入学式 校長式辞より

翔 舞
第 1 号
平成27年4月14日
発
行
月潟中学校
担当:校 長
℡:375-2106
平成27年度がスタートしま
した。4月7日に入学式が行わ
れ、新入生30名が入学しまし
た。全校生徒86名で、月潟中
学校は今年度も頑張ります。
学校だより「翔舞」は、今年
度も校長が担当します。
学校の様子や生徒の活躍を中
心に、なるべくタイムリーで、
読みやすいものになるよう心が
けていきますので、また一年間
よろしくお願いいたします。
入学式 校長式辞より
(一部抜粋)
今ほど、名前を呼ばれた30名の新入生の皆さん、保護者の皆様、ご入学おめでとうございます。
いよいよ、今日から伝統ある月潟中学校の生徒として、その第一歩を歩みだしたわけです。皆さん
の立派な態度から、きっとすばらしい中学生になってくれるものと期待しております。
中学校入学は、人生の中で大人への階段を一段上がったと考えていいでしょう。三年後には自分
の進路を自分で決めて、それぞれの道に向かって、この学び舎を巣立ってゆくことになります。こ
の貴重で短い三年間で、人は驚くほど成長します。皆さんが三年間でどれだけ成長するか、私は今
から楽しみで仕方ありません。心も身体もどんどん大きく成長させていきましょう。
さて、入学式のお話として何をお話ししようか、いろいろ考えました。その結果、これにしよう
と決めたのは、皆さんの将来への指針、つまり、将来に向けてとるべき姿勢へのヒントとなればと
いう話です。2・3年生には以前少しだけお話した内容ですが、大事なことなので、あらためて、
勉強とは何のためにするのかという話をします。
私は、勉強は一つの道具にすぎないと思っています。勉強は一つの道具であって、目的ではあり
ません。では、何のための道具かというと、次のように考えています。
『勉強という道具は、自分をピカピカに磨いて、昨日とは違う自分になるためにある』
だから、勉強という道具を使って学力が伸びても、人から嫌われるようでは、まして、人をだまし
たり傷つけたりするようでは、正しい使い方をしているとはいえません。自分を磨いてピカピカに
するために、勉強という道具を使うんです。
一流高校や一流大学合格だけを目標にして、勉強という道具を使って、たとえ合格できたとして
も、それで幸せを手に入れられるかどうかわかりません。合格するかしないかではなく、どこへ行
ったとしても、その環境に自分を置いて、さらに、それを使って、どのように自分を磨くかが大事
なのです。勉強という道具は、
『自分を磨くため』、
『人の役に立つため』という二つの目的のため
に使ったときに、正しい使い方をしたと言えるのです。(中略)
皆さんは将来、無限の可能性をもっています。自分の得意なことはもちろん、苦手なことにでも
逃げずに、立ち向かっていってほしいのです。将来、人の役に立つ、あなたの周りの人を幸せにす
る、そのために勉強を続けてください。
入学式での「誓いの言葉」
代表
児玉
(一部抜粋)
私は中学校の3年間で、次の3つのことを頑張りたいと考
えました。
1つ目は学習です。中学校では小学校とは違い、英語が加
わります。また、授業の時間が増え、授業に対する集中力と
努力が必要となります。そのために、中学校では授業中しっ
かりと先生の話を聞き、学力をさらに伸ばしていきたいと思
っています。
2つ目は部活動です。私はまだ何部に入ろうか迷っていま
す。しかし入部する部が決まったら、目標をしっかりと意識して、自主的に苦しい練習にも取り組
んでいきたいと考えています。そして、友達や先輩方との絆を大切にして3年間を頑張り続けたい
と思います。
3つ目は、楽しく明るい中学校生活にするための友達との絆づくり
大 会 報 告
です。小学校の時に中学校でいじめについて考える「人権・絆集会」
全国水泳競技大会
に参加させていただきました。月潟中学校ではいじめがなく、みんな
ジュニアオリンピックに
思いやりの心をもって仲良く生活していることをお聞きしました。私
五十嵐 さん 出場!
たちも小学校では男女の仲が良く、明るいクラスでした。中学校でも
(3月28日 東京)
友達や先輩方と仲良くし、いじめのない明るい中学校にしていきたい
男子50Mバタフライ
と思います 。(後略)
21位 (26秒18 )
素晴らしい活躍です!!
離任された先生から
「お別れの言葉」
小林 昌弘 先生
4年間お世話になりました。初めて月潟中に来たとき玄関ホールで陸上部の生徒からもらっ
た挨拶がとても素晴らしく、私の力を入れる方向性が決まったと思います。今、振り返ると月
潟中での4年間の8割は後悔ばかりです。そのうち6割は部活の生徒とのかかわりです。より
良いチーム、より愛されるチーム、より強いチームにと思ってやってきましたが、それがいい
方向にいったのかどうか自問自答するところです。学年や学級では、特にこの1年半は素晴ら
しい生徒たちに助けられ、なんとかやってこれました。最後に、生徒の皆さんには月潟中学校
の誇りを自覚して、より良い自分、より良い月潟中を築いていってほしいと思います。
小野寺 毅 先生
1年間という短い間でしたが 、全力投球をしてきました 。
教える立場であると同時に、たくさんのことをこの月潟中
で教わりました。もっとここで教えたい、教わりたいこと
があったので残念ですが、生徒たちには新しい環境で、持
っている力でさらに頑張ってもらいたいです。貴重な1年
間になりました。ありがとうございました。
長南 恵 先生
4年間美術の講師としてお世話になりました。長いよう
で、とてもあっという間だったように感じます。先生方を
始め 、生徒の皆さんからも学ぶことがたくさんありました 。また 、保護者・地域の皆様からも 、
行事等を通してお力をいただき、実り多い4年間でした。本当にありがとうございました。
新任の先生から
杵鞭 信幸 先生
4月から月潟中学校へまいりました。明るく元気な全校生徒と一緒に授業や部活動、学校行事
や生徒会活動に取り組んでいきたいと思います。また、月潟地域の歴史や文化なども学びたいと
も思っておりますので、機会がありましたら是非教えていただけるとありがたく思います。
笠原 あずさ 先生
このたび、赤塚中学校から参りました。くすのき学級と英語を担当します。自然に恵まれた、
伝統ある月潟中学校で、生徒の皆さんの元気な挨拶や明るい笑顔にふれ、これからがとても楽し
みになりました 。明るく元気な生徒たちと一緒に頑張りたいと思います 。よろしくお願いします 。
坂井 留美子 先生
以前から勤務したいと思っていた月潟中学校に勤務でき、大変嬉しく思います。素直で意欲的
な皆さんと一緒に、この豊富な月潟の文化財を活かした美術の授業ができることが楽しみです。