最上総合支庁長 阿部 清

私は最上総合支庁を含め、最上地域には16年勤務経験が
あり、ネイティブですので最上弁はニュアンスまで理解するこ
とができます。しかし、まだまだ知らない事が多いと感じてい
ます。「最上地域の良き理解者であれ」を座右の銘にして、
今年は、地域の「良さ」を探求する1年にしたいと思います。
さて、今年度の県政運営は「やまがた創生の実現」です。
中山間地域対策、森林ノミクスの加速化などが主要な施策に
なりますが、人口減少社会への対応を共通事項として、皆様と
一緒に、若者にとって魅力的な地域になるよう、一歩前進する
取組みをすすめていきます。
3 月 4 日(水)
、総合支庁講堂に
おいて、長寿の方などの知恵や知
識を県政に反映するため、「第 2
回知恵袋委員会」を開催しました。
最上地域 8 市町村の委員 8 名
と、青柳支庁長をはじめ、幹部 7
名が出席しました。最初に事務局
から来年度の県予算の概要と前回
各委員からいただいた意見等に対
する県の取り組み状況について説
明した後、意見交換を行いました。
委員からは「旅行者のニーズに
応えるよりもニーズをつくり出す
情報発信が必要」
、
「人口減少を抑
えるためにも女性に力点をおいた
職場の確保が急務」などさらに前
進した意見をいただきました。
地域振興課 29-1238
3 月 11 日(水)、ニューグランド
ホテル(新庄市)で「第 2 回最上
食産業交流会」を開催しました。
NPO 法人農商工連携サポート
センター(東京都)の代表理事で
ある大塚洋一郎氏から「6 次産業
化と販路拡大」をテーマにご講演
いただいたほか、管内 13 社と
バイヤー4 社による特産品の意見
交換会を行いました。パッケージ
や消費者ターゲットについての
アドバイス等活発な話合いが行わ
れ、早速取引に繋がった事例もあ
り大いに盛り上がりました。
農業振興課 29-1316
最上総合支庁長
阿部 清
3 月 5 日(木)
、農業大学校研修
施設「緑風館」で“にら「達者 de
菜」栽培者研修会”を開催しまし
た。東京都の市場の講師や産地研
究室、農業技術普及課職員が「天
候に負けない計画的な出荷を」、
「新しい知見や品種特性」
、「高品
質なにら生産のための注意」等を
テーマに講演を行いました。また、
昨年に新品種を栽培した生産者か
らの報告もあり、参加した 100 名
以上の生産者は真剣に聞き入って
いました。
最上総合支庁では補助等を通し
て産地支援を継続していきます。
農業振興課 29-1316
mogami ecopolis P.1
最上総合支庁では、4 つの短期アクションプランを柱に、
森と里山の文化が息づく暮らしの豊かさと
厚みのある産業が織りなすエコポリス「最上」の創造
を目指します。
最上地域再生可能エネルギー導入促進事業 4,714 千円
○ 地域特性に応じた再生可能エネルギー導入促進
最上地域高収益型農業推進事業 4,213 千円
○ 競争力の高い「最上野菜王国」の創出と「最上山菜王国」の推進
・多様な再生可能エネルギー導入のためのアドバイザーの派遣、セミナーの開催、利活用への補助
・生産者意欲向上とねぎブランドを内外にPRする「もがみねぎ産地研修大会」
・最上地域の新しい「小型家電リサイクルシステム」のイベントでの普及啓発
の開催
○ 木質バイオマスエネルギーの地域導入による産業振興
・にらの夏期の品質向上、秋期の出荷期間延長、アスパラガスの冬期促成栽培
・「木質バイオマスなら山形県最上地域」を内外にPRするシンポジウムの開催
技術の検証
・「もがみ薪ステーション」の活用推進のための新しい出材技術講習会の開催
・最上総合支庁が開発したわらびの新促成栽培技術の改良、普及パンフレットの作成
・民間事業者等による木質バイオマスに関連した産業の創出を図るための研修会
○ 地域の特性を活かした最上ブランドの形成
・生産者と民間企業等が連携して「最上伝承野菜」を活用する新しい取り組みへの補助
・需要の落ち込む夏場向け、若者向けレシピを紹介するきのこ購入促進イベントの開催
・たらの木立枯対策やそばの主力品種である「最上早生」の認知度向上・販売対策への支援
の開催
最上地域内企業等飛躍支援事業 3,644 千円
○ 地域内企業の強みや地域資源を活かした産業の振興
・高校生の管内就職を促す企業見学バスツアーと業界説明会の開催
・優良和牛増頭のための巡回相談、販路拡大のためのやまがた地鶏求評会の開催
・産学官連携のための交流勉強会「最上夜学」、
「もがみイブニングサロン」の開催
○ 有機の里「最上」の推進と多様な担い手の育成
・最上地域の地域資源を活用した商品開発等への助言、トライアル販売等のトータル支援
・新規就農者数拡大のため、農業法人等の経営力アップ、魅力ある職場づくりへの支援
・飼料用米の給与可能量が牛よりも多い豚、鶏への利用拡大を図る研修会の開催
最上地域資源活用 6 次産業化推進事業
○ 他産業と連携した振興策の推進
811 千円
・市場流通しにくい小規模な魅力ある農産物と実需者をつなげる商談会の開催
・宮城県の飲食店で最上地域の食材を使った料理を提供する「もがみフェア」
の開催
安全安心を支え交流連携を推進する基盤づくり事業
853 千円
○ 高速道十字連携軸の整備促進と道路ネットワーク強化
・整備促進を地域一丸となって訴える「最上を拓く高規格道路」
最上地域全体での人口減少対策
・雇用に関する課題解決事業の実施、企業の人材育成のための企業課題解決研修会の開催
「新庄最上定住自立圏」形成の支援、「第
日本のふるさと「最上」推進事業 2,734 千円
