2015年3月期決算説明会資料

2015年3月期 決算説明会
2015年5⽉28⽇
会社概要
商
号
ニチユ三菱フォークリフト株式会社
(英⽂名:Mitsubishi Nichiyu Forklift Co.,Ltd.)
本社所在地
京都府⻑岡京市東神⾜2丁⽬1番1号
設
⽴
1937(昭和12)年8⽉
⾦
48億90百万円(2015年3⽉31⽇現在)
資
本
事業内容
バッテリーフォークリフト、エンジンフォークリフト、搬送⽤ロ
ボット、⾃動倉庫、WMS※ 等の物流システム商品等の開発・
※ WMS:ウェアハウスマネジメントシステム
設計・販売
事
【国 内】京都・滋賀
【海 外】⽶州
Houston,TX(テキサス州)
Peral,MS(ミシシッピー州)
Grand Rapids,MI(ミシガン州)
PicoRivera,CA(カリフォルニア州)
欧州
オランダ・フィンランド
中国
⼤連・上海、
アジア タイ・シンガポール 等
業
所
年間⽣産能⼒
約 65,000台
連結従業員数
約 5,400名
Copyright © 2015 Mitsubishi Nichiyu Forklift Co., Ltd.
1
主な⽣産・販売拠点
Mitsubishi
Caterpillar Forklift
Europe(MCFE)
Mitsubishi Heavy
Industries
Forklift(Dalian) (MFD)
Rocla Denmark
Rocla Solution Oy
Rocla Russia
Mitsubishi
Caterpillar Forklift
America(MCFA)
Southern California
Material Handling
本社・京都⼯場
滋賀⼯場
ニチユ三菱フォークリフト
国内260ヶ所に販売・サービスデポ
Rocla Oy
Nichiyu Forklift (Shanghai)(NIX)
Rapidparts
MCF Forklift(Shanghai)
Nichiyu Forklifts India
Mitsubishi Caterpillar
Forklift Asia(MCFS)
Nichiyu Asia(NAS)
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Daily Equipment Company
Shanghai Nichiyu
Forklift anufacturing
(NFS)
Nichiyu Forklift
(Thailand) (NFT)
⽣産拠点
販売拠点
2
2015年3⽉期の決算概要
取締役社⻑ ⼆ノ宮秀明
決算の概況
市場環境
⽶国が下⽀えとなり緩やかながらも回復基調が継続し、欧州も持ち直しの動きがみら
れるものの、中国においては近年では低⽔準となる成⻑率となっている。⽇本におい
ては、原油価格下落や円安の持続により企業収益は改善の動きが⾒られるなど、緩や
かな回復基調で推移した。
フォークリフトの全世界需要は増加傾向を維持しているが、⽇本国内での需要、特に
バッテリーフォークリフトの伸びは鈍い。中国、東南アジア等多くの地域で顕著な需
要増加が⾒られるものの、ロシア・中東等の資源国では前年度を下回った。
当社業績の概要
当連結会計年度の売上⾼は、2,602億円(前連結会計年度⽐26.4%増収)となっ
た。利益⾯については、売上⾼の増加の⼀⽅で、欧州事業の回復の遅れ等もあり、
営業利益は90.6億円(前連結会計年度⽐14.5%増益)、経常利益は89.6億円(同
13.0%増益)、当期純利益は44.8億円(同71.8%増益)となった。
※当連結会計期間から、当社グループは決算期の3⽉31⽇統⼀化を⾏なったため、既に3⽉末⽇
であるNichiyu Forklift (Thailand) を除く海外連結⼦会社の事業年度は、平成26年1⽉〜平成
27年3⽉までの15ヵ⽉となっております。
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4
1.連結財務諸表の概要
(単位:億円)
項
⽬
売上⾼
営業利益
(営業利益率)
経常利益
(経常利益率)
当期純利益
(当期純利益率)
項
⽬
総資産
総負債
純資産
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2014年3⽉期
2015年3⽉期
前年同期⽐増減
2,058
2,602
544
26.4%
79.1
(3.8%)
90.6
(3.5%)
11.5
14.5%
79.3
(3.9%)
89.6
(3.4%)
10.3
13.0%
26.1
44.8
18.7
71.8%
(1.3%)
2014年3⽉期
1,565
1,068
497
