平成 26 年度 事業報告 公益財団法人 内視鏡医学研究振興財団 平成 26 年度における当財団法人が実施した事業概要は下記の表のとおりである。 主たる事業の「研究助成」は、応募数は前年度より大幅増の 121 件であり、助成数は 41 件、 採択率は 34%となった。分野別には、呼吸器、耳鼻咽喉、整形外科分野の増加が目立ち、全 体の応募件数を押し上げる要因となり、消化器、泌尿器、産婦人科分野は微増、その他(脳神 経外科など)は横ばいであった。「多施設共同研究助成」は、当年度の応募数 8 件に対し助成 数 2 件であり、継続助成は 3 件が対象となった。 「研究会助成」は 4 件の助成を実施した。「海外研究医受入助成」は、イスラム国問題の影響 による来日中止等があったものの、昨年同様アジア・南米地区の研究医の受入れが多かった。 「海外派遣助成」は、前年同様に分野の偏りがあるが、消化器分野を中心にほぼ計画した件数 の助成実績であった。当年度も財務環境が厳しい中、計画に基づく慎重な運営により、各事業 において概ね計画通りの助成を実施した。 (予算執行率 98.7%) 摘 要 1. 定款第 4 条(1)の事業 2. 定款第 4 条(2)の事業 3. 定款第 4 条(3)の事業 4. 定款第 4 条(4)の事業 5. 定款第 4 条(5)の事業 6. その他 合 計 金 額 備 考 2,650 万円 内視鏡医学研究に関する研究助成 研究助成金(A) 100 万円×2 名 研究助成金(B) 50 万円×39 名 多施設共同研究助成 第 1 年次 100 万円×2 名 第 2 年次 100 万円×2 名 第 3 年次 100 万円×1 名 200 万円 内視鏡医学研究に功績のあった者に対する顕彰 顕彰金 50 万円×4 名 120 万円 内視鏡医学に関する研究会の振興に対する助成 研究会助成 4 件 (前年度 5 件) 410 万円 内視鏡医学研究のため来日する海外研究医に対 する助成 海外研究医受け入れ助成 10 件 (前年度 11 件) ロシア 2 名、インドネシア、ベトナム、タイ、ラオス、インド、台湾、 チリ、コロンビア 各 1 名 450 万円 内視鏡医学研究のため国際学会に参加する研究 医に対する助成 内視鏡医学研究医海外派遣助成 21 件 (前年度 18 件) 消化器分野 DDW 7 名、UEGW 4 名、 APDW 4 名、SAGES 1 名 呼吸器分野 なし 泌尿器分野 WCE 1 名 外科分野 WCES/EAES 4 名 353 万円 助成事業に関連する会議費 選考委員会及び贈呈式等開催費用 4,183 万円
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