2014年度 管理本部環境活動レポート

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エコアクション21
環境活動レポート
0006932
2014年度版
(運用期間 2014年4月1日 ∼ 2015年3月31日)
管理本部
作成日付: 2015年6月1日
弊社は昨年度、創業50周年を迎える事が出来ました。今後、私達は次の50年に向かって、今以上
に環境保全活動を推進していき、会社の更なる発展を通して地域社会に貢献を果たしていきます。
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目 次
1. 事業活動の概要
1-1.
1-2.
1-3.
1-4.
1-5.
会社概要
対象範囲
事業の規模
沿革
組織図
2. 企業理念・環境方針
2-1.
2-2.
2-3.
2-4.
経営理念
企業行動憲章
環境方針
エコアクション21実施体制
3.今までの環境目標と今期実績及び評価
3-1. 今迄の環境目標
3-2. 今期の実績と判定
3-3. 今期の評価
4. 環境活動計画
4-1.環境活動計画
4-2.取組内容
5. 過去の実績との比較
5-1.実績の概要と概要
5-2.電気使用量の削減比較
5-3.ガス使用量の削減比較
5-4.ガソリン使用量の削減比較
5-5.二酸化炭素排出量
5-6.水使用量
5-7.廃棄物排出量
6.これからの環境目標と次年度への取組み
6-1.今後の環境目標
6-2.次年度の取組内容
7. 環境関連法規等の遵守状況の確認及び評価の結果
並びに違反訴訟等の有無
8. 代表者による全体評価と見直しの結果
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1. 事業活動の概要
1-1. 会社概要
社 名
太陽インダストリー株式会社(TAIYO INDUSTRY LTD.)
代表者名
代表取締役社長 水口 真
設 立
1965年7月1日
ホームページ
http://www.taiyo-industry.co.jp/
資本金
3億円
従業員数
494名(2015年3月31日現在)
事業内容
・段ボールケースの製造・販売、包装資材の販売
・人工大理石製品・強化プラスチック(FRP)製品
・レジンコンクリート製品の製造及び梱包出荷業務の請負
★
<全組織の概要>
事業所名
所在地
人員
本社
北九州市小倉南区湯川4丁目1-1
9
戸畑工場
北九州市戸畑区川代2丁目3-7
64
段ボールケース・包装資材の製造・販売
中津工場
大分県中津市上如水1342番地
95
人工大理石製品・樹脂成形品の製造
56
レジンコンクリート製品の製造FRP成形品の製造
重量物段ボールケースの製造・販売
70
衛生陶器製品の製造業務の請負
55
衛生陶器製品の梱包出荷業務の請負
中津新田工場 大分県中津市大新田425-2
中津事業所
北九州市小倉北区中島2-1-1
TOTO小倉工場内
北九州市小倉南区舞ヶ丘1-1-1
TOTO舞ヶ丘工場内
大分県中津市大字是則700
TOTOサニテクノ中津工場内
大分事業所
大分県臼杵市大字武山1894番地の1
小倉事業所
舞ヶ丘事業所
事業活動内容
組織全体の総務・経理・人事等の管理業務
127 衛生陶器製品の製造・検査、及び梱包出荷業務の請負
18
段ボールケース・包装資材の製造
1-2. 対象範囲
事業署名
太陽インダストリー株式会社 管理本部
代表者名
専務取締役 管理本部長 四辻正信
所在地
北九州市小倉南区湯川4丁目1番1号
環境管理責任者
管理部 部長 江頭 潤
環境事務局
管理部 立山 実
事業活動の内容
製造業としての全組織の生産活動に伴う、総務・人事・経理等の管理業務
人員数
9名(2015年度3月末時点)
延べ床面積
452.95㎡
連絡先
TEL: 093-921-0023 FAX: 093-941-6866
1-3. 事業の規模
項目
単位
2012年度
2013年度
2014年度
人員数
人
11
10
9
床面積
㎡
452.95
452.95
452.95
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1-4. 会社沿革
昭和33年
陶器用特殊包装材料を考案し、太陽紙器工業所発足。
昭和34年
段ボール製造部門を新設。
昭和37年
小倉段ボール製造工場を建設。
昭和40年
事業の拡大に伴い、太陽紙器有限会社へと法人設立。
昭和42年
