業績集計レポート 連結決算集計 ~14 年度および 15 年度企業業績見通し~ QUICK 企業研究所 2015 年 6 月 5 日 堀内敏成、伊藤健悟 ~ 15 年度連結業績見通しは 3%増収、17%営業増益を予想 ~ 1. 14 年度実績は前年度比 4%の増収、同 3%の営業増益 【加工型および素材型製造業の収益が堅調に推移】 14 年度の連結企業業績は(QBR が 15 年 5 月末時点で集計した金融を除く全産業 266 社ベース)、売 上高が前年度比 4.1%増の 384 兆 7827 億円、営業利益が同 3.4%増の 26 兆 2755 億円、経常利益が 同 6.2%増の 27 兆 6820 億円、純利益が同 4.7%増の 16 兆 8966 億円となった(表 1、図 1∼3 参照)。 米国を中心とする世界景気の緩やかな回復、日銀の量的質的金融緩和などによる円安の進行、企業の構 表1.14年度連結企業業績実績(15年5月末集計) 業種 製造業 ( 素材型) 繊維 紙・パ 化学 ガラス土石 鉄鋼 社数 141 51 6 2 20 9 4 売上高 2,488,996 504,436 37,926 23,998 206,484 47,149 101,097 前年度比 4.0 4.1 4.9 ▲ 0.6 4.3 1.7 3.4 (単位:億円、%) 営業利益 166,856 31,113 2,259 704 13,698 3,500 6,057 前年度比 4.4 13.8 11.2 ▲ 22.3 12.9 2.4 28.0 経常利益 173,772 34,036 2,399 762 14,731 3,281 7,183 前年度比 6.0 18.1 11.8 ▲ 22.7 17.6 10.4 28.7 純利益 107,017 18,702 1,032 405 8,041 1,944 3,750 前年度比 8.5 16.9 ▲ 10.9 ▲ 28.4 23.3 15.5 4.2 非鉄・金属 10 87,783 6.6 4,895 19.0 5,680 23.0 3,529 42.8 ( 加工型) 68 1,637,361 5.8 121,466 15.5 124,022 16.3 80,303 18.0 機械 25 218,855 11.3 21,728 22.3 22,114 22.4 13,230 16.2 電機・精密 26 608,034 2.5 34,979 20.4 32,843 17.5 18,559 31.4 自動車 17 810,472 6.9 64,759 10.9 69,065 13.9 48,514 14.0 (その他) 22 347,199 ▲ 4.1 14,278 ▲ 47.7 15,714 ▲ 44.8 8,012 ▲ 44.8 食品 13 114,502 0.2 9,932 ▲ 14.0 10,086 ▲ 13.0 6,248 ▲ 16.0 医薬品 5 47,669 ▲ 1.5 2,095 ▲ 58.3 2,279 ▲ 55.3 3,995 19.9 石油 4 185,028 ▲ 7.2 2,250 ▲ 79.1 3,349 ▲ 71.6 ▲ 2,231 赤転 125 1,358,831 4.4 95,899 1.6 103,048 6.7 61,948 ▲ 1.3 非製造業 建設・不動産 25 227,851 3.1 14,095 8.4 13,940 11.5 8,907 22.0 電力・ガス 7 211,884 4.6 7,483 138.1 4,745 570.8 4,763 30.7 運輸 18 210,104 4.1 17,543 6.8 16,142 11.0 9,274 2.5 情報・通信 12 219,149 12.6 28,226 ▲ 6.2 31,608 9.4 18,030 14.6 商社 13 154,510 1.4 11,284 ▲ 18.4 18,608 ▲ 13.3 12,091 ▲ 32.4 小売 35 281,386 1.7 11,729 ▲ 6.9 12,267 ▲ 6.5 5,899 ▲ 5.8 サービス 15 53,949 3.7 5,539 5.2 5,739 6.9 2,985 4.1 金融 20 351,666 9.1 65,487 4.5 38,304 1.0 全産業 286 4,199,493 4.5 342,307 5.9 207,270 4.0 (除く金融) 266 3,847,827 4.1 262,755 3.4 276,820 6.2 168,966 4.7 (除く金融、電力・ガス) 259 3,635,943 4.1 255,272 1.7 272,076 4.7 164,203 4.1 (注)QBRが選定した代表的銘柄を連結ベースで集計。