(1.7%)
2015年3⽉期
1,629
1,047
581
前年同期⽐増減
64
▲21
84
4.1%
▲1.9%
17.0%
5
2.セグメント別業績
3,000
2,500
売上⾼
海外事業
国内事業
2,000
500
アジア・中国
2,058億円
1,291
1,500
1,000
2,602億円
地域別売上⾼(2015年3⽉期)
1,834
84
750
767
768
2013年3⽉
2014年3⽉
2015年3⽉
⽇本
13%
欧州
2,602
17%
834億円
(単位:億円)
30%
億円
⽶州
40%
0
100
80
営業利益
海外事業
国内事業
90.6億円
79.1億円
60
46.4
40
20
0
90.6
32.8
30.0
2014年3⽉
2015年3⽉
13.9
2013年3⽉
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国内事業
60.6
15.9億円
2.0
セグメント別営業利益(2015年3⽉期)
海外事業
億円
33%
67%
6
3.連結貸借対照表
1,600
1,565億円
1,629億円
(単位:億円)
流動資産
資
1,200
1,022
1,067
産
800
固定資産
400
543
561
2014年3⽉
2015年3⽉
1,565億円
1,629億円
項 ⽬
資産
+64億円 増
主な増減
負債/純資産
1,600
負債
1,200
1,068
1,048
800
純資産
+84億円 増
主な増減
400
純資産
497
581
2014年3⽉
2015年3⽉
0
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1,067
45
うち有形固定資産
396
413
17
うち無形固定資産
47
47
1
543
561
19
1,565
1,629
64
資産合計
負債
▲20億円 減
増減
1,022
流動資産
固定資産計
0
2014年3⽉期 2015年3⽉期
項 ⽬
2014年3⽉期 2015年3⽉期
増減
流動負債
898
875
▲23
固定負債
170
173
3
負債合計
1,068
1,048
▲20
497
581
84
1,565
1,629
64
純資産合計
負債・純資産合計
7
4.連結キャッシュ・フロー計算書
FCFは前年同期の▲15.6億円から+68.4億円に⼤幅改善
(単位:億円)
※前年は事業統合に係る⼀時的要因により運転資本が⼤幅に悪化していた。
現⾦同等物の期⾸残⾼
111.7
現⾦同等物の期末残⾼
現⾦同等物の増減額
131.5
+19.8
固定資産の取得 ▲110.7
その他
+26.3
FCF
税引前利益
減価償却費
運転資本増減
その他
+87.9
+90.9
+13.3
▲39.3
+68.4
前年同期 ▲15.6 +84.0改善
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財務C/F
▲55.1
営業C/F
+152.8
投資C/F
▲84.4
借⼊⾦増減
その他
▲39.3
▲15.8
【注】今年度は海外⼦会社の決算期を統⼀
したことで、2014年1-3⽉の業績が
加算されている。
8
5.業績の推移
(単位:億円)
ニチユ三菱フォークリフト(株)
売上⾼
3,000
2,602億円
2,500
1,000
1,834
旧 ⽇本輸送機(株)
834
84
500
150
2,058 億円
2,000
1,500
営業利益
200
100
1,291
億円
767
750
16.0
0
'13年3⽉
1.9%
国内事業
'14年3⽉
海外事業
90.6
79.1
3.8%
営業利益
50
768
3.5%
0
'15年3⽉
営業利益率
⽇本国内は消費税増税の反動減から後半は持ち直しエンジンフォークリフトを中⼼に需要が伸⻑、海外は⽶国、東南アジア
需要の堅調な伸びと、円安効果が寄与し、売上⾼は2,602億円(前年同期⽐26.4%増加〔決算期統⼀の影響を除くと前年⽐
10.1%増加〕)と⼤幅増収となった。
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9
6.114期 通期 連結営業利益(実績)増減要因
(単位:億円)
決算期統⼀に
よる影響
事業統合に係る
⼀時費⽤の減
+8.7
北⽶港湾ストの
影響等
為替影響
その他
▲2.8
▲9.2
79.1
欧州
⼀時処理
+4.9
▲4.3
90.6
+14.2
2014年3⽉期
営業利益
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2015年3⽉期
営業利益
10
7.主な経営指標
項
⽬
