詳細・申込書(805KB

宮
崎
遺
産
保 存
活用
地域に眠る歴史文化遺産(宮崎遺産)を
(一社)宮崎県建築士会
発見し、保存し、活用する能力を持つ
電話: 0985(27)3425
FAX : 0985(27)3698
電子メール: [email protected]
http://hmmiyazaki.blogspot.jp/
ヘリテージマネージャーを目指しませんか!
ヘリマネ宮崎
第二期
で
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<趣旨>
宮崎県ヘリテージマネージャー養成講習会
時代は今や、スクラップ・アンド・ビルドからストックの活用へと移行しつつあ
り、平成20年には、「地域における歴史的風致の維持及び向上に関する法律
第二期 宮崎県ヘリテージマネージャー養成講習会
実施委員会
委員長
(歴史まちづくり法)」が施行されています。
こうしたことから、地域固有の文化的な価値のある、身近な歴史的建造物を
発見し、その保存・活用について協力と助言を行う能力を持つ人財(ヘリテー
柴 睦巳 (柴設計)
ジマネージャー)が、地域の特性を活かしたまちづくりに社会貢献していくこと
副委員長 葛迫 和人 (コギト)
が求められています。
委員
有田 邦弘 (有田設計)
委員
梅下 圭太 (宮崎県)
委員
川越 祐子 (フリーライター)
建造物の保存活用に係る専門家育成・活用のためのガイドライン」を参考に、
委員
佐藤 貴弘 (貴建築設計)
文化庁(※1)や宮崎県と連携しながら、ヘリテージマネージャー養成講習会
委員
田中 悦子 (弓削建設)
(※2)を実施することにより、地域特性を反映した宮崎ならではの風景を創出
委員
谷口 学
(宮崎市)
委員
七川 淳
(七川淳建築設計)
委員
松下 宏 (松下設計)
委員
山下 幸秀 (宮崎県)
委員
吉原 直弥 (高野建設)
委員
藤本 典昭 (宮崎県教育委員会)
(一社)宮崎県建築士会は、(公社)日本建築士会連合会が定める「歴史的
し、誇りの持てる地域づくりに貢献していきたいと考えています。
ぜひとも、皆様のご協力、ご支援をよろしくお願いいたします。
※1 文化庁 平成27年度 文化芸術振興費補助金の交付事業(予定)
※2 後援(予定) 宮崎県 宮崎県教育委員会 宮崎市教育委員会
日南市教育委員会 諸塚村 椎葉村 美郷町
第二期
期
宮崎県ヘリテージマネージャー養成講習会の概要ヘ
間:平成27年6月~平成28年1月
原則 月2回
延べ15日間(60時間)
土曜日午後を予定
日程表 :詳細はカリキュラム及び日程表を参照のこと
なお、講師は依頼予定の方であり、日程調整等で変わる場合もあります。
募集人員:専門家
約30名(一級建築士・二級建築士・木造建築士等)
一 般 約
5名(歴史的建造物の所有者・管理者・関心のある方)
(注)公開講座は、だれでも聴講できますが、会場や資料の都合のため、
事前申込みが必要です。
受講料 :専門家 宮崎県建築士会員
3万円
会員外 3.5万円
一 般 1万円(受講内容には演習は含まれませんのでご了承ください。)
池田家住宅(宮崎市別府町)
二見家住宅(宮崎市高岡町)
(注)諸塚村「やましぎの杜」の宿泊体験料は別途実費が必要となります。
なお、上記の受講料は文化庁の文化芸術振興費補助金を前提に算出しており、3月末
に予定の内示結果を受けて金額は見直される場合があります。
その他 :養成講習会で全ての講座を修了された方(専門家)は希望により、(一社)宮
崎県建築士会「宮崎県ヘリテージマネージャー」の登録名簿に登載されます。
:CPDの対象となります。
I
宮
崎
遺
産
保存
活用
ヘリテージマネージャー養成講習会
カリキュラムの概要
1 総括指導
