平成27年6月8日 北陸ライフサイエンスクラスター推進室 北陸ライフサイエンス

平成27年6月8日
北陸ライフサイエンスクラスター推進室
北陸ライフサイエンスクラスター(HLSC)H27.5 月活動報告
1.ビジネス創造フェアいしかわ 2015 への出展
5/14 から 5/16 までに石川県産業展示館において開催された「ビジネス創造フェアいしかわ
2015」に出展し、北陸ライフサイエンスクラスター事業の紹介を広く行うとともに、情報収集、
交流を行うため出展した。
2.北陸ライフケアシステム研究会の準備会議の開催(林特別アドバイザー、国岡コーディネータ)
クラスター事業の一環として検討してきた「北陸ライフケアシステム研究会」を内閣府事業とし
て行うこととなり、準備会議を 5/11 に石川県地場産業振興センターにおいて開催した。
北陸先端科学技術大学院大学の小坂教授からこれまでの経緯、林特別アドバイザーから研究会の
目的等についての説明があり、少子高齢化社会を迎えるにあたって解決しなければならない課題に
取り組むため、研究会を開催していくこととした。
参加機関:石川県立大学、金沢大学、金沢医科大学、福井大学、北陸先端科学技術大学院大学、
富士通株式会社、富山県、石川県、福井県、北陸産業活性化センター
3.石川県臨床工学技士会との連携(福井プロジェクトディレクター、沢柳コーディネータ)
5/17 に石川県立中央病院において開催された一般社団法人石川県臨床工学技士会学術集会に参加
し、北陸ライフサイエンスクラスター事業の紹介を行うとともに、臨床工学技士が持つ医療現場のニ
ーズ発掘・事業化支援について連携して事業を進めて行くことを確認し、ニーズの提案を依頼した。
また、5/29 に沢柳 CD が臨床工学技士会の西木会長と、すでに提案されているニーズについて、機
器・装置等の開発について情報交換した。
4.招へい研究者の研究開発支援活動
① 金沢大学金子研究室の招へい研究者石井清朗准教授の外部資金獲得支援
(5月12日:HLSC 福井プロジェクトディレクター、国岡コーディネータ)
生活習慣病の重症度を診断するメタボチップ開発に向けた基盤研究の実用化を図るため、糖
尿病薬の効果予測検査技術の精度を高める研究について、外部資金への応募について協議し
た。
② 富山大学高津研究室の招へい研究者岡本直樹研究員についての支援活動
(5月18日、20日:HLSC 高森コーディネータ)
研究内容及び進捗について、研究者を派遣している製薬企業と富山大学の招へい研究者、知
財マネージャー、研究協力課の担当者を交えて協議を行った。
③ 富山大学磯部研究室の招へい研究者椎名哲生研究員の事業化支援
(5月21日:HLSC 高森コーディネータ、東保統括コーディネータ)
研究開発について新たな段階に入ったことから、新規研究開発パートナー企業の参画による
事業化展開等について協議した。
5.知のネットワーク構築の活動
① 医療分野への展開支援(5月1日、14日:HLSC 川上コーディネータ)
遠赤外線技術シーズを有する福井県越前市の企業と福井大学赤外線領域開発センターを訪問
し、温熱治療分野への応用展開に関する共同研究の外部資金への応募について協議した。
(5月1
日)
さらに、富山大学医学部看護学科を訪問し、腰痛治療への応用の可能性を検討するための臨床試
験について協議した。(5月14日)
② 福祉機器開発支援(5月11日、21日:HLSC 高森コーディネータ)
医療機関と連携して福祉機器開発を検討している富山大学工学部の教授を訪問し、その技術概
要について調査した(5月11日)
この技術の共同研究パートナー企業と協議し、外部資金への応募を検討した。(5月21日)
③ 人材育成事業協力要請
(5月11日:HLSC 川上コーディネータ、高森コーディネータ、東保統括コーディネータ)
今年度の機能性食品に関する人材育成事業への協力依頼のため、富山市の企業を訪問し、食品
に関する米国、日本の GMP を取得し、現在は FSSC22,000 (ISO22,000 を包括)取得を目指
している当社のスタッフに人材育成トレーニングコースでの講師を依頼し、快諾いただいた。
④ 医療機器製造業についての相談(5月19日:HLSC 高森コーディネータ)
富山県内製造業者と富山県庁厚生部くすり政策課を訪問し、医療機器製造業の新規登録につい
て相談を行った。
⑤ 健康食市場展開事業の協議(5月22日:HLSC 川上コーディネータ)
石川県食品協会、石川県の担当者と石川県立大学を訪問し、今年度の健康食品市場開拓を進め
るための協議を行った。
石川県庁、石川県立大学、石川県食品協会、石川県工業試験場、北陸産業活性化センターが協
力して開催することとし、キックオフセミナー、開発担当者セミナー、シンポジウム開催などに
ついて協議した。
参考資料:4月の報告書で概算値としていたものを確定値に修正いたしました。
なお、この資料は4半期ごとに集計して報告いたします。
事業目標の中間状況(平成27年3月末現在)
項
研究者の
集積
目
H26 目標
特許等出願件数
査読論文数
参画企業・
機関数
知のネット
ワーク構築
外部資金獲得数
事業化数
注:(
H27.3 末現在
10 件
3件
(5 件)
(3 件)
25 件
94 件
(10 件)
(16 件)
126 件
224 件
(30 件)
(36 件)
6件
16 件
(3 件)
(14 件)
6件
3件
(1 件)
(0 件)
備
考
実績値には、
大学等 27 件(14 件)を含む
*科研費は含まない
ベンチャー2 件、測定サービス
)内の数値は、招へい研究者の研究開発に直接に関わる目標と実績です。