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Dell PowerVault MD シリーズ ファイバチャネルス
トレージアレイ
Dell MD3600f/3620f/MD3660f シリーズストレージア
レイでのファイバチャネルの設定
メモ、注意、警告
メモ: コンピュータを使いやすくするための重要な情報を説明しています。
注意: ハードウェアの損傷やデータの損失の可能性を示し、その問題を回避するための方法を説明してい
ます。
警告: 物的損害、けが、または死亡の原因となる可能性があることを示しています。
© 2012 Dell Inc.
本書に使用されている商標:Dell™、Dell のロゴ、Dell Boomi™、Dell Precision™、OptiPlex™、Latitude™、PowerEdge™、PowerVault™、
PowerConnect™、OpenManage™、EqualLogic™、Compellent™、KACE™、FlexAddress™、Force10™ および Vostro™ は Dell Inc. の商標で
す。Intel®、Pentium®、Xeon®、Core® および Celeron® は米国およびその他の国における Intel Corporation の登録商標です。
AMD® は Advanced Micro Devices, Inc. の登録商標、AMD Opteron™、AMD Phenom™ および AMD Sempron™ は同社の商標です。
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の登録商標または商標です。VMware®、Virtual SMP®、vMotion®、vCenter® および vSphere® は米国またはその他の国におけ
る VMware, Inc. の登録商標または商標です。IBM® は International Business Machines Corporation の登録商標です。
2012 - 08
Rev. A01
目次
メモ、注意、警告.......................................................................................................................2
章 1: Dell MD3600f/3620f/MD3660f シリーズストレージアレイでのファイバチ
ャネルの設定................................................................................................................................5
直接接続および SAN 接続のストレージアレイでのファイバチャネルの設定...........................................5
その他の情報..........................................................................................................................................................6
サポートされるファイバチャネル HBA の取り付け........................................................................................6
ホストサーバーへのファイバチャネル HBA のインストール.................................................................6
ファイバーチャネルスイッチゾーニングの使用.............................................................................................6
ワールドワイド名ゾーニング.......................................................................................................................7
スイッチゾーニングのガイドライン...........................................................................................................7
ファイバチャネルスイッチハードウェアにおけるゾーニングのセットアップ..................................8
ストレージアレイのケーブル接続 .....................................................................................................................8
冗長および非冗長ケーブル配線...................................................................................................................8
