R&S RCSハイパー撥水コート剤 株式会社ライジングサン №00117906 2009 年 9 月 21 日 1/4 作成日 2002 年 9 月 16 日 改定日 2009 年 9 月 21 日 製品安全データシート 製品安全データシート 1. 製品及び会社情報 製品名 会社名 R&S RCSハイパー RCSハイパー撥水 ハイパー撥水コート 撥水コート剤 コート剤 株式会社ライジングサン 住所 東京都港区台場2丁目3-2(台場フロンティアビル) 担当部門 営業企画部 企画課 電話番号 03-5531-6233 FAX 番号 03-5531-6820 2. 組成、成分情報 単一製品・混合物の区別 :混合物 化学名又は一般名 :自動車塗装用撥水剤 (自動式洗車機用) 適用法令成分 含有量(%) エチレングリコール 6.5 化学式 官報公示整理番号 CAS № 化審法 2-230 107-21-1 HOCH2CH2OH その他成分 (含有量、化学式、官報公示整理番号、CAS № 非公開) 特殊シリコーンオイル、グリコールエーテル、非イオン系界面活性剤、 防錆剤(非鉄用)、防腐剤、純水 化学物質管理促進法 :第一種指定化学物質 政令番号 第 43 号 エチレングリコール (H21.10.1 以降は非該当となります。) 労働安全衛生法(57 条の 2)通知対象物 :政令番号 危険有害成分 :なし 第 75 号 エチレングリコール 3. 危険有害性の要約 最重要危険有害性 :なし 有害性 :目に入った時、不適切な処置では視力の低下や失明等の障害を生ずる恐れがある。 環境影響 :自然環境下で徐々に分解される。 飲み込むと人体に有害である。 物理的及び化学的危険性 :通常の使用環境下では危険性は低い。 分類の名称 :分類基準に該当しない。 (分類基準は日本方式) 4. 応急措置 皮膚に付着した場合 :流水で石鹸等の洗剤を用いて十分に洗い落とす。 目に入った場合 :直ちに清浄な流水で 15 分以上洗う。まぶたの裏まで完全に洗う。 外観に変化が見られたり、痛みがある場合には医師の診断を受ける。 コンタクトレンズを使用している場合は、固着していない限り、取り除いて洗浄を続ける。 目に付着したまま放置すると、視力低下などの障害を生ずる恐れがある。速やかに眼 科医の診断を受ける。 飲み込んだ場合 :誤って飲み込んだ場合は、水で口の中を良く洗浄し、コップ 1~2 杯の水を飲ませ、安静 にして直ちに医師の処置を受ける。 医師の指示による以外は、無理に吐かせないこと。 5. 火災時の措置 R&S RCSハイパー撥水コート剤 株式会社ライジングサン №00117906 2009 年 9 月 21 日 消火剤 :水、耐アルコール泡消火薬剤、粉末消火薬剤、二酸化炭素、乾燥砂 特定の消火方法 :消火活動は可能な限り風上から行う。 2/4 関係者以外は安全な場所に退去させる。 周辺火災の場合に移動可能な容器は、速やかに安全な場所に移す。 消火を行う者の保護 :消火作業では、適切な保護具(手袋、眼鏡、マスク等)を着用する。 6. 漏出時の措置 人体に対する注意事項 :漏出時の処理を行う際には、できるだけ適切な保護具(手袋、眼鏡、マスク等)を 着用する。 環境に対する注意事項 :漏出物を直接に河川や下水に流してはならない。 除去方法 :少量の場合は、吸着剤(おがくず、土、砂、ウエス等)で吸着させ取り除く。 大量の流出には、土砂等で流出拡大防止を図り、スコップ、吸引機等で密閉できる 空容器に回収する。 二次災害の防止策 :漏出物の上は滑るので、むやみに歩かない。 7. 取り扱い及び保管上の注意 取り扱い 技術的対策 :できるだけ保護具を着用し、皮膚や目に付着しないようにする。 注意事項 :取り扱いは、換気の良い場所で行う。 安全取扱い注意事項 :必要に応じて使用後は手を洗う。 保管 適切な保管条件 安全な容器包装材料 :日光の直射を避け、通気のよい室内に保管する。 凍結させない。 :製品使用容器に準ずる。 8. 暴露防止及び保護措置 設備対策 :屋内の使用では、換気装置の設置が望ましい。 取り扱い場所の近くに洗眼、洗浄を行うための設備を設置するのが望ましい。 管理濃度 :設定されていない。 許容濃度 日本産業衛生学会 :設定されていない。 ACGIH (2003 年版) :TLV-STEL 100mg/m3 (aerosol) (上限値) 保護具 手の保護具 :必要に応じてゴム手袋等の手袋を着用する。 目の保護具 :必要に応じて保護眼鏡を着用する。 皮膚及び身体の保護具 適切な衛生対策 :必要に応じて長靴、前掛け等を着用する。 :取扱い後は手を洗う。 9. 