東陶機器株式会社小倉第一工場内において、包装関係業務の請負開始。
昭和43年
東陶機器株式会社中津工場内において、包装関係業務の請負開始。当社中津工場を建設。
昭和47年
当社中津工場内に段ボール工場を建設。当社中津工場内に人工大理石製造工場を建設。
昭和56年
小倉工場に段ボール製造工場を増築。
昭和61年
当社中津工場内に樹脂製造(FRP)工場を建設。
昭和62年
当社中津工場内に人工大理石製造第2工場を建設。
平成 2年
太陽インダストリー株式会社へと組織及び社名変更。
平成 3年
中津新田工場第一工場として、重量物梱包用段ボール製凾工場を建設
平成 5年
中津新田工場第2工場として、レジンコンクリート製造工場を建設。
平成 9年
中津新田工場が社団法人日本下水道協会より、下水道用資器材製造工場の認定を受ける。
平成12年
戸畑運輸製凾株式会社より、段ボール部門の営業を譲り受け、戸畑工場を開設。
平成16年
段ボール事業部戸畑工場が、「エコアクション21」認証を取得。
平成19年
中津工場、及び、中津新田工場が、「エコアクション21」認証を取得
平成19年
段ボール事業部が北九州市主催のエコテクノ2007年に出展。
平成23年
管理本部が「エコアクション21」認証を取得。
平成25年
段ボール事業部 戸畑工場がISO9001番を認証・取得。
平成26年
中津新田工場に太陽光パネルを設置。
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1-4. 組織図
下記が弊社全体の組織図となります。弊社は全部で4事業部あります。当事務所は、青色で
囲っている箇所になります。
創業時からあり、衛生陶器の梱包業務からはじまった段ボール事業部。TOTO構内で請負業務
をしている構内事業部。FRP製品、人工大理石、下水道用資材となるレジンコンクリート製品等
を主に製造販売する化成品事業部。新たな柱となる事業を開発する事を目的とし、現在は建造物
の調査を行う診断業務を行っている開発事業部とあります。
当事業所は総務・人事・経理等を受け持つ立場となります。それゆえに製品の製造等は行って
おらず、基本的に事務所内で使う電気、ガス、水道及び業務車両が活動対象となります。
対象範囲
情報処理係
EA21認証・登録番号0006932
本社 管理本部
管理本部
本社管理部
EA21認証・登録番号0000010
段ボール事業部・戸畑工場
理 係
人
事 係
包装技術課
営業部
段ボール事業部
経
管理部
営業一課
営業ニ課
戸畑製造課
業務課
品質管理課
EA21認証・登録番号0002058
中津工場・中津新田工場
新田製造部
新田製造課
大分事業所
品質管理課
技術部
技術一課
技術二課
化成品事業部
中津工場
製造一課
製造二課
中津営業課
製造一課
新田工場
製造二課
新田営業課
ea21の活動は新田工場に所属の為、新田工場で取り組む
開発事業部
TOTO㈱CSR活動の一環として
ISO14001によるマネジメント
開発部
調査・診断グループ
小倉事業所
舞ヶ丘事業所
構内事業部
中津事業所
製造課
物流課
製造課
検査課
物流課
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2.企業理念・環境方針
2-1.経営理念
「ひとの心の豊かさと高品質製品を目指して、企業の繁栄をはかり社会に貢献する」
2-2.企業行動憲章
1. 私たちは、技術革新と徹底した品質管理で、お客様のニーズを満足させる生産活動 に邁進します。
2. 私たちは、人権を尊重し、安全で働きやすい環境を確保し、ゆとりと豊かさを実現します。
3. 私たちは、環境保全活動を推進し、地球資源を有効に活用します。
4. 私たちは、企業市民として、法令を遵守し、地域や社会に貢献します。
5. 経営トップは、自らの役割として企業倫理の徹底を図ります。
健全な事業活動を通じて、企業価値の向上を追求することが、企業としての社会に対する基本をなすもので
す。この「太陽インダストリー株式会社企業行動憲章」は、ステークホルダーの皆様の満足を実現するため
に、太陽インダストリー株式会社で働くすべての人々の活動の基本スタンスとするものです。
水口 真
代表取締役社長 2-3.環境方針
基本理念
太陽インダストリー株式会社 管理本部は、「企業行動憲章」に基づき、メーカーの管理部門としての責任を自
覚し、地球環境改善を重要な課題と位置づけ、環境負荷の継続的な低減に積極的に取り組みます。