直接接続のケーブル配線...............................................................................................................................8
SAN 接続のケーブル配線.............................................................................................................................14
4
Dell MD3600f/3620f/MD3660f シリーズストレー
ジアレイでのファイバチャネルの設定
このマニュアルは、ホストサーバーとストレージアレイ間のファイバチャネル通信の設定に関する情報を提
供します。 ラック、電源ケーブル配線、推奨される取扱い手順などの基本的な設定情報については、お使い
のストレージアレイの『Getting Started Guide』(はじめに)(support.dell.com/manuals)を参照してください。
メモ: このマニュアルに示されているケーブル配線および設定の概念は、2U と 4U ベース両方の Dell ファ
イバチャネルストレージアレイに適用されます。
メモ: MD シリーズ高密度ストレージアレイは、Dell PowerVault MD3600f/3620f/MD3660f ストレージアレイ
を指します。
直接接続および SAN 接続のストレージアレイでのファイバ
チャネルの設定
ホストサーバーのストレージアレイへのケーブル接続は、次の 2 通りの方法のいずれかで行うことができま
す。
•
•
サポートされるファイバチャネルケーブルを使用したホストサーバーとストレージアレイの直接接
続。
サポートされるファイバチャネルスイッチを使用したストレージアレイネットワーク(SAN)。
メモ: サポートされるファイバチャネルハードウェアの詳細については、『Support Matrix』(サポートマ
トリックス)(support.dell.com/manuals)を参照してください。
次の表は、両方の接続タイプにおける設定の順序を示しています。これらの手順は、ファイバチャネルスト
レージを初めてセットアップする状況を前提としています。
メモ: ファイバチャネルストレージアレイを追加している、またはホストサーバーがファイバチャネルス
トレージにアクセスするようにすでに設定されている場合、表 1 の手順のいくつかは該当しない可能性
があります。手順を開始する前に、
『Support Matrix』(サポートマトリックス)を参照して、既存のハー
ドウェアコンポーネント、ホストバスアダプタ(HBA)ファームウェア、および BIOS レベルが対応して
いることを確認してください。
表 1. ファイバチャネルの設定
直接接続のストレージアレイ
1. サポートされている HBA をホストサーバー
にインストールします。
2. ホストサーバーをストレージアレイにケー
ブル配線します。詳細については、「直接接
続のケーブル配線例」を参照してください。
3.『Support Matrix』(サポートマトリックス)に
リストされている、必要な HBA ドライバとフ
ァームウェアのバージョンをインストール
します。
4. ホストサーバーに MD Storage Manager ホス
トソフトウェア(ストレージアレイに同梱)
をインストールして設定します。
5. MD Storage Manager(MDSM)を使用して、
ホストサーバー、ストレージアレイ、および
仮想ディスクを設定します。
SAN 接続のストレージアレイ*
1. サポートされている HBA をホストサーバーにイン
ストールします。
2. ホストサーバーをファイバチャネルスイッチにケ
ーブル配線します。詳細については、
「SAN 接続の
ケーブル配線例」および「リモートレプリケーシ
ョンのケーブル配線例」を参照してください。
3.『Support Matrix』(サポートマトリックス)にリス
トされている、必要な HBA ドライバとファームウ
ェアのバージョンをインストールします。
4. ホストサーバーに MD Storage Manager ホストソフ
トウェア(ストレージアレイに同梱)をインスト
ールして設定します。
5. ストレージアレイとファイバチャネルスイッチを
ケーブルで接続します。
6. 全てのファイバチャネルスイッチのゾーニングを
設定します。詳細については、
「スイッチゾーニン
グガイドライン」を参照してください。**
5
直接接続のストレージアレイ
6. プレミアム機能(該当する場合)をアクティ
ブ化して設定します。
SAN 接続のストレージアレイ*
7. MDSM を使用して、ホストサーバー、ストレージ
アレイ、および仮想ディスクを設定します。
8. プレミアム機能(該当する場合)をアクティブ化
して設定します。
* リモートレプリケーションのプレミアム機能の使用には SAN 接続設定が必要です。直接接続設定ではリ
モートレプリケーションはサポートされません。** ゾーニングを確立する前に、スイッチに接続されてい
るすべての装置に電源を入れる必要があります。スイッチハードウェアの追加要件については、メーカー
のマニュアルを参照してください。
その他の情報
本書に加え、HBA およびファイバチャネルスイッチハードウェアに付属のマニュアルで、ストレージアレイ
のファイバチャネルのセットアップを完了するために必要な、ベンダー固有の情報を参照してください。
サポートされるファイバチャネル HBA の取り付け
ストレージアレイは、特定のセットのファイバチャネル HBA をサポートし、それぞれに固有のドライバとフ