総
指 標
総資本利益率(ROA)
合 ⾃⼰資本利益率(ROE)
収 売上⾼経常利益率
益
性 売上⾼当期利益率
効
総資本回転率
率 売上債権回転率
性
棚卸資産回転率
安 ⾃⼰資本⽐率
全
性 D/Eレシオ
株
主
関
連
株価収益率 (PER)
株価純資産倍率(PBR)
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算 式
当期純利益
総資本
当期純利益
⾃⼰資本
経常利益
売上⾼
当期純利益
売上⾼
売上⾼
総資本
売上⾼
売上債権
売上原価
棚卸資産
⾃⼰資本
総資本
有利⼦負債
株主資本
株価
1株当り利益
株価
1株当り純資産
2014年3⽉期
2015年3⽉期
(3ヶ⽉影響除く)
コメント
1.7%
2.4%
昨年度は国内販社再編による税効果
5.5%
7.4%
販社⿊字化による税負担減により当
3.9%
3.4%
1.3%
1.7%
1.9回
1.4回
4.9回
5.6回
4.0回
3.9回
30.3%
34.5%
1.0倍
0.9倍
29.6倍
18.6倍
1.6倍
1.3倍
取崩しで悪化したが、今年度は国内
期純利益が良化
当期純利益増、円安進⾏による為替
換算増が寄与し良化
2014年度期末:725円
2015年度期末:678円
11
8.2016年3⽉期通期業績⾒通し
(単位:億円)
項
⽬
売上⾼
営業利益
(営業利益率)
経常利益
(経常利益率)
当期純利益
(当期純利益率)
1株当り配当
2015年3⽉期(実績)
決算期統⼀除外
2016年3⽉期
(予想)
2,602
2,266
2,400
90.6
76.4
85
(3.5%)
(3.4%)
(3.5%)
89.6
78.2
80
(3.4%)
(3.5%)
(3.3%)
44.8
38.1
45
(1.7%)
(1.7%)
(1.9%)
10円
-
10円
※2015年3⽉期より当社グループは決算期の3⽉31⽇統⼀化を⾏なったため、既に3⽉末⽇であるNichiyu
Forklift (Thailand) を除く海外連結⼦会社の事業年度は、平成26年1⽉〜平成27年3⽉までの15ヵ⽉と
なっております。
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12
9.2016年3⽉期通期業績⾒通し(増減要因)
(単位:億円)
決算期統⼀に
よる影響
北⽶業績
良化
欧州業績
改善
90.6
14.5
▲14.2
2015年3⽉期
営業利益
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為替影響
(⼤連)
▲13.6
アジア競争
激化
▲4.0
その他
3.3
85.0
8.4
2016年3⽉期
営業利益(予想)
13
2015年度(115期)経営⽅針
取締役社⻑ ⼆ノ宮秀明
1.市場環境
■経済動向
 成熟国は⽶国を中⼼に全体的には緩やかな成⻑が期待されるものの、欧州ではギリシャ
債務問題等景気減速要素があり停滞が続くものと予測される。⼀⽅、⽇本経済は雇⽤・
所得環境が改善される中で、原油価格下落や各種政策効果により緩やかな回復の流れが
継続。
 新興国ではアジアにおいてASEAN・インド経済の回復が⼀部では⾒られるものの、限定的
な成⻑幅にとどまるものと推定される。中国経済は2015年GDPを7%前後に引き下げる
など成⻑は鈍化傾向。
■フォークリフト市場動向
 2014年の世界市場は、成熟国および中国市場の牽引により前年⽐7.5%増となり、
100万台超の市場規模に成⻑。2015年も成熟国の牽引により市場規模の拡⼤が
予想される。
(単位:千台)
700
600
500
944
989
1,063
成熟国台数
新興国台数
400
300
200
100
0
2012
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2013
2014
2015
2016
2017
15
2.中期経営計画(Best Integration 2017)進捗状況
FY2014は海外グループ会社での⽣産増・販売増に加え、円安が進んだことにより増収と
なった。
⼀⽅、利益⾯では、欧州での⼀時費⽤発⽣や北⽶港湾スローダウンなどの影響により営業
利益率は前年度⽐0.3ポイント下落。
売上⾼については計画通りに進捗しているものの、営業利益⾯では遅れ。
今後創出される統合シナジーの確実な刈取り、成⻑戦略の実⾏および
固締まり体質の構築により「FY2017売上⾼2,800億円、営業利益率
8%」を実現する。
売上⾼
(単位:億円)
3,000
2,500
2,000
売上⾼
2,602
営業利益率
1,904
2,058
2,800
15ヶ⽉
ベース
8.0%
3.8%