行動指針
環境負荷の低減を継続的に推進するため、以下の事項について重点的に取り組みます。
1. 二酸化炭素排出量の削減。
使用エネルギー(電気・ガス・ガソリン)の削減に取り組みます。
2. 廃棄物排出量の削減。
分別を徹底して、リサイクルを推進します。
裏紙の利用、書類の電子化などにより、紙使用量の削減に取り組みます。
3. 水使用量の削減。
節水に努め、水使用量の削減に取り組みます。
4. グリーン購入の推進。
環境負荷の少ない製品、サービスの採用を推進します。
5. 管理本部として会社全体の環境活動内容を掌握し、情報共有と事業所間の連携を図ります。
6. 事業活動に関連する環境関連法規等を遵守します。
7. 地域・自治体などと連携して、地域の環境保全に努めます。
8. この環境方針は、社員全員に周知するとともに、広く一般に公表します。
2010年8月1日
管理本部長 四辻
正信
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2-4.実施体制図
当事業所のea21実施体制図になります。役割分担を下記に記載しております。環境会議は半年
毎に実施しています。年2回と回数は他事業部等に比べて少ないのですが、生産活動や販売活動を
おこなっていないので、活動内容は限定的になりますのが特に問題はありません。
代表者(総括環境管理責任者)
専務取締役 管理本部長 四辻正信
環境委員会
環境管理責任者
管理部 部長 江頭 潤
EA21推進事務局
立山
人事係
経理係
実
情報処理係
役割分担表
部署・役職
氏 名
役割・責任・権限・使命
代表者
総括環境管理責任者
専務取締役
管理本部長
四辻 正信
・全体の統括。
・環境方針の策定。
・環境目標・環境活動計画の承認。
・環境への取り組みを実施するための資源の準備。
・全体の評価と見直し。
環境管理責任者
本社管理部
部長
江頭 潤
・全体の把握。
・環境目標・環境活動計画の策定。
・環境経営システムを構築・運用し、その状況を総括
・環境管理責任者に報告する。
環境委員会
人事係 係長
情報処理係 主任
経理係 主任
・6ヶ月に1回開催し、環境目標の達成状況及び活
菅原 直子
動計画の実行状況を審議する。
谷口 千鶴
橋本 亜由美
藤田 奈緒美
EA21推進事務局
立山 実
・文書及び記録類の作成・維持・管理。
・エネルギー使用量の管理。
・水使用量の管理。
・廃棄物排出量の管理。
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3.今までの環境目標と今期実績及び評価
2012年度の実績に一部修正を加えたものを基準値として、そこから削減値を決めた値が下記の通
りになっています。この値を基に2014年度は活動しました。
3-1. 今迄の環境目標
基準値
項 目
単 位
1 電力使用量
kwh
25,046
2 都市ガス使用量
㎥
37
3 ガソリン使用量
L
1,092
kg-CO2
12,261
㎥
156
kg
1,548
回
回
2012年度実績値
24,796
24,545
24,295
-1%
-2%
-3%
37
36
35
0㎥
-1㎥
-2㎥
1,084
1,077
1,070
-0.73%
-1.4%
-2%
12,148
12,033
11,917
-0.9%
-1.8%
-2.8%
154
153
152
-2㎥
-3㎥
-4㎥
1,517
1,502
1,486
-2%
-3%
-4%
1
1回/月
1回/月
1回/月
2回/週
2回/週以上
2回/週以上
2回/週以上
購入品毎
購入品毎
購入品毎
①
二酸化炭素排出量
② 水使用量
③ 廃棄物排出量
④ 会社全体の活動把握
⑤ 会社周辺の清掃
⑥ グリーン購入
2014年度目標 2015年度目標 2016年度目標
事務用品の購入についてはエコマーク等
の環境に配慮された製品の購入
3-2.今期の実績と判定
単 位
実績値
目標値との差
判 定
kg-CO2
11,036
▲ 1,112
○
kwh
22,185
▲ 2,611
○
1-2 都市ガス資料量の削減
㎥
35.8
▲ 1.2
○
1-3 ガソリン使用量の削減
ℓ㍑
1,039
▲ 45
○
② 水使用量の削減
㎥
160
6.3
×
③ 廃棄物排出量の削減
kg
1,315
▲ 202
○
④ 会社全体の活動把握
回
1回/月
-
⑤ 会社周辺の清掃
回
2回/週
-
購入品毎
購入品毎
-
○
○
○
項 目
