平成27年度産から見直されます大豆等の共済金について

平成27年産の畑作物(大豆)から、経営所得安定対策
が見直され、営農継続支払が数量払に含まれます。これに
ともない、畑作物(大豆)の共済金も平成27年度から
見直され、共済単価が選択できるようになります。
大豆の共済単価が高い設定(323円)
※交付農業者の金額:分岐点の超える部分に被害がある場合、高い補償を受けられますが、
分岐点を下回る部分については低い補償しか受けられません。
大豆の共済単価が低い設定(114円)
※上記以外の生産者の金額:低い補償しか受けられませんが、掛金は高い補償の約3分の1となります。
交付農業者の金額
種子用の金額
上記以外の生産者の金額
323円
378円
114円
単位当たり共済金額の選択
291円 258円 226円 194円 114円
340円 302円 265円 227円
103円 91円
80円
68円
○平成27年産 補償のイメージ
103円
91円
80円
68円
平成26年産までの補償のイメージ
分岐点
加入方式
基準共済掛金率(H26年産)
基準共済掛金率(H27年産)
分岐点
全相殺方式
12.2%
11.1%
108kg/10a
半相殺方式
9.6%
9.3%
122kg/10a
一筆方式
9.0%
8.9%
139kg/10a
共済掛金の目安 (323円を選択した場合)
掛金の 55%は国が負担します。したがって組合員(加入者)の負担する
共済掛金は共済金額(補償額)に畑作物基準共済掛金率を掛けた 45%相当
額 となります。
10a あたりの共済掛金の目安は?
例
基準収穫量 150kg、交付申請者(1kg 当たり共済金額 323 円※1)の場合
掛金率は 平成 27 年産畑作物(大豆)共済の当事務組合掛金率を 採用
全 相 殺 方 式 (加入者ごとに基準収穫量の9割を補償 おすすめの方式です)
共済金額(補償額)
43,605 円
方式別の掛金率
×
11.1%
× 0.45 = 2,178 円 / 10a あたり
(323 円×150kg×0.9 の補償割合=43,605 円)
(2,298 円/ 10a あたり賦課金込※2)
半 相 殺 方 式 (加入者ごとに基準収穫量の8割を補償)
共済金額(補償額)
38,760 円
方式別の掛金率
×
9.3%
× 0.45 = 1,623 円 / 10a あたり
(323 円×150kg×0.8 の補償割合=38,760 円)
一 筆 方 式
(耕地一筆ごとに基準収穫量の7割を補償)
共済金額(補償額)
33,915 円
(1,743 円/ 10a あたり賦課金込※2)
方式別の掛金率
×
8.9%
× 0.45 = 1,358 円 / 10a あたり
(323 円×150kg×0.7 の補償割合=33,915 円)
(1,478 円/ 10a あたり賦課金込※2)
※1
1kg 当たりの共済金額は 323 円 となります。
※2
組合員(加入者)負担分とは別に 10a あたり、120 円の賦課金が上乗せされます。
共済掛金の目安 (114円を選択した場合)
掛金の 55%は国が負担します。したがって組合員(加入者)の負担する
共済掛金は共済金額(補償額)に畑作物基準共済掛金率を掛けた 45%相当
額 となります。
10a あたりの共済掛金の目安は?
例
基準収穫量 100kg、交付申請者以外(1kg 当たり共済金額 114 円※1)の場合
掛金率は 平成 27 年産畑作物(大豆)共済の当事務組合掛金率を 採用
全 相 殺 方 式 (加入者ごとに基準収穫量の9割を補償 おすすめの方式です)
共済金額(補償額)
10,260 円
方式別の掛金率
×
11.1%
× 0.45 = 513 円 / 10a あたり
(114 円×100kg×0.9 の補償割合=10,260 円)
(633 円/ 10a あたり賦課金込※2)
半 相 殺 方 式 (加入者ごとに基準収穫量の8割を補償)
共済金額(補償額)
9,120 円
方式別の掛金率
×
9.3%
× 0.45 = 382 円 / 10a あたり
(114 円×100kg×0.8 の補償割合=9,120 円)
一 筆 方 式
(耕地一筆ごとに基準収穫量の7割を補償)
共済金額(補償額)
7,980 円
(502 円/ 10a あたり賦課金込※2)
方式別の掛金率
×
8.9%
× 0.45 = 320 円 / 10a あたり
(114 円×100kg×0.7 の補償割合=7,980 円)
(440 円/ 10a あたり賦課金込※2)
※1
1kg 当たりの共済金額は 114 円 となります。
※2
組合員(加入者)負担分とは別に 10a あたり、120 円の賦課金が上乗せされます。