平成 27 年度学校経営計画

様式1
平成 27 年度学校経営計画
校番
4
学校名
広島県立広高等学校
校長氏名
檀上 満
平成26年度~平成28年度
全・定・通
全日制本校
1 ミッション(地域社会における自校の使命)
“おおいなる夢”の実現を図り,高いレベルでの文武両道の実践
2 ビジョン(使命の追求を通じて実現しようとする自校の将来像)
1
2
3
4
地域を担い,世界を拓く人間を育成する学校。
真理を探求し,科学的な知見を醸成し,創造性豊かな人間を育成する学校。
礼節を尊び,感謝の気持ちを表現できる品格ある人間を育成する学校。
保護者や地域に信頼され,期待に応えることができる学校。
3 広高トリプル5(5・5・5)プラン
〇国公立大学現役合格 5割以上
〇中国大会以上の出場部活動等の数 5以上
〇難関大学合格者数 5名以上
4 キャッチフレーズ
「今」を生きる 「広」に生きる(今,私たちは広で,全力で生きているということを簡潔に表現したもの)
5 環境分析(現状分析)
〔SWOT分析〕
内
部
環
境
強み(S)
・素直でまじめな生徒が多い。
・基本的生活習慣や態度が身について
いる生徒が多い。
・家庭学習時間が増えている。
・国語,数学,英語は着実に学力が付
いている。
・部活動が活発で,成果も上がってい
る。
・マジカルルーム(自習室)や図書室
など教育環境が整備されている。
・進路指導が組織的に取組めている。
・広報が強化されつつある。
弱み(W)
・生徒指導や進路指導で教員によりば
らつきがある。
・自発的に学習する生徒が少ない。
・生徒会活動が活性化できていない。
・ボランティア活動が活発でない。
・部活動との兼ね合いで,土曜補習に
全員が参加できていない。
外部環境
機会(O:プラスに働くと思われること) 脅威(T:マイナスに働くと思われること)
・卒業生が多方面で活躍している。
・近隣校への中学生の流出がある。
・PTAや同窓会の支援が活発である。
・近隣の中学校の生徒数が減少する。
・地域からの信頼があり,ボランティア活動 ・地域から交通マナー等についてのクレーム
の依頼がある。
がある。
・近隣に連携できる大学がある。
・呉市国際交流協会との繋がりがある。
・通学の便が良い
積極的攻勢(強みを生かして勝機を勝ち取る) 差別化(強みを生かして脅威を機会に変える)
■卒業生を積極的に課題発見・解決学習で活 ■中学校での説明会で,放送班作成の映像を
用する。
活用するなど,本校生徒が輝いている様子
■大学との連携による医療分野を志望する生 をPRするなど工夫するとともに積極的に
徒を対象としたキャリア教育を実施する。 説明会開催を中学校に働きかける。
■国際交流やボランティア活動などの取組を ■部活動や教科活動の支援などを通して中学
地元新聞社に定期的に情報提供を行う。
校との連携を深める。
■進学実績や部活動の成果を Web ページや広 ■メールで本校の取組を近隣中学校に発信す
報紙で積極的にPRする。
る。
■PTA主催の教育講演会を開催する。
段階的施策(弱みを補強して機会をつかむ) 専守攻防(弱みから最悪のシナリオを避ける)
■自発的に学習するよう授業の中に能動的活 ■学校外での服装やマナーについて学年集会
を通して指導の徹底を図る。
動を取り入れる。
■新たに学問探究班を創設し,生徒全員が参 ■生徒指導,進路指導,教科指導等に係る校
内研修を職員版金曜学習会として行い,指
加できるよう部活動との調整を図る。
■生徒会を主体として,地域からのボランテ 導を揃えていく。
ィア要請を集約,生徒への周知を行い,積
極的に参画させる。
(1)国公立大学,難関大学,広島大学・岡山大学合格者数
年 度
平成22年度
平成23年度
国公立大
80
87
難関大
1
4
広島大・岡山大
22
16
平成24年度
79
2
13
平成25年度
73
1
15
平成26年度
90
3
12
(2)模擬試験偏差値
年 度
平成22年度
1年 1月
54.7
2年 1月
51.8
3年11月
47.5
平成24年度
55.1
51.6
48.8
平成25年度
52.7
53.3
47.5
平成26年度
54.2
50.5
48.9
平成23年度
54.0
50.7
47.7
(3)遅刻・長欠者数・特別指導件数
年 度
平成22年度 平成23年度 平成24年度 平成25年度 平成26年度
遅刻者数(1日平均)
3.5
3.6