二酸化炭素排出量の削減
1-1 電力使用量の削減
①
⑥ グリーン購入
購入電力のニ酸化炭素排出係数は、九州電力の係数(平成22年度):0.385kg-CO2/kwh,を使用。
都市ガスの排出係数は西部ガスの係数:2.29kg-CO2/㎥を用いた。
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3-3.今期の評価
・水使用量削減以外は目標達成となりました。電気は目標に対して-1,112kg-CO2となりかな
り削減する事が出来たのは、主に電気使用量が目標比-2,611kwh減となった事が大きな要因で
す。過去にエアコンの設備投資を行い省エネタイプに切り替え続けた結果が功をそうしました。
・都市ガス、ガソリン使用量削減も僅かですが、目標を達成する事が出来ました。前年度と比べ、
特にコレと言った目立つ活動はしていませんでしたが、日頃の省エネ活動が実を結んだ格好となり
ました。
・廃棄物排出量は毎年、前半は重量の8割近くを占める書類の処分が年度初めに集中していますの
で、平均化して毎月評価すると常に未達となりますが年度末には何とか目標値に近づいてきまし
た。前年度は未達となりましたが、今年度は目標を達成する事が出来、前年度の雪辱をはらす事が
出来ました。
・水使用量は約6㎥の未達となっております。
以前に2013年度のデーターを過去のデーターを比較していた時に月当たり2∼3㎥常に水使用量
が上回っている事に気が付きました。
確認の為に特定の時間毎に水使用量を調査した所、どうも水漏れの疑いが出てきましたので業者
に依頼し水漏れ箇所を特定しようとした所、水漏れ箇所を特定する事が出来ませんでした。
大掛かりな調査をすれば特定は出来るかもしれないとの事でしたが、水漏れ修理を含め大きく費
用がかさむ為、現状は水漏れを抑制する為に帰社時に元栓を閉めて帰る事で対応をしています。
但し、水漏れがある以上元栓を開けていれば必然的に水漏れが生じますので、水道を使っていな
くても無駄に水を使用していることになります。その結果が積もり積もって目標値未達の要因と
なった事が否めません。
来期はその事も踏まえ、目標値の見直しをおこなっていきます。
4.環境活動計画
2014年度の環境活動計画は、環境方針・環境目標に沿って、次の通り環境活動計画を策定しま
した。
4-1.活動計画
1.二酸化炭素排出量を 0.9% 削減
手段
電力使用量を
1 1% 削減
①
ガソリン使用量を
2 -0.65% 削減
活動内容
1
エアコン使用時の室内温度を冷房時28℃、暖房時20℃に徹底
2 不要な照明の消灯を徹底
1 エコドライブの励行
2 燃費管理
3
都市ガス使用量 前年維持
1 給湯器等の効率使用
4
都市ガス使用量 前年維持
1 メーター確認による使用量の把握
2.水使用量を前年度数値の維持
手段
活動内容
1 節水の徹底
②
1
節水活動
2 節水コマの導入
3 メーター確認による使用量の把握
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3.廃棄物排出量を 2% 削減
手段
③
1 コピー用紙量の使用量削減
活動内容
1 紙のリサイクル
2 その他のリサイクル
4.グリーン購入の推進
④
手段
1 グリーン購入の推進
活動内容
1 事務用品のグリーン購入
5.会社全体の活動把握
⑤
活動内容
手段
1 会社全体の活動把握
1 環境会議議事録の取りまとめ、及び、配信
6.会社周辺の清掃
⑥
手段
1 会社周辺の清掃
活動内容
1 会社周辺の清掃
4-2.取組内容
今期の取組内容は下記の通りです。
使わないときは
消灯している
エアコン使用時の室内温度を冷房時28℃、暖房時20℃の
表示を各所のエアコンパネルの前にこのようにしていま
す。
普段使用していない箇所の電灯は消しています。普段から
節電に対する意識付けを心がけています。
退社時に最後の人が水の元栓を閉めて帰る事により、事務
所棟で水の閉め忘れや水漏れがあっても防ぐ事が出来ま
す。
エコドライブのポイントを記載した「エコドライブ 10の
ススメ」を作成し、各社用車に配布しました。
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水道を使用する場所には、上記の表示を設けて節水に 各所に置いてあるゴミ箱には上記のような表示を設
対する意識を促しています。
けております。分別収集は直接ゴミ削減にはなりま
せんが、環境に対する意識向上になります。