ァームウェアレベルが必要です。 サポートされた HBA と、そのソフトウェアパッチ、ナレッジベース、ドラ
イバ、ファームウェア、および BIOS のバージョンのリストについては、『Support Matrix』(サポートマトリ
ックス) (support.dell.com/manuals)を参照してください。
HBA がホストサーバーにすでに取り付けられている場合、それ『Support Matrix』(サポートマトリックス)
でサポートされており、指定されたドライバおよび / またはファームウェアレベルで稼動していることを確
認してください。 HBA が 『Support Matrix』(サポートマトリックス) にリストされていない場合、ストレー
ジアレイへの接続には使用しないでください。
注意: サポートされていないホストサーバー HBA にストレージアレイを接続したり、適切ではない HBA
ドライバまたはファームウェアをインストールすると、データへのアクセスが不安定になったり、アク
セスできなくなる原因になる場合があります。
ホストサーバーへのファイバチャネル HBA のインストール
ホストサーバーへの HBA の物理的な取り付けと、サポートされるドライバおよびファームウェアのロードの
手順は、HBA ハードウェアに付属のマニュアルを参照してください。
メモ: 取り付け中に、製造元指定のタイムアウトおよび / またはノード時間値を入力する必要がありま
す。 特定の HBA に関する状況については『Support Matrix』(サポートマトリックス) (support.dell.com/
manuals)を参照してください。
ファイバーチャネルスイッチゾーニングの使用
ファイバチャネルスイッチを使用すると、帯域幅やスループットを低下させずに複数のデバイスを SAN に接
続することができます。 製造元の内蔵ユーティリティを使って、各ファイバチャネルスイッチハードウェア
コンポーネントにスイッチゾーニングを実装すると、ホストサーバーとストレージアレイ間のポートトラフ
ィックが提供され、最高レベルの冗長性が維持されます。
次の図は、各ホストサーバーが SAN の個々の論理的ゾーンにルーティングされていることを示しています。
2 つの物理的スイッチにより、ストレージアレイへの代替(冗長)データパスが提供されます。 1 つの HBA、
スイッチまたは RAID コントローラに障害が発生した場合も、ホストサーバーはスイッチが提供する代替パス
の 1 つを経由してストレージアレイのデータにアクセスできます。
6
メモ: サポートされているファイバチャネルスイッチのリストについては、『Support Matrix』(サポート
マトリックス)(support.dell.com/manuals)を参照してください。
図 1. MD3600f シリーズのファイバチャネルストレージアレイ上の SAN のスイッチゾーニング例
ワールドワイド名ゾーニング
さまざまな SAN で使用されるスイッチゾーニング技術がいくつかあります。 ストレージアレイにゾーニン
グを設定するときは、64 ビットワールドワイド名 (WWN) を使って、ファイバチャネルスイッチファブリック
の各コンポーネントを固有に識別することが推奨されます。 WWN ポートゾーニング(ソフトゾーニングと
呼ばれます)を使う利点は、既存のゾーンロジックを再設定せずに、ファブリックに接続するケーブルを取
り外したり交換したりできることです。
ファイバチャネルスイッチに実装すると、ポート WWN ゾーニングによりホストサーバーが、スイッチファ
ブリックにアクセスするたびにすべての接続された物理的ディスクおよび / または拡張エンクロージャのワ
ールドワイド識別子 (WWID) 名をクエリします。 ホストサーバー、スイッチおよびストレージアレイで特定
のポートを一緒にゾーニングすることにより、スイッチを入れるとホストサーバーはそのゾーンに含まれる
デバイスのみを見ることができ、ホストサーバーが接続はされていてもゾーン外のデバイスをクエリするの
にかかる時間を短縮できます。
スイッチゾーニングのガイドライン
ストレージアレイには、ファイバチャネルスイッチのゾーニングを設定する際に従う必要のある、特定の要
件があります。
•
•
ホストサーバーとストレージアレイの接続にファイバチャネルスイッチが使用されている場合、ゾー
ニングを行う必要があります。 ゾーニングされていない、またはオープンなスイッチは使用できませ
ん。
WWN ポートゾーニングが推奨されます。 ハードゾーニング(デバイス ID によるゾーニング)がサポ
ートされている間、LUN マスキングでは WWN 識別子が使用されます。 WWN とハードゾーニングさ
れたポートは、同じゾーンに混在できます。
7
•
複数ポート HBA がサポートされています。 複数ポート HBA の各ポートは 1 つのイニシエータを示し
ます。 各イニシエータは、単一の論理的スイッチゾーンに接続する必要があります。
•
1 つの物理ホストサーバーから 1 つの RAID コントローラに対して確立できるパス(ポートからポート
のセグメント)は 4 つまでです。
•
1 つのゾーンには、複数のターゲットを含み複数のストレージアレイに渡って存在できます(単一の
イニシエータが複数のターゲットをポイントできます)。
•
リモートレプリケーションプレミアム機能がアクティブ化されている場合、各レプリケーションポー
トに個別のゾーンが必要となります。 リモートレプリケーションに関連するデータトラフィックの
みが、そのゾーンを移動できます。 リモートレプリケーションに関する詳細および要件については、
