キーラムメガビームパンフレット

I 形/BOX LVL梁
KEYLAM MEGA BEAM
キーラムメガビーム®
高い曲げ剛性・配管やダクトの孔開けができる、
I 形・BOXのLVL梁材
〈特長〉
1 サイズ取り揃え
2 経済設計を可能にする優れた断面性能
梁せい356mmから600mmまで豊富なサイズを取りそろえている
ので、あらゆる設計ニーズに対応できます。標準サイズ以外のサイズ
も製造可能です。
通常の矩形断面にくらべて2∼3割軽量で、経済的な設計ができます。
継ぎ目のないLVLで構成されているので、高い曲げ性能を持ちます。
ウェブとフランジは接着ビス接合で一体化されています。
3 孔開けが可能
4 明確な設計方法
ウェブに配管用の孔を開けても曲げ性能はほとんど落ちません。配管を
梁中におさめることで、天井高を確保できます。孔開け設計値は実験結
果から導いています。
設計荷重に対するたわみは全断面(I形またはボックス型)の曲げ剛性
で計算し、曲げとせん断の検定はウェブ材のみで行います。
ウェブ材は
JAS規格のLVLなので、
どんな構造計算ルートでも運用可能です。
〈仕様〉
仕 様
項 目
KMB- I 形
KMB-BOX
材 料
構造用LVL
長 さ
6M∼13.5M
断 面
幅115mm × 梁せい(356・450・500・550・600mm)
幅181mm × 梁せい(450・500・550・600mm)
接着剤 UR70
65
105
接着剤(セレクティUR70)
LVL
114
三菱地所ホーム渋谷モデルハウス
ビス
(パリネードll 110mm)
又は
(ASSY 3.0 110mm)
30 45 30
340
550
38 38 38
ネダノット
ビス70mm
105
226
65
356
LVL
構 造
38
104
180
38
KEYLAM MEGA BEAM
キーラムメガビーム®
〈設計〉
断面性能表[ I 形 ]
全断面
寸 法(mm)
呼 称
(mm)
ウェブのみ
単位質量 断面積 断面二次モーメント(cm ) 断面二次半径(cm) 断面係数(cm ) 断面積 断面二次モーメント(cm ) 断面二次半径(cm) 断面係数(cm )
(N/m)(cm2)
ix
iy
Zx
Zy (cm2)
Ix
Iy
ix
iy
Zx
Zy
Ix
Iy
4
3
4
3
t1
t2
356 × 114
356 114
38
65
138
234
35500
4490
12.3 4.38 199
77
135
14200
162
10.2 1.09
800
75
450 × 114
450 114
38
65
159
269
65800
5700
15.6 4.6
292
97
171
28800
205
12.9 1.09 1280
94
500 × 114
500 114
38
65
170
288
86600
6340
17.3 4.69 346
108
190
39500
228
14.4 1.09 1580 105
550 × 114
550 114
38
65
181
307
111100
6980
19
4.76 404
119
209
52600
251
15.8 1.09 1910 115
600 × 114
600 114
38
65
192
326
139400
7620
20.6 4.83 464
130
228
68400
274
17.3 1.09 2280 126
H
B
断面性能表[ BOX ]
全断面
寸 法(mm)
呼 称
(mm)
ウェブのみ
4
3
4
3
単位質量 断面積 断面二次モーメント(cm ) 断面二次半径(cm) 断面係数(cm ) 断面積 断面二次モーメント(cm ) 断面二次半径(cm) 断面係数(cm )
2
2
(N/m)(cm )
ix
iy
Zx
Zy (cm )
Ix
Iy
ix
iy
Zx
Zy
Ix
Iy
t1
t2
450 × 181
450 181
38
105
331
562 125000 24600 14.9 6.61 557
245
342
500 × 181
500 181
38
105
528
897 167000 27500 13.6 5.53 668
273
380
79100 19800 14.4 7.21 3160 271
550 × 181
550 181
38
105
581
987 217000 30500 14.8 5.55 787
300
418
105300 21800 15.8 7.22 3830 298
600 × 181
600 181
38
105
635
1078 274000 33400 15.9 5.56 912
327
456
136800 23800 17.3 7.22 4560 325
H
B
材料の基準強度(告示1024号)
[ I形 ]
