科学的根拠に基づく抗血栓療法患者の抜歯に関するガイドライン2015年

新刊!!
科学的根拠に基づく
抗血栓療法患者の抜歯
に関するガイドライン
2015年改訂版
構造化抄録等CD-ROM付
一般社団法人
公益社団法人
一般社団法人
日本有病者歯科医療学会
日 本 口 腔 外 科 学 会
日 本 老 年 歯 科 医 学 会 /編
■B5判 100頁
■定 価:3,024円(本体2,800円+税)
■特 色
新規CQとして新規経口抗凝固薬(NOAC)
・複数の抗血栓薬服用患者への対応を追加:
2014年Mindsシステムによる最新アプローチ
社会構造の変遷に伴う疾病構造の複雑化は,医療を取り巻く環境を大きく変化させ,
その変化に対する
的確な対応がわれわれ医療人に求められていることは周知のとおりです.
この点に関する本学会の課題のひ
とつとして,超高齢社会の到来すなわち加齢による循環器疾患の増加と,
それに伴う循環器疾患患者の歯
科受診率の増加,
とりわけ抗血栓療法患者に対する観血的処置への対応が挙げられます.
すなわち,抗血栓
療法患者(抗凝固薬・抗血小板薬服用患者)
の抜歯に際し
「服薬を継続するか,一時中断するか」
は,
かねて
からの医科・歯科における共通の懸案事項であり,
まさに対応が求められている喫緊の課題でした.
それにしても,時の経つのは早いものです.本ガイドライン刊行後すでに4年近く経過し,
また新しい抗血
栓療法薬も開発されていることなどにより,実地臨床の現場や時代に即した情報と適切な評価を伝えるた
め,(一社)
日本有病者歯科医療学会では2013年10月から新たに組織された抗血栓療法ガイドライン改訂
ワーキンググループが中心となり改訂作業を進め,
この度の改訂版刊行となりました.初版刊行後5年を経
て初めての改訂ということになります.
本改訂版は最新の情報を網羅し,
かつ,
わが国の医療制度の現状にも即した内容となっており,患者さん
の診療の質を改善し,
日々ご尽力しておられる医師・歯科医師の方々が現場での安全管理実践を推進する
一助となるものと確信しております.
一般社団法人 日本有病者歯科医療学会理事長
今 井 裕
(発刊のご挨拶より抜粋)
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