2.9%
7.0%
6.0%
5.0%
12ヶ⽉
ベース
1,000
9.0%
8.0%
2,400
(2,266)
1,500
500
営業利益率
※( )数値はFY2014期初計画
3.5%
4.0%
3.0%
3.5%
2.0%
(4.1%)
1.0%
0.0%
0
FY2012
FY2013
FY2014
※FY2012は売上⾼は統合前のため仮想連結
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FY2015
FY2016
FY2017
※FY2014は海外グループ会社については15ヶ⽉決算(NFT除く)
16
2.中期経営計画(Best Integration 2017)進捗状況
FY2015は事業統合3年⽬となり、本格的なシナジー創出フェーズに移⾏。
 「成⻑戦略」実⾏による事業規模拡⼤/利益拡⼤
 「基盤強化」実⾏による損益改善
の推進により「FY2017売上⾼2,800億円、営業利益率8%」を実現。
基盤強化
⼀時費⽤の解消
 欧州⼀時処理
 クレーム費低減
など
成⻑戦略・シナジー
基盤強化
成⻑戦略
シナジー効果







原価低減
IT基盤整備による
効率化
納期短縮/在庫削減
など

ウェアハウス事業
拡⼤
サービス事業拡⼤
など
コンポーネント共通化
ソーシング最適化
オペレーション効率化
など
47
▲38
リスク
 為替悪化
(中国元)
 原材料費⾼騰
など
(単位:億円)
64
12ヶ⽉ベース
営業利益
76
FY2014
65
16
230
(8%)
157
(5.6%)
FY2014→FY2017で154億円の営業利益増へ
⼀時費⽤の
解消
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固定費抑制と
コスト低減
FY2017
⾒込
売上増による
利益増
シナジー効果
による利益増
リスク
FY2017
⽬標
※( )数値は営業利益率
17
3.2015年度の基本⽅針
2015年度基本⽅針
 中期経営計画(Best Integration 2017)の最終年度において、「売上⾼2,800億
円、営業利益率8%」達成に繋がる具体的活動の展開
 中期経営計画の2年⽬として本格的統合シナジーの刈り取り開始フェーズとして位置付け
 シナジーによる⾃⼰成⻑とアライアンスでネクストステージへの変⾰を図る
2015年度重点課題
事業拡⼤のための成⻑戦略
ーアライアンス・M&Aを含め推進ー
①ウェアハウス事業の拡⼤
メーカーとしての基盤強化
①「感動品質」の実現
 物流ソリューション機能・ラインナップの強化
 製品のみならず開発・⽣産・物流・販売・
サービスにおける品質の徹底追求
②サービス事業の拡⼤
②グローバルSCM※3最適化
 アジア・中国におけるチャネル統合効果最⼤化と
北⽶サービス網の直系化推進
③新商品開発・市場投⼊の推進
 GDC※1/LDC※2のコミュニケーション強化
※1 GDC:グローバルデザインセンター ※2 LDC:地域デザインセンター
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 ⾞両及びキーコンポーネントのソーシング⾒直し
 納期改善/在庫削減
③グローバルICT※4基盤の整備
 お客様への提案価値向上とグローバル事業展
開に向けた経営⾰新の実現
※3 SCM:サプライチェーンマネジメント
※4 ICT:Information and Communication Technology
18
4.トピックス/地域別戦略
■北⽶におけるウェアハウス機種ラインナップ拡充
 北⽶市場においてウェアハウス事業強化の⼀環として2014年に
新型リーチ型フォークリフトを発売。
2015年度には第三弾としてJungheinrich社とのアライアンス
による新型ウェアハウス機種を投⼊予定。
■最適⽣産体制の確⽴
 2014年度⽶国⼯場で⽣産開始の中型フォークリフト(1016t)の⽇本国内⽣産も開始し、ダブルソースを確保。
⽇本国内⽣産⾞は主に⽇本・アジア・中東市場へ投⼊。
 ⽶国市場における増産対応のための⽶国⼯場⽣産能⼒増強。
2シフト25,000台⇒1シフト27,500台⽣産へ(2015年9⽉
稼動)。
北⽶向けリーチ型フォークリフト
「GRENDiA LX」
国内⽣産初号機出荷式典
(於:三菱重⼯相模原⼯場)
■デザイン賞受賞
 GDC・LDCがフレキシブルかつ密接に技術・
デザインの横通しを実施。
⽇本では「グッドデザイン賞BEST100」、
欧州では世界で最も権威のある「Red Dot
award 2015」を受賞。
Copyright © 2015 Mitsubishi Nichiyu Forklift Co., Ltd.