梁せい
(H)
mm
356
樹種
カラマツ
スギ
450
カラマツ
スギ
500
カラマツ
スギ
550
カラマツ
スギ
600
カラマツ
スギ
JAS
強度等級
区分
57700 17800 12.9 7.21 2560 244
材料の基準強度(告示1024号)
[ BOX ]
水平
曲げヤング 基準曲げ 基準せん断
せん断
係数 E
強度fb
強度fs
区分 (N/mm2)
(N/mm2)(N/mm2)
梁せい
(H)
mm
JAS
強度等級
区分
樹種
水平
曲げヤング 基準曲げ 基準せん断
せん断
係数 E
強度fs
強度fb
区分 (N/mm2)
(N/mm2)
(N/mm2)
140E-1級 60V-51H
14000
39.0
3.6
140E-1級 60V-51H
14000
39.0
3.6
120E-1級 55V-47H
12000
33.0
3.6
120E-1級 55V-47H
12000
33.0
3.6
100E-1級 50V-43H
10000
27.6
3.0
100E-1級 50V-43H
10000
27.6
3.0
80E-1級 45V-38H
8000
22.2
2.4
80E-1級 45V-38H
8000
22.2
2.4
60E-1級 35V-30H
6000
16.8
2.4
60E-1級 35V-30H
6000
16.8
2.4
100E-1級 50V-43H
10000
27.6
3.0
140E-1級 60V-51H
23408
39.0
3.6
80E-1級 45V-38H
8000
22.2
2.4
120E-1級 55V-47H
20064
33.0
3.6
60E-1級 35V-30H
6000
16.8
2.4
100E-1級 50V-43H
16720
27.6
3.0
100E-1級 50V-43H
10000
27.6
3.0
80E-1級 45V-38H
13376
22.2
2.4
80E-1級 45V-38H
8000
22.2
2.4
60E-1級 35V-30H
10032
16.8
2.4
60E-1級 35V-30H
6000
16.8
2.4
140E-1級 60V-51H
30318
39.0
3.6
100E-1級 50V-43H
10000
27.6
3.0
120E-1級 55V-47H
25986
33.0
3.6
80E-1級 45V-38H
8000
22.2
2.4
100E-1級 50V-43H
21655
27.6
3.0
60E-1級 35V-30H
6000
16.8
2.4
80E-1級 45V-38H
17324
22.2
2.4
100E-1級 50V-43H
10000
27.6
3.0
60E-1級 35V-30H
12993
16.8
2.4
80E-1級 45V-38H
8000
22.2
2.4
140E-1級 60V-51H
38345
39.0
3.6
60E-1級 35V-30H
6000
16.8
2.4
120E-1級 55V-47H
32867
33.0
3.6
100E-1級 50V-43H
27389
27.6
3.0
80E-1級 45V-38H
21911
22.2
2.4
60E-1級 35V-30H
16433
16.8
2.4
カラマツ
450
スギ
カラマツ
500
スギ
カラマツ
550
スギ
カラマツ
600
スギ
スパン表[ 床 ]
間 隔
種 類
荷重条件
333mm
455mm
500mm
667mm
910mm
1000mm
KMB- I 形356 120E
8.1
7.1
6.8
-
-
-
住宅 1800N/m2
KMB- I 形356 120E
7.1
6.1
5.8
-
-
-
事務所 2900N/m2
-
-
10.6
9.9
9.1
8.9
事務所 2900N/m2
KMB-BOX550 120E
等分布荷重、固定荷重=1200N/m(住宅・事務所)
1.たわみ15mm (剛性EI=全断面) 2.スパンL/400 (剛性EI=全断面) 3.曲げ・せん断(長期許容応力・ウェブのみでの検討)
2
スパン表[ 屋根 ]
一般地域
多雪地域
たる木
間隔
(mm)
低
高
低
高
低
高
低
高
低
高
KMB- I 形356 120E
455
10.6
10.0
10.1
9.5
7.9
8.2
6.9
7.2
5.9
6.2
KMB-BOX550 120E
910
12.7
11.9
12.0
11.4
10.1
9.8
9.4
9.1
8.9
8.7
種 類
30cm
50cm
100cm
等分布荷重、固定荷重=530N/m2
1.たわみ20mm (剛性EI=全断面) 2.スパンL/200 (剛性EI=全断面) 3.曲げ・せん断(長期積雪荷重・ウェブのみでの検討)
140cm
200cm
