2015年「通販生活夏号」赤峰清香さんの型紙 ©カタログハウス クラッチバッグの作り方 材料(単位は全て㎝) ・本体/麻キャンバス… ……………………… 幅 80×長さ40 ・中袋/シーチング無地……………………… 幅 80×長さ 40 ・底布、持ち手/ マリメッコ(もしくは綿プリントなど) ……… 幅 45×長さ 25 ・布製の極厚接着芯(本体) …………………… 幅 35×長さ 45 ※もしなければ中肉厚の接着芯を2枚重ねる。 ・布製の中肉厚の接着芯(本体口元) … …… 幅 35×長さ 30 ・30㎝長さのファスナー 1 本 ・ミシン糸(シャッペスパン 30 番) ・まつり糸(返し口を手でまつる方のみ) 用具 ・ミシン針(14 番) ・糸切りばさみ ・ソーイングクリップ ・定規 (なければダブルクリップでも可) ・チャコペン ・マチ針 ・手縫い針 ・両面接着テープ (返し口を手でまつる方のみ) ・裁ちばさみ 出来上がりサイズ(単位は㎝) 幅・マチ幅・高さ…………28×3×19.5 最大高さ………………………… 32.5 ・アイロン 上手に縫うためのコツ ◦ 麻キャンバスは水通しをしてください(たっぷりの水に 1 時間ほどつけ、軽く水けを切って布目が まっすぐになるように陰干しする。半乾きの状態で縦横の布目が直角になるように、生地の裏から アイロンをかける) 。 ◦ 接着芯は、はがれないようにしっかりと貼ります。 ◦ 布が厚手になるので、仮どめにはマチ針ではなく『ソーイングクリップ』 (もしくはダブルクリップ) を使います。つける順番は「両脇→中心→その間」にすると生地がずれません。クリップを外しなが らミシンをかけてください。 ◦ 返し口から表に返す際、本体が厚いので返しづらいですが、ゆっくりと返しましょう。 ◦ ミシンの縫い始めと縫い終わりは、返し縫いをします。 作り方 1 裁断する。 下図を参照し、定規とチャコペンを使って直接布に描き、裁断する(切る箇所が少なくなるよ うにパーツ同士をなるべく隣り合わせにするとよい) 。接着芯も同じように裁断する。 ※型紙には縫い代が含まれています。 72 35.5 35.5 1.5 13.5 合印 1 合印を入れる 13.5 本 体 ・中 袋 33 ( 各 1 枚 ) 13.5 1 合印 合印 13.5 31 中 肉 厚接着芯 13.5 ( 2 枚 ) 33 10 1.5 底布 ( 1 枚 ) 7 3 30 21 10 持 ち 手 ( 1 枚 ) 1.5 極 厚 接 着 芯 ( 1 枚 ) 45 3 40 21 31 2 本体裏面にアイロンで 接着芯を貼る。 1センチあける ポイント! 表地裏面に接着芯の糊の面をのせて、芯側からア イロンを当てます。アイロンは中温で、滑らせず 押し付けるようにかけるときれいに仕上がりま す(1カ所10~15秒間) 。接着後は熱が冷める 22 22 13.5 中肉厚接着芯 中肉厚接着芯 13.5 合印 極 厚 接 着 芯 までそのままにしてください。 1センチあける 3 本体に底布をつける。 ・底布の上下の縫い代を1センチ裏側に折る (アイロンでおさえる) →① ・図のように本体と底布をクリップでとめる→② ・端から2ミリのステッチで一周縫う→③ ②ソーイングクリップで仮どめ 本 体( 表 ) ①縫い代 1㎝を裏側へ折る 4 底 布( 表 ) 底 布( 裏 ) 0.2 ③縫う 持ち手をつくる。 ・持ち手をアイロンで2.5センチ幅に四つ折りする→① ・図のように両端をアイロンで折り、端から2ミリのステッチで一周縫う→② 1.5 18.5 (表) ① 2.5㎝巾に四つ折り 2.5 折る 0.2 ②縫う 折る 5 本体に持ち手をつける。 所定の位置に持ち手を置き、図のように本体に縫いどめる。 ポイント! 本体に持ち手をつけるときの仮どめには、両面接着テープを使うと便利です。 このとき、縫い目にかからないように貼ります。 2 この部分は 2重に縫う 30 6.5 6 このミシンステッチで 本体にとめる 本 体( 表 ) 2 本体にファスナーをつける。 ・下図のように、本体端にファスナーを中表にのせる→① ・ファスナーを挟むように、中袋を中表にのせる(クリップでとめる)→② ・5ミリの縫い代で縫う→③ ・表に返してアイロンをかけ、袋口の端から 2ミリのステッチで縫う→④ 0.5 ①ファスナーを裏側にして中表にのせる ③縫う 本 体( 表 ) 中 袋 (裏 ) ②中袋を本体と 中表にのせる 本 体( 表 ) 表に返す ④縫う 本 体( 表 ) 中 袋( 裏 ) 0.2 0.5 ファスナー( 表 ) 中 袋( 表 ) 7 ①縫う 反対側の端にも ファスナーをつける。 本 体( 裏 ) ・本体と中袋の反対側の端を折り上げ、ファスナー を挟むように中表に合わせ、5ミリの縫い代で 縫う (クリップでとめる)→① 表に返す ・表に返し、ファスナーを全開にして袋口の端から 2ミリのステッチで縫う→② 中 袋( 表 ) 中 袋( 裏 ) 8 0.2 裏側にひっくり返す。 ②縫う 本 体( 表 ) ファスナーを半分くらい閉めて、再度裏にひっくり返す。 9 両脇、マチを縫う。 中袋の返し口を18センチ残して、両脇を1センチの縫い代で縫う (クリップでとめる)→① 両脇の縫い代をアイロンで割る(返し口の縫い代も割る)→② 本体と中袋の両脇を縫う際、ファスナー 本体・中袋のマチ4ヵ所縫う→③ ポイント! がずれないようにファスナー両端をか がっておくと出来上がりがきれいです。 ②アイロンで縫い代を割る ①縫う 底 わ 底 わ 中 袋 (裏 ) 1 本 体( 裏 ) ③縫う 1 7 1.5 1 返し口18 開く ファスナーのムシは中袋へたおす 10 11 返し口から表に返し、 返し口を閉じる。 中 袋( 表 ) 0.1 縫う (または手でまつる) 形を整えて完成。 中袋を本体に入れて、1ページ目の出来上り図のように折り、完成。 1.5 (裏)
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