2.4
1.3
0.6
長欠者数(年間30日以上)
9
6
3
4
7
特別指導件数
4
4
0
7
4
(4)中国大会以上出場部活動数
年 度
平成22年度 平成23年度 平成24年度 平成25年度 平成26年度
文化部
0
1
1
1
1
運動部
3
4
3
2
6
(5)中学生等の参加者数
年 度
オープンスクール参加者
学校へ行こう週間参加者数
平成22年度 平成23年度 平成24年度 平成25年度 平成26年度
572
670
591
726
767
70
72
80
86
124
(6)本校保護者の参加者数
年 度
PTA総会
進路講演会
平成22年度 平成23年度 平成24年度 平成25年度 平成26年度
170
126
175
171
117
90
85
80
90
108
6 目標の設定
学校経営目標
達成目標
評価指標
1 地域に貢献できる資質やスキルを身に付け,世界を拓く能力を育成する。
基本的なコンピテンシー(ツールの活用能力・ 外部講師による課題解
人間関係形成能力など)を獲得させ,外部講師 決学習の成果に対する
と連携しつつ,社会における課題を解決するた 肯定的評価(%)
めの能力を身に付けさせる。
ボランティア募集を周知し,積極的に活動に参 ボランティア活動の参
加させ,地域に貢献する資質を養う。
加者数(延べ人数)
2 科学的知見を醸成し真理を探求できる学力を身につけ,進路実現を図る。
卒業生に占める合格者
数の割合(%)
センター試験全国平均
点以上の生徒の3年全
国公立大学の現役合格率を向上させる。
生徒に対する割合
(800点満点)
3年7月模試偏差値
実績値
目標値
平成25 平成26 平成27 平成28
年度 年度 年度 年度
担当部等
―
―
80.0
85.0 教務部
―
―
100
120 生徒指導部
38.6
45.7
48.0
50.0 進路指導部
27.7
28.4
29.0
30.0 進路指導部
47.7
50.6
51.0
51.5 進路指導部
2年2月早期マーク模
試偏差値 53 以上の生
徒数
1年1月模試偏差値
難関大学合格者数を向上させる。
1日の平均遅刻数
特別な指導件数
生徒の授業評価におい
授業規律をすべての授業で確立する。
て,肯定的に回答した
生徒の割合(%)
4 学校の存在感を高め,保護者や地域に信頼される。
教職員による自己評価
組織ごとに業務の見直しや業務改善が進み,職 結果(業務改善)
員が業務に効率的に取り組めている。
教職員による自己評価
結果(定時退校)
生徒の授業評価におい
生徒が満足できる授業を行う。
て,肯定的に回答した
生徒の割合(%)
春集中学習講座参加者
文武両道を確立する。
広高校の存在感を高める。
107
125
125 進路指導部
52.7
54.2
55.0
56.0 進路指導部
1
3
4
5 進路指導部
難関大学合格者数
図書貸出冊数
本に親しみ,読書の習慣を身につける。
保護者アンケートにお
いて,肯定的に回答し
た割合(%)
授業で能動的な活動を取り入れることで,生徒 生徒の授業評価におい
て,肯定的に回答した
が自発的に学習するようになる。
生徒の割合(%)
3 礼節やマナーを尊び,品格のある人間を育成する。
規範意識を確立する。
117
部活動加入者の国公立
大学合格率(%)
中国大会以上出場
部活動数
オープンスクール参加
者のうち「本校に入学
したい」と回答した生
徒の割合(%)
保護者アンケートにお
いて「本校のホームペ
ージをよく見る」と回
答した割合(%)
700 1,974 2,100 2,200 総務部
―
43.1
50.0
55.0 総務部
―
86.9
88.0
92.0 教務部
1.3
0.6
0.6
0.6 生徒指導部
7
4
2
0 生徒指導部
93.3
94.5
95.0
95.5 教務部
―
61.5
75.0
85.0 全分掌
―
31.6
50.0
75.0 全分掌
87.8
94.1
95.0
95.0 教務部
125
182
180
180 進路指導部
39.6 47.5
50.0
52.0 進路指導部
生徒指導部
3
7
5以上
5以上 生徒指導部
56.2
61.3
63.0
65.0 総務部
36.3
36.9
45.0
50.0 総務部
7 行動計画
学校経営目標
1
2
3
4
達成目標
本年度行動計画
中期行動計画
担当部等
地域や社会に貢献できる資質やスキルを身に付け,世界を拓く能力を育成する。
