 立替払いについて 研究費執行マニュアルP.5 やむを得ない場合は領収書による立替払いも可能です。 (物件調達の原則は大学から取引先への直接振込) 費目 旅費 金額制限 なし 立替可能 10万円未満 立替可能 10万円以上 立替不可(※1) 物品等 給与・報酬 立替可否 - 立替不可(※2) ※1 理由書(様式自由)が必要です。また、発注システムより立替購入 確認書を作成し、検収を受けてください。 ※2 口座のない方に謝金を支払う場合等は別途相談してください。 13 II. 伝票の執行手続き 領収書の注意点 研究費執行マニュアルP.9 ① 「領収書」と明記。 ② 早稲田大学+学科・研究室名+立替者名(支払先)が記載。 ※学生の立替は禁止。(立替者は教職員のみ) ③ 宛名記入欄がない場合は余白に立替者名を記載。 ④ 予算執行年度の発行日付である。 ⑤ 発行元・住所が明確であり、発行元担当者印か社印が 押印されている。 ※発行元以外が行った訂正がある領収書は支出丌可。 ⑥ 宅配便の場合は必ず送付状を添付する。 ⑦ アマゾン再発行領収書は二重請求ではない旨を必ず記載。 14 II. 伝票の執行手続き 領収書を取得できない場合 研究費執行マニュアルP.9 以下を提出してください。 1.立替経費精算書(F-3) ※1 2.取引内容(金額、物件)がわかる資料 3.納品書、出荷伝票、送り状(invoice) ※検収印が必要 4.クレジットカード利用明細(外貨取引時) ※1 立替経費精算書(様式F-3)が領収書の代わりになります。 (例えばインターネット取引等が想定されます) ただし、Amazonの場合は必ず領収書が出ます。 15 III. 出張の手続き 出張の手続き 研究費執行マニュアルP.70~ 1. 出張願等を提出してください。(事前提出) 2. 研究総合支援課から旅費計算結果を随時、研究室 へ送付します。(研究室で確認してください。) 3. 出張完了後、出張等報告書(と搭乗券半券)を提出 してください。 ※ 「【近距離移動限定】出張経費精算及び報告書」で 精算可能な場合があります。(詳細:第1部の資料P.8) 16 III. 出張の手続き 出張の手続き(◎:必須、〇:あれば必須) 全出張:共通書類 出張前◎支払請求入力用紙 ◎出張願(様式C-1 or 3) ※海外:教員はWEB版を使用 ◎出張報告書(様式C-5出張後提出) ※日毎に実施概要を記入 〇飛行機利用の場合 ・領収書(請求書)・搭乗券半券 ・搭乗クラスの記載がある書類 学会出張の場合 ◎学会プログラム または招待状 〇参加費支出の場合 ・領収書 研究費執行マニュアルP.86 海外出張の場合 〇鉄道を利用の場合 ・料金が分かる資料 (WEBのコピー等) ※英語以外の言語の 場合、概要が分かるよ ※研究集会等に参加 :プログラム、または うに、なるべく日本語訳 開催日程/場所が を添付して下さい 確認できるもの 〇実費精算がある場合(タクシー代等) ・領収書 【注意点】 ①新幹線利用時、のぞみ・はやぶさ利用の明記がなければ、ひかり等の運賃で計算します。 ②打合せや会議を行う場合は必ず「相手の氏名・所属先」を明記してください。 ③タクシー・レンタカー利用の際は理由書が必要です。(出張願の備考欄でも可です) ④ビジネスクラスの使用は原則不可です。ただし、教員については以下例外があります。 17 「健康上の理由(診断書)がある場合」 または、「8時間以上のフライトの場合」 など III. 出張の手続き 旅費基準額 研究費執行マニュアルP. 85, 92 科研費の研究計画に参加している者 対象者 (これを満たせば、学生、学外者であっても可) <国内> 宿泊料(1泊) 規定額13,000円/泊(上限額) <国内> 日当(1日) 規定額 2,500円/日(上限額) ※規定額を上限に100円単位で自由に設定可能 ※実費精算の場合は領収書が必要 ※規定額を上限に100円単位で自由に設定可能 ※学生出張時は指示がなければ0円で計算します。 ご参考:海外出張:資格区分(A、B)と訪問地(甲地、乙地)で上限額が異なります。 資格A、甲地 資格A、乙地 資格B、甲地 資格B、乙地 宿泊料 22,500円 18,800円 19,300円 16,100円 日当 7,200円 6,200円 6,200円 5,200円 18 IV. 雇用の手続き 雇用の手続き~RA・研究補助者~ マニュアルP. 58, 60 1. 雇用申請書類(「様式:D」からダウンロード)を研究総合 支援課に提出してください 2. 雇用契約書に研究総合支援課カウンターで署名・捺印 をしてください(1.の手続き後、10日前後となります。) 3. 勤務管理システム上で、①. 被雇用者が勤務入力を行 い、②. 業務管理者(=先生)が勤務承認を完了する。 (勤務月毎の管理です。) 4. 通常、翌月末払いで給不が振り込まれます。 ※勤務承認が遅れると、振込も遅れます 19 IV. 雇用の手続き 雇用の手続き~RA・研究補助者~ タイプ RA 業務推進 若手育成 提出書類(各1部) ◎:必須、 〇:場合によって必須、 △:任意 ◎ 「RA・雇用申請書」 ◎ 「任用履歴書 兼 研究業績説明書」 〇 「RA雇用に関する理由書」 ※1 〇 在留資格・資格外活動許可(外国籍のみ) ※2 △ 扶養控除等申告書 ※3 マニュアルP. 