2010年度から継続して、裏紙用ボックスを設置し 今迄は各明細書の数値を基にデータ集計を行ってきました
社内資料等は裏紙を使用するように努めています。 が、2014年度以降はより詳細にデータを取る為にメー
ターを計測して集計を行うようにしました。
5.過去の実績との比較
5-1.過去の実績と概要
下記に過去の活動実績を記載します。
年度 二酸化炭素排出量
電気使用量
ガス使用量
ガソリン使用量
水使用量
廃棄物排出量
2011
28,944
26,367
39
8,078
263
1,486
2012
28,755
25,046
37
8,205
156
1,548
2013
12,912
25,097
44
1,458
179
1,478
2014
11,036
22,185
35.8
1,039
160.3
1,315
ea21を2011年に取得して4年が経過しました。上記の様に多少ばらつきはありますが、各使用量は
少しずつ減少しています。以前にも記載した通り、当事務所は生産設備もなくサービス業を営んではい
ないので、各種の削減項目については活動実績にあるような内容の取組みを継続するという事を続けて
いる事であり、大きく目立った取り組みはしておりませんが、導入以降は確実に各項目が減少していま
す。
次に各詳細を見ていきましょう。
尚、2011∼2013年度は各種請求明細の数値になりますが、2014年度はメーター計測値になり
ますので、一部小数点まで表記しています。
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5-2.電気使用量の削減比較
年度
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月 11月 12月
1月
2月
3月
2011 1,813 1,486 1,839 2,422 2,406 1,598 1,342 2,070 2,854 3,668 2,624 2,245
2012 1,561 1,632 1,611 2,460 2,477 1,610 1,437 2,351 2,700 2,863 2,363 1,981
2013 1,648 1,589 1,656 2,812 2,480 1,691 1,417 1,989 2,722 2,963 2,327 1,803
2014 1,588 1,436 1,319 1,948 1,538 1,489 1,234 1,839 2,212 3,381 2,450 1,751
単位:kwh
4000
冷房使用期間
暖房使用期間
3500
3000
2011
2500
2012
2013
2000
2014
1500
1000
4
5
6
7
8
9
10
11
12
1
2
3
電気使用量の4年間の推移を比較してみます。
上記のグラフを見てみると夏場と冬場に電気使用量が上がっています。もちろん冷暖房を使用す
るからですが、冷房よりも暖房の方が電気を消費する傾向が伺えます。エアコンの入れ替えをする
以前の2011年度とエアコンの入れ替えが完了した2014年度を比べますと特に夏場の冷房使用時
期に大きく差が出ています。省エネエアコンの効果をここで感じる事が出来ました。
5-3.ガス使用量の削減比較
年度
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月 11月 12月
1月
2月
3月
2011
4
1
0
0
0
0
1
1
7
9
9
7
2012
2
0
0
1
0
0
1
5
8
8
7
5
2013
3
0
0
0
0
0
1
6
9
10
9
6
2014 4.533 1.323 0.127 0.021 0.000 0.006 0.286 2.580 6.120 7.853 7.006 5.974
単位:㎥
12
10
8
2011
6
2012
2013
4
2014
2
0
4
5
6
7
8
9
10
11
12
1
2
3
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ガスに関しては、当事務所において給湯器と更衣室にあるガス暖房機しか器具がありません。ま
た、グラフをご覧頂ければわかる通り、冬場に使用量が上昇します。省エネは心がけていますが、
気温という外部要因に左右されやすい所でもあります。但し、二酸化炭素排出量に占めるガスの割
合は1%程度なので、率先して新しい事に取組む所でもないので現状の活動を継続していきます。