物理的及び化学的性質 物理的状態 形状 :液体 色 :無色~淡黄色 臭い :わずかな特異臭 pH :約 6.1 (25℃) 物理的状態が変化する特定の温度/温度範囲 沸点 :データなし 融点 :データなし 引火点 :なし 発火点 :データなし (2003 年版) (エチレングリコール) R&S RCSハイパー撥水コート剤 密度 株式会社ライジングサン №00117906 2009 年 9 月 21 日 3/4 :約 1.01 (25℃) 溶解性 水溶解性 :水に溶解及び分散。 溶媒溶解性 :データなし 10. 安定性及び反応性 安定性 :通常の取扱いでは安定 反応性 :通常の使用条件では安定 11. 有害性情報 急性毒性 :経口 ラット LD50 経皮 ラット ラビット 吸入 ヒト 4700mg/kg (エチレングリコール) LD50 2600mg/kg (非イオン系界面活性剤) LDLo 2000mg/kg (グリコールエーテル) LD50 2000mg/kg LD50 9350μl/kg (非イオン系界面活性剤) (エチレングリコール) 3 10000mg/m TCLo (エチレングリコール) 局所効果 皮膚腐食性 :なし 皮膚刺激性 :ラビット ヒト 20%水溶液 中程度の刺激性 (非イオン系界面活性剤) 0.6%水溶液、閉鎖式、24Hr 陰性 (非イオン系界面活性剤) 接触し続けると、局部的に赤く腫れる可能性がある。 ラビット 目刺激性 :ラビット 555mg open; MILD (特殊シリコーンオイル) (エチレングリコール) 0.1ml,非先眼 24~72Hr 評価/PIS=4.67 中程度の刺激性 (非イオン系界面活性剤) 不快感又は痛みを伴う刺激/結膜が腫れる可能性 ラビット 500mg/24H; MILD (特殊シリコーンオイル) (エチレングリコール) 感作性 :知見なし 慢性毒性・長期毒性 :知見なし 発がん性 :(IARC/ACGIH/日本産業衛生学会)発がん性物質としてリストアップされていない。 変異原性 :知見なし 催奇形性 :知見なし 生殖毒性 :知見なし その他 :知見なし 12.環境影響情報 残留性/分解性 :生分解性やや良好。 生体蓄積性 :知見なし 生態毒性 魚毒性 :コイ科の魚 LC50 4mg/L (グリコールエーテル) 13.廃棄上の注意 残余廃棄物 :焼却する場合、関連法規・法令を遵守する。 廃棄する場合、都道府県知事の許可を受けた産業廃棄物の収集運搬業者や処分業 者と契約し、廃棄物処理法(廃棄物の処理及び清掃に関する法律)及び関連法規・法 令を遵守し、適正に処理する。 汚染容器・包装 :空の汚染容器・包装を廃棄する場合は、中身を完全に使い切ってから、都道府県知 事の許可を受けた産業廃棄物の収集運搬業者や処分業者と契約し、廃棄物処理法 (廃棄物の処理及び清掃に関する法律)及び関連法規・法令を遵守し、適正に処理する。 R&S RCSハイパー撥水コート剤 株式会社ライジングサン №00117906 2009 年 9 月 21 日 4/4 14.輸送上の注意 国内規制 陸上輸送 :消防法、労働安全衛生法等に定められている運送方法に従う。 海上輸送 :船舶安全法に定められている運送方法に従う。 航空輸送 :航空法に定められている運送方法に従う。 国際規制 :航空輸送は IATA 及び海上輸送は IMDG の規則に従う。 国連分類・国連番号 :該当せず 輸送の特定の安全対策 :取扱い及び保管上の注意の記載に従う。 及び条件 輸送前に容器の破損、腐食、漏れ等がないことを確認する。 転倒、落下、損傷がないように積み込み、荷崩れの防止を確実に行う。 15.適用法令 消防法 :該当せず 毒物及び劇物取締法 :該当せず 労働安全衛生法 :(57 条の 2)通知対象物 エチレングリコール 化学物質管理促進法 :第一種指定化学物質 エチレングリコール (H21.10.1 以降は非該当となりますが、H21 年度に限り第一種指定化学物質による届 出が必要です。) 16.その他の情報 記載内容の問合せ先 :会社情報欄に同じ 引用文献 :原料供給者情報(MSDS 等) 化学物質管理促進法データ 化学工業日報社 化学物質安全管理データブック 化学工業日報社 労働安全衛生法対象物質全データ 化学工業日報社 危険物船舶輸送及び貯蔵規則(11 訂版) 海文堂 製品安全データシートの作成指針(改訂版) 日本化学工業協会編 ※ここに記載された危険性・有害性の情報は現時点で入手できた資料や情報に基づくものですが、情報の完全さ、 正確さを保証するものではありません。化学物質の有害性には、予見できないこともあり、取扱いには細心の注意 を払ってください。記載事項は、通常の取扱いを対象としたものですので、特別な取扱いをする場合には、新たに用 途・用法に適した安全対策を実施のうえ、お取扱い願います。また、この情報は新しい知見及び試験等により改正さ れることがあります。
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