親会社が集計対象に含まれている場合、QBRが予想を行っている連結子会社は、 重複を避けるため集計から除外。金融は証券を除いた20社。▲はマイナス (出所)各社決算資料よりQBR作成 本資料のご利用に際して重要な事項を最終ページに記載しておりますので、必ずご確認下さい。 1/5 2015 年 6 月 5 日 業績集計 造改革の進展などを背景に、加工型および素材型製造業が堅調に推移。国内における消費増税の影響 長期化などによる小売など内需型セクターの伸び悩み、資源市況急落に伴う商社、石油など資源関連セク ターの損益悪化などを補った。なお、金融および電力・ガスを除いた 259 社ベースの実績は、同 4.1%の増 収、同 1.7%の営業増益、同 4.7%の経常増益、同 4.1%の最終増益となった。 【製造業が 4.4%の営業増益となる一方、非製造業は 1.6%増益】 14 年度の営業利益を業態別にみると、製造業が前年度比 4.4%の増益。うち、加工型(機械、電機・精 密、自動車)が同 15.5%増と好調に推移。素材型も同 13.8%増と堅調だった。一方、その他製造業は同 47.7%減と落ち込んだが、国内販売の苦戦に特殊要因が重なった医薬品、原油市況の急落が響いた石油 が大幅な減益となった。加工型 3 業種はいずれも好調だったが、機械は自動車、航空機関連などの需要増 を背景に、産業用機械、工作機械、ベアリングなどが全般的に堅調に推移し、同 22.3%の増益。電機・精 密は中国のスマホ市場拡大に伴う電子デバイスの伸長、半導体製造装置の好調に加え、国内の設備投資 回復による産業エレクトロニクスの拡大、カーエレクトロニクスの伸長などもあり、同 20.4%の増益(不適切会 計で決算発表が遅延した東芝=6502=を除いたベース)。自動車も主力市場の北米での販売好調、欧州 での販売底入れに加え、円安、原価低減などが寄与して同 10.9%の増益だった。 素材型製造業は、鉄鋼が、円安に伴う円ベースの鋼材輸出価格の上昇、主原料(鉄鉱石、原料炭)価格 の下落による鋼材マージンの改善などで同 28.0%の増益。化学も石化分野が総じて堅調に推移したほか、 半導体材料、ディスプレイ材料などエレクトロニクス分野の好調などで、同 12.9%の増益となった。 一方、非製造業は同 1.6%の増益だった。電力・ガスが円安による原燃料価格の上昇で原燃料費調整 制度に基づく料金転嫁が進展するなど増収効果が大きく、営業利益は同 2.4 倍に増加。建設・不動産も、 建設各社における工事採算の向上が寄与して同 8.4%の増益。 しかし、資源市況急落による資源開発事業での 図1.四半期別の連結企業業績推移(全産業~除く金融) 15 120 営業利益(左軸) 経常利益(左軸) (兆円) (兆円) 減損損失発生などにより、商社が同 18.4%の減益。 純利益(左軸) 売上高(右軸) 100 10 消費増税の影響長期化、夏場の天候不順、円安 80 による原価高などで小売が同 6.9%の減益。情報・ 5 60 通信は情報サービスが好調だったものの、業績寄 40 0 与度の高い通信の損益悪化などで同 6.2%の減益 20 0 ▲5 だった。 1 2 3 4 1 2 3 4 1 2 3 4 1 2 3 4 1 2 3 4 1 2 3 4 1 2 3 4 1 2 3 4 07年度 08年度 09年度 10年度 11年度 12年度 13年度 14年度 なお、業種別に営業利益をみると、金融を除く (四半期/年度) (注)集計対象は金融を除く266社 19 業種中、12 業種が営業増益、7 業種が営業減 (出所)各社決算資料よりQBR作成 益だった(表 1 参照)。 