5-4.ガソリン使用量の削減比較
年度
4月
5月
6月
7月
8月
9月
2011
0
163
31
182
203
124
86
125
2012
84
139
93
78
143
94
102
2013
90
128
0
124
30
124
76
42
171
125
66
2014 142
10月 11月 12月
1月
2月
3月
49
112
64
125
51
70
100
96
41
199
106
138
97
192
129
31
106
94
20
64
101
単位:リットル (少数点以下は四捨五入しています)
250
200
2011
150
2012
100
2013
2014
50
0
4
5
6
7
8
9
10
11
12
1
2
3
ガソリン使用量は、2013年以前には本社管轄として開発事業部の営業車両を3台保有しており
ましたが、組織変更に伴い、2台は新田工場へ、1台は戸畑工場へと移りましたので、ここではそ
の3台を省いた台数のガソリン使用量を比較しています。
ガソリン使用量は不確定要素が強く、遠方にいく事が多くなれば必然的にガソリンの使用量も増
えます。故に、燃費の改善に繋がるエコドライブは良いツールでありますので、今後ともエコドラ
イブを推奨して燃費の改善を図ります。
5-5.二酸化炭素排出量
年度
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月 11月 12月
1月
2月
3月
2011 2,183 2,494 2,501 2,740 2,712 2,245 2,046 2,341 2,396 2,837 2,302 2,198
2012 1,821 2,520 2,376 2,731 2,666 2,258 2,182 2,348 2,707 2,617 2,281 2,267
2013 851
908
638
1,370 1,024
940
1,010 1,026 1,388 1,389 1,362 1,007
2014 952
732
607
1,148
883
727
547
960
1,083 1,367 1,108
923
単位:kwh
二酸化炭素排出量グラフは次ページになります。ここでは、過去に環境レポートで報告した数値
に基づき数値を出力しています。2012年度と2013年度の減少は今までご説明した通り営業車両
が減った事に起因しています。2013年と2014年度を比べても2014年度が低いのは2013年度
の時に社用車で遠方にでる機会が多く、その結果ガソリン使用量が増えた事が原因となります。
また、電力消費量の項目(6-1)にもあるように2013年度よりも2014年度の方が消費電力が
下がっているので、削減に貢献しているようです。
こうして見比べるとea21を導入した事により、二酸化炭素排出量削減に貢献していることが分
かります。
13/18
3,000
2,500
2,000
2011
1,500
2012
2013
1,000
2014
500
0
4
5
6
7
8
9
10
11
12
1
2
10月 11月 12月
3
5-6.水使用量
年度
4月
5月
6月
7月
8月
9月
2011 140
0
25
0
26
0
24
0
2012
23
0
27
0
27
0
27
2013
28
0
29
0
32
0
31
14.1
14.1
2014 13.8
1月
2月
3月
24
0
24
0
0
26
0
26
0
0
29
0
30
0
15.7 12.1 13.8 13.2 14.2 10.6 15.7 12.2 10.8
単位:㎥
水使用量は2013年度以前は、水道局からの明細値を集計していましたが、2ヶ月に一度であ
り、小数点以下の数値が記載されていないのでデーター集計に向いていませんでした。今年度から
は,メーターの数値により集計を始めました。またグラフ化にあたり上記の数値をでグラフを作ると
見難くなるので、数値のある個所を単純に2で割った表が下記になります。
年度
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月 11月 12月
1月
2月
3月
2011 70.0
70.0
12.5
12.5
13.0
13.0
12.0
12.0
12.0
12.0
12.0
12.0
2012 11.5
11.5
13.5
13.5
13.5
13.5
13.5
13.5
13.0