オリエンテーション
1時間
2 講義
基礎知識
ヘリテージマネージャーと
は
13時間
技術編
建築修復の技法・工法
14時間
まちづくり編
環境計画
8時間
登録文化財
演習Ⅰ
8時間
指定文化財
演習Ⅱ
8時間
まちづくり編
演習Ⅲ
7時間
日南文化センター(日南市)
●カリキュラムの構成
●総括指導
1時間
●講義
基礎知識
13時間
技術編
14時間
まちづくり編
3 演習
8時間
●演習
登録文化財
8時間
指定文化財
8時間
まちづくり編
7時間
●討議
4 討議
レビュー
1時間
計
60時間
1時間
氏名
講師陣
大学教授等
文化庁の建造物担当者
所属等
藤森 照信
東京大学名誉教授
日本近現代建築史、都市史研究の第一人者であり、
独創的な建築を創り続ける建築家
後藤 治
工学院大学 教授
日本建築史、歴史的建築物の保存修復の研究
「世界文化遺産」地域連携会議の役員でもある
伊東 龍一
熊本大学 教授
日本の伝統的な建築や都市(町並み)の調査と研究
稲用 光治
県立都城工業高等学校 教頭
日向の石倉をはじめ、九州の石造建造物等を研究
矢房 孝広
諸塚村産業課長
諸塚村の森の古民家を再生し、農林業体験交流イベ
ントを通して、地域の活性化を推進
中島 孝行
中島孝行アトリエ 代表
八女町並みデザイン研究会において、歴史的文化遺
産を生活に活かすマネージメントを実践
西川 英佑
文化庁 文化財部参事官付
震災対策部門技官
全国各地の文化財建造物耐震対策を推進
前田 豪
リージョナルプランニング
代表
全国各地の「観光からのまちづくり」の仕掛け人
西米良村など県内各地の地域おこしにも深く関わる
木藤 亮太
テナントミックスサポートマネー
ジャー
油津商店街の地域に根付いて、空き店舗の再生を実
践するなど、サポマネとしてまちづくりに取組み中
文化財保存の専門家
日本建築学会会員
地域おこし推進者
宮崎県文化財担当
宮崎市文化財担当
宮崎県建築担当
※ 主な講師の予定(順不同)を掲載
会場
池田家住宅主屋(宮崎市別府町)
プロフィール
公開講座(5講座)
初回の開所式は、県庁本館講堂を予定
・建築修復の技法・工法、伝統的建築物
講義は、通常、JAアズムや県総合博物
概論について
館研修室などで行う予定
・歴史的建造物を活かした地域おこし、
演習は、次の実習会場を予定
まちづくり活動史について
宮崎市別府町
池田家主屋
・歴史的文化遺産を生活に活かすマネージ
宮崎市高岡町
二見家住宅
メントについて
宮崎市神宮
民家園
・近現代建築物について
日南市
日南文化センター
・宮崎の文化財+α、伝統的石造建築物につ
諸塚村
やましぎの杜 等
いて
II
宮
崎
遺
産
保 存
活 用
ヘリテージマネージャー養成講習会
日程表(予定)
日程
第1限
13:00~
6月 6日 開講式
オリエンテーション
第2限
14:00~
ヘリテージマ
ネージャーと
は・・・
第3限
15:00~
第4限
16:00~
〃
兵庫県の取組
修復概論
6月20日 建築修復の技法・工法
〃
伝統的建築物と耐震補強
環境計画
文化財と防災
〃
7月 4日 建築修復の技法・工法
伝統的建築物の技法
〃
建築修復の技法・工法
構造形式・名称
伝統的建築物の技法
〃
7月25日 演習Ⅱ-1
〃
文化財保護事業事例
二見家住宅
〃
ヘリテージマネージャー
歴史的文化遺産を生活に
活かすマネージメント
〃
〃
〃
公開講座
8月 8日 建築基準法の歴史
現行法と文化財修理
〃
公開講座
8月29日 建築修復の技法・工法
近現代建築物
公開講座
(日南文化センター)
9月12日 演習Ⅲ-2
景観まちづくり
〃
私が「見つけた宮崎遺産」
として、地域に眠る身近な歴
史的建造物に光を当てて、
後世に引き継ぎませんか!