外部講師や大学との連 同窓会及び産業界等外部組織と連携し,積極 同窓会,産業界等外部組織と連携し,広高校
携を通して,社会や世界 的に講師を招聘する。また,大学との連携に を支援していただくネットワークを構築す
へ視野を広げ,課題解決 よる医療分野を志望する生徒を対象とした講 る。また,大学連携の内容を深化させるため 教務部
のための能力を身に付 義や実習等を行う。
大学と定期的に協議する。
ける。
ボランティア募集を周 ボランティア募集について,教室掲示,生徒
知し,積極的に活動に参 会からの呼びかけを行うとともに,参加生徒 ボランティアを要請する団体と連携し,計画 生徒指導部
加させ,地域に貢献する を全校生徒に紹介する。
的にボランティアに参加できるようにする。
資質を養う。
科学的知見を醸成し真理を探求できる学力を身につけ,進路実現を図る。
2年生春休暇に国数英3教科の基礎基本の定
着を図るため春集中講座を実施する。さらに
国公立大学の現役合格 3年4月模試で成績を下降させないため,4 初期指導で学習方法と自宅学習の定着を徹底
し,志望校を早期に決定させることで「学ぶ 進路指導部
率を向上させる。
月から地歴・公民,理科の学習を本格化する 動機」を涵養する。
よう教科・学年を中心に指導する。
難関大学合格者数を向 難関大学を目指す意思の持続と学習方法を毎 1年次から学問への興味関心と高い目的意識 進路指導部
上させる。
週学習会を開催しサポートする。
を育てる指導計画改善を図る。
図書委員の活動をより活性化し,生徒が興味
本に親しみ読書の習慣 教科との連携や朝読書を通して,読書の習慣
を身につける。著者や分野ごとなど,書籍紹
のある分野を把握し,より魅力的な図書館経 総務部
を身につける。
介を継続して行う。
営を行う。
礼節やマナーを尊び,品格のある人間を育成する。
担任・学年会と連携,周知,状況の把握に努 学年集会等を通じて,時間を守ることも含め, 生徒指導部
め,生徒指導規程に従い指導を徹底する。 社会で通用するマナーについて指導する。
規範意識を確立する。 始業式・終業式等で生徒指導主事からの講話 学年集会や始業式・終業式等で規範意識の向
を行う。関係機関と連携して非行防止教室を 上に努める。関係機関と連携して効果的な非 生徒指導部
実施する。
行防止教室を計画していく。
授業における合理的配慮を着実に実践し,生
授業規律をすべての授 授業開始時の目当て・流れを提示し,最後に 徒が集中できるような効果的な指導方法を共 教務部
業で確立する。
振り返りを行うことを徹底する。
有する。
学校の存在感を高め,保護者や地域に信頼される。
学校全体で業務の見直 組織単位で業務分担の見直し,業務の進め方
しや業務改善が進み,職 の改善及び個別業務の精選や省力化の工夫を 毎月最初の校務運営会議で前月の業務の進捗 全分掌
員が業務に効率的に取 行うなど,自律的に業務改善に取り組み,学 状況と併せ業務改善の状況を報告する。
り組めている。
期末に校務運営会議で状況報告を行う。
教科会を中心にした授業についての相互点検
生徒が満足できる授業 研究授業・授業参観を通じて,指導力の向上
を図る。
生徒の授業評価アンケートを踏まえ,
を実施する。教科会による授業力向上の機能
教務部
を行う。
授業改善に努める。
を高める。
参加者募集を学年会を中心に部活動顧問も含 指導内容の精選や指導体制を効率化する。 進路指導部
め指導する。
部活動と学習の両立を図れるよう学校での隙
進路指導部
文武両道を確立する。 間時間の活用や休日の自宅学習の具体的な 各学年で行うべき具体的な学習計画を示し,
個人面談で学習状況を確認する。
生徒指導部
計画を立てさせ確認する。
生徒が獲得した賞状は,タイムリーに機会を 全校生徒の前で賞状披露をすることで,生徒
生徒指導部
設けて披露したり,実績を教室掲示する。 に達成感をもたせ,さらなる意欲の向上を引
き出す。
広高校の存在感を高め 学校案内や「学校通信」のダイジェスト版を オープンスクールの実施方法について参加者
アンケート結果を踏まえ,改善を図り,効率 総務部
る。
中学生向けに作成して配付する。
よく本校PRできるものにする。
Web ページ更新時に保護者にメールで案内す 保護者が本校 Web を閲覧しやすいようなシス 総務部
して,本校Webページに興味をもってもらう。 テムをつくる。