⽇本向けリーチ型フォークリフト
「プラッター」
(グッドデザイン賞BEST100受賞)
欧州向けカウンターバランス型
バッテリーフォークリフト
「EDiA」(2.5t〜3.5t)
(Red Dot award 2015 受賞)
19
4.トピックス/地域別戦略
■環境に配慮した製品展開
 ⽇本市場および⽶国市場に最終4次排気ガス規制に対応した
ディーゼル式エンジンフォークリフトを順次投⼊。
トップクラスの環境技術により、地球環境に配慮した製品を
グローバルに展開。
■アジア拠点統合と中国サービス網拡⼤
 シンガポール販売統括会社(NAS社/MCFS社)の機能
統合とインドネシア・マレーシア・オーストラリアの旧ニチユ/
旧三菱系販売網を統合することで商品のフルラインナップ化と
オペレーション効率化を実現。
 中国サービス網をさらに拡充し、お客様の利便性を向上する
とともに収益性を強化。
■欧州でのグローカル化のさらなる推進
⽇本向け最終4次排気ガス規制対応
ディーゼル式エンジンフォークリフト
「GRENDiA」(先⾏⽣産⾞)
中国ワークショップ展開図
⼤連
北京
蘇州
上海
武漢
(2015年開設予定)
広州
 欧州デザインのリーチ型フォークリフトおよびAGV(⾃動搬送
システム)を軸としたウェアハウス事業の拡充により収益性を
強化。
 中東事業強化のためドバイに駐在員事務所を開設。
欧州向けRocla製 ⾃動搬送システム
Copyright © 2015 Mitsubishi Nichiyu Forklift Co., Ltd.
20
5.コーポレート機能強化
■コーポレートガバナンスの強化
 ステークホルダーの期待にお応えするため、経営の透明性を確保し、当社グループのコーポ
レートガバナンス強化に向け必要な体制整備を推進。
当社
社外取締役増員による取締役会の監督機能の充実・強化
執⾏役員制度の充実による意思決定と業務執⾏の迅速化
コーポレートガバナンスコードへの確実な対応
グル
当社グループの体制強化
プ会社
 グループリスクマネジメント体制の構築
(グループ全体のリスク統括管理体制確⽴)
 グループモニタリング体制強化
(当社からの内部統制強化)
【取締役数】
社外取締役 社内取締役
合計
現体制
1名
10名
11名
2015年
株主総会後
2名
7名
9名
■グローバル⼈事制度の⾒直しによる⼈材のダイバーシティ確保
 アジア・中国事業、物流ソリューション、技術開発における⼈材確保と育成。
 事業のグローバル化・⾼度化・複雑化に対応する⼈事制度(海外トレーニー制度・海外
グループ会社との⼈事交流など)への取り組み強化。
Copyright © 2015 Mitsubishi Nichiyu Forklift Co., Ltd.
21
<参考資料>
■投資計画
(単位:億円)
200
180
160
140
成⻑投資
120
100
103
111
リース/レンタル投資
経常投資
80
60
40
20
0
FY2013実績
FY2014実績
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FY2015計画
FY2016計画
FY2017計画
22
注意事項
本資料につきましては投資家の皆様への情報提供のみを⽬的としたものであり、売買
の勧誘を⽬的としたものではありません。本資料における将来予想に関する記述につ
きましては、⽬標や予測に基づいており、確約や保障を与えるものではありません。
また、将来における当社の業績が、現在の当社の将来予想と異なる結果になることが
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