平 成 27年 度 事 業 計 画 書 公 益 財 団 法 人 かながわ考 古 学 財 団 平 成 27年 度 事 業 計 画 1 事 業 の目 的 と基 本 方 針 当 財 団 は、定 款 第 3条 に定 める法 人 の目 的 に則 り、神 奈 川 県 内 の埋 蔵 文 化 財 の発 掘 調 査 の需 要 に応 え、県 民 を始 め広 く埋 蔵 文 化 財 の保 護 に対 する理 解 を 深 めることによって、 学 術 ・文 化 の振 興 と地 域 社 会 の健 全 な発 展 に寄 与 することを目 的 とします。 また、運 営 の効 率 性 を高 めるとともに、運 営 の判 断 のスピードを上 げる必 要 があります。そ のため事 業 実 施 域 内 の発 掘 調 査 の需 要 を的 確 に把 握 し、適 正 な受 注 体 制 を整 える一 方 、 職 員 個 々の能 力 をさらに向 上 させることで効 率 的 な運 営 を行 い、今 後 の安 定 した経 営 基 盤 の確 立 を目 指 します。 2 事業運営方針 上 記 目 的 の達 成 のため、神 奈 川 県 の埋 蔵 文 化 財 行 政 と連 携 を保 ちつつ、 公 益 目 的 事 業 として神 奈 川 県 内 の埋 蔵 文 化 財 の発 掘 調 査 とその成 果 の公 開 ・活 用 を目 的 とした普 及 事 業 を実 施 いたします。公 益 目 的 事 業 の実 施 に当 たっては以 下 の点 に重 点 を置 き、事 業 を遂 行 します。 ①不 特 定 多 数 の利 益 に寄 与 しているか ②事 業 実 施 コストは適 正 か ③コンプライアンス(法 令 遵 守 )の観 点 から適 切 か また、平 成 27 年 度 は新 東 名 高 速 道 路 の建 設 事 業 を早 く進 めたいという事 業 者 からの強 い 要 望 があり、発 掘 作 業 の受 託 量 が大 幅 に増 えることが見 込 まれ ます。 引 き続 き全 体 の受 託 事 業 量 が増 加 傾 向 にあることから、 業 務 を安 全 かつ効 率 的 に実 施 す る体 制 を整 える必 要 があります。職 員 の業 務 遂 行 能 力 と、コスト意 識 を高 めることを 引 き続 き 目 指 します。 事 業 の内 容 としては、発 掘 作 業 として上 粕 屋 ・石 倉 中 遺 跡 など 9 件 の継 続 事 業 、原 宿 町 八 幡 山 遺 跡 など 5 件 の新 規 事 業 の計 14 件 を、出 土 品 等 整 理 作 業 として宮 山 中 里 遺 跡 な ど 4 件 事 業 を実 施 するとともに、小 原 第 3 遺 跡 ・小 原 台 堡 塁 跡 など 9 件 の報 告 書 を刊 行 い たします。事 業 者 との契 約 件 数 としては、13 件 を予 定 しております。 また、会 計 検 査 院 により事 業 者 である国 土 交 通 省 に対 し 埋 蔵 文 化 財 調 査 の会 計 処 理 に 1 ついて厳 しい指 摘 がされております。これを受 けて文 化 庁 から県 教 委 に対 し、より厳 密 な費 用 の精 算 方 法 を取 るよう要 請 がありました。当 財 団 としても適 切 な対 応 に努 めてまいります。 普 及 事 業 については、発 掘 調 査 現 場 を活 用 した遺 跡 見 学 会 や発 掘 調 査 成 果 発 表 会 等 を実 施 するとともに、機 関 誌 ・情 報 誌 の刊 行 を実 施 することにより、発 掘 調 査 の成 果 を県 民 をはじめ、広 く一 般 に還 元 いたします。 