図2.14年度 業種別営業利益増減額 13年度実績との比較 図3.14年度 業種別営業利益増減率 13年度実績との比較 自動車 電機・精密 電力・ガス 機械 化学 鉄鋼 運輸 建設・不動産 非鉄・金属 サービス 繊維 ガラス・土石 紙・パ 小売 食品 情報・通信 商社 医薬品 石油 電力・ガス 鉄鋼 機械 電機・精密 非鉄・金属 化学 繊維 自動車 建設・不動産 運輸 サービス ガラス・土石 情報・通信 小売 食品 商社 紙・パ 医薬品 石油 ▲ 10,000▲ 8,000 ▲ 6,000 ▲ 4,000 ▲ 2,000 (注)集計対象は金融を除く266社、15年5月末時点 (出所)QBR 0 2,000 4,000 6,000 8,000 (億円) 0 ▲ 100 ▲ 50 (注)集計対象は金融を除く266社、15年5月末時点 (出所)QBR 50 100 150 (%) 本資料のご利用に際して重要な事項を最終ページに記載しておりますので、必ずご確認下さい。 2/5 2015 年 6 月 5 日 業績集計 図5.主な素材型製造業の営業利益推移(四半期ベース) 図4.加工型製造業の営業利益推移(四半期ベース) 20,000 5,000 機械 電機・精密 自動車 (億円) 15,000 10,000 化学 鉄鋼 非鉄・金属 (億円) 4,000 3,000 5,000 2,000 0 1,000 ▲ 5,000 ▲ 10,000 0 ▲ 15,000 ▲ 1,000 ▲ 20,000 1 2 3 4 1 2 3 4 1 2 3 4 1 2 3 4 1 2 3 4 1 2 3 4 1 2 3 4 1 2 3 4 07年度 08年度 09年度 10年度 11年度 12年度 13年度 1 2 3 4 1 2 3 4 1 2 3 4 1 2 3 4 1 2 3 4 1 2 3 4 1 2 3 4 1 2 3 4 14年度 (四半期/年度) (出所)各社公表資料よりQBR作成 ▲ 2,000 07年度 08年度 09年度 10年度 11年度 12年度 13年度 14年度 (四半期/年度) (出所)各社公表資料よりQBR作成 2. 15 年度は前年度比 3.2%増収、17.2%営業増益を予想 15 年度の連結企業業績は(金融を除く全産業 266 社ベース)、売上高が前年度比 3.2%増の 397 兆 1448 億円、営業利益が同 17.2%増の 30 兆 8062 億円、経常利益が同 14.6%増の 31 兆 7363 億円、純 利益が同 17.0%増の 19 兆 7694 億円の見通し(表 2、図 6∼8 参照)。予想の主な前提は、1 ドル=120 表2.15年度連結企業業績見通し(15年5月末集計) 業種 製造業 ( 素材型) 繊維 紙・パ 化学 ガラス土石 鉄鋼 社数 141 51 6 2 20 9 4 売上高 2,588,051 526,191 41,550 25,900 214,230 50,885 101,448 前年度比 4.0 4.3 9.6 7.9 3.8 7.9 0.3 (単位:億円、%) 営業利益 200,363 36,122 2,852 1,020 16,352 3,785 6,630 前年度比 20.1 16.1 26.3 45.0 19.4 8.1 9.5 経常利益 206,137 37,658 2,874 950 16,393 3,698 7,700 前年度比 18.6 10.6 19.8 24.7 11.3 12.7 7.2 純利益 127,543 22,107 1,641 490 9,375 2,312 4,560 前年度比 19.2 18.2 59.0 20.9 16.6 18.9 21.6 非鉄・金属 10 92,178 5.0 5,483 12.0 6,043 6.4 3,729 5.7 ( 加工型) 68 1,730,675 5.7 139,441 14.8 142,824 15.2 92,069 14.7 機械 25 227,190 3.8 22,739 4.7 22,587 2.1 14,267 7.8 電機・精密 26 624,715 2.7 43,250 23.6 41,495 26.3 24,745 33.3 自動車 17 