第一期受講生
ヘリテージマネージャー
に期待される効果
●
〃
景観まちづくりの事例 〃
鶴富屋敷、十根川集落
●
●
9月13日 演習Ⅲ-1
古民家再生の活用
(やましぎの杜)
〃
9月26日 演習Ⅱ-2
指定文化財の修復法
〃
現場視察
西の正倉院
神門神社本殿
〃
現場視察
黒木家・藤田家
〃
●
●
●
●
10月24日 宮崎県の文化財+α
〃
公開講座
伝統的石造建築物
日向の石倉
〃
●
11月 7日 演習Ⅰ-1
登録文化財調査等
〃
実習調査
池田家
〃
11月21日 演習Ⅰ-2
池田家住宅の報告書
〃
ヘリテージマネー
ジャーの展開(討議)
〃
12月 5日 歴史的建造物を活かした地
〃
まちづくり活動史
油津商店街
〃
〃
歴史的文化遺産の転
用・活用マネージメント
〃
〃
〃
閉講式
公開講座
域おこし
12月19日 各種補助事業
文化財保護法概説
1月16日 演習Ⅲ-3
私が見つけた歴史的建造物
県内の歴史文化遺産の掘
り起こし
まちなみ保存等、景観まち
づくりの推進
記紀編さん1300年の後押
し
宮崎らしさを活かしたまち
づくりの推進
地域に対する誇りと愛着
空き家や古民家の利活用
による地域活性化
災害時の歴史的建造物の
保全
伝統技法の若手技術者へ
の関心の呼び起こし
等
石倉
III
椎葉の民家(宮崎市神宮)
(高千穂町)
宮
崎
遺
産
保 存
活用
ヘリテージマネージャーの基礎知識
●
ヘリテージマネージャーとは
・地域に眠る歴史文化遺産を発見する。
・地域に親しまれてきた歴史文化遺産を保存する。
・さまざまな歴史文化遺産を活用し、地域のまちづくりに活かす。
このように地域に眠る歴史文化遺産を発見し、保全活用する能力を持った人財を「ヘリテージマネージャー(歴史的建
造物の保全活用に係る専門家)」と呼びます。
●
ヘリテージマネージャーの生い立ち
阪神・淡路大震災で被災した歴史文化遺産の保全という課題に対応するため、兵庫県では全国に先駆けて、平成13
年度から(社)兵庫県建築士会と連携して建築士を対象に「兵庫県ヘリテージマーネージャー養成講習会」を開講すると
ともに、地域の歴史的建造物の保全等を期待する「ヘリテージマネージャー」登録制度を発足しています。
その後、他県でも同様の取組が広がってきたことから(公社)建築士会連合会では平成24年10月に地域ネットワーク
の全国的な連携と情報交流を主な目的として、全国ヘリテージマネージャーネットワーク協議会を設立し、「歴史的建造
物の保全活用に係る専門家(ヘリテージマネージャー)育成・活用のためのガイドライン」を行動指針として示しています。
●
ヘリテージマネージャーの役割
ヘリテージマネージャーの対象となる建造物として、神社、仏閣、教会、お城、武家屋敷、民家、そして日本の近代化を
支えた生産施設等があげられますが、身近な歴史的建造物というとらえ方は、ヘリテージマネージャーそれぞれの判断
によるものであり、その見立てにより、今まで見向きもされなかった建造物に光を当てることになります。
●
ヘリテージマネージャーの育成目標
平成26年度から3年間で約100名程度のヘリテージマネージャーを育成し、これらの方々が地域固有の風景を創出
するなど、誇りの持てる地域づくりに貢献していくことを期待しています。
お申込み方法について
受講ご希望の方は、必要事項をご記入の上、FAX又はメールにてお申込み下さい。
受講のお申込み・お問い合わせは・・・
【申込先】 (一社)宮崎県建築士会 FAX:0985-27-3698 メール:[email protected]
【締切日】 平成27年5月8日(金) ※ 定員になり次第締め切ります。
※ 申込まれた方には、受講料納付案内書をFAX又はメール致します。(納付期限:5月15日(金))
IV