また当 財 団 の本 部 事 務 所 の取 得 のため、本 部 事 務 所 等 取 得 積 立 資 産 への積 み立 てを継 続 して行 います。 3 会 議 の開 催 財 団 運 営 の円 滑 な執 行 を図 るため、評 議 員 会 及 び理 事 会 等 の会 議 の開 催 を次 のとおり 計 画 しております。 ・理 事 会 4回 (5月 14日 、6月 初 旬 、12月 及 び、平 成 28年 3月 を予 定 。ただし、 必 要 に応 じて臨 時 理 事 会 を開 催 することがあります。) ・評 議 員 会 1回 (定 時 評 議 員 会 6月 初 旬 ) ・顧 問 報 告 1回 (不 定 期 ) 4 組 織 事 務 執 行 体 制 は以 下 の組 織 図 のとおりです。 評議員会 評議員 11人 理事会 理事長 常務理事 理事 4人 監事 1人 事 務 局 長 総 務 部 調 査研究 部 総 課 企 画調整 課 調 2 務 査 課 5 事業計画 (1)埋 蔵 文 化 財 の発 掘 調 査 とその成 果 を活 用 した普 及 活 動 (公 益 目 的 事 業 ) ①埋 蔵 文 化 財 発 掘 調 査 の発 掘 作 業 現 地 での発 掘 作 業 を以 下 のとおり実 施 いたします。 № 1 遺 跡 名 事 業 内 容 事 業 者 上 粕 屋 ・石 倉 中 厚木秦野道路建設事 国土交通省 遺跡 業 に 伴 う埋 蔵 文 化 財 発 関東地方整備局 所在地 伊勢原市 期 間 備 考 平 成 27 年 4 月 1 日 ~ 継続事業 平 成 27 年 10 月 31 日 (25 年 度 ~ ) 平 成 27 年 4 月 1 日 ~ 継続事業 平 成 28 年 3 月 31 日 (26 年 度 ~ ) 平 成 27 年 4 月 1 日 ~ 継続事業 平 成 28 年 3 月 31 日 (26 年 度 ~ ) 平 成 27 年 4 月 1 日 ~ 継続事業 平 成 28 年 3 月 31 日 (18 年 度 ~ ) 平 成 27 年 4 月 1 日 ~ 継続事業 平 成 28 年 3 月 31 日 (21 年 度 ~ ) 平 成 27 年 4 月 1 日 ~ 継続事業 平 成 28 年 3 月 31 日 (24 年 度 ~ ) 平 成 27 年 4 月 1 日 ~ 継続事業 平 成 28 年 3 月 31 日 (25 年 度 ~ ) 平 成 27 年 4 月 1 日 ~ 継続事業 平 成 28 年 3 月 31 日 (25 年 度 ~ ) 平 成 27 年 4 月 1 日 ~ 継続事業 平 成 28 年 3 月 31 日 (26 年 度 ~ ) 平 成 27 年 4 月 1 日 ~ 継続事業 平 成 28 年 3 月 31 日 (26 年 度 ~ ) 平 成 27 年 5 月 1 日 ~ 新規事業 掘作業 2 上 粕 屋 ・和 田 内 厚木秦野道路建設事 国土交通省 遺跡 業 に 伴 う埋 蔵 文 化 財 発 関東地方整備局 伊勢原市 掘作業 3 上 粕 屋 ・石 倉 中 厚木秦野道路建設事 国土交通省 遺跡 業 に 伴 う埋 蔵 文 化 財 発 関東地方整備局 伊勢原市 掘作業 4 5 6 7 8 9 10 11 西 富 岡 ・向 畑 新東名高速道路建設 中日本高速道路 遺 跡 ほか 事 業 に 伴 う埋 蔵 文 化 財 株式会社 発掘作業 厚木工事事務所 上 粕 屋 ・御 伊 勢 新東名高速道路建設 中日本高速道路 ノ 森 遺 跡 ほか 事 業 に 伴 う埋 蔵 文 化 財 株式会社 発掘作業 厚木工事事務所 子 易 ・中 川 原 新東名高速道路建設 中日本高速道路 遺 跡 ほか 事 業 に 伴 う埋 蔵 