878,770 8.4 73,452 13.4 78,742 14.0 53,057 9.4 (その他) 22 331,185 ▲ 4.6 24,800 73.7 25,655 63.3 13,367 66.8 食品 13 122,815 7.3 11,180 12.6 11,115 10.2 6,887 10.2 医薬品 5 49,520 3.9 5,800 176.8 5,920 159.7 3,900 ▲ 2.4 石油 4 158,850 ▲ 14.1 7,820 247.6 8,620 157.4 2,580 黒転 125 1,383,397 1.8 107,699 12.3 111,226 7.9 70,151 13.2 非製造業 建設・不動産 25 234,320 2.8 15,180 7.7 14,371 3.1 8,897 ▲ 0.1 電力・ガス 7 197,200 ▲ 6.9 11,890 58.9 9,440 99.0 7,100 49.1 運輸 18 216,629 3.1 18,824 7.3 17,142 6.2 10,900 17.5 情報・通信 12 224,416 2.4 30,755 9.0 29,642 ▲ 6.2 17,801 ▲ 1.3 商社 13 157,320 1.8 12,599 11.7 21,863 17.5 15,563 28.7 小売 35 298,278 6.0 13,112 11.8 13,351 8.8 6,600 11.9 サービス 15 55,234 2.4 5,339 ▲ 3.6 5,417 ▲ 5.6 3,290 10.2 20 353,338 0.5 63,377 ▲ 3.2 39,903 4.2 金融 286 4,324,786 3.0 380,740 11.2 237,597 14.6 全産業 (除く金融) 266 3,971,448 3.2 308,062 17.2 317,363 14.6 197,694 17.0 (除く金融、電力・ガス) 259 3,774,248 3.8 296,172 16.0 307,923 13.2 190,594 16.1 (注)QBRが選定した代表的銘柄を連結ベースで集計。親会社が集計対象に含まれている場合、QBRが予想を行っている連結子会社は、 重複を避けるため集計から除外。金融は証券を除いた20社。▲はマイナス (出所)各社決算資料よりQBR作成 本資料のご利用に際して重要な事項を最終ページに記載しておりますので、必ずご確認下さい。 3/5 2015 年 6 月 5 日 業績集計 円(前回と変わらず)、1 ユーロ=130 円(前回は 140 円)。営業利益は、QBR が企業業績見通しの集計を 開始した 04 年度以降の過去最高を更新する見通し(図 6 参照)。 業種別の営業利益は、金融を除く 19 業種中、サービスを除く 18 業種で増益を予想。業態別では、製造 業(同 20.1%増)、非製造業(同 12.3%増)、いずれも 2 桁増益を見込む。製造業では、加工型が同 14.8%増、素材型が同 16.1%増と堅調に推移する見通しであるほか、医薬品(薬価引き下げの影響一巡、 前年度の特殊な減益要因の反動)、石油(国際帝石=1605=のアブダビ首長国での油田権益獲得、石油 精製・販売部門の採算改善など寄与)の大幅な回復で、その他製造業が同 73.7%増加する見込み。 加工型製造業では、電機・精密が設備投資関連、インフラ関連、車載関連の好調が続くほか、構造改革 効果が寄与する見通し。自動車も研究開発費の増加を、米国市場の拡大、原価低減効果などで補い、前 年度に続いて、2 桁増益を予想。機械は、民間設備投資関連、エネルギー関連、航空機関連など主要分 野が拡大するものの、中国の建機市場の減速、鉱山機械の低迷、スマホ関連需要の反動減などもあり、営 業利益の伸びは 1 桁にとどまる見通し。 非製造業は、電力・ガス(原油安に伴う原燃料費負担減による採算改善)で大幅な増益を見込むほか、 14 年度に振るわなかった情報・通信、商社、小売などの回復を予想している。 世界経済は緩やかな回復が続いているが、米国の経済成長がやや減速する一方、欧州経済はユーロ安 効果などから回復しつつある。