『Dell PowerVault MD3260/3260i/3660i/3660f/3060e Storage Arrays Administrator's Guide』(Dell PowerVault
MD3260/3260i/3660i/3660f/3060e ストレージアレイ管理者ガイド)(support.dell.com/manuals)を参照して
ください。
ファイバチャネルスイッチハードウェアにおけるゾーニングのセットアップ
ファイバチャネルスイッチのゾーニングのセットアップ方法は、製造元によって大きく異なります。 スイッ
チでゾーニングを設定する詳しい方法については、製造元の製品マニュアルまたはテクニカルサポートウェ
ブサイトを参照してください。
ストレージアレイのケーブル接続
ストレージアレイのケーブル接続の方法は、次のような諸条件に依存します。
•
直接接続または SAN 接続のストレージアレイ
•
冗長性またはスループットの必要レベル
•
ストレージアレイに接続されたホストサーバーの数
•
ホストサーバーで使用される HBA のタイプ(デュアルポートまたはシングルポート)
•
リモートレプリケーションプレミアム機能(該当する場合)
ここに示すケーブル配線図は、サポートされるケーブル配線シナリオのすべてを表すものではありませんが、
冗長性およびスイッチロジックの概念は、お使いになる環境において活用することが可能です。
冗長および非冗長ケーブル配線
非冗長ケーブル設定は、ホストサーバーからストレージアレイへ 1 つのデータパスを提供します。 この種類
の設定は、重要でないデータストレージにのみ推奨されます。 障害が発生したり取り外されたケーブル、障
害が発生した HBA、または障害が発生したり取り外された RAID コントローラモジュールによってパスに障害
が起こると、ストレージアレイへのホストアクセスが失われます。
冗長設定は、ホストサーバーとストレージアレイ間に個別のデータパスを確立します。 各パスは、ストレー
ジアレイで個別の RAID コントローラモジュールに接続されます。 冗長性により、両方の RAID コントローラ
モジュールが独立してストレージアレイのすべての物理的ディスクにアクセスできるため、パスに障害が発
生しても、ホストサーバーがデータへのアクセスを失うことがなくなります。
直接接続のケーブル配線
直接接続のケーブル構成を使用すると、ホストサーバーとストレージアレイ間で切り替えなしの接続が実現
します。 2 つの RAID コントローラがストレージアレイに取り付けられ、ホストサーバーとストレージアレイ
間に複数パスが確立された場合、直接接続構成で冗長性を達成できます。
1 つの RAID コントローラを使用した直接接続構成もサポートされていますが、冗長性レベルが低いため、お
勧めできません。
8
シングルコントローラ構成
次の図は、それぞれが 1 つの RAID コントローラモジュールに接続された 2 つと 4 つのホストサーバーを示し
ています。 ホストサーバーは、冗長パスなしでストレージサーバーを共有します。 1 つのパスに障害が発生
すると、そのパスのホストサーバーがストレージアレイから切断されます。
メモ: MD シリーズ高密度ストレージアレイは、シングルコントローラ(シンプレックス)構成をサポー
トしません。
図 2. シングルコントローラストレージアレイに接続された、デュアルポート HBA 装備のホストサーバー 2 台
9
図 3. シングルコントローラストレージアレイに接続された、2 つのシングルポート HBA 装備のホストサーバー 2 台
10
図 4. シングルコントローラストレージアレイに接続された、シングルポート HBA 装備のホストサーバー 4 台
デュアルコントローラ構成
次の図は、2 台および 4 台のホストサーバーを示しています。各ホストサーバーは、2 台の RAID コントロー
ラモジュールに接続されています。各ホストサーバーには冗長パスがあるため、1 つのパスを損失しても、
代わりのパスでストレージアレイにアクセスすることができます。
11
図 5. デュアルコントローラ(二重)ストレージアレイに接続された、2 つのデュアルポート HBA 装備のホストサー
バー 2 台
12
図 6. デュアルコントローラ(二重)ストレージアレイに接続された、シングルポート HBA 装備のホストサーバー 4
台
13
図 7. クラスタケーブル配線を使用してデュアルコントローラ(二重)ストレージアレイに接続された、シングルポ
ート HBA 装備のホストサーバー 4 台
図 7 は、2 台の RAID コントローラモジュールに接続された 4 つのクラスタノードを示しています。各クラス
タノードには冗長パスがあるため、ひとつのパスを損失しても、代わりのパスを介して引き続きストレージ
アレイにアクセスすることができます。
SAN 接続のケーブル配線
SAN 接続ケーブル構成は、ホストサーバーとストレージアレイ間に最高の冗長レベルと代替接続パスを提供
します。 ファイバチャネル対応のスイッチファブリックを使った SAN 構成では、ストレージアレイのデータ
に複数の冗長パスを確立できます。
メモ: ストレージアレイでリモートレプリケーションのプレミアム機能がアクティブ化されている場合、
サポートされているファイバチャネルスイッチハードウェアを使った SAN 構成が必要です。 リモート
レプリケーションは、直接接続構成でサポートされていません。 リモートレプリケーション用の特定の
ケーブル配線要件について、「リモートレプリケーションケーブル配線の例」を参照してください。.