文 化 財 株式会社 発掘作業 厚木工事事務所 新東名高速道路建設 中日本高速道路 事 業 に 伴 う埋 蔵 文 化 財 株式会社 発掘作業 秦野工事事務所 新東名高速道路建設 中日本高速道路 事 業 に 伴 う埋 蔵 文 化 財 株式会社 寺山中丸遺跡 蓑毛小林遺跡 発掘作業 秦野工事事務所 横野山王原 新東名高速道路建設 中日本高速道路 遺跡 事 業 に 伴 う埋 蔵 文 化 財 株式会社 発掘作業 秦野工事事務所 伊 勢 原 市 № 74・ 新東名高速道路建設 中日本高速道路 205 遺 跡 事 業 に 伴 う埋 蔵 文 化 財 株式会社 発掘作業 厚木工事事務所 上 粕 屋 ・和 田 内 厚木秦野道路建設事 国土交通省 遺跡 業 に 伴 う埋 蔵 文 化 財 発 関東地方整備局 伊勢原市 伊勢原市 伊勢原市 秦野市 秦野市 秦野市 伊勢原市 伊勢原市 平 成 27 年 7 月 31 日 掘作業 12 伊 勢 原 市 № 74・ 厚木秦野道路建設事 国土交通省 205 遺 跡 業 に 伴 う埋 蔵 文 化 財 発 関東地方整備局 掘作業 3 伊勢原市 平 成 27 年 5 月 1 日 ~ 平 成 28 年 3 月 31 日 新規事業 № 13 遺 跡 名 事 業 内 容 事 業 者 原宿町八幡山 高速横浜環状南線建 国土交通省 遺 跡 ほか 設 事 業 に 伴 う埋 蔵 文 化 関東地方整備局 所在地 横浜市 期 間 平 成 27 年 7 月 1 日 ~ 備 考 新規事業 平 成 28 年 3 月 31 日 財発掘作業 14 上 粕 屋 ・和 田 内 厚木秦野道路建設事 国土交通省 伊勢原市 遺跡 業 に 伴 う埋 蔵 文 化 財 発 関東地方整備局 平 成 27 年 1 1 月 1 日 ~ 新規事業 平 成 28 年 2 月 28 日 掘作業 注 :№1と№3、№2 と№11と№14、及 び№10と№12はそれぞれ別 地 点 での 発 掘 作 業 です。 ②埋 蔵 文 化 財 発 掘 調 査 の出 土 品 等 整 理 作 業 現 地 での発 掘 作 業 に引 き続 き、出 土 した遺 物 および遺 構 データの整 理 を行 い、調 査 報 告 書 の 原 稿 を作 成 いたします。 № 1 遺 跡 名 事 業 内 容 事 業 者 小原第 3 遺跡 防衛大学校浴場棟新 防衛省 小原台堡塁跡 設 に 伴 う埋 蔵 文 化 財 出 南関東防衛局 所在地 横須賀市 期 間 3 4 戸田小柳遺跡 考 平 成 27 年 4 月 1 日 ~ 平 成 26 年 平 成 27 年 6 月 30 日 度発掘作 土品等整理作業 2 備 業 新東名高速道路建設 中日本高速道路 厚木市 平 成 27 年 4 月 1 日 ~ 平 成 24 ~ 事 業 に 伴 う埋 蔵 文 化 財 株式会社 出土品等整理作業 厚木工事事務所 平 成 27 年 7 月 31 日 26 年 度 発 宮山中里遺跡、 さがみ 縦 貫 道 路 建 設 事 国土交通省 高座郡 平 成 27 年 4 月 1 日 ~ 平 成 16 ~ 倉見川端遺跡、 業 に 伴 う埋 蔵 文 化 財 出 関東地方整備局 寒川町 平 成 28 年 3 月 31 日 26 年 度 発 倉見川登遺跡 土品等整理作業 跡堀遺跡他 発 掘 作 業 先 行 実 施 に伴 中日本高速道路 海老名市 平 成 27 年 4 月 1 日 ~ 遺物洗浄・ う、出 土 品 等 の「 基 礎 的 株式会社 他 平 成 28 年 3 月 31 日 注 記 、撮 影 整 理 」の 実 施 厚木工事事務所 掘作業 掘作業 済写真の 整理等 4 ③埋 蔵 文 化 財 発 掘 調 査 の報 告 書 の刊 行 出 土 品 等 整 理 作 業 の結 果 、完 成 した原 稿 により調 査 報 告 書 を 300 部 印 刷 ・製 本 し、所 定 の配 布 先 に送 付 いたします。 № 1 遺 跡 名 戸田小柳遺跡 事 業 内 容 事 業 者 秦浜線鉄塔移設工事 東京電力株式会 に伴 う埋 蔵 文 化 財 発 社 所在地 厚木市 予 定 ペ ー ジ数 106 秦浜線鉄塔移設工事 東京電力株式会 遺跡 に伴 う埋 蔵 文 化 財 発 社 伊勢原市 76 作業期間終了 上 粕 屋 ・和 田 内 新東名高速道路建設 中日本高速道路 遺跡 事 業 に 伴 う埋 蔵 文 化 株式会社 伊勢原市 422 行 財発掘調査報告書の 厚木工事事務所 平 成 25 年 度 に 整 理 平 成 27 年 12 月 刊 作業期間終了 西谷町山王通 都市鉄道利便増進事 独立行政法人 遺跡 業 に 伴 う埋 蔵 文 化 財 鉄 道 建 設 ・運 輸 施 横浜市 136 行 発 掘 調 査 報 告 書 の刊 設整備支援機構 平 成 26 年 度 に 整 理 行 5 平 成 27 年 9 月 刊 行 平 成 26 年 度 に 整 理 刊行 4 平 成 27 年 9 月 刊 行 作業期間終了 上 粕 屋 ・和 田 内 掘 調 査 報 告 書 の刊 行 3 考 平 成 26 年 度 に 整 理 掘 調 査 報 告 書 の刊 行 2 備 平 成 27 年 12 月 刊 作業期間終了 小原第 3 遺跡 防衛大学校食堂及び 防衛省 小原台堡塁跡 厨 房 施 設 新 設 に伴 う 南関東防衛局 横須賀市 546 平 成 27 年 12 月 刊 行 埋蔵文化財発掘調査 報 告 書 の刊 行 6 小原第 3 遺跡 防衛大学校浴場棟新 防衛省 小原台堡塁跡 設 に 伴 う埋 蔵 文 化 財 南関東防衛局 横須賀市 166 平 成 28 年 3 月 刊 行 ②出 土 品 等 整 理 作 発 掘 調 査 報 告 書 の刊 業 -1 の 報 告 書 刊 行 行 7 戸田小柳遺跡 新東名高速道路建設 中日本高速道路 厚木市 362 平 成 28 年 3 月 刊 行 事 業 に 伴 う埋 蔵 文 化 株式会社 ②出 土 品 等 整 理 作 財発掘調査報告書の 厚木工事事務所 業 -2 の 報 告 書 刊 行 刊行 8 宮山中里遺跡 さがみ 縦 貫 道 路 建 設 国土交通省 高座郡 事 業 に 伴 う埋 蔵 文 化 関東地方整備局 寒川町 332 平 成 28 年 3 月 刊 行 ②出 土 品 等 整 理 作 財発掘調査報告書の 業 -3 の 報 告 書 刊 行 刊行 9 倉見川登遺跡 さがみ 縦 貫 道 路 建 設 国土交通省 高座郡 事 業 に 伴 う埋 蔵 文 化 関東地方整備局 寒川町 346 平 成 28 年 3 月 刊 行 ②出 土 品 等 整 理 作 財発掘調査報告書の 業 -3 の 報 告 書 刊 行 刊行 合計 5 2,492 頁 ④発 掘 調 査 の 成 果 を 活 用 し た遺 跡 見 学 会 、 出 土 品 展 示 会 等 の 普 及 事 業 を 以 下 のア~キ のと おり実 施 いたします。 ア 遺跡見学会 近 年 、遺 跡 周 辺 の 住 民 や市 町 村 などから の、発 掘 調 査 成 果 につ いて速 報 的 公 開 を 求 め る ニーズが高 くなっております。また、発 掘 調 査 成 果 を広 く一 般 に還 元 するため、通 常 目 にすること のない現 在 進 行 中 の 発 掘 調 査 の 現 場 を 公 開 いたし ます。 