レーザ結晶 Ti:Al2O3 結晶 チタニウム・ドウプ・サファイヤ結晶(Ti:Al2O3) Ti:サファイヤ結晶は、高利得で高出力の超短パルス発生や広帯域波長可変レーザ用のレーザ媒質として広く 利用されています。660nmから1050nmの広い波長域でレーザ発振するので、従来の色素レーザにとって替わっ ています。 温度勾配法(Temperature Gradient Technique:TGT)と Induction Thermal Field Up-shift Method(IFUM) の結晶成長技術に基づいて、CASIX 社では大型サイズ(φ 120 × 75mm)で、高ドーピングレベル(0.4wt% ま で)、高光学品質の Ti:サファイヤ結晶の製造に成功しました。チョクラルスキー法(CZ)で成長させた高性能 指数の Ti:サファイヤ結晶も提供できます。 基本特性 化学式: Ti3+ : Al2O3 結晶構造: 格子定数: 六立方晶系 a = 4.748, c = 12.957 屈折率: 密度: 1.76 @ 800 nm 3.98 g/cm3 モース硬度: 9 比熱: 0.42 W •s /g /K 融点: 熱伝導性: 蛍光寿命: 波長可変域: 2050℃ 25 W /m / K 3.2 µs (T = 300 K) 660∼1050nm、ピーク@795nm 吸収帯域: 400∼600nm、ピーク@488nm 標準製品仕様 配向: 光軸 c ロッド軸に対して直角 Ti2O3 濃度: 0.03∼0.48 wt% 性能指数(FOM): > 200 端面形状: 平面/平面またはブリュウスター/ブリュウスターのカット端面 平面度: λ /10 @ 633 nm 平行度: 10 arc sec. 表面仕上げ: 10 /5 スクラッチ&ディグ MIL-O-13830A 波面歪み: λ/4/インチ 他の仕様のTi:サファイヤロッドおよびスラブ、ARコーティングもご要求に応じて供給でき ます。 N-41
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