SAN 接続のケーブル配線例
次の図は、サーバー 3 台と、ストレージアレイへの複数パスを確立するために 2 つの個別スイッチファブリ
ックを使用する、混合 HBA ケーブル配線構成を示しています。各スイッチファブリック / ゾーンのポート対
ポート接続は、テキストボックスで詳しく説明されています。
14
図 8. 複数パスを使用してストレージアレイに接続されている 3 台の SAN 接続ホストサーバー
Switch Fabric A
Switch Fabric B
Zone_1_Server_1_HBA_0
Zone_5_Server_1_HBA_1
Server1-HBA_0
Server1-HBA_1
Array_Ctrl-0-1
Array_Ctrl-0-0
Array_Ctrl-1-0
Array_Ctrl-1-1
Zone_2_Server_2_HBA_0
Zone_6_Server_2_HBA_1
Server2-HBA_0
Server2-HBA_1
Array_Ctrl-0-3
Array_Ctrl-0-2
Array_Ctrl-1-2
Array_Ctrl-1-3
Zone_3_Server_3_HBA_0-0
Zone_7_Server_3_HBA_0_1
Server3-HBA_0_0
Server3-HBA_0_1
Array_Ctrl-0-1
Array_Ctrl-0-0
Array_Ctrl-1-0
Array_Ctrl-1-1
Zone_4_Server_3_HBA_1_0
Zone_8_Server_3_HBA_1_1
Server3-HBA_1_0
Server3-HBA_1_1
Array_Ctrl-0-3
Array_Ctrl-0-2
Array_Ctrl-1-2
Array_Ctrl-1-3
リモートレプリケーションのケーブル配線例
リモートレプリケーションは、ストレージアレイ間のデータのオンライン、リアルタイムレプリケーション
を提供するストレージアレイのプレミアム機能です。この機能がアクティブ化されると、各 RAID コントロー
15
ラの専用ポート(ポート 3)がリモートレプリケーショントラフィック専用として予約されます。このポー
トでは、リモートレプリケーション機能が非アクティブ化されるまで、他のデータトラフィックは許可され
ません。各ファイバチャネルスイッチにおける専用ゾーンも必要です。
図 9. リモートレプリケーションのケーブル配線
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Switch Fabric A
Switch Fabric B
Zone_1_Server_1_HBA_0
Zone_5_Server_1_HBA_1
Server-1-HBA_0
Server1-HBA_1
Array-1_Ctrl-0-1
Array-1_Ctrl-0-0
Array-1_Ctrl-1-0
Array-1_Ctrl-1-1
Zone_2_Server_2_HBA_0_0
Zone_6_Server_2_HBA_0_1
Server-2-HBA_0_0
Server2-HBA_0_1
Array-1_Ctrl-0-1
Array-1_Ctrl-0-2
Array-1_Ctrl-1-2
Array-1_Ctrl-1-1
Zone_3_Server_2_HBA_1-0
Zone_7_Server_2_HBA_1_1
Switch Fabric A
Switch Fabric B
Server-3-HBA_1_0
Server-2-HBA_1_1
Array-1_Ctrl-0-1
Array-1_Ctrl-0-0
Array-1_Ctrl-1-0
Array-1_Ctrl-1-1
Zone_4_Server_3_HBA_0
Zone_8_Server_3_HBA_1
Server3-HBA_0
Server3-HBA_1
Array-2_Ctrl-0-1
Array-1_Ctrl-0-2
Array-2_Ctrl-1-2
Array-1_Ctrl-1-1
Replication_Zone_1
Replication_Zone_2
Array-1_Ctrl-0-3
Array-1_Ctrl-1-3
Array-2_Ctrl-0-3
Array-2_Ctrl-1-3
17