The Future of Automotive Electronics

KEYNOTE
The Future of
Automotive Electronics
MAN Truck & Bus AG
Dipl.-Ing. Stefan Teuchert
Vice President Electric/Electronics
Systems-Functions
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プログラム
10:00 ご挨拶 dSPACE Japan 株式会社 代表取締役社長 宮野 隆 / dSPACE GmbH President Dr. Herbert Hanselmann
10:30 MAN Truck & Bus AG Dipl.-Ing. Stefan Teuchert Vice President Electric/Electronics Systems-Functions
KEYNOTE The Future of Automotive Electronics
今後 10 ∼ 15 年間におけるカーエレクトロニクスの課題について講演する。カーエレクトロニクスの課題は、ビジネスモデル、プロセス、アーキテクチャ、機能開発、テストなど、すべての分野に影
響を与える。これらすべての分野での新しいアプローチやモデル、とりわけ、アーキテクチャ、機能開発、テストの分野についての予測を紹介する。また、本講演のキーワードとなるのは、中央処理型アー
キテクチャ、サーバー側での機能開発、仮想検証、形式検証である。最後に、カーエレクトロニクスの課題に対する次の段階についても紹介する。
11:10 トヨタ自動車株式会社 阿部 眞一 様 HV システム制御開発部
部長
ハイブリッド自動車の技術進展と今後の動向
CO2 削減や資源枯渇の問題に対応するため、トヨタは 1997 年以降プリウスを代表とする非常に高効率な HV を多数世界展開している。高効率を実現のためユニットの効率化に加えて、システムを最大
効率で動作させる為の統合制御が大変重要となる。さらに、Fun to drive との最適バランス、故障時の対応も必須となる。これらの各制御システムは、デザインレビュー、SILS、HILS などを経て、最終
的に実車テストにより品質を保証している。この手法は、PHV または FC など、より複雑なシステムを確立するために貢献している。
11:40 dSPACE GmbH Dipl.-Ing. André Rolfsmeier Lead Product Manager Advanced Applications and Technologies, Product Management
Real or virtual test drives? - Strategies for Developing ADAS and Autonomous Driving Functions.
先進運転支援システム(ADAS)
・自動運転機能開発において新しい課題が発生している。センサの認知からアクチュエータの制御までの複雑な処理の連鎖、無限に近いトラフィックシナリオ、数百万
キロのテストドライブ――課題解決には新戦略が必要である。本講演では、リアル・バーチャルなテストドライブを実現するツールチェーン、それらを活用した開発期間短縮・コスト削減について紹
介する。
12:00 Break
13:00 株式会社デンソー 後藤 正博 様 電子基盤システム開発部
部長
車両制御 ECU へのモデルベース設計活用の実績と課題
車両制御開発におけるモデルベース設計の活用方法と課題を、車両制御の特徴や車両ソフトウェアの要件を踏まえて紹介する。
13:30 現在調整中 ソフトウェア信頼性確保の歩みと今後の計画
14:00 BTC Embedded Systems AG Dr. Tom Bienmüller Senior Vice President Products
Integrated Automatic Testing & Verification in a MBD Process
dSPACE GmbH 社と BTC Embedded Systems AG 社の製品群によるツールチェーンにより可能となった最先端の自動テストシナリオ生成、自動テスト、形式検証、およびそれらの連携の紹介。ソフトウェ
ア開発における統合レベルの下位から上位までそれぞれのフェーズに応じて柔軟に適用可能で、実用的かつ効率的なテスト・検証手法を提案する。
14:00 Model Engineering Solutions GmbH Dr. Heiko Dörr COO
Monozukuri and Software Models
当該スピーチでは、ソフトウェア開発初期段階でどのように品質確保をシステマティックに行っていくかに焦点を当て、MES 社技術、並びに dSPACE 社技術(特に TargetLink)の連携がもたらす利益に
ついて提案する。
安全を考慮し、かつ効率的な開発手法を導く、 モデリングガイドライン 、 開発工程の最適化 、 ソフトウェア複雑度管理 へ実例の紹介。また、
これら活動がセーフティークリティカルな車載ソフトウェ
ア開発工程において、どのように機能安全規格 ISO26262 を補うのか実践を考慮し情報展開する。
14:30 Break
15:00 株式会社本田技術研究所 西尾 唯 様 四輪 R&D センター
第2技術開発室 第2ブロック
量産 TargetLink コードを活用した RCP によるパワープラントの先行検討
パワープラントの先行検討を行う際、RCP をコントローラーとして用いることで、開発費の削減と早い段階での実機試験が可能となる。また、コントローラーの構築においては、既存の量産コードを
最大限活用することで検討スピードが向上する。本報告では、量産 ECU に実装された TargetLink コードやレガシーコードを活用して RCP に実装した事例について紹介する。
15:30 マツダ株式会社 大佐古 昌和 様 技術研究所
電動車両開発における HILS の活用事例
マツダでは、内燃機関だけでなく電気駆動系においてもモデルベース開発を推進している。駆動用モータの技術開発を進めるにあたって、dSPACE 社製 HILS と JMAG ソリューションを導入したので、
その適用事例や効果について紹介する。
16:00 Break
16:10 日経 BP 社
株式会社デンソー
日産自動車株式会社
株式会社本田技術研究所
マツダ株式会社
dSPACE Japan 株式会社
狩集 浩志 様 日経テクノロジーオンライン 編集長
後藤 正博 様 電子基盤システム開発部 部長
吉野 勝人 様 パワートレイン技術開発本部 パワートレイン性能開発部 システムエンジニア
嶋田 敏 様 四輪 R&D センター 統合制御開発室 第5ブロック 主任研究員
今田 道宏 様 統合制御システム開発本部 主幹研究員
宮野 隆 代表取締役社長
今後 10 年における車載ソフトウエア開発の進化 ~ MBD 導入の歴史と今後の 10 年について~
懇親会
※内容は予告なしに変更になる可能性があります。あらかじめ、ご了承ください。 ※セッションは 2015 年 5 月 13 日現在の情報です。