参 加 者 の対 象 が 近 隣 住 民 か ら 考 古 学 に関 心 のある層 までと幅 広 いため、埋 蔵 文 化 財 の保 護 に関 する理 解 を深 める効 果 が高 いと考 えられます。以 上 により、平 成 27 年 度 に調 査 中 の下 記 の遺 跡 について見 学 会 を開 催 いたしま す。 № 遺 跡 (地 区 )名 遺 跡 の 内 容 開催予定時期 参 加 人 数 (見 込 み ) 1 子 易 ・中 川 原 遺 跡 他 縄 文 ~中 世 平 成 27 年 4~ 7 月 150 人 2 上 粕 屋 ・石 倉 中 遺 跡 縄 文 ~中 世 平 成 27 年 7~ 9 月 150 人 3 西 富 岡 ・向 畑 遺 跡 縄 文 ~古 代 平 成 27 年 8~ 11 月 150 人 4 寺山中丸遺跡 縄 文 ~古 代 平 成 27 年 9~ 12 月 150 人 備 考 ・蓑 毛 小 林 遺 跡 5 横野山王原遺跡 縄 文 ~中 世 平 成 27 年 9~ 12 月 150 人 6 伊 勢 原 市 № 74 、 縄 文 ~中 世 平 成 27 年 10 ~12 月 150 人 縄 文 ~中 世 平 成 27 年 10 月 150 人 206 遺 跡 7 上 粕 屋 ・和 田 内 遺 跡 ~平 成 28 年 2 月 8 原宿町八幡遺跡 縄 文 ~中 世 平 成 27 年 10 月 150 人 ~平 成 28 年 2 月 なお、調 査 の進 展 により開 催 予 定 時 期 等 を変 更 する場 合 があります。 また、上 記 の見 学 会 で遺 跡 の概 要 等 を説 明 したパンフレットを各 回 600 部 (予 定 )印 刷 し、会 場 にて配 布 いたします。 6 イ 発 掘 調 査 成 果 発 表 会 ・発 掘 調 査 成 果 展 示 会 当 財 団 が平 成 26 年 度 に実 施 した発 掘 調 査 の成 果 の発 表 を行 います。発 掘 調 査 の成 果 に関 連 した出 土 品 展 示 会 を併 設 し、考 古 学 に関 心 のある参 加 者 に、より興 味 と関 心 を 深 めていただ くことを目 的 として実 施 いたします。 № 1 行 事 名 発掘調査成果発表会 開催予定時期 会場 参 加 人 数 (見 込 み ) 平 成 27 年 7 月 未定 200 人 備 考 ・発 掘 調 査 成 果 展 示 会 ウ 公 開 セミナー(東 京 ・神 奈 川 ・埼 玉 埋 蔵 文 化 財 関 係 財 団 普 及 連 携 事 業 ) 県 下 で 注 目 を 集 めた発 掘 調 査 の成 果 の中 からテーマを定 めて、発 表 ・討 論 等 を行 います。本 年 度 は、 当 財 団 が当 番 法 人 となり、 東 京 ・神 奈 川 ・埼 玉 埋 蔵 文 化 財 関 係 財 団 普 及 連 携 事 業 と して実 施 いたします。 № 1 行 事 名 公 開 セミ ナー 開催予定時期 会 平 成 27 年 12 月 場 未定 参 加 人 数 (見 込 み ) 300 人 ~平 成 28 年 2 月 備 考 神 奈 川 県 内 で実 施 エ 考古学特別研究講座 出 土 品 等 整 理 作 業 が終 わっ た遺 跡 の検 証 報 告 会 を 開 催 し、発 掘 作 業 から出 土 品 等 整 理 作 業 、報 告 書 の刊 行 に至 る当 財 団 の調 査 業 務 を 紹 介 し ます。調 査 の速 報 で はなく、より掘 り下 げ た調 査 成 果 を、解 説 することで、考 古 学 の普 及 に寄 与 することを目 的 として開 催 いたします。 № 1 行 事 名 考古学特別研究講座 開催予定時期 会 平 成 27 年 8~ 9 月 場 神奈川県 埋 蔵 文 化 財 センタ ー 7 参 加 人 数 (見 込 み ) 80 人 備 考 オ 関 東 考 古 学 フェア、「発 掘 された日 本 列 島 」展 への協 力 全 国 埋 蔵 文 化 財 法 人 連 絡 協 議 会 関 東 ブロック協 議 会 主 催 の「関 東 考 古 学 フェア」を、関 東 ブ ロック協 議 会 加 盟 法 人 とともに実 施 いたします。各 加 盟 法 人 が実 施 する普 及 事 業 をめぐるスタン プラリー等 を実 施 し、県 域 を越 えた広 報 を行 うことにより、当 財 団 のその他 の普 及 事 業 の県 外 参 加 者 に対 するアピールが期 待 されます。 また、文 化 庁 が主 催 する発 掘 速 報 展 、「発 掘 された日 本 列 島 」展 の東 京 会 場 (江 戸 東 京 博 物 館 )の開 催 事 務 局 を担 当 し、展 示 解 説 員 を派 遣 します。 カ 刊行物 発 掘 調 査 の概 要 をはじめ平 成 26 年 度 の事 業 内 容 をまとめた「年 報 22」、研 究 プロジェクトの研 究 成 果 を まとめ た「研 究 紀 要 21 かながわの考 古 学 」、発 掘 調 査 中 の遺 跡 の最 新 情 報 や行 事 案 内 を掲 載 した「考 古 学 財 団 発 掘 帖 」を定 期 刊 行 物 として刊 行 するほか、刊 行 した調 査 報 告 書 を実 費 により頒 布 します。また、平 成 26 年 度 に実 施 した、公 開 セミナー「考 古 学 から見 る中 世 都 市 鎌 倉 の海 浜 地 域 」の記 録 集 を刊 行 します。 № 刊 行 物 の 名 称 等 刊 行 部 数 ・回 数 1 かながわ 考 古 学 財 団 年 報 22 600 部 ・ 1 回 2 研 究 紀 要 2 1 「 かなが わの 考 古 学 」 850 部 ・ 1 回 3 かながわ 考 古 学 財 団 調 査 情 報 誌 3,000 部 ・ 2 回 「考 古 学 財 団 発 掘 帖 」 備 考 平 成 2 7 年 8 月 (通 巻 2 3 号 )、 12 月 (通 巻 24 号 )刊 行 4 調 査 報 告 書 の有 償 頒 布 9 部 (10 冊 ず つ) 5 平 成 26 年 度 公 開 セミ ナー 500 部 「 考 古 学 から見 る 中 世 都 市 鎌 倉 の 海 浜 地 域 」 記録集 8 実 費 によ る 頒 布 キ 地 域 文 化 の振 興 を目 的 とした事 業 伊 勢 原 市 の実 施 する埋 蔵 文 化 財 関 連 行 事 について、当 財 団 の調 査 成 果 を展 示 するなど、共 催 いたします。また、寄 付 を受 けた蔵 書 を希 望 者 に公 開 いたします。 № 1 事 業 名 第 29 回 伊 勢 原 市 考 古 資 料 展 内容等 伊 勢 原 市 との共 催 事 業 。伊 勢 原 市 内 における当 財 団 の調 査 成 果 のパネル及 び 遺 物 の展 示 。 2 伊勢原市遺跡発表会 伊 勢 原 市 との共 催 事 業 。伊 勢 原 市 内 における当 財 団 の調 査 成 果 について、伊 勢 原 市 の 主 催 す る 遺 跡 発 表 会 に提 供 す る 。 3 吉 田 文 庫 の公 開 当 財 団 の 初 代 理 事 長 で あ る 吉 田 章 一 郎 先 生 の 10 ,000 冊 を超 え る 歴 史 、考 古 学 関 係 の 蔵 書 を公 開 す る 。 9
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