平 成 27 年 5 月 15 日 会 計 管 理 局 公金管理ポリシー及び平成 27 年度公金管理計画の策定について 会計管理局では、「公金管理ポリシー」及び「平成 27 年度公金管理計画」を策定 しましたので、お知らせします。 公金管理ポリシー及び平成 27 年度公金管理計画策定にあたっての基本的な考え方 ○ 平成 14 年に策定した「資金管理方針」及び「都におけるポートフォリオ」から既に 10 年 以上が経過し、この間、世界的な超低金利状況や国内の金利状況の変化など、都の公金 を取り巻く国内外の環境は大きく変動いたしました。 ○ ポイント ○ こうした環境の変化に柔軟に対応するため、現行の「資金管理方針」を一部見直して、 新たに「公金管理ポリシー」を策定し、あわせて、運用商品の多様化の視点から、運用 商品の具体的な管理・手法を定めた「平成 27 年度公金管理計画」を策定いたしました。 ○ なお、「安全性・流動性・効率性の確保」という公金管理の基本原則には、一切変更は ありません。 ○ 平成 27 年度公金管理計画における具体的な対応方針 1 歳計現金等(平成 27 年度 年間平均残高見込み 9,700 億円程度) 日々の支払いに備えるための支払準備金は流動性預金で保管した上で、余裕資 金については、定期性預金を基本として可能な限り長い期間保管します。 2 基金(平成 27 年度 年間平均残高見込み 30,000 億円程度) ・運用にあたっては、各基金の設置目的や積立と取崩の計画等を勘案して、運用 期間及び運用商品の設定を行います。 ・新たに「金銭信託」、「円建て外債」・「ユーロ円債」での運用を開始します。 また、預金入札の競争性を強化するため、新たに外国銀行も入札対象とします。 ・基金のポートフォリオは、預金 75%、債券 22%、金銭信託 3%を想定します。 3 準公営企業会計資金(平成 27 年度 年間平均残高見込み 5,000 億円程度) 日々の支払いに備えるための支払準備金は流動性預金で保管した上で、余裕資 金については、定期性預金を基本として可能な限り長い期間運用します。 ○ 別添資料 「公金管理ポリシー」及び「平成 27 年度公金管理計画」 問い合わせ先 会計管理局 管理部 公金管理課 電話03-5320-5918
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