13.0
13.0
13.0
2013 14.0
14.0
14.5
14.5
16.0
16.0
15.5
15.5
14.5
14.5
15.0
15.0
2014 13.8
14.1
14.1
15.7 12.1 13.8 13.2 14.2 10.6 15.7 12.2 10.8
単位:㎥
18.0
17.0
16.0
水漏れ発見月
15.0
2011
14.0
2012
13.0
2013
12.0
2014
11.0
10.0
4
5
6
7
8
9
10
11
12
1
2
3
平均化した結果、2013年の8月頃から水漏れの傾向があったようにも見受けられます。元栓を
閉めるように対応を始めたのが2014年1月になりますので、(矢印の月から)そこから見比べる
と多少は緩和している事が見受けられます。尚、2011年度4月は建屋解体の為に大量の水を消費
しています。
14/18
5-7.廃棄物排出量
廃棄物排出量は、主に「一般ゴミ」と機密書類、段ボール、雑誌、新聞紙等の「古紙類」とに分け
られる、一般ゴミは月に4∼8回程度の処分の累計になるが、機密書類は毎年5月頃に、その他古
紙類はある程度貯まってから処分をしている。
※古紙類
年度
4月
5月
6月
7月
8月
9月
2011
0
490
310
0
0
0
190
0
2012
0
490
0
170
0
0
0
2013
0
750
0
0
0
0
150
530
0
0
0
5月
6月
7月
8月
9月
2014 190
10月 11月 12月
1月
2月
3月
0
0
0
190
500
130
0
0
0
0
450
0
0
0
0
224
0
0
0
0
0
1月
2月
3月
単位:kg
※一般ゴミ
年度
4月
10月 11月 12月
2011 23.62 28.18 27.86 28.44 22.00 25.52 29.02 15.34 36.84 17.54 22.58 28.82
2012 21.12 32.06 26.00 21.24 22.02 22.40 17.92 22.38 20.30 17.92 14.88 19.42
2013 18.38 25.12 18.92 21.70 24.86 16.86 34.90 46.62 19.46 17.94 16.68 16.40
2014 17.34 24.04 20.88 18.66 17.06 13.94 18.60 15.00 16.22 15.88 27.72 15.30
単位:kg
50
800
45
700
40
600
古紙-2012
35
500
古紙-2013
30
400
古紙-2014
25
300
一般-2011
20
200
一般-2012
15
100
一般-2013
0
一般-2014
10
4
5
6
7
8
9
10
11
12
1
2
3
古紙-2011
一般ゴミ類は、ゴミ低減の意識の高まりが浸透しているので年々下落基調です。2014年度は
2月を除けば多年度よりも低い数値で推移しています。ちなみに2014年度の2月は使わないフ
ロッピーディスク14kg相当を処分した為に大きく上昇しています。
機密書類は法的に保管期間を過ぎた書類を処分しているのですが、さすがに減らす事は難しいか
もしれませんので、今後はそれ以外の書類について工夫を凝らして排出量減に努めます。
15/18
6.これからの環境目標と次年度への取組み
6-1.今後の環境目標
今年度の実績等を踏まえ、また更新監査時に審査人から助言もあり、環境目標の基準年度を改め
て2014年度を基準として作成していきたいと思います。
二酸化炭素排出量の各係数もここ数年原発を止めている影響で、係数が上がってきており、今ま
で使用していた九州電力の平成22年度0.385kg−CO2から改め、平成25年度の値である
0.617kg-CO2に都市ガスも既存の2.08kg-CO2から平成24年度の2.29kg-CO2へと切
り替えて目標値を算出いたします。
基準値
項 目
単 位
1 電力使用量
kwh
22,185
2 都市ガス使用量
㎥
35.8
3 ガソリン使用量
L
1,039
kg-CO2
16,182
㎥
160.3
kg
1,315
④ 会社全体の活動把握
回
⑤ 会社周辺の清掃
⑥ 事務用品のグリーン購入
2014年度実績値
22,074
21,963
21,852
-0.5%
-1.0%
-1.5%
35.3
35.1
34.8
-0.5㎥
-0.75㎥
-1㎥
1,034
1,029