KEYLAM MEGA BEAM
キーラムメガビーム®
〈 孔開け基準 〉
KMB®のウェブに対する穴あけ
KMB®床根太穴あけ基準
KMBⓒのウェブに対しては、
配管などのための穴あけが比較的大きいも
のについても性能を低減することなく許容されています。
ただし、
穴あけ
位置については各住宅メーカーの指定仕様があるため注意を要します。
KMB®の穴あけに関する制限の例
i. 1個以上の穴をウェブに開ける場合は、隣接する最大穴径の2倍以上長さを
とってください。
1.KMBⓒのフランジの欠き込みは禁止します。
2.穴あけ基準は以下の通りです。 ・設備配管・電気配線用の穴あけはφ50㎜以下を基準とします。
・連続する穴の間隔は下図のように大きい穴の径の2倍以上離します。
・小さい穴が連続する場合下図のように、包括穴とみなして考えるこ
とが可能です。
φ200
ii. 等分布荷重のみを受ける単純スパン(1,500㎜以上)の場合、1個の最大寸
法の丸穴を根太スパンの中心に開けることが可能です。但し、
ジョイストに他
の穴を開けないことが前提です。
iii. 縦方向には、ウェブのどこにでも穴を開けることができます。但し、穴の上下
に5㎜以上のウェブの幅を必ず残します。
φ200
φ200
φ50
200×2
200×2
400
400
φ50
φ50
50×2
100
φ100
φ100の1つの穴と考える
φ50
支持部分までの最短距離
φ200の1つの穴と考える
φ50
φ100
・ 間仕切り壁の集中荷重(800N以下)は1箇所までとし、穴中心までの
距離は500㎜以上離します。
・ 間仕切り壁以外の壁(耐力壁、支持壁、外壁)の荷重を支持している根
太は穴あけを禁止します。
・ 持ち出しバルコニーやオーバーハング等の片持部分の穴あけ禁止を
禁止します。
D2
D1
丸穴と丸穴の距離 D2の2倍以上必要
梁端からの距離
梁せい
356
L
50
75
4550
320
480
100
640
5460
390
580
6370
450
680
7280
520
8190
9100
φ200
125
200
220
L
50
75
800
150
960
1280
1410
梁せい
4550
320
480
640
770
960
1160
1540
1690
5460
390
580
900
1120
1350
1790
1970
6370
450
680
770
1030
1280
1540
2050
2250
7280
520
580
870
1160
1440
1730
2310
2540
8190
640
960
1280
1600
1920
2560
2820
9100
600
100
125
200
220
800
150
960
1280
1410
770
960
1160
1540
1690
900
1120
1350
1790
1970
770
1030
1280
1540
2050
2250
580
870
1160
1440
1730
2310
2540
640
960
1280
1600
1920
2560
2820
〈施工〉
金物 [ I 形 ]
89
横架材①
ビス
100(※)
56
接合具
梁側 : 木ねじ STB-55 14 本
根太側 : 木ねじ STB-55 4 本
105以上 25 20
56
811
330
89
株式会社グランドワークス HIS-4 短期42kN(参考値)
244
356
接合金物
メガビーム受け金物
302×116
梁
対称異等級構造用集成材
樹種 : スプルース
強度等級 : E85-F255
300
40 70 70 70 50
株式会社タナカ 短期28.4kN(参考値)
根太材
I 型断面形状 LVL 合わせ梁
メガビーム
52.5
52.5
52.5
795
900
52.5
金物 [ BOX ]
株式会社グランドワークス HIS-5 短期62.0kN(参考値)
52.5
52.5
70 82.5 120
550
137.5
172.5
架け梁
LVL BOX ビーム
接合具
支持梁側 : 木ねじ STB-55 22 本
架け梁側 : 木ねじ STB-55 14 本
横架材①
70 70
50(※)
450
390
105
25
ビス
支持梁
対称異等級構造用集成材
樹種 : スプルース
強度等級 : E105-F300
300
105
接合金物
LVL BOX ビーム用梁受け金物
795
70 70 76.25 161.25
株式会社タナカ 短期67.1kN(参考値)
795
900
52.5
52.5
〒136-0082東京都江東区新木場1-7-22 新木場タワー8階
TEL:03-5534-3741 FAX:03-5534-3750
http://www.key-tec.co.jp
2015.03