新興国では、中国の減速傾向が続くほか、東南アジア諸国などの景気にも たつきがみられる。米連邦準備理事会(FRB)はゼロ金利解除(政策金利の引き上げ)の時期を引き続き模 索する一方、日本銀行、欧州中央銀行(ECB)は量的金融緩和を継続している。中国人民銀行も 14 年 11 月以来、3 回にわたり預金準備率を引き下げることで景気の下支えに動いており、ブラジルなどを除けば、 「世界総金融緩和」ともいえる状況だ。これらは中期的には世界的な景気浮揚に貢献するとみられ、国内企 業の業績にはプラス寄与が見込まれる。原油など資 図6.連結企業業績見通し(全産業~除く金融) 450 60 (兆円) (兆円) 400 源価格の低落も大半の業種で増益要因となる見通し。 50 350 ただ、米国景気のさらなる減速、新興国景気の一段 40 300 営業利益(左軸) 経常利益(左軸) 純利益(左軸) 売上高(右軸) 250 30 の落ち込みなどはリスク要因として注意を払いたい。 200 20 150 国内経済も消費増税の影響が薄れるなか、生産、 100 10 輸出、設備投資が回復しつつあり、賃上げの効果な 50 0 0 どにより、個人消費も回復が期待される。これら経済 04年 05年 06年 07年 08年 09年 10年 11年 12年 13年 14年 15年 度 度 度 度 度 度 度 度 度 度 度 度 の好循環が定着するようであれば、内需系セクターの (注)集計対象は金融を除いたベース。社数は表1、表2参照 (予) (出所)各社決算資料よりQBR作成、予想はQBR 業績改善は一段と進むものと QBR ではみている。 図7.15年度 業種別営業利益増減額予想 14年度実績との比較 図8.15年度 業種別営業利益増減率予想 14年度実績との比較 自動車 電機・精密 石油 電力・ガス 医薬品 化学 情報・通信 小売 商社 運輸 食品 建設・不動産 機械 繊維 非鉄・金属 鉄鋼 紙・パ ガラス・土石 サービス 石油 医薬品 電力・ガス 紙・パ 繊維 電機・精密 化学 自動車 食品 非鉄・金属 小売 商社 鉄鋼 情報・通信 ガラス・土石 建設・不動産 運輸 機械 サービス 1,000 2,000 3,000 4,000 ▲ 1,000 0 (注)集計対象は金融を除く266社、15年5月末時点 (出所)予想はQBR 5,000 6,000 7,000 8,000 9,000 (億円) 0 50 ▲ 50 (注)集計対象は金融を除く266社、15年5月末時点 (出所)予想はQBR 100 150 200 250 (%) 本資料のご利用に際して重要な事項を最終ページに記載しておりますので、必ずご確認下さい。 4/5 2015 年 6 月 5 日 業績集計 QBR 免責事項 本資料は、投資判断の参考となる情報の提供を唯一の目的としており、投資勧誘を目的とするものではありません。本 資料で言及した銘柄や投資戦略は、投資に関するご経験や知識、財産の状況及び投資目的が異なるすべてのお客 様に、一律に適合するとは限りません。また、株式・債券等の有価証券の投資には、損失が生じるおそれがあります。 投資判断の最終決定は、お客様ご自身の判断で行っていただきますようお願い致します。 本資料は、信頼できると考えられる情報に基づいて QBR が作成したものですが、QBR は、作成にあたって QBR が基 にした情報及びそれに基づく QBR の要約または見解の正確性、完全性、適時性などを保証するものではありません。 本資料に記載された内容は、資料作成時点におけるものであり、予告なく変更される可能性があります。 本資料に基づき投資を行った結果、お客様に何らかの損害が発生した場合でも、QBR は、理由の如何を問わず、一 切責任を負いません。 著作権等 :本資料に関する一切の知的財産権は、原則として QBR に帰属します。事前の承諾なく、本資料の一 部または全部の複製または転送等を行わないようにお願い致します。 本資料のご利用に際して重要な事項を最終ページに記載しておりますので、必ずご確認下さい。 5/5
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