1,023
-0.5%
-1%
-1.5%
16,101
16,020
15,939
-0.5%
-1.0%
-1.5%
159.8
159.3
158.8
-0.5㎥
-1㎥
-1.5㎥
1,308
1,302
1,295
-0.5%
-1.0%
-1.5%
1
1回/月
1回/月
1回/月
回
2回/週
2回/週以上
2回/週以上
2回/週以上
%
56%
57%
58%
59%
①
二酸化炭素排出量
② 水使用量
③ 廃棄物排出量
2015年度目標 2016年度目標 2017年度目標
6-2.次年度の取組内容
次年度は、まず大きな設備投資として社長車の入れ替えを行う予定としております。2014年
度実績でガソリン使用量の約75%を占める車両をハイブリット車両に切り替え、更なるガソリン
使用量の削減を進めていきたいと思います。
今期未達であった水使用量の削減は、水漏れの修繕費が極めて高く、原因元の水漏れ修理が困難
です。退社の際に元栓を閉めて帰るようにしている為に、退社後から翌朝の出勤時迄水漏れは起こ
らないのですが、日中は元栓は開けています。開ければ必ず水漏れを起こしますので、節水活動で
努力をしても相殺されてしまいかねません。ですので、水使用量は削減は既存の活動を継続しなが
ら様子を見る形を取ります。
事務用品のグリーン購入も、今までは努力目標としてエコ製品を購入するように努めており、特
に定義を定めて数値目標は入れていませんでしたが、1月に行われた更新監査の際に審査人から助
言を受け、次年度からは、2014年度の実績を基に購入する製品のうち、エコマーク、GPN、グ
リーンマーク、グリーン購入法、等のようにマークが付いている製品の購入比率を上げていくよう
に目標を定め、活動をしてまいります。
16/18
7.環境関連法規等の遵守状況の確認及び
評価の結果並びに違反訴訟等の有無
当事業所に適用される環境に関する法規についての遵守状況の評価の結果、逸脱はありません。
今までご説明してきましたとおり、現状は生産及びサービスの提供をする場所ではない為環境に関
する法規に関しては何種類もあるわけではなく、下記のとおり比較的簡素なものとなっておりま
す。
また、過去1年間、違反・訴訟もありません。
適応対象、
施設、設
備、作業等
法規、条
例、規制
廃棄物の処理
及び清掃に関
する法律
消防法
適用内容、規制基準など
適応条件
適応状況
処理の委託先者選択基準
事業系一般廃 法6条の2の6項
処理の委託基準
棄物
法6条の2の7項
収集・運搬・処分は許可の受けた一般廃棄
物収集・運搬業者。
並びに一般廃棄物処分業者に委託するこ
と。
市町村以外の他人に委託しないこと。
○
設備基準と点検
事務所建物倉
法第17条の3の3
庫
規則31条の4
設備基準(消火器・自動火災報知設備・屋
外消火栓設備)
総合点検: 1回/年
機能点検: 2回/年
○
8.代表者による全体評価と見直しの結果
評価及び見直し実施日
2015年5月11日
環境経営システムが有効 特に問題なく機能しており、変更などの必要性は感じられない。
に機能しているか
評 価
見直し
(変更の
必要性・
指示)
審査人に助言を受けたように、年初の「取組み自己チェック」を上手
く活用して欲しい。それ以外については、継続的に節電、節水、エコド
ライブ等に取組んでいる為問題ないと思う。
水使用量のみ未達だが、内容が水漏れだけに、節水活動だけでは改善
環境への取組は適切に実
できないので、いずれは何かしらの措置を取りたいと思う。
施されているか
それ以外の活動については、おおむね環境目標は達成されており、適
切な効果があったと思うので引き続き、環境活動に努めて欲しいと思
う。
環境方針
変更の必要性
特に必要は感じられない。
環境目標
変更の必要性
今迄、2012年度の実績値を基にしていたが、2015年度からは2
014年度の実績値に切り替える。また、二酸化炭素排出係数の見直し
も行う。
環境活動計画
変更の必要性
次年度は役員車を変更予定にしているので、燃費の改善を期待したい。
また、それ以外の活動については、特に計画変更の必要性は感じられな
い。
環境経営システム等
変更の必要性
問題は無いのでシステム等の変更は行わない。
17/18
以上が弊社の2014年度、環境活動レポートになります。
生産活動やサービス業などを当事業所は営んでいないので、環境活動で負荷を低減するには限界が
ございますが、やれる事を精一杯やりながら今後の環境活動に努めてまいります。
18/18