64 備考 ※1 本学博士後期課程に所 属する者以外→必須 ※2 以下の場合のみ不要 本学学生であり、業務が学生 自身の研究につながる (科研費から雇用する場合は 自動でこれに該当します) 研究補 助者 業務補助 ◎ 「研究補助者・雇用申請書」 〇 「研究補助者の基準時給に関する理由書」 ※4 〇 臨時雇用者履歴書(本学の学生以外、必須) 〇 在留資格・資格外活動許可(外国籍のみ) ※2 △ 扶養控除等申告書 ※3 ※3 税控除を受けられます。 (本学が主たる勤務先の場合 のみ提出してください) ※4 ①本学学生以外 ②本学学生であっても、 基準時給を上回る雇用20 IV. 雇用の手続き RA・研究補助者に関する注意点1 マニュアルP. 63 1. 本学学生は週20時間未満(→19時間50分以下)、学外者は 週27時間以下の雇用契約としてください。 2. TAとRAを兼務する場合は、必ず事前に相談してください。 (兼務に関する制限があります。) 3. 勤務入力・勤務承認は、その日の勤務終了後に完了してくだ さい。 4. 学振・特別研究員は、給不・報酬の受領が禁止されています が、TA・RAならば週5時間まで勤務できます。 (DCのみ) 21 IV. 雇用の手続き RA・研究補助者に関する注意点2 マニュアルP. 67~ 該当者:「週当たりの契約労働時間が20時間以上」 かつ 「雇用契約期間が31日以上」の研究補助者 ⇒ 事業主負担分の雇用保険料が研究費から支出されます。 計算式: 研究費支出分=(税込給不+交通費) x 8.5 /1000 ※1円単位切り上げ 例:時給1,000円、交通費500円/日、かつ上記の条件を満たす研究 補助者が、月間115時間勤務した。(勤務日数20日) ・給不:1,000 x 115 = 115,000 ・交通費:500 x 20 = 10,000 ・雇用保険料:(115,000+10,000) x 8.5/1000 = 1,063円 22 IV. 雇用の手続き 派遣会社を通した雇用について マニュアルP. 16 1. 派遣契約は、派遣会社と「大学」とで締結します。 ⇒契約書への押印手続きは当課で行います。(先生の 個人名で締結することのないよう注意してください) 2. 毎月分の派遣料金の請求書と勤務報告書(写)を 提出してください。 23 IV. 雇用の手続き 研究員の雇用について 研究費執行マニュアルP. 58 1. 非常勤研究員の場合、勤務管理システムでの管理と なります。勤務翌月の1日午前中(厳守)に、勤務承認 まで完了してください。 2. 常勤研究員の場合、以下の書類を提出してください。 (人件費は年度末に1年分をまとめて研究費から支出) 様式:F-キ ・「確認者・代行確認者報告書」(契約期間につき1枚のみ) ・「月間活動記録簿」(毎月分を随時提出) 24 V. 謝金・会合費の手続き 謝金について 研究費執行マニュアルP. 116 例:講演謝礼、専門的知識供不に対する謝礼、 被験者謝金 手続きの詳細については、 研究費執行マニュアルP.116をご参照ください。 (様式F-14~18に必要書類があります。) 25 V. 謝金・会合費の手続き 会合費について 研究費執行マニュアルP. 17 例:会議・打ち合わせのための弁当代、 レセプション費用、コーヒーブレイク費用 手続きの詳細については、 研究費執行マニュアルのP.17を参照してください。 (様式Eに必要書類があります。) 26 様式集について 研究費執行マニュアルP. 19 科研費執行に関する各種様式は 下記URLよりダウンロードできます。 必要に応じて、利用してください。 様式集URL(研究推進部HP内) http://www.waseda.jp/rps/fas/document/ 27 VI. 注意点 注意点 ① 以下の物品購入には理由書が必要です。 高額消耗品 様式F-2 単価30万円(税込)以上の消耗品 (単価8万円の消耗品を4件購入⇒不要) 高額立替 様式自由※ 1日に10万円以上の立替購入を行った場合 通信関係 様式自由※ パソコン通信カード(bモバイルなど) 図書関係 様式自由※ 刊行物の年間購読料 ※参考書式例をご希望の方はご連絡ください。 ② 直接経費で汎用性が高い物品購入の時、請求書・納品書の 余白に研究課題遂行上の必要性を記入してください。 (例:ホワイトボード・セキュリティソフト・ICレコーダなど) 28 VII. 科研費担当からのお願い等 科研費担当からのお願い等 ① 請求書・納品書の記載の品名が、一般的名称(日本語)となっ ていない場合、一般的名称を余白に記入してください。(例:型 番のみ、外国語表記の場合) ② A4サイズ以外の請求書・納品書等の伝票書類は、A4サイズの 用紙(裏紙等)への糊付けの上、提出していただけると大変助 かります。 ③ 「支払先が同一」かつ「支出する財源が同一」のとき、1枚の調 達申請・支払請求入力用紙で4件の請求書を処理できます。 ④ 複数名の方が、同一の条件で出張に行く場合、「出張願+出張 者リスト(別紙)」で申請をすることができます。 29 ご清聴ありがとうございました 研究総合支援課ホームページが新しくなりました。 〇科研費 http://www.renkeika.sci.waseda.ac.jp/kakenhi/ 〇特別研究員 http://www.renkeika.sci.waseda.ac.jp/sp_researcher/ <問合せ先> 研究総合支援課 科研費担当 (55号館S棟1階エレベータホール奥) TEL:03-5286-8062 (内線73-6541~6546) E-mail: [email protected] 30
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