府中市建設工事最低制限価格事務取扱要領 平成23年 4月1日制 定 平成23年12月1日一部改正 平成24年 3月1日一部改正 平成26年 4月1日一部改正 平成27年 4月1日一部改正 (趣旨) 第1条 この要領は、府中市建設工事執行規則(平成11年府中市規則第12号) 第9条に規定する最低制限価格の設定方法について、必要な事項を定めるものと する。 (対象工事等) 第2条 最低制限価格は、原則として、請負対象設計金額が、5,000万円未満 の建設工事について設定するものとする。 2 前項の規定にかかわらず、次に掲げる建設工事については、最低制限価格を設 定しないものとする。 (1)随意契約による工事 (2)その他市長が特に認める工事 (最低制限価格基準価格の算定等) 第3条 市長は、建設工事を入札に付すときは、予定価格算出の基礎となった設計 金額に基づき、第1号から第5号に掲げる式に第6号に掲げる処理をしたものを 最低制限価格基準価格(以下「基準価格」という。)とし、あらかじめ算定するも のとする。 (1)土木関連工事 直接工事費×95%+共通仮設費×90%+現場管理費×80%+一般管理 費等×55% (2)建築関連工事(建築物に付随する設備工事を含む。) 直接工事費×85%+共通仮設費×90%+諸経費×80% (3)建築物の解体工事 直接工事費×75%+共通仮設費×90%+諸経費×80% (4)プラント設備工事(プラント設備工事に付随する電気工事等を含む。) 機器費×85%+直接工事費×95%+共通仮設費×90%+(現場管理費 +据付間接費+設計技術費)×80%+一般管理費等×55% (5)水道施設工事 -1- 直接工事費×95%+共通仮設費×90%+現場管理費×80%+一般管理 費等×55% (6)前各号に基づき算出された額から小数点以下を切り捨てる。 2 前項の基準価格を算定したときは、予定価格調書(別記様式1)に基準価格を 記入するものとする。 (最低制限価格の決定等) 第4条 最低制限価格は、基準価格に基準価格の0%から1%未満の範囲内におい て、電子計算機の乱数機能によって自動調整した額を加えた額とする。ただし、 すべての入札金額が当該算出金額を下回った場合は、基準価格を最低制限価格と する。 2 最低制限価格の算出は、開札時に行うものとする。 3 最低制限価格が、当該対象入札の予定価格の100分の90を超える場合は、 最低制限価格は予定価格の100分の90とする。 4 最低制限価格等を決定したときは、最低制限価格等調書(別記様式2)を作成 するものとする。 (入札参加者への周知) 第5条 契約担当課長は、入札条件等に、地方自治法施行令第167条の10第2 項の規定によって落札者を決定する旨(最低の価格をもって申込みをした者を落 札者とせず、最低制限価格を設けて最低制限価格以上の価格をもって申込みをし た者のうち最低の価格をもって申込みをした者を落札者とする旨)を記載して、 入札参加者に周知するものとする。 2 契約担当課長は、入札参加者に示す入札条件に前項及び最低制限価格がもうけ られている旨を記載して、入札参加者へ周知するものとする。 (入札の執行) 第6条 入札執行者は、最低制限価格を下回る価格をもって申込みをした者がある 場合は、直ちにその者を失格とし、最低制限価格以上の価格をもって申込みをし た者のうち最低の価格をもって申込みした者を落札者とする。 (最低制限価格の公表) 第7条 最低制限価格は、開札後公表するものとする。ただし、入札が不調に終わ り、落札者が決定しなかった場合には、公表しないものとする。 (委任) 第8条 この要領に定めのない事項については、市長が別に定める。 -2- 別記様式1 予 定 価 格 調 書 価 格 ¥ (入札書比較価格 ¥ 予 定 ) (消費税抜き) 最低制限価格等基準価格 (消費税込み) 最低制限価格等基準価格 ただし、 ¥ ¥ 年度 上記のとおり定める。 平成 年 月 日 決 裁 権 者 市 設 計 金額 (消費税込み) ¥ 設 計 金額 (消費税抜き) ¥ -3- 長 まちづくり部長 別記様式2 最低制限価格等調書 入札番号 工事(業務)名 項目 金額 予定価格(税抜き) 円 予定価格以下 最低制限価格以上の 最低入札金額 円 最低制限価格(税抜き) 円 % 乱数(0%から1%未満) 基準価格(税抜き) 円 ※予定価格を上回る入札は失格 -4-
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