2 期最上地域政策研究所」の運営による広域
○ 交流拡大に向けた取組みの推進
での課題解決・施策の展開
再生可能エネルギー利活用による地域の活性化
・最上地域の自然を活かした「ブナと巨木のもがみ回廊」
豊かな地域資源である木質バイオマス利活用を
キャンペーンによる魅力発信
中心とした地域活性化・雇用の創出
農業等地域型産業の技術力・収益力の強化
収益性の高い作物の産地化・6 次産業による付加価
値化、中小企業の技術力向上・人材育成に対する支援
若者の定着・回帰の促進
地域企業・就職の魅力発信による地元就職UIJ
ターンの促進、次世代地域づくりリーダーの創出
住民がいきいきと暮らせる地域づくり事業 3,192 千円
妊娠・出産・子育ての支援
○ 子育てや結婚を地域で支える環境づくり
妊娠・出産を含めたライフプランを考える
・発達障がい児の早期対応、支援のための医師等による保育所等への巡回相談の実施
きっかけづくりや子育て情報提供・
サービスの充実
・妊娠、出産に対する正しい知識の普及を図るためのカフェ及び講演会の開催
建設促進合同大会の開催
○ 多様な能力を発揮できる社会の形成
・女性が輝ける社会づくりを目指すモガジョ団体の自主プロジェクト
○ 災害時の対応力強化
・自主防災組織の設立を推進するため、必要性や具体的な手法を学ぶワークショップの開催
・災害時の危険箇所を確認するフィールドワークの開催とハザードマップの作成支援
○ 地域医療を支える人材の確保
・医療従事者を目指す意識を醸成するための中学生向け講演会、
高校生向け座談会等の開催
の実施
○ 心身ともに健康に暮らせる地域づくり
・受療率の高い糖尿病の予防啓発のためのバランス弁当レシピ集(仮称)の作成
○ 地域づくり活動の促進と人づくり
・若者による地域づくり活動の取材・体験を通した情報誌の発行
・「遊学の森」活動体験ボランティアを育成する自然環境教育マイスター養成
講座の開催
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山形県議会議員選挙が行われます
狂犬病予防注射を忘れずに!
【投 票 日】 4 月 12 日(日)
午前 7 時から午後 8 時まで
4 月から 6 月は狂犬病予防注射の実施時期となり
ます。各市町村で集合注射を行いますので、お住ま
いの市町村の広報誌やホームページなどで日程を確
認し、忘れずに注射をしましょう!
飼い犬の登録と狂犬病予防注射は、法
律で義務付けられており、室内犬を含む
全ての飼い犬が対象となります。
保健企画課生活衛生室(最上保健所)29-1261
※一部の投票所では投票時間を変更している場合があります。
【期日前投票】 4 月 3 日(金)~11 日(土)
午前 8 時 30 分から午後 5 時まで
大切な一票です。
忘れずに投票しましょう。
総務課 29-1206
最上地域「緑の募金」街頭キャンペーン
山火事防止運動が始まります
最上総合支庁、新庄市、緑の少年団並びに新庄市
内各高等学校ボランティアが連携し、
「緑の募金」に
よる身近な緑化活動を広く県民の皆様に PR するた
め、
「緑の募金」街頭キャンペーンを行います。
【日時】平成 27 年 4 月 26 日(日)13:00~14:30
【場所】新庄市ゆめりあ正面入口
ヨークベニマル新庄店
マックスバリュ新庄店入口
森林整備課 29-1350
山火事のピークは 4 月~6 月となっており、農作
業などのたき火の不始末が主な原因です。そこで最
上総合支庁、山形森林管理署、市町村、最上広域市
町村圏事務組合消防本部、森林組合等と連携して下
記のとおり山火事防止キャラバンを行います。
【日 時】平成 27 年 4 月 21 日(火)9:45~17:00
【ルート】総合支庁出発、管内各市町村を 2 ルート
で巡回し、16 時~新庄市内スーパーで広報活動実施
森林整備課 29-1350
一般国道 47 号の一部が県道になります
新庄市大字鳥越地内~新庄市大字福田地内
間の一般国道 47 号新庄南バイパスの旧道区
間(延長約 3.8km)が、平成 27 年 4 月 1 日よ
り、国の管理から山形県の管理に変わります。
詳細は、右図をご覧ください。
なお、道路に関する問合せは、下記にお問
合わせください。
路線名:県道 318 号
一般県道新庄長沢尾花沢線
道路計画課 29-1397
平成 27 年3月 31 日まで
平成 27 年4月1日から
凡 例
凡 例
国で管理
国で管理
県で管理
県で管理
新しく県で管理
4 月のイベント情報
新入学、新学期、新社会人!新しい友達とお花見へ出掛けよう!
イベント名
日にち
場 所
大堰・鯉の放流
4 月 24 日(金)
大 堰 ( 金 山 町 )
真室川梅まつり
新庄カド焼まつり
4 月 26 日(日)
~5 月 6 日(水)
4 月 29 日(水)
~5 月 5 日(火)
真室川公園(真室川町)
最上公園(新庄市)
発行日: 平成27年4月1日
発行元: 山形県最上総合支庁総務企画部総務課総合案内窓口
電
H
話: 0233-29-1360 FAX: 0233-23-2605
投票所に一番乗りした人に与えられる特権で、投票箱に
何も入っていないことを確認できる「零票確認」って知
ってる?早起きして投票へ出掛けてみよう。
P: http://www.pref.yamagata.jp/ou/sogoshicho/mogami/314001